学校のブログ
9/2 どうしたらわかりやすい授業ができるのか。
先生の仕事の一丁目一番地は、「授業」です。ただ授業をするだけでなく、子どもたちにわかりやすい授業をすることが求められます。
9月2日に、4年生のわり算の授業を先生方みんなで見て、どうしたら分かる授業になるのかを研究しました。
子どもですから、先生に向かって「先生の授業がさっぱりわかりません。お願いですから、ぼくにもわかるように教えてくれませんか?」なんて言えません。
ですから我々教師は、子どもの様子から「勉強がわからない・・・」にいち早く気づいてあげなければなりません。そしてどう教えたらその子が分かるのかを分析しなければなりません。
9/1 1年生、立派!!
本日は、千歳市全小中学校の先生方の研究会がありました。それぞれの先生が専門部会(国語とか算数など)に所属していて、その中の選ばれた(推薦もしくは立候補)一人の先生が授業するのを皆で見に行って、その授業はどうであったのかを話し合う協議会です。
支笏湖小の1年生の先生が「生活科」で授業をすることになったので、15人くらいの他校の先生方が遥々支笏湖小に足を運んだのです。2名しかいない児童の授業に対して、他の先生方はどのように感じたのでしょうか。
【前半は体育館で、釣りゲームや輪投げをした授業でした。後半は、教室に戻って座学です。真剣さと緊張感が入り混じった表情がイイですね~】
担任の先生、お疲れさまでした!! 授業後にどんな話が他校の先生方から出たのかを教えてくださいね。
第77回 支笏湖連合大運動会プログラム
本校の運動会は他校と異なり、例年9月の中旬から下旬に実施しています。午後からは第二部として、地域が中心となって運営等を行います。
8/28 花壇の草とり(5・6年生)
夏休み中にぼうぼうに伸びていた草をとりました。昨年度は、業務技師さんにお任せだったのですが、今年度は反省し、子どもたちが作業しました。
【つい最近までのあの暑さは、何処に行ったのでしょうか。 支笏湖小は涼しい1日でした。】
8/26 今日から「第二節」はじまり!!
初日から支笏湖小は大雨に見舞われましたが、逞しい支笏っ子は、どこ吹く風。元気な挨拶の声や笑い声が、また学校に戻ってきました。全校集会の様子をお伝えします。
【野鳥の絵画コンクールで6年生1名と、1年生の二人が、〖優秀賞〗をいただきました。おめでとうございますパチパチ】
【今回の作文発表は、4年生です。小樽のドリームビーチに行ったことが、生き生きと表現されていました。真夏の暑さが伝わってきました。聞いている子どもたちも心から拍手をしていました。】
【本校は昨年度の冬から、自由研究や作品への取組は自由になりました。それでも三人の子どもたちが取り組んできたので、発表してもらいました。 あれ?しばらく会わないうちに、話し方が上手になっているのはなぜ?】
今日は、全員はそろいませんでしたが、日焼けしてちょっぴり背が高くなっていた子どもたちに会うことができてうれしくなりました。
明日からまた、仲間と先生方と一緒に思いっきり勉強していきましょう。わからなかったことがわかるようになる。こんな楽しいことが学校で毎日体験できるのです。
8/25 断捨離終了!!
本日、夏休みの最後の日。午前9時から3種類の会議が終わった午後14:00から、廊下に並べてあった捨てるものものを先生方みんなで別の建物へ移動しました。リヤカーや車を使って和気あいあいと楽しく作業しました。
「昔の先生方の引っ越しを思い出すね。」と盛り上がっていました。
【明日久しぶりに子どもたちが登校するので、メイン廊下をきれいにしました。】
【オオルリ教室の教材見本等も先生方の知恵と工夫で、活用しやすくなりました。テプラーも新たに作ってくれました。】
【廊下から見た例の放送室です。素敵です!!】
8/22 先生方全員で断捨離しました!!
先生方が全員揃ったので、断捨離の大詰めをしました。廊下に並んでいる数々の物品等を先生方で「使う」「もう使わない」という判断を話し合いました。
みんなの職場をみんな全員で整理整頓、断捨離するということはなかなか実現しないものです。支笏湖小学校ではこの日実現できました。
職員室の棚に入っていた数々の学習問題集なども「自分は、たまに使っているよ。」「私一度も使ったことありません。」「ハイ、捨てられません。アハハ」など盛り上がっていました。
やはり、自分の家もそうですが、職場もきれいにすると心も体もスッキリします。「自分の家のように学校もきれいにしよう。」する意識が大切です。そのような先生の意識が児童生徒に影響を与え「え? このゴミ拾えって? このごみは私が出したものじゃないから嫌です。」という子どもたちが少しづつ減っていくことでしょう。
来週の火曜日から子どもたちが31日間ぶりに登校します。子どもたちは、学校がよりきれいになったことに気が付くでしょうか?そんなワクワクを抱きながら、支笏っ子を全職員で笑顔で迎えようと思います。
夏休みの断捨離、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
次の学習指導要領に向けた議論が本格化
学習指導要領は10年ごとに作られている。次期学習指導要領をどんな内容にするべきかという今後のスケジュールが既に決まっている。
①令和7年~8年~文科省からの諮問を審議、中間まとめ
②令和8年~中教審から文科省への答申
③令和9年~11年~移行措置の実施
④令和12年~小学校から順次全面実施
現在、新学習指導要領に向けての審議内容のポイントは、
①4つのポイントの継続強化
「社会に開かれた教育課程の実現」「三つの柱等の資質・能力の育成」「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改革」「カリキュラム・マネジメントの推進」
②教科の再編、内容の精選、重点化
・・・しかし、学校現場の実感はいわゆるカリキュラム・オーバーロードであり、子供たちは余裕のない学校生活を送り、学校に魅力を感じなくなっている。いじめや不登校は増加の一方であり、教員の病気休暇等も増加し教職希望も減少の一方である。その一因に現在までの学習指導要領の在り方がある。
③探求的な学習・体験的な学習の重視
実社会・実生活の諸課題から問題を見出し、各教科で身に付けた知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体的に学習に取り組む態度、見方・考え方などを活用したり発揮したりして、探求的な学習を子供自ら推進する学びはこれからの子ども達に身に付けさせたい資質・能力の育成に欠かせない。
④「特別活動」の重視
話し合いによって問題解決する力の育成が今こそ重要である。
⑤生き方、哲学の教育の重視
翻って我が国の子どもを見ていると知識は持っているもののその子なりの生き方や哲学を感じることが薄い。
⑥教師の研修環境の向上
望ましい学習指導要領が改訂されても、これを実現する教師に力量が伴わなければ元も子もない。
中教審の答申を待って、「そうなんだ」と他人事にするのではなく、各校で自分事に「文科省からこういう諮問が出たが、本校の実践を鑑みたとき、どんな答えを出したらよいだろうか。」と、教員みんなで考える必要があります。
ひと学級の人数
ひと学級の児童の上限を35人とする「35人学級」が、令和7年4月、全国の小学校の全学年にようやく行き渡りました。
平成23年に小学校1年生のみが35人となりますが、他の学年はそのままでした。小人数学級の導入は教育界の長年の悲願でした。コロナ禍の「3密」回避が大きな要因でした。
中学校では40数年前の基準「上限40人」のままの状態が続いています。
『生きる力』とは?
「生きる力」とは、現行の学習指導要領で重視されている中心的な考え方で、以下の3つの資質・能力から成り立っています。
〇知(知識・技能)
社会の変化に応じて必要となる基礎的な知識や技能を身につけ、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決できる力。
〇徳(豊かな人間性)
他人を思いやる心や感動する心、自律性、協調性、他者とのコミュニケーション能力など、豊かな人間性と社会性。
〇体(健康・体力)
健康でたくましく生きるための体力や生活習慣、心の健康。
また、「生きる力」は次のような能力も含みます。
☆論理的に考えたり自分の意見を表現する力
☆対話的・協働的に学ぶ力
☆自己理解や自己管理、目標設定、問題解決、意思決定、計画実行などのライフスキル
☆他者の立場や多様な価値観を理解し、共生する姿勢
☆困難に対してしなやかに立ち向かうレジリエンスや、社会とよりよく関わろうとする意欲
要するに、「生きる力」とは知・徳・体のバランスの取れた全人的な力であり、変化の激しい現代社会をたくましく生き抜くための総合的な資質・能力です。
ただ、☆の2番目の対話的・協働的に学ぶ力ですが、支笏湖小学校のように各学級2人~3人という小規模校では、【いつも同じ人との対話・・・】ということになってしまいます。これが、小規模校の悩みの種なのです。