学校のブログ
6/18 ヒメマス『ヒレ切り』体験
昨年度も説明しましたが、ヒメマスのヒレに切れ目を入れて、何かのタイミングで釣れたときに「あの時のヒメマスだ。」とわかる体験学習です。毎年切れ目を入れる場所を変えているようで、今回はお腹の下のヒレでした。
【面倒見の良い6年生二人にあっぱれです。先生に指示されなくても、1年生の支援をさりげなくしてくれます。】
【「私はある形で切れ目を入れました。どこかで出会うことを楽しみにしています。さあ、支笏湖まで泳いでいくんだよ。振りかえってはいけないよ・・・グスッ(別れの涙)」】
【みなさんが切れ目を入れたヒメマスに次に出逢えるのは、みなさんがいくつになっている頃でしょうか。もしも出逢ったとしても、ひれ切りをしたことを覚えているのでしょうか。どうかみなさん、少年のような清んだ心を持ち続ける、そんなロマンティックな大人になってください。】
【追伸】
3~4年後くらいに適した大きさになり、食卓等でお目にかかれるという話ですが、実際は、調理する時さばいたりするため、どの箇所のヒレが切れているかは判断できかねるようです。まるごと出てくる料理であれば、わかるかもしれません。いづれにしても、淡い夢のあるストーリーです。
6/17 森林学習①~枝打ちに挑戦
『枝打ち』とは、幹の部分を育ちやすくするために、そして日光が地面まで行き届くために枝葉を切ることです。この授業はもう何年も前から続いている他校(よそ)では見られない支笏湖小独自の総合的な学習の時間です。学校からジャンボタクシー1台とノーマルタクシー1台で出発しました。
【説明も聞いたし、出発進行!! よろしくお願いしまーす!!】
【さあてと、どこから切ろうかのー】
【このスペースだけ木が生えていなかったので、気になりました。そこで自分たちが木になりました。】
文部科学大臣メッセージ
文部科学大臣メッセージ
~給特法等改正法の成立に当たり、国民の皆様へ~
本日、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる「給特法」等の改正法が成立いたしました。関係する皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。
これまで、我が国の学校教育が世界的にも高い成果をあげてきたのは、子供たちのために日々尽力されている教師の皆様の献身的な努力と、地域や保護者の皆様をはじめ、子供たちを支えるすべての皆様のご理解とご協力の賜物であり、心から感謝と敬意を表します。
近年、学校・教師が担う業務が増加し、依然として長時間勤務の課題があります。文部科学省としても、現在の状況を改善しなければ、教師の担い手が失われ、教育の質の低下を招きかねないと強い危機感を抱いています。
「教育は人なり」と言われます。教育の要である教師の皆様が日々活き活きと子供たちに向き合い、その意欲と専門性を最大限に発揮できるよう、改革を加速して進める必要があります。
今回の法改正では、約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します。教師の高度専門職としての職責にふさわしい処遇とすることは、教師の社会的評価を高め、教育という営みそのものに対する敬意のある社会とするために必要なものです。
また、働き方改革の取組の「見える化」を実現し、様々な主体が協働して働き方改革を推進する仕組みを構築します。文部科学省は今後速やかに、働き方改革の具体的な方策を明らかにした指針を策定し、教育委員会や学校を支援してまいります。
さらに、学校の人員体制の充実に向けた教職員定数の計画的な改善や、学校や教師を不当な要求などから守り、安心して教育活動に専念のできる環境づくりなども進めます。
教師の皆様が、「「働きやすさ」と「「働きがい」を感じられる職場環境を実現し、より多くの方々に教職を目指していただけるよう取り組んでまいります。
文部科学省は皆様と力を合わせて、この改革に取り組んでまいりたいと考えております。
取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません。関係者の皆様におかれましては、今回の法改正も契機として、より一層の改善に向けた取組をお願い申し上げます。
また、教育環境の整備は、地域総がかりで進めていただく必要があります。各地方公共団体の首長の皆様におかれましては、地域の将来を担う人材を育てる学校を支えるため、総合教育会議の場なども通じて、福祉部局等の関係部局や地域の皆様との連携・協働を促進いただくよう、切にお願い申し上げます。
そして、地域や保護者の皆様におかれましては、これまでもコミュニティ「・スクールなどを通じて、学校の教育活動にご参画いただいていますが、教師が教師でなければできない業務に注力できるようにすることが、子供たちへのより良い教育につながることをぜひご理解いただき、さらなるご協力をお願い申し上げます。
皆様方のより一層のご理解・ご協力を、重ねてよろしくお願い申し上げます。
令和7年(2025年)6月11日
文部科学大臣 あべ 俊子
6/9 「う~み」さんの来校
6月9日に「う~み」さんという歌手の来校がありました。
明るい笑顔とは対照的に、かなりの苦労をされた方で、その話は心に響きました。
〖う~みさんの生い立ち〗
幼少の頃歌手を夢見ていたが、自身の持つ“絶対音感”と“どんな曲でも一度聞けばその場で演奏ができてしまう”という非凡な能力があるために周囲に溶け込めず、音楽から離れてしまいました。
その後、バスケットボールの世界に没頭するも練習中の事故で頚椎損傷、全身に障がいを持つ身となりました。
生きる希望を失いかけたとき、友人の一声で再び音楽の世界に戻り、寝る間も惜しんで音楽漬けの生活を送ります。
そんなある日、自分が心身ともに回復していることに気づきました。「音楽の魔法だ!生き返った!」
「今度は私が恩返しをしたい・・・」
「う~み」さんが、力を込めて言っていた言葉は、
【いいことも悪いことも、全て意味がある】でした。
周りの人に、力を元気を与えられる人。 それが「う~み」さんなのです。
6/12 湖畔クラブと保育所とで花壇に花を植えました!
今回は支笏湖小始まって以来の歴史的な花植えでした。
今までの支笏湖小では、鹿対策から、香りのきついマリーゴールドしか植えることができなかったのです。しかし昨年度、北海ロードメンテナンスさんに立派な花壇の囲いを作っていただいたことで、どんな花でも植えることができるようになったのです。
【「背の高い花を後ろから植えてくださいねー この黒いビニールがポットと言います。ポーットしていたら花を落としてしまうので、気をつけてください。」】
【やはり、色とりどりの花があった方が、華やかです。】
【湖畔クラブのみなさんと保育所の先生方がやさしく手伝ってくれました。ありがとうございました。保育所の小さなお友だちもありがとう!!】
【花を後ろに記念写真のつもりでしたが、花が全く見えません(ヒロシ風に)】
みなさん、いつでも花を見に来てくださいね!!
6/6 スイーツをつくりました!!~クラブ①
時系列で前後しますが、4~6年生が、家庭科室兼理科室で、クラブ活動①を行いました。スイーツづくりです。そう言えば、スイーツという言葉は、いつごろから使われ始めたのでしょうか? 洋菓子のことを指すのでしょうか・・・
【材料がズラリと揃っています。あとは腕次第です!献立は、クレープとピザ(皮は春巻きを使う)です。】
【できました。オー、デリシャスっという感じですね。】
校長室で社会科の授業
支笏湖小学校は、5・6年生が複式の関係で、校長が5年生の社会科と6年生の社会科を別々に授業をしています。
1週間で計4コマ以上あります。教諭を離れてから結構な月日が経っているので、教材研究も時間を割いてしており、指導案の略案もノートブックに手書きで書いています。
【明日のテストに向けて、事前プリントに一心不乱に取り組む意欲的な5年生。】
【校長のしつこい質問攻撃にもくじけることなく授業に食らいつき、前回のテストはかなりの点数をとった6年生男子児童。】
6/5 交通安全教室
先週の6月5日(木)に交通安全について学ぶためにバスに乗って交通安全公園に行ってきました。
【よろしくおねがいしまーす。】
【自転車の運転で気をつけることが、こんなにあったんですね。】
【千歳市は、聞くところによりますと交通事故が多いようです。特に、自転車の飛び出しが。横断歩道は面倒がらずに自転車からおりて、押しましょう。】
6/4 支笏っ子美術館にようこそ!!
【5年生です。並べ方が考えられていると思います。空間を埋める芸術が欧米流で、空間を活かそうとするのが和の芸術だそうです。】
【6年生です。筆舌に尽くしがたい作品とでも言いましょうか・・・】
【4年生です。一番左の絵や色を塗っていない白い箱が、担任作です。小学校教師は難しい部分だけを指導します。教師が黒板などに例文や手本の絵をかいてしまいますと、小学生はすぐ真似してしまうのです。つまり小学生の創造力を摘んでしまうことになりかねないのです。そこまでこの学年の担任は考えているのです。】
【1年生です。力ありますなー。どれも上手です。どちらの野鳥も圧巻です。】
6/4 児童会活動(4~6年生)
6時間目に、児童会活動を行いました。話し合いをしたのです。
50歳代以下のたいていの方々は、小さい頃から「3間」のない環境で育ってきているために、大勢で遊んだり、話し合ったりすることに苦手意識を持っているようです。「3間」とは、「時間」「空間」「仲間」を指します。
一昔前は、公園に行けばいろんな学年の子どもがいろんなことをして遊んでいて「かでて(まぜて)!!」と言って、一方的に一緒に遊んだものですが、いつごろからなのか、大勢での遊び方がわからず、「みんなで遊ぶときって、誰が、どのように声をかければいいのでしょうか? 鬼ごっこをしているとき途中でやめたくなったらどうすればいいのですか? 自分勝手にやめたら後でLINEで陰口をたたかれるのでしょうか・・・」と真剣な顔して聞いてくる人がいるようです。いい悪いの問題ではなく、今はこういう時代なのでしょう。
ですから、大人もそうですが、人と人とのトラブルの調整などが当人同士でうまくできないために、「コーディネーター」「ファシリテイタ―」なぞという役割がつくられていったのだと思うのです。
面と向かって話をする楽しさを知ればいいのになあと思います。学校の役割です。
5/27 避難訓練【火災】
話は前後しますが、5月27日(火)に避難訓練を実施しました。今回は、【火災】想定です。今回もストーリー通りにはいきませんでした。結果的には、実際に起こり得ることで、それはそれでリアルな訓練になったのですが、計画していた通りに進むはずが、教職員の思い違いで課題の残る避難訓練となったのでした。
最近に始まったことではありませんが、日本は自然による災害が多いので、あらゆる可能性を想定した訓練をする必要があります。
【今回は、実際に消防署の職員に見ていただきました。】
【消火器体験を全児童、全教員ですることができました。やったことがあると、やったことがないとの間には、0と100違うわけですから、貴重な体験ができたことに感謝です。】
5/30 支笏湖『530運動』~ゴミゼロ
本日、快晴の中、140名もの方々が集って(つどって)、支笏湖周りをきれいにしました。
支笏湖小学校も朝7:00にビジターセンター前に集合しましたが、まだ夢うつつという感じでしょうか。
【さあ、目をさましてゴミ拾いスタート!! 支笏湖湖畔には普段からほとんどゴミが落ちていないためか、子どもたちは鵜の目鷹の目で探さなければ見つかりません。 「あったー!! 輪ゴムが一本。」 「ありましたー、つまようじが一つ。」という感じです。】
【自治振興会会長のお話では、今回はいつもよりもエリアを広げてゴミ拾いをしたそうです。それゆえ、写真のように例年以上の量が出たということです。テレビも捨てられていたことが話題になりました。とんだ輩です。】
【支笏っ子6年生の前期児童会会長が、みなさんに感謝の意を申し上げました。貴重な経験をまた一つ積みました。】
5/22 全員、目標タイム達成!!~マラソン記録会
延期していたマラソン記録会を本日行いました。丁度良い天気でした。
【そんなにとばして、大丈夫なのですか?】
【軽やかなフットワークの5年生、4年生。】
【そんなにとばしてゴールまでもちますか?4年生、1年生、お父さん!?】
【トイレの前に並ばされてお説教!? いえいえ ちがいます。閉会式をしていたら雨が降ってきたのでトイレの軒下で雨宿りです。】
【何と!! 全員開会式で宣言していた目標タイムを切ることができました!! ハイ、みんなで一斉にジャンプするよ。パチリ! ※実は、何度も撮り直しました・・・記録会より疲れたのかもしれません(笑)】
次の新たな目標は、8種目ある【新体力テスト】ですね。全国平均値を越えられるよう、がんばってください!!
5/20 本日の『マラソン記録会』雨で延期・・・
本日5月20日(水)支笏湖湖畔で予定していました『マラソン記録会』が延期になりました。午前中ずっと雨だからです。この日のために支笏っ子が練習を重ねてきたのにという内心忸怩たる思いはありますが、気持ちを切り替えて、5月22日(木)にがんばります。
【開始予定であった10:00過ぎが降水量のピークで、3ミリメートルになるそうです。】
5/19 久々の毛筆作品
力強い書写の毛筆をご紹介します。レベルアップしている気がします。
5/19 5.6年生(複式)のミシン学習
学校ミシンで、全員生地がお揃いの「ペットボトル入れ」を縫っていました。真剣そのもの!!
【「指まで縫ったらダメですよ。」 「そんなミスはしませんよ先生。ぼくを甘く見てませんか? イテッ!!】
【「これ完成したら、5000円で売れますか先生?」 「・・・・」】
【愛鳥週間の絵を描いています。重ね塗りの色遣いが上手でした。】
5/16 メダカの卵が産まれたよー
5・6年生で飼っているメダカが卵を産みました。産んだメダカは、保護者からいただいたメダカの卵からかえったメダカです。ずいぶんと子どもたちは喜んでいました。
5/15 教育委員会からの学校訪問(体育編)
本日、支笏湖小学校で取り組んでいる体力向上を見たいということで、千歳市教育委員会からお一人、視察に見えました。本時は、『マラソン記録会』に向けての走り方を考える等の授業内容です。
①体育館で体ほぐし運動「ラジオ体操第一」をします。本校は、第二はしません。第二は筋肉を鍛える運動だからです。
②全員、自分が走る時に意識していることを発表しました。それを参考にしてそれぞれが取り入れて走りを変えていきます。まさに、「いいとこ取り」です。呼吸を二度ずつ吐く吸う、違うことを考えているとわりかし疲れない、足をドタバタさせないで走るなどなどたくさん出ました!
③新しい走りをイメージした後、5分間だけ試行錯誤で体育館を軽く走りました。
④それでは、グラウンドで本格的に走ってみます 1年生が二人加わったことで、昨年度の7人よりもかなりの大人数に感じます(笑)。
⑤1年生二人が、大活躍しています。
⑥教育委員会の方にたくさん褒めていただきました。ア、走る前に走り方をみんなで交流して、新たな自分の走りをつくっている。 イ、自分が走り終わっても、まだ走っている人を励ます声をかけている。 ウ、疲れているはずなのに、誰も途中でやめたり、泣き言を言っていない。 ありがとうございました。
マラソン記録会はもう少し先です。走り方に更にみがきをかけて臨んでください。学校前の二宮金次郎さんが、本を読みながら支笏っ子を応援していました。それにしても背景のツツジがみごとです。綺麗です。
5/10 土曜授業に〈そなえーる〉へ見学
本日、朝から大雨が降りしきる中、小型バスをチャーターして千歳市内の防災センター〈そなえーる〉に勉強をしに行きました。1年生にとっては、みんなで校外学習に行くのは初めてですので、出発前からワクワク張り切っていました。
【「1年ぶりに来ました。よろしくお願いします。」 そうです。見学は隔年で来ているのです。】
【特に地震の多い日本では、小学生からの防災教育は欠かせません。】
【最後は思い出に残す記念撮影です。 支笏湖小学校では、行事や主だった教育活動の写真を時系列に並べて掲示しています。カメラ目線のお決まりのポーズだけでは面白みがないので、最近はカメラを意識していない ふとした瞬間を撮って飾っています。因みに「ふと」は不図と書きます。意図しないのにというニュアンスでしょうか。】
学校に着いてからも、ずっと雨が降っていました。
桜の花びらがかなり散っていました・・・
5/8 お花見っていいなあ
本日、お花見をしました。
4・5・6年生は、給食を外で食べました。これは、他校ではできないイベントです。はい。
記念写真は、1年生も加わり9人全員で撮りました。
それにしても、美しく幸せあふれる本当にいい写真です。
5/8 1年生の湖畔散策授業
今日は、幸い天気がよかったのです。
かわいい二人のために、お天道様が晴れにしてくれたのです。
ポーズも決まっていますね!!
5/7 桜が
支笏湖小学校に桜が咲いていました。
桜は瞬く間に散ってしまいますが、その瞬時に見せる美しさがいとおかしなのでしょう。
5/2 『若葉集会』大成功ー
素敵なネーミングです。いわゆる『1年生を迎える会』です。1年生をこれから伸びる若葉に例えているのです。
目標はただ一つ。1年生をリラックスさせることです。
【数年前に生まれた「若葉マン」とのことです(汗)】
【二人の1年生は、しっかりした態度で聞いています!】
【子どもたちが主体で進めていきます。こういう時こそが、リーダーシップを育てる絶好の機会です。】
【「だれか~ たすけてー」】
【みんなで記念撮影しますよ。 あらら、ちゃんとこっち見てくださーい。】
【最後に、1年生から感想をいただきました。二人ともとても楽しかったと言っていました。目標は達成されましたね!!】
5/1 総合的な学習の時間で「チャリティー活動」
複式学級である5・6年生が、何やら動き出しました。
①担任から、募金活動に取り組むこと。そのためのお金を自分たちで集める。この二つを伝えました。
②募金先を探す。③活動の名前を決める。~「つなぐプロジェクト」に決定しました。④お金を集める方法を考える。~支笏湖に係ることで集めたいという考えが多かったです。⑤どんな許可をとらなければならないのか。~ビジターセンターと環境省の職員に直接相談しました。【どんな目的で、どんなものを、どこから、どれくらいとってきて使いたいのかを企画案にして提出する必要があることを助言してくれました。】
今後は、企画案を考えていくことが中心の学習になります。
環境省の職員の方が「企画の実現のために、企画案を練る段階から関わらせてください。」と力強く言ってくれました。ありがとうございます。とても頼もしいです。
一つの目的を達成するために、みんなの知恵を集めて解決に向かう。これが学校で学ぶ醍醐味でしょう。
人類が太古から今に至るまで生き延びてきたのには理由があるそうです。森で猛獣がうようよする中で人類はいったい何をしたのか?
話し合いをしたのです。対策をたて、みんなで協力していくつもの課題をくぐりぬけ生き抜いてきたのです。
5・6年生の諸君、がんばりたまえです。
4/22 野鳥オリエンテーションでなーるほど。
支笏湖小の伝統的な学習(総合的な学習の時間)、それは、野鳥とヒメマスの学習です。
大人よりも子どもたちの方が、特に野鳥の名前や鳴き声は詳しいのです。
昨日、ビジターセンターに勤めている等の講師の方二名が、野鳥を中心に幅広く自然について教えてくれました。
前半は体育館で学習、後半は外に出てガイドしてくれました。話題は尽きません。カメムシの発する悪臭とは別の無臭のフェロモンの話、鶯は地面で過ごすことが多いこと、札幌マイマイとエゾマイマイの話、天候の影響による生態系の話等々です。
子どもたちが一番心に残った話は、フキノトウにはオスとメスがあるという話でした。不思議だったのは、支笏湖小の周りにはオスしか見られなかったことです。理由は聞きそびれました・・・
【「見てごらん。あの鳥は“つがい”で行動するんだよ。」「 あー本当だ!」】
今年度もいっぱい教えてください。こういった生きた体験学習は、一生忘れないでしょう。なぜなら人間の五感全てを総動員して感じる学習だからです。特に嗅覚が大事だと聞きました。
人間の記憶は、嗅覚が占める割合が非常に高いそうです。例えば、「あれ、この臭い。どこかで嗅いだことがある・・・そうだ、思い出した。亡くなったばあちゃんの二階の一番奥の部屋の臭いだ・・・なつかしいなあ。ばあちゃん、いつも飴くれたっけ(涙)」
4/21 教室にレースのカーテンが!!
過日、校舎周りの木々を10本近く伐採したトピックを載せました。その影響で、太陽のひかりが教室に注ぎこみ過ぎて、眩しいという現象が生じたのです・・・
薄いグリーンの遮光カーテンを閉めたら真っ暗になるので、電気をつけなければなりません。
「レースのカーテンだ!」
ですが、いろいろな声が耳に入ってきました。「相当広い面積で、しかも職員室、図書室も入れて6教室。しかも、カーテンレールがついていないところもあります。無理なんじゃないですか? 第一お金が・・・」
新しいことをする時にはこういう声がつきものです。
筆者はいつも「トライ・アンド・エラー」と言っているので、やるだけやってみることにしました。①見積もりをとる②どんなに高金額でも、PTAの総会でPTA会費から出してもらいたい事をお願いする。この二つ!
結果は、「買っていいですか?必要なんです。 金額は〇〇万円です!」
「いいでーす!!」 なんて心ある保護者たちなんだと改めて感じました。
【今のレースのカーテンは、紫外線カット・熱中症対策・日差しを薄めつつ部屋を明るくするの三拍子が揃っているようです。そして何といってもよかったことは、豊かな大自然の風景もしっかり目に入ってくることです!!】
支笏っ子のみなさん、快適に学習できるおぜん立ては整えました。あとは、きみたちがしっかり勉強に集中することだけです(笑)
4/17 『令和7年度 全国学力・学習状況調査』
対象は、全国の小6と中3です。本校では、昨年度は6年生が欠学年でしたので2年ぶりの調査となります。教科は、いつもの国語・算数、そして3年周期で行う理科の三教科でした。
本校の6年生は、「空欄をなくす」「分かる問題は確実に解く」を目標に取り組みました。結果は今後、送られてきますが、空欄は全くと言っていいほど見られませんでした。
教科の他に「質問紙」というのがあります。今年度から全国でオンラインで回答することになりました。ですが、回線の具合が不調の時が多い中、この時もそうでした。担任の的確なアドバイスで無事に回答することができました。
お疲れさまでした!!
【質問紙にクロームブックで答えている6年生。書写で毛筆に取組んでいる5年生の図。】
4/16 歯科検診
1年ぶりに支笏湖小専属の歯科医に来ていただきました。1年前は、「全員、きれいでしっかりしている歯だねえ。おどろいた。」とほめられましたが、今回はそうはいきませんでした・・・
歯は大事ですので、日頃の歯磨きの磨き方等に気をつけてください。
4/16 前期児童会任命式
全校朝の会で、任命式が行われました。他校からから見ると、少ない人数の中で機械的に役職をキャッチボールしているかのように見えると思います。支笏湖小学校では年度末反省に教員方で議論を重ね、人数が少ない分他校と比べて手薄になる社会性やキャリア教育の体験を補おうという意図で、今年度の児童会の在り方や内容をリニューアルしたのです。
【あれ??どうして笑いをこらえているの?? これは、校長先生が子どもたちの笑顔をひき出そうとある仕掛けをした結果、みんな写真を撮られるときにクスクス笑っていたという話です。 一番難しいコミュニケーション能力レベルは、他者を笑わせる技術だそうです。】
【これから半年間、一人一人の知恵を持ち寄って、対話して、支笏湖小を楽しくする今まで取り組んだことないようなことを創ってください!! 期待してまーーーす。】
4/9 授業が始まりました。
新しい学年に進級し、新しい環境の中で学校生活が始まりました。
【1年生は、どうしてこんなにお行儀がよいのでしょう? でも、ほどよい緊張感は大切ですね。きっと、日に日に慣れ始めていくでしょう。】
【こちらは、新4年生。教室が2階になりましたが、担任の先生は、1、2年生の時の担任と同じ先生です。】
【こちらは、5・6年生の複式学級です。つまり、一つの教室に5年生と6年生がいて、一人の先生が二学年を同時に教える授業形態です。支笏湖小は、ずっと複式が続いていた学校です。今回この複式学級を担任することになった先生は、複式が初めてです。とても熱心に複式のことを学ぼうとしています。】
【各学年の成長段階に合わせて掲示物を工夫して作ります。小学校の先生は得意中の得意です。】
4/7 3年ぶりの入学式!!
昨日、3年ぶりの入学式が行われました。男子一人、女子一人の計2名です。
これで全児童数が、9人になりました。1年生2人、2年生と3年生がいなくて、4年生3人、5年生2人、6年生が2人という内訳です。
入学式は、支笏湖地域の方がたくさん足を運んでくれました。
【新入生の歓迎を、在校生が1年間の行事の寸劇や、ヨサコイやダンスを披露しました。次のこのような機会には、歌の披露もあればと期待しています。】
新1年生の二人がとても行儀が良すぎて、逆に心配している方々もいらっしゃいました(笑)
よく「早く慣れてください。」と人は言いますが、「慣れない緊張感がほどよい。慣れてしまったら次の場所に移った方がよい。」と考える人もいるようです。
来賓、保護者、地域のみなさま、令和7年度も支笏湖小学校をやさしく見守ってください。よろしくお願いいたします。
4/7 始まりまーす!!
昨日は、まず、着任式がありました。新しい事務職員の方をみんなで歓迎しました。
歓迎の言葉を話している子は、新4年生です。朝からガッチガチにキンチョーしていましたが、みんなに励まされてリラックスして臨むことができました。 また一つ、人生の肥やしになりましたね。
【始業式では、支笏っ子全員が、令和7年度に向けての抱負等を発表しました。今後の課題は、チラチラでも原稿から目を離して、周りを見ることです。 それにしても、みんなお洒落さんです。そうです。この後、3年ぶりの入学式が待っているからです。】
3/26 誰かがやらなければ、ずっとそのまま。
誰かが気が付いてそして具体的に動かなければ、ずっとそのままの状態で月日だけが流れていくということは世間にざらにあります。
支笏湖小の二階にある図書室(学校図書館)がまさにそれでした。下の写真は今から25年くらい前に、今は亡きある有名なS映画監督が来校したときの写真です。
そして下の写真が、令和7年2月の写真です。
そうなのです。黒板の上に貼られている有名な作曲家たちの肖像画とアンプにつながっていないスピーカーが少なくても25年間はそのままになっていました。
筆者は、学校司書さんに尋ねました。「これらの日に焼けて色褪せている絵と、音の出ないスピーカー・・・どう思います? 外しましょう!」
これは、昨日25日の話です。学校施設補助員さんと3人でほこりをかぶりながら、絵をはがし、スピーカーを取り外しました。
するとどうでしょう。両面テープの剥がし痕がくっきり残りました。色も、くすんだ緑色・・・
翌日の26日、何と、学校施設補助員さんは「ペンキを塗ります。よろしいですか?」 その一途なまなざし。
【ペンキが本に垂れないようにと、ビニールシートを当てがいながら塗ってくれたのです。】
【何ということでしょう。絵もスピーカーもなくなり、壁をライトアイボリーホワイトを塗ることによって、図書室の手狭だった空間がまるで「増設しましたか?」という錯覚を起こすくらいワイドに広がったような気がしました。】
今回の題に戻りますが、『誰かがやらなければ、ずっとそのまま・・・』やらなくても悪くも何ともありません。
ですが、“やる”と“やらない”との間には相当な隔たりがありそうです。
【校長室の書棚や引き出しの中に長いこと眠っていたかなりの数の書類や本類も、そのままにはしてはいけないと意を決してメスを入れることにしました。おかげで、本来やらなければならない仕事がなかなか進みません・・・】
3/24 『令和6年度 修了式・離任式』
24日に支笏湖小学校の修了式が行われました。児童を代表して5年生の女子が作文を発表したのですが、あまりに心を打つ内容だったために、みんなで感動しました。「今までは嫌なことから逃げがちだった私は、あるきっかけから苦手なものにも取り組み、逆に得意なものにしようと考えることにしました。」という内容です。
学校長からはこんな話を子どもたちにしていました。「みなさんにとってこの1年間はどうだったでしょうか?うまくいかなかったことや、嫌なことがたくさんあったのではないでしょうか。よく人生は、山にたとえられます。
~谷があるからこそ、山の頂に登りついた時の景色がより素晴らしく見える~
嫌なことや失敗があるからこそ、うまくいったときには喜びもひとしおです。苦しみのない喜びなんか、明日になれば忘れてしまうものです。」
離任式ではお別れを伝え、しんみりしました。
3月は別れの月です。でも4月になると出会いがたくさん待っています。
そんな季節だからこそ、誰もが心が張るのです。「春」とはまさに心が張る季節なのです。
4月からは、一つ学年があがります。そして何もかもが新しいことばかりです!
さあ、張り切っていきましょうよ! 生徒諸君!!
3/13 素敵な送り物
こんなことってあるのですね。
先日、郵便物が届いたのです。存じないお名前でした。封を切ったら、中にCD-Rが入っていて、「ご自由にお使いください。」と綴られていました。
CD-Rの中身を見てびっくりです!! 味わい深い映像が30枚近くも入っていたのです。
【2人乗りのグライダーに乗って上空から支笏湖界隈を撮られたそうです。操縦しながら撮っているわけではないそうです。】
【冬の支笏湖湖畔のこのような構図の写真は、筆者は今までお目にかかったことがありません。】
【あ、これは大盛況だった『氷濤まつり』ですね! 例年以上のお客さんの数だったようです。外国からの観光客(インバウンドと言うそうです)がずいぶん増えたと関係者の方が教えてくれました。】
【クルクル飛んでいるグライダーの中から撮影して、気分が悪くならないのでしょうか?? 】
お礼を言うためにお電話をさし上げました。声の感じ、一つ一つの言葉から、やさしい方だとお見受けしました。支笏湖小学校のホームページもご覧になっているそうです。
本当にありがとうございました。
【湖畔を囲んでいる山々の尾根。山を上から見下ろした珍しい構図の写真です。】
3/6 学校図書館の黒から白へ
二階の学校図書館には黒板があります。朝の会では、子どもたちや教職員がチョークを使って黒板に文字を書いたりします。さて、校長のかねてからの願いであったホワイトボードが先日ようやっと届きました。
このホワイトボードは優れもので、磁石機能あり、映像も写せる、取り外しが可能と三拍子そろっています。
更に付け加えると、チョークの粉が出ないので、服や床なんかが全く汚れないのです。
さっそく貼ってみてその翌日、子どもたちや学校司書さんのSさんがものすごく喜んでくれました。
チョークで黒板に字を書くよりも、マジックでホワイトボードに書いた方が書きやすいので、思いのほか上手に書けることが多いです。
最近否もう少し前から、直筆で綴る機会が昔よりもかなり減ってきていると聞きます。「綴る」よりも「打つ」世の中です。漢字、ひらがな、片仮名は外国人泣かせの難解言語と言われていますので、当然日本人にとってもやっかいな代物です。ですが、この誇らしい伝統・文化は消してはなりません。その役割・伝承を担うのが、学校です。
学校は勉強を教えるところと考えている人が多いと思いますが、“日本の伝統を次の世代につなげる場所”だと私は常日頃思っています。
2/28 木
学校という字は、「木が交わるところで学ぶ」と書きます。支笏湖小学校もたくさんの木々に囲まれていますが、困ったことに鹿たちが木の皮を食べることにより、そこからいろんな成分が入り込み、木を腐らせているという状況が生まれてしまっています。つまり、いつ木が倒れてもおかしく状況にあったわけです・・・
この度、縁があって、教育委員会の施設課を通じて木の伐採が叶いました。
【体育館前の木を伐採した結果が下の写真ですが、向こうの空が見えたり、校舎全体がはっきり表れることで、広さが感じられるようになりました。時計も見やすくなりました。梅の木は残してあります。】
【二宮金次郎像のまわりも実は何本も木々が腐っている状態でした・・・色がくすんでいましたから・・・】
【伐採後、たちまち支笏湖方向の景色が目の前に広がりました。】
【職員室窓前などの割と大きな木も伐採しました。今まで木の枝で遮られていたため暗めだった教室や廊下が、たちまち降り注ぐ陽の光で、眩しいくらい明るくなりました。】
「木がなくなって、悲しいです・・・」と表情を曇らせていた子もいましたが、施設課の職員の方が言うには、どの学校に行ってもそのように言う子どもが多いとのことです。また、街路樹などの枝払いや木の伐採をしていると「なんで、木を切っているんだ? 自然破壊じゃないか。」と声をかけてくる市民も少なくないと言っていました。自然を大切にするという気持ちがそれだけ世の中に浸透しているのだなあと嬉しく思いました。
こういう気持ちを育むのは、やはり「学校」なのでしょう。
この度の木の伐採を通して、学校の役割の大切さを改めて感じました。
2/21 “地域貢献”に、感謝の気持ちを伝えました。
職員玄関前、駐車場のアスファルト(マンホール周り、排水溝周り)の修繕。花壇の柵(鹿対策)、危険を車に促す看板等々を作ってくださった北海道ロードメンテナンスさんに来校していただき、感謝の気持ちを子供たちと先生方から伝えることができました。
【後期児童会会長から、感謝の言葉をお伝えしました。】
【全児童7名と記念にパチリ】
みなさんのおかげで支笏湖小学校の教育環境が素晴らしくなりました。人は環境に左右されると言いますが、よい環境をつくっていただいたことで、支笏っ子全員の心も身体も健全な方向に育っていくことでしょう。
学校の顔である玄関前をきれいにしていただいたことが、一番うれしかったです。以前までのひび割れた隙間にカメムシの亡骸がびっしりつまっているといった劣悪な状況が嘘のように消え去ったのですから。
本当に、ありがとうございました。
2/21 楽しさで胸いっぱい!『お楽しみ会』
本日は本来『6年生を送る会』を実施する日でした。今年度は6年生がいない年ですので会は行わない予定でしたが、「みんなが楽しめる会をしたい!」という5年生のたっての思いから、『お楽しみ会』が体育館で実現したのです。
【チラシも手作り。「キャンバー」というツールを使いこなしています。大人顔負けです。】
【先生方が売るお店・・・でも、お題を解かなければ品物にありつけません(笑)】
【4年生の二人が、5年生の二人に3・4年生を代表して、感謝の気持ちを金メダルに乗せて手渡しました。にくいサプライズです。】
【今日の記念にパチリ!! 5年生のみなさん、楽しませてくれてありがとう(涙)】
2/20 生きた歴史の授業に感謝です。
3年生の社会科に『まちのうつりかわり』という学習があります。担任の前向きな考えにより、講師をお呼びし、その方に直接支笏湖の歴史を語っていただく寸法となりました。
【せっかくの機会ですので、4年生も一緒に学習しました。タブレット端末クロームブックの準備もばっちりです!】
【講師の方が、白黒の1枚の写真を見せてくれました。「これは私が小学校1年生の時の写真です。その時は、全校児童数が50人以上いて、大きな教室の中でいろんな学年が背中合わせになって勉強していたんだよ。」】
【「その時の校長先生が大きな声でいつも叱るもんだから、みんなで『猛獣先生』って呼んでいたなあ(笑)」】
【当時の子どもたちの遊びなどをたくさん教えていただきました。印象的だったのは、夏に湖で泳いでアメマスやザリガニを捕り、その場で火で焼いて食べたり、山に入ってうさぎをとるためのワナをしかけたりした話です。隔世の感がありました。】
【更に驚いたのは、今の支笏湖の風景と70年前の景色とは全然違っていたという事実です。学校の場所、交番の場所、神社の場所などなどです。当時は、雑貨屋さんが湖畔にあって、今のコンビニエンスストアのように何でも売っていたのだそうです。】
【子どもたちや先生方からのたくさんの質問にも丁寧に教えてくださいました。授業の終わりにみんなで校長室に飾ってある歴代の校長先生の写真を見に行きました。「あそこに写っているのが、『猛獣先生』だよ。」 なんと、初代校長先生その人だったのです。】
子供たちの心に響く“生きた授業”をしてくださり、ありがとうございました。私たちは聞かせていただいた支笏湖の歴史を必ず後世に伝えていきます。約束します。
2/14 支笏湖小HPアクセスカウンターが10万!!
お陰様で、令和6年5月から支笏湖小HPに設置した「アクセスカウンター」が、10万アクセスを超えました。支笏湖小に興味や関心を持ってくださってありがとうございます。これからもご愛読よろしくお願いします。
【今から70年ほど前に現在の場所に移転して、校舎を建てている工事中の写真です。】
【完成しました。現在の校舎に改築する以前の校舎です。】
【当時の写真です。子どもたち、先生方、地域の方が集まっているワンショット。皆さんは今頃どのように過ごされているでしょうか・・・写真って不思議なものです。その時の時間をとめて思い出として残してくれるのですから。】
【現在の支笏湖小学校です。歴代の先輩方に負けないように支笏湖小を盛り上げていきます!!応援よろしくお願いします。】
2/13 ビジターセンターでプレゼン。
本日、3、4年生が「総合的な学習の時間」で学びを何時間もかけて進めてきた『野鳥等について』のプレゼンをしました。プレゼンは、日本人は諸外国に比べて苦手意識が高いと言われていた分野です。ですが、コロナ禍のさ中から児童生徒に配られた端末タブレットを通して、思わぬ副産物「プレゼン力」がめきめきと育ってきました。
支笏っ子も、資料データを作るのもエライ大変だったと思うのですが、人前で発表する練習もそれ以上に重ねてきました。本日本番も、観光客等相手に堂々と発表できました。
応援に駆けつけてくださったご家族の方、ありがとうございました。
【4年生二人娘の発表です。鳥の鳴き声の音声の扱い方が工夫されていました。】
【3年生の発表です。緊張してないように見えたのですが、発表後に尋ねてみると「きんちょうしたああ・・・」とちょっぴり泣きそうになっていました。】
本日は、氷濤まつりを見に来ていた観光客がビジターセンターにも寄っていたので、そういった方々が顔をのぞかせていました。
ICTを上手に操作できるようになるのが目標ではありません。ICTは、自分が伝えたいことを上手に伝えるための一手段なのです。スマホやタブレットを素早く操作できることがすごいのではないのです、スマホやタブレットのような今まで誰も考えたことのない文明の利器を発明することがすごいのです。イノベーションです。
※イノベーションとは、ドンコー列車を新幹線のように速く走らせることではなく、ドンコー列車を空を飛ぶ飛行機という乗り物に発展させる、それくらいの発展のことを言います。
2/7 4月から入学するかわいい二人が学校体験。
本日、11:00~13:00に4月に支笏湖小学校に入学する二人の新一年生の体験学習がありました。同時に保護者の説明会もありました。何と言っても楽しみなのは、給食を先輩方や先生方と一緒に食べることでしょう。本日のメニューは、塩ラーメン、中華風野菜、デザートのココアワッフルでした。昨日に引き続き、いつもよりも大勢で一緒に食べることができて賑やかで楽しい給食時間を過ごすことができました。
4月から全校児童が、7名から9名になります。
【二人並んで静かに給食を待っているの図です。】
【準備が終わって、「いたーだきます!」 箸の使い方もとっても上手でした。】
【給食後、千歳市の交通に携わる方がお二人来校し、新一年生の保護者に交通安全について真剣に説明してくれました。かわいい子供たちに絶対に交通事故に遭ってほしくないという強い気持ちが伝わってきました。10分間のためにわざわざ来てくださってありがとうございました。】
2/6 札幌大学の先生と学生さんが訪れました。
緑小学校の教諭の伝手(つて)で、札幌大学の先生と学生たち計5名の方々が支笏湖小学校を訪れました。ゼミの研究に活かしたいという目的だそうです。みなさんは、目を見張るくらい勉強熱心でした。
【10:00~14:00という予定でしたが、幸い支笏っ子を気に入ってくださったようで、16:30過ぎまで延ばして交流を深めました。学生たちは進んで子どもたちに関わっていきました。支笏っ子も、珍しいお客さんたちに人見知りせず、積極的に話しかけていました。】
【えっ!? 5年生に腕相撲で負けた? きっと花を持たせてくれたのでしょうね(笑)】
【普段の体育の学習では、考えられない人の数です(笑) 本時は「走り高跳び」をしました。男性の学生さんが手本として実演してくれたのがよい刺激を与え、幾人かの子どもたちは自己記録を塗り替えていました。】
【4時間目に、5年生担任が、ゼミの先生に急遽お願いしたことがありました。『差別とは』というテーマで、自らの体験を語ってくれたり、5年生や学生たちに意見等を聞きながら話題を投げかけてくれたりしてくれました。普段絶対に体験できないテーマの授業です。初めて出会った人との「対話」の楽しさや心地よい緊張感を味わうことができました。】
【5校時は、3,4年生が、来るビジターセンターでのプレゼン発表に向けて、リハーサルを行いました。本日支笏湖小にいる方々が全員体育館に集(つど)ってくれました。あまりにも観客が多いせいか、ガッチガチに緊張していました。】
札幌大学のみなさん、必ずまた来てください。子どもたちは、「今度はみなさんのこともっと知りたいな。」と、興味・関心を明らかに示していました。
みなさんで市営住宅付近に現れたシマエナガを白い息を吐きながら探しに行ったことは、全員の記憶に一生残ることでしょう。
翌日送ってくださった写真の中に、白くてまん丸いシマエナガちゃんがアップで写っていました。思わず笑顔になるそんな一枚でした。
1/24 『スケート学習発表会』
本日、7回目のスケート学習である『スケート学習発表会』が行われました。朝から積雪10センチくらいありましたが、保護者の団結力で除雪をしました。リンクの除雪は二段階あります。初めはリンク上の雪を除きます。その後、できるだけリンクの上に雪がない状態にするために竹の箒で除きます。これを支笏湖では、「ホーキング」といいます。博士ではありません。
【開始は10:20からでしたが、また雪が結構降り始め、二度目の除雪+ホーキングをしました。 地域の方々や保護者のみなさんがたくさん応援に駆けつけてくれました。ありがとうございます。 一人一人自分の目標を発表しました。「〇〇秒を切ります!!」などなど。】
【こんなにも大勢の方が見に来てくれました。】
【学年の数字分リンクを滑ります。5年生は5周とかです。結構キツイと思います。ほとんどの子が前に測った記録より早くなりました。10分間縮めたという4年生もいてみんなでビックリ仰天していました。補助いすを使わないで初めてゴールできた3年生もいました。地域や保護者のみなさんの声援が背中を押してくれました。】
【サプライズがありました。スケートをかなりされていたという3人が3周レースをするという企画でした。まだヤングな方、毎日何度もリンクの水撒きをしてくださったリンク造成の達人の50代の方、そして60代の方。みなさんのフォームの美しさったらなかったです。まるでオリンピックの競技を目の前で見ているようでした。地域のシニアの女性からも「キャー! カッコいい―」なんて言葉も聞かれました(笑)】
予定していた7回のスケート学習が全てできたのも、保護者のみなさんや除雪ボランティアの方々のおかげです。特に、毎日何度もリンクに足を運び、様子を見ながら水を撒いてくださった〇〇さんには感謝の言葉もありません。
ありがとうございました。
1/15 さあ、令和7年もみんなで乗り越えよう!!
本日、スケート学習の後の中休みに、冬休み後の「全校集会」を行いました。
校長からは、昨年の12月から学校で使用可能になった生成AIについての話をしました。「今から将来にわたって、みなさんに求められてくることは、生成AIにいかに的確な指示が出せるかです。そのためには、しっかりした日本語を使いこなさなければなりません。みなさんが大人になって働くころには、AIが常に身の回りにあることでしょう。授業でも、先生を通して是非試してみてください。なぜなら残念ながら小学生以下は使用ができないからです。」
【さすがは支笏っ子、休み明けでもシャキッという音が聞こえてきそうなくらい背筋がのびています。】
【体育すわりも相変わらず上手です。】
【冬休みの思い出とこれからがんばることについて、4年生の女子が作文を発表しました。内容が具体的だったので話していることが聞いている人にイメージしやすかったせいか、読み終わった後に大きな拍手が沸き起こりました。】
1/15 今年初のスケート学習!!
あけましておめでとうございます。みなさん、今年も引き続き支笏湖小学校ホームページをご覧ください。
さて、年始年末に雨が降ったり、高温だったりなどで支笏湖小学校のスケートリンクの造成が難航していました。保護者の方々の毎日幾度ものメンテナンス等により、本日予定していた一回目のスケート学習を行うことができました。ありがとうございます。
【スケート学習は教室での座学と異なり、ともするとケガをする可能性が高い学習です。行動や身に付けるものの確認をしっかり行いました。】
【「さあ、靴ひもも難なく結べたから、すべるぞー!! あー心地いい風だこと。」】
【子どもたちのためにと、リンクをよい状態に保つために保護者のみなさんが駆けつけてくれました。ありがとうございます!! ヒモ結びの支援もありがとうございます。】
【颯爽と滑るレベルにいくには、一足飛びには上達しないのがスケートです。段階をきちんと踏んでいきます。】
12/26 ホームページの扉写真の衣替え
支笏湖小学校のHPのアクセスカウンターを今年の5月に取り付けました。ゼロからスタートしたのですが、今では8万3千以上のアクセスをいただいております。
本日、急に思い立って、HPの扉の写真を先日ドローンで撮影した写真に衣替えしてみました。
「支笏湖には何度も観光で来ているけど、支笏湖小学校ってあったんですね。」だとか、「支笏湖小学校があるということは知っていましたが、場所がわかりません。支笏湖湖畔にあるイメージだけど、ありましたっけ?」
支笏湖小学校は、支笏湖から丸駒温泉に続く道路の右手の山の中に佇んでいます。湖畔の駐車場などが左手の視界に入ってくるあたりから右折して、1台しか通れない道を上がっていくのです。入り口がとてもわかりにくいです。
ですから、この写真を扉にしました。場所感、距離感をつかめる風景写真だと思ったからです。
12/25 冬休み「学習サポート1日目」
本日、10:00~11:30の時間帯で、「冬休みに入ったけどお勉強をしませんか?会」の1日目を開きました。3年生の男子が一人で参加しました。一人きりの参加というのは、相当な勇気がいると思います。
【自主的に、社会、算数などに取り組みました。】
【正面のあじさいの花に応援されながら、まるで心に火がついたかのように、彼は一心不乱に鉛筆を走らせていました。】
【世界の名言】人が何を考えているかを最もわかるよい方法は、その人の行動を見ることだ。(ジョン・ロック 哲学者)
12/24 明日から冬休み!!
本日の「支笏っ子タイム」は冬休み前の全校集会をしました。
校長から「日本では古くから言葉にはたましいが宿ると信じられていました。良い言葉は良いことを招き、悪い言葉は悪いことを招くという考えです。言霊伝説です。みなさん、冬休みから、一つでも多くのよい言葉を使いつづけてください。そして周りの人たちを笑顔に変えてあげてください。」という話をしました。
作文発表は3年生児童です。自分の反省点を非常に正直に語っていたせいか、みんなの心に響いたようです。
【今日も全員がそろいました。誰かが休んだ日は、みんな気にかかります。今日のように全員いると、心なしか先生方も子どもたちも職員もみんな表情がほっこりとやさしくなります。】
【あれ!? みんな背が伸びていませんか?】
【顔も大人びた面立ちになってきています。】
みなさん、よい冬休みをお送りください!!