2022年7月の記事一覧
7.29Fri. 第53回北海道中学校陸上競技大会(オホーツク大会)終了
7月27日~29日、真夏日が三日間続く北見市で、北海道中学校体育大会第53回陸上競技大会が開催され本校から3選手が参加しました。自己記録を伸ばす成績を発揮したようですが、惜しくも入賞ならず、全日程を終了しています。選手、スタッフ、開催地の運営者の皆様、炎天下、コロナ禍での厳しい環境での大会参加、大会運営、本当にお疲れ様でした。選手たちにとって、次のステージ(次の大会・高校での選手生活等)につながる素晴らしい経験となりました。関係の皆様にも心よりお礼申し上げます。
共通男子四種競技
髙橋さん 四種110mH 16秒41 四種走高跳 DNS
四種砲丸 8m11 四種400m
共通女子砲丸
畠山さん 7m32
共通女子1500m
久保さん 5分01秒98
共通女子800m
久保さん 2分27秒03
7.27Wed. 3年生登校日3日目
1、自律的な生活と「自ら考え、正しい判断をし、適切な行動」をとること
暑い中での3年生の登校日3日目。ねばり強く学習に取り組む姿勢が立派です。明日からは、時間や学習内容、スポーツや音楽、趣味の時間等、自己の生活と学習をコントロールして、有意義な夏季休業としてください。感染拡大状況が、急激に悪化しています。全道・全国中体連、音楽関係のコンクール、各種大会等、新型コロナウイルスの感染拡大状況に影響されることなく、万全なコンディションでの実施と成果に期待するところです。勉強にしても、安心・安全の確保にしても、「自ら考え、正しい判断をして、適切な行動をする」ことが、大切であることを心に止めてがんばってください。
2、授業の様子から
3年生の社会科では、公民分野で「選挙」についての学習をしていました。「国民の代表を選ぶ選挙」について、模擬選挙で学んだり、政党のマニフェストを調べて学習したり、自分事として、学習を深めていました。「選挙権がある18歳」まで実はあっという間です。未来社会の担い手となる皆さんにとって「政治や選挙」って、避けては通れないものです。
英語科では、
a small clock you wear on your wrist or keep in your pocket 名詞を修飾する表現の確認をしていました。3年生の英語ともなると、なかなか「難しい」と感じてしまう人もいるかもしれませんが、グローバル社会で、コミュニケーションツールとしての英語の役割は、今後ますます重要となります。(まして千歳では・・)「習うより慣れろ」等といいます。語学力は、将来みなさんのキャリアを助けてくれますよ・・。ファイト!
7.26Tue. 第7波に注意を
BA4.5への置き換わり、社会経済活動の活発化にともなうかのように、第7波の感染拡大状況が止まりません。特に「空の玄関口 千歳市」での感染増は顕著なものです。各ご家庭において、「自分と自分の大切な人の命と健康を守る適切な行動」の徹底についてご家族、お子さんとお話してみてください。中学生には、休み前集会で話をし、学級指導でも伝わっていると思いますが、「ON・OFFのチャイムを自分で鳴らす自己管理」、「感染リスクを考え、適切に判断して、自らが正しい感染対策」等、セルフコントロールすることの大切さを学ぶもの長期休業です。感染拡大期の生活について、ご注意ください。
【楽しそうに体育授業に取り組む3年生】
7.25Mon. 3年生登校日
5月の閉鎖措置の関係で、進路選択・受験期の3年生には、25日~27日の三日間学校登校日としています。暑い中ですが、意欲的に学習に取り組んでいます。数学では、二次方程式の様々なパターンの問題に取り組み、「平方根?因数分解?解の公式?・・」、様々な問題にチャレンジしながら頑張っています。「これは、こんな方法で・・」とピント来るように反復練習から力をつけたいですね。「教え合い」がOKの場面では、自分の分からなかったところを教えてもらうことも有効です。教える友達も「教えることでより確実な理解」につながるものです。やっぱり、アウトプットすることが大切で、「ちゃんと理解していないと人に説明できないですから・・」。「教え合い、学び合いのある協働的な学びを・・」
【数学は多くの先生で「できばえ、つまづきチェック」、体育サッカー、理科は進化についての動画】
7.25Mon. 第43回 北海道中学校水泳大会の結果
第43回 北海道中学校水泳大会が7月22日(金)~24日(日)道立野幌総合運動公園総合体育館プールで開催されました。感染防止対策から無観客での開催となって残念ですが、YouTube配信で競技の模様が配信されています。本校からの出場選手は4名。入賞結果のみの掲載とさせていただきます。
〇男子200m背泳ぎ 第1位 森本さん 記録 2分12秒42
(全国標準記録突破 全中水泳8/17~20宮城県大会出場)全中出場おめでとう!
〇男子100m背泳ぎ 第1位 森本さん 記録 1分02秒56
〇男子400m個人メドレー 第6位 中村さん 記録 5分11秒44
7.24Sun. 第20回キラキラコンサート
7月24日(日)千歳ライオンズクラブ主催による、「千歳市市内小・中・高生による 吹奏楽・リコーダー合同演奏会 第20回キラキラコンサート」が開催されました。市内の小・中・高生が大きな舞台での演奏経験から、意欲や自己啓発、相互のコミュニケーションや協調性を養う場として、このような演奏会を開催してくれています。北栄小のスクールバンド、同世代の中学生の演奏、高校生の迫力ある演奏と、世代を超えてそれぞれの工夫と音楽づくりにとても勉強になる楽しい演奏会でした。運営面でもセッティングをお互いに手伝い会い、他校の演奏を楽しみながら、来場した地域の方々にも音楽のすばらしさを感じてもらえる貴重なイベントとなりました。8月の北海道吹奏楽コンクールに向け、曲づくり、バンドづくりに活かしていってほしいと思います。
7.22Fri. 前期前半を終えて・夏休み前集会
1、前期前半を終えて(休み前集会から) 校長 金森直人
①この4か月、意欲的に学び、自律的学習者として、「自分の考えや思いをアウトプットするような学習」にしっかり取り組んでいました。
➁学習にスポーツ(体育大会や部活)・文化・音楽活動にすばらしい表現力と躍動が見られ、「みなさんの素直さ、ひたむきさ」に私自身、感動を覚えました。行事や委員会活動・部活動で見せる責任感やリーダーシップ、市内・管内中体連や中文連等で見せる3年生を核とした圧巻のパフォーマンスには、みなさんの「大いなる可能性」も感じさせます。可能性という原石を「努力という石」で磨くと更なる光を放ちます。
③コロナ禍であっても「目標であるゴールを設定し、計画的に努力する事の大切さ」について身に付けている人が多いので、今後の伸びを楽しみにしています。
夏休みを前に・・3つの観点で
1、「自律的学習者」として、自ら学び取れたか。(教わるから学び取る)
2、「自分で考え、判断し、発想したことを表現」できたか。(思考・判断・表現力重視)
3、「自他を尊重し、笑顔とコミュニケーションでつながれたか」(対話とコミュニケーション力)
以上のような、今後、求められる力、未来志向の自分になれたか、振り返ってみてください。
休業中、「チャイムを鳴らすのは自分です」。目標を持ち、ON/OFFをコントロールしながら、自律的な生活を送ってください。
夏季休業中も、「自分と自分の大切な人の命と健康を守る行動」を基本とし、「夢や志を持ち、ひたむきな努力」で実り多い、長期休業となるとこを期待しています。
2、「教わる」から「学びとる」へ・・
インターネットで検索すれば、基本的な知識や技能は、覚えていなくてもすぐに調べて出てきます。その答えが必ず正しいとも限らないし、中には、フェイク情報も・・。変化の多いこれからの時代は、培った知識や技能を活用して、自ら考え、適切に判断し、豊かに表現する、そうした「思考力・判断力・表現力」の育成が特に求められている力です。(そうした力は、様々な変化に対応するために欠かせない・・)。しかも、ウクライナで戦争が起こったり、様々な制裁や報復で、世界中の人たちの生活に大きな影響が出てくるように、様々な考えや立場の多様な人々とも協働して、「答えにならない解」、「納得解」、「最適解」を導き出していかなければならない時代です。豊かな表現力で自らの考えや意見をアウトプットし、他者の多様な考えを知り、議論し、新たな発想や考えを生み出していく・・そこには、協調性やコミュニケーション力がとても大切になってくるのです。
比較的自由な時間と空間が与えられる夏季休業。自らの時間や活動内容、スケジュールなどを自己管理し、長期の休みにしかできない実りある学びを深めてほしいと思います。
3年生英語では、1時間の授業の中での「ここ」というポイントを押さえて、「名詞を説明(修飾)する英文」を学んでいました。2年生数学では、問題文が長くなり、書かれている内容を整理していかないと「何を問われているかわからない?」という現象にならないように、情報を「表」を使って整理する方法を学んでいました。パターン化して、表やグラフで整理する(問われていることを可視化する)、とっても大事な力です。1年生理科では、「ミドリムシ、ゾウリムシ、アオミドロ・・」が見えた!と焦点を合わせて私にも顕微鏡をのぞかせてくれます。「自分から学ぶ」時の真剣さ、すごいです。音楽の授業は、合唱曲の練習が入ってきます。第7波ともいわれる感染拡大期、様々対策を講じるのですが、気苦労が絶えません・・。
夏休みも、「自律的学習者として」、自ら学びとる学習で、真の力をつけてほしいと思います。
*夏休み前集会実施*
夏休み前集会を7月22日(金)5時間目に行いました。3年生は体育館、1・2年生は各教室という分散開催で実施しました。集会では、人権の花束感謝状の贈呈式、全道中体連、コンクール参加生徒の紹介、夏休みに向けて(生徒会より)と内容盛りだくさんで実施されました。長いようで非常に短い夏休み、何か目標を掲げて精一杯努力してほしいと思います。
7.21Thu. 凡事徹底 自律的学習者として
本日、大掃除を行い、明日、金曜日で1,2年生は前期前半の一区切り。学習や生活の成果を振り返り、今後の新たな課題設定をして、充実した夏季休業、前期後半のスタートにつなげてほしいと考えています。2年ぶりの大掃除にみんなで仕事分担しながら取り組んでいました。
1年生の朝読書を見るとその姿勢の正しさや集中の仕方、また、教室環境を整える習慣等に、「中学生らしさ、集団としての成長」を感じます。千歳中学校は、六つの小学校から入学してくるので、生活の約束事も、学習の達成状況や授業規律も、「同じ部分、相違点が混在」しています。しかしながら、【授業規律】である「姿勢・机上整理・発表や発言」、【生活規律】である「TPOにあった明るい挨拶・時間を守りコントロール・マナーや言動のあり方」といった『ととのえる習慣』の凡事徹底により、「学びに向かう集団の基本姿勢」が身についてきたように思います。「一方的に教わる」感覚から、「自ら学びとる(自律的学習者)へ」という時代の変化は、前述のような「あたり前のことをあたり前に行なう」という凡事徹底から「学びに向かう力」を培い、「変化の激しい世の中を主体的に学び続ける人」を育成ことにつながると学校は考えています。
7.20Wed. 宿泊学習のまとめ・G-PDCA
2年生の宿泊学習のまとめは、班で分担し、写真や資料を入れ込んで、調べて分かったことやちょっとしたハプニング等についても記載されていました。専門学校でのキャリア学習や小樽職人の会のものづくり体験でも、貴重な学習をしたと思うので、作文やしおりに成果や考えたことを残しておきたいですね。
「計画P⇒実践D⇒評価C⇒改善A」仕事や勉強では、このPDCAサイクルを回すことが重要であり効果的だとよく言われます。「まず目標を」という意味でゴールGーPDCAという人もいます。1年生の学活では、夏休みの学習や生活について確認し合い、「MYゴール手帳」を活用し、夏休みの目標を立てたり、学習計画の具体のスケジュールを書き込んでいました。自分の「時間」と学習・生活の「内容」を計画立てて自己管理する(自律)、まさに今、求められる能力ですね。チャイムをちゃんと自分で鳴らして、主体的な学習者になってください。
理科では、カルメ焼きをつくっていました。理科室からいい匂いが・・。この実験のポイントは,温度と時間をきちんと守ることだそうです。重曹は炭酸水素ナトリウムという物質で,これを熱で分解すると炭酸ナトリウム,水,二酸化炭素ができます。この実験では,高温でとけた砂糖液が冷えて固まるときに,発生した気体の二酸化炭素と水蒸気のため,中に空洞が出来て膨らみカルメ焼きになるそうです。香りと甘さとともに覚えておきたいですね。
7.20Wed. 新型コロナウイルス道内の感染状況から
1、石狩管内における新型コロナウイルス 市町村別感染状況 7.19現在
6/26~7/16までの3週間の推移を北海道のHPより示すと
2、年代ごとの陽性者数 7月19日現在 北海道発表分
上記のようなデータから、千歳市においては、管内的に見ても感染者数増加が見て取れます。また、10代以下や10代の年代での陽性者が増加していることもあり、市内の小学校の学級閉鎖や幼稚園・保育園等での陽性者、家庭内感染の学校への連絡等も急増しています。やはり、感染力の強い株への置き換わり(再陽性の事例も多い)、第7波の入り口といっていい状況のようです。
社会生活や経済を回す動きは止むなしと思いつつ、若年層や義務教育段階での教育活動、子育て家庭での家庭生活や保護者の働き方等には、十分な感染防止策を講じる必要があります。まもなく学校は、夏季休業となりますが、自学自習の勉強、部活動、趣味や家庭のイベント等、健康で、楽しく、充実したものとなるよう、引き続き、ご家庭での感染対策と子どもたちへの注意喚起にご協力願います。
7.19Tue. 川の生き物調べ
はまなす学級では、理科の授業で、千歳水族館にご協力をお願いし、「川の生き物調べ」を行いました。外来種の繁殖等により、日本の河川に古くから生息する在来種の絶滅や個体数の減少が全国的に問題になっています。千歳市は支笏湖、千歳川流域の豊かな自然と恵まれた環境ながら、そういった問題と無関係ではありません。千歳水族館で、生き物観察の方法について説明を受け、千歳川から支流になるママチガワまで移動し、生き物観察。絶滅危惧種のイトヨ、サクラマス、ブラウントラウト、川エビ・・生徒たちの歓声が響いていました。五感を働かせ体験をともなって学ぶ・・ふるさと教育でもある、理科の授業。机上だけでは学べない貴重な時間となりました。動植物や環境、環境保全、ふるさと千歳・・興味を抱き、体験から学んだことが、「将来、こうしたことにかかわっていきたいな」というキャリア意識にもつながってほしいと願っています。
7.19Tue 1年生校外学習まとめ
7月19日(火)4時間目に校外学習のまとめを行いました。先週実施した校外学習で自分たちが体験した内容や昼食で食べた画像などChromebookを上手に使い説明していました。経験することで身につけられる力、自主的に考え、取り組む姿勢は、この校外学習で学び身につけたことです。来年の宿泊学習、そして再来年の修学旅行へとつながる校外学習になりました。
7.19Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業6
3年生の英語の授業では、This is an essay written by Yoshida Kenko.英語の過去分詞を使った表現を理解するために様々な画像・写真を英語で解説し、クイズ形式で学習していました。出題する方も読み解いて答える方も、「アウトプットする表現活動」で確かな力がついていきます。間違いを恐れず、大きな声で表現活動・コミュニケーション活動から学んでください。
3年生理科の授業では、「遺伝子組み換えが私たちの生活にもたらすものは・・」というテーマで、調べ学習を行い、そのメリット・デメリットを含めた遺伝子組み換えの例や可能性についてプレゼンしていました。インターネットで検索したものについては、その出典を明らかにしながら、写真や図を活用し、わかりやすく表現していました。これも、アウトプットすることによって自らの知識を確かなものにしたり、考えたことを豊かに表現し伝える力の獲得に役立ちます。
【3年生英語科】
【3年生理科】
7.15Fri. 2年生宿泊学習
7月14日(木)~15日(金)2年生の宿泊学習を実施しました。札幌市内の専門学校のご協力によるキャリア学習を含む班別自主研修、小樽職人の会のご協力による歴史を感じる小樽公会堂での「製作体験」と小樽運河散策。二か月に及ぶ計画とその実行で「集団として意見をまとめる力」を・・、各種研修や体験で「計画を立てて実行する力」を・・、班や学級、学年委員会などを中心に「チームワークの向上」を・・。日々の学習や生活を大切にする「日常」が「行事を成功に導き」、「行事」での成果が、また「日常」を高めていく・・そんないい学びが、チーム感を持ってできる2年生だと感じました。「失敗や約束違反」もありました。失敗から何を学び、次にどう生かすかが問われます。ゆっくり休んだ後は、宿泊学習の成果と課題をしっかりとまとめ、明日からの生活に活かしていきましょう。旅先・研修地でお世話になった方々、送り出してくださった家庭にも感謝の気持ちと言葉を忘れず、「為すことによって学ぶ」学習がみなさんの更なる成長につながることを期待しています。お疲れ様でした。
7.14Thu 1年生校外学習
7月14日(木)1年生の校外学習を実施しました。千歳駅から各班、自分たちの自主研修先にまっすぐ向かい、施設の方々に挨拶をし、研修をスタート。昼食を食べて午後の研修。実際に経験することでしか学べないこと。集団行動の中で意識しなければならないこと。多くのことを校外学習で学び、千歳駅へ戻ってきました。
コロナ禍で感染者が再び増加傾向にある中ではありましたが、なんとか大きな事件・事故に巻き込まれることなく校外学習を終えることができました。まとめ学習をしっかりとして、来年の宿泊学習が更に質の高い学びの場となることを期待しています。
7.13Wed. 学ぶ意欲の向上とわかる授業5
1、生きて働く英会話力・・
「自分のことや自分の考えていること、気持ち等を他者に伝える」という英語をコミュニケーションツールとして、「表現し、話す」という力が求められています。確かにグローバル社会なので、英語を多様な人たちとの共通言語として協働することができれば、大きな力となります。全国の公立中学校に在籍する中学3年生のうち、英検3級相当以上の英語力を持つ生徒は40.7%いるそうです。国の目標は、中学校卒業時点で、英検3級取得50%を目標にしています。目標はともかく、コミュニケーションツールとして、英語を話せる、英会話の力は、将来の職業選択や世界的な視野を広げると言った意味でも、大きな可能性を持っています。
中3の授業では、ALTのジェームズ先生と英会話の学習をしていました。質問に対する答えを事前に英語表現で「書いたり」、友達と「練習したり」、先生に確認してもらったりしながら、「話す」練習を繰り返していました。中1の授業では、最初はメモを見ながら、だんだん顔を上げて、コミュニケーション活動となるようグループ学習で楽しそうに会話していました。こうした学習の積み重ねが、「使える英語」の習得につながります。
2、美術の表現力に驚かされます
「創作活動なので、無言で制作に集中する」という美術の授業。その作品のできばえには感心します。動植物など描いた作品と違うものを使って、描きたいものをデザインする授業。個性があふれ、豊かな表現力に圧倒されます。
3、未知数2つ、式2つ
中2の連立方程式、ちょっと長めの文章問題には、「わからない数字(未知数)が2つ」、問題文に書かれていることをよく読むと、「式を2つ」立てることができます。数学の先生は、問題文から式を導き出すときに、『問題文に書かれている内容を表や図に整理してみる』ことを強調していました。数学は、答えがスパッとX=〇 Y=△とでることが美しいのですが、「数学的な見方・考え方を働かせて、解答を導き出す過程」にこそ、おもしろさがあり、そうした「見方・考え方」ができるようになることが、大切な教科です。一問一答で、暗算で答えが出せるようなことは、世の中、そうそうありません。「問われていることを図や表やグラフ、数直線・・・などで情報を整理して」解答にたどり着く楽しさを理解してほしいと思います。
7.13Wed. 為すことによって学ぶ 校長室から
1、「為すことによって学ぶ」
7月14日(木)、1年生校外学習、2年生宿泊学習(~14日)が行われます。コロナ禍、様々な感染防止策に配慮しながら、事前学習を含めた研修計画、行動計画を作成し、小グループが、自ら立てた研修計画に沿って、時には臨機応変に対応したり、危機管理意識を持ちながら社会に出て研修します。1年生がJR千歳駅を起点に、公共交通機関を利用して、札幌市内各所で、テーマにあった研修を進めること、2年生は、キャリアの視点で、様々な専門学校での研修、札幌市や小樽市での体験や研修をともなった学びを深めること。これらの学習は、教室から社会に飛び出し、公共ルールを守りながら、「自律的に学び取る」、またとない機会と考えています。個人旅行とは違い、研修目的のチーム行動ですから、協働的な学びといった面でも、体験的・旅行的行事の教育効果はとても大きなものです。新型コロナウイルス関連等、様々な理由から残念ながら参加がかなわなかった生徒もいることはとても残念なことですが、この研修後に学んできた成果を伝えて(アウトプット)いけるよう、1,2年生は、チーム感を持って取り組んでいきましょう。
2、「学びに向かう力」
教師生活も長くなってくる(校長自身)と、「教える」ということに固執しがちで、新しい学習指導要領が求めるような、「知識や技能をただ習うのではなく、多様な他者と協働して、自ら考え主体的に学び続ける人を育てる」という「生きる力」の育成をゴールとした授業観への移行がなかなかの課題。予測不能な未来をたくましく生き抜く人材を育てるため、身につけなければならい力は、
①社会で生きて働く「知識・技能」
➁未知なる状況にも対応できる「思考力・判断力・表現力」
③「学びに向かう力・人間性等」と示されています。
高校入試問題等でも、「思考力を問う問題」が出題され、問題文をしっかり読み解いたり、答えを導き出す理由や根拠を自分自身の持っている教科の見方・考え方を生かして「自分の考えとして表現・伝え」なければ、正解に至らないような問題も一部含まれています。
特に③の「学びに向かう力」は、単なる「関心・意欲・態度」ではなく、『主体的に学習に取り組む態度・自己の感情や行動を統制する力・よりよい生活や人間関係を自主的に形成する態度等』と言われています。コロナ禍となってなおさらですが、子どもたちの学びは、「教わるという感覚から、意欲をもって自ら学ぶ」という「自律的学習者」としての成長、変化の激しい社会を「自ら学びつ続ける人に」という15の春をイメージして学校づくりを進めていきたいと考えています。
「体験をともなった学び、為すことによって学ぶ」という旅行的行事・自主研修等の総合的な学習は、規範意識や集団や社会のルールを学び、スケジュール管理し、役割や責任を果たし、体験や豊かなコミュニケーション活動により協働的に学ぶ取り組みです。「多様な他者と協働し、新しいものを創造する。自他を尊重し理解し合う。」チーム1学年・チーム2学年の学習成果に期待します。
3、2学年宿泊学習に寄せて(宿泊学習のしおりから)
「為すことによって学ぶ」 校長 金森 直人
2学年宿泊研修が学年委員会・学級・班での企画・立案・協議を重ね、「MY BEST MEMORY」~一人一人の思い出を大切に~をスローガンに実施の運びとなりました。コロナ禍で一番影響を受けてきたのは、スポーツや音楽・芸術、学校行事です。特に旅行的行事は、先生たちはもちろん、関係機関、企業、保護者の皆さんの理解と協力なくして成立しません。
「為すことによって学ぶ」という言葉がありますが、五感を働かせた体験が学びとなり、「視野の広がり」「仲間との協力」「計画・実践・評価・改善の力」等、体験を通した学びが大きな成長につながることを確信しています。
Withコロナの時代、「何を、どのように学び、何ができるようになるか」「どんな工夫をすれば、○○ができる」と、自らの思考・判断・表現力を働かせ、学び取る力(自律的学習者)が大切だと言われます。「為すことによって学ぶ」はずが、「やりっぱなし」では、学びに高まりません。一層予測不能な社会を生き抜いていく皆さんですから、多くの他者と協力し、活動を通して、自ら考え、適切に判断し、実りある学習にしていくことが、「生きる力」の獲得につながります。
職業体験講座や自主研修・製作体験には、キャリア教育の視点も含んでいます。「自己の適性や興味・関心を知り、将来の夢やキャリア意識・職業観を」、是非身に付けてください。
**意義ある宿泊研修にするために******
1.社会的視野を広げる 2.集団行動の基礎を身につける 3.自分たちで活動する自治力を高める
3,班単位の研修により、企画・計画立案のスキル向上
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【7.12 しおり学習の様子から 話を聴く姿勢、メモを取る真剣さが伝わります。教頭先生からも激励】
7.11Mon. 石狩管内中体連大会の結果
〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)
1回戦 千歳中 36ー56 北広島緑陽中
〇バレーボール部(北広島市総合体育館)
1回戦 千歳中 2-0 恵庭柏陽中
2回戦 千歳中 0-2 江別第二中
〇テニス部男子(千歳市青葉コート)
【男子ダブルス個人戦】
1回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
2回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
3年男子・2年男子ペア
3回戦敗退 3年男子・2年男子ペア
〇テニス部女子(千歳市青葉コート)
【女子ダブルス個人戦】
1回戦敗退 3年女子・3年女子ペア
3年女子・2年女子ペア
2回戦敗退 3年女子・3年女子ペア
3年女子・1年女子ペア
〇剣道部(江別第三中学校)
【男子団体戦】
1回戦敗退 千歳中 2-3 大曲中
【女子団体戦】
予選リーグ 千歳中 4-0 大麻中
千歳中 1-4 江別第一中 第3位
【女子個人戦】
優 勝 中村(全道出場)
準優勝 鈴木(全道出場)
〇卓球部女子(江別中央中学校)
【予選リーグ】
千歳中 5―0 東部中
千歳中 0―5 恵明中
【決勝トーナメント】
1回戦 千歳中 0―3 西当別中
7.7Thu. 明日から石狩管内中体連大会
7月8日(金)9日(土)と石狩管内中学校体育大会が開催されます。千歳市代表校として出場する部は、
〇バスケットボール部女子(当別町総合体育館・とうべつ学園会場)
〇バレーボール部 (北広島市総合体育館)
〇テニス部男女 (千歳市青葉コート)
〇剣道部 (江別第三中学校)
〇卓球部女子 (江別中央中学校)
コロナ感染防止の観点から、観客人数、観戦方法等、種目ガイドライに従って、制限もありますが、3年生の保護者については、管内での勇姿をご覧いただける種目が多いのではないかと思います。管内を勝ち上がり、全道大会へと駒を進められるチーム・個人の数は、極限られたもの。「スポーツは敗者のためにある」等と言われる由縁かもしれません。大切なのは、ひと試合でもいいから、この仲間たちとプレーしたいと個人・チームで磨き合ってきた、「心・技・体」をしっかり発揮し、最後まで闘いきること。これまでのひたむきな努力は、決して人を裏切らないし、成果となって表れたり、次のステージへとつながるような成長を約束してくれます。
管内出場叶わなかった本校の様々な部の部員たち、市内大会で敗れていった他校の部員たち、みなさんをここまで導いてくれた指導者や協会・種目関係者の人たち、いつも応援し支えてくれた家族や仲間・・・そうした多くの人たちの思いや支えがあっての管内の大舞台です。
「努力は素質を上回り、気力は実力を越える」
千歳中の、また、千歳市の代表として、自覚と責任を胸に、勇往邁進(目標や夢に向かって、勇敢に進んでゆく)する姿に期待しています。健闘を祈る。
7.5Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業4
ここ数日の暑さと湿度に負けず、生徒たちは、しっかり学習を進めています。「自律的に学ぶ」ということが重視され、「教えられる」授業から、自ら学び取る「自律的な学習者として」の学びが、変化の激しい社会を生き抜くキーワード。3年生の理科で、顕微鏡観察する生徒たちの目は、「科学者の目」。「みつけてやろう、どうなってるんだろう」と好奇心あふれる姿に感動します。
2年生では、情報モラルの学習でしょうか、スマホに関する様々なトラブルについて、グループで意見交換していました。「ネット社会の正しい歩き方」、身に付けましょう。