学校行事
1.19Thu. コロナ・インフル同時流行の備え
13日(金)より冬季休業明け、後期後半がスタートしています。3年生の公立高校への出願、私立高校の推薦・単願受験等、自己実現の正念場を迎えています。2023年「癸(みずのと)卯(う)」は、「去年までで様々なことに区切りがつき次へと向かっていく、そこに成長や飛躍があり新しい世界が広がっていく」と言われています。どの学年も、新たな目標設定、実現に向けた確かな努力で、「飛躍」の一年にしてほしいと願っています。
登校状況を見ると、新型コロナウイルス感染症関連の陽性や濃厚接触・リストアップによる欠席者は、そう多くありませんが、インフルエンザの罹患により、高熱の発症、あるいは家庭内で罹患者がいるため、出席停止やコロナ禍「家庭内で発熱・かぜ症状者がいる場合・・」の対処により、一定期間、学校に出席できない状況も出てきています。『出席停止をともなう学校感染症』また、「家庭内にコロナやインフルの発症者」がいる等、一定期間欠席しなければならないような場合、タブレットを使った授業の配信や学びの保障への活用を進めていますので、活用してください。
特に受験期は、感染症予防、体調管理、さらには暴風雪や雪害、交通事故等のリスク管理にも十分な配慮が必要です。道教委から、「コロナ・インフル同時流行への備え」についてパンフレットが来ていますので、家庭配布するとともにホームページにも掲載します。
1.11Wed. 北海道管楽器個人コンテスト・北海道アンサンブルコンテスト札幌地区大会の結果
1月8日(日)札幌コンサートホールKitaraで開催された第59回北海道管楽器個人コンテスト札幌地区大会にフルートで参加した川口さんが金賞を受賞し、2月18日(土)に開催される第59回北海道管楽器個人コンテストへの参加が決まりました。おめでとうございます。
また、
1月9日(月)第54回北海道アンサンブル コンテスト札幌地区大会「中学校の部」に
川口さん、滝澤さん、和田さん、佐藤さん、徳永さん、旗谷さん、北山さん、長﨑さんが参加し、結果は銀賞でした。春の各種コンサートへの参加や夏季の札幌地区・全道等の団体コンクールも予定されています。さらなる「飛躍の年」となることを期待しています。
1.11Wed. 第53回北海道中学校スケート大会の結果
2023年1月6日~8日に帯広市で開催された第53回北海道中学校スケート大会に本校の瀨川奏さんと廣瀬友哉さんが出場しました。
瀨川奏(3年生) 1500m 2:34.28 49位
3000m 5:25.31 35位
廣瀬友哉(2年生) 500m 40.35 10位(全国大会出場)
1000m 1:51.43 52位
全中出場権を得た廣瀬さんは長野県で開催される第43回全国中学校スケート大会【令和5年2月4日(土)~令和5年2月7日(火)】に参加します。更なる飛躍に期待します。
1.7Sat. アンカレッジへ出発
R4年度ミアーズ中学校交流事業・ダイヤモンド高校短期派遣事業の出発式が新千歳空港で行われ、千歳市の中高生がアラスカ州アンカレッジに向け出発しました。やや緊張した表情ながら、姉妹都市交流という大きなミッションへの責任と期待感を胸に出発式に臨んでいました。3年ぶりの姉妹都市交流事業です。有意義な体験と研修になることを願っています。
1.5Thu. 石狩管内中学校スキー大会
石狩・空知の中体連スキー大会が、歌志内のかもい岳国際スキー場で合同開催され、本校2年生の佐竹さんが参加しました。
男子ジャイアントスラローム(GSL) 62秒54 石狩管内2位
男子スラローム(SL) 39秒79 石狩管内1位
上記の結果により、朝里川温泉スキー場で行われる、令和4年度北海道中学校スキー大会 アルペン競技大会(1月20日~22日)への出場を決めています。
12.27Tue. 学ぶ意欲の向上とわかる授業18
2,3年生の5クラスが、学級閉鎖に伴う授業回復措置で登校日となり26日、27日と授業に取り組んでいます。2年生の廊下には、1年生で学習した事項の「学び直し」を含めた学習プリントが・・。基礎・基本の力をドリルや練習問題の繰り返しで身につけて行きましょう。「つまずいている箇所を発見」し、そこの「学び直し」も、レンガやブロックが積みあがっていくように数学的な見方・考え方、数学の力を確かなものにしてくれます。授業では、多角形の角度を求める応用問題に取り組んでいました。「多角形の中に、三角形や四角形の穴が開いている図形の角度」を求めるという、ちょっと一工夫必要な問題に、「学び合い教え合い」も活用しながら、取り組み方にねばり強さが出てきたように感じます。勉強でもなんでも「意欲的なチャレンジ」が一番力をつけます。「わかった・できた」を追い求めていく心を大切にしてください。
2年生理科の実験では、静電気をあつかっていました。「なぜ、静電気で二つのものがくっついたり離れたりするんだろう・・?」疑問を出発点に、静電気、+の電気-の電気、帯電・・・実験を通して、科学を解明する姿には探究心・学ぶ意欲が見て取れます。A theory is one thing, and practice is another.(理論と実践は別物である)といわれます。だからこそ、意欲的な「実践」をともなって確かな「知識・理解、理論」を身につけることができるのです。
冬季休業中の学習も、自分の強みを伸ばし、苦手部分の「つまづき把握」や「学び直し」にもチャレンジして、継続的な学習の積み重ねに頑張りましょう!!
12.26Mon. ミアーズ中学校交流事業・ダイヤモンド高校短期派遣事業
1、ミアーズ中学校交流事業 令和5年1月7日(土)~14日(土)アラスカ州アンカレッジ
千歳市は、千歳国際・友好都市交流協会が中心となり、様々な国際交流事業を行っています。姉妹都市としてアンカレジ市(アメリカ合衆国)、指宿市(いぶすき市 鹿児島県)、友好親善都市としてコングスベルグ市(ノルウエー王国)、長春市(中華人民共和国)があり、幅広い分野で交流を行っています。友好訪問団が両市を行き来しホームステイや授業体験を行ったり、お互いのまちのイベントに参加して、交流を深めています。近年はオンラインによる交流が多くなっていたようですが、令和4年度の「ミアーズ中学校交流事業・ダイアモンド高校短期派遣事業」が開催され、令和5年1月7日(土)~14日(土)本校から1年生3名・2年生1名が渡航します。
渡航先であるアメリカのアラスカ州アンカレッジは北米を代表する港湾都市の一つで、アラスカ州における商工業、金融の中心地です。アラスカ州南部のクック湾の湾奥に位置し、北緯60度、西経150度とかなり高緯度でに位置しています。オーロラが見える季節もあるのでは・・?北方には北アメリカ大陸の最高峰であるデナリ(マッキンリー山)、東部にはロッキー山脈の高峰がそびえ立ち、西部には原野が広がっているそうです。州北端のプルドーベイ油田(北極海油田)からはパイプラインが走っています。
2、自己紹介、千歳市の紹介等、学校で学んでいる英語で表現・伝えることができるといいですね・・
「自己紹介や千歳市の紹介をできるように準備しておくといいね・・」という話を4名の生徒に話しています。「空と水のまち」「空の玄関口」である千歳市。自然豊かで、四季が感じられる空港のあるまち、千歳を紹介してきてください。英語の先生やALTに助けてもらい校長がチャレンジした「千歳市紹介」を掲載します。
Introduction of Chitose City
There is a big lake called Lake Shikotsuko in Chitose City. It's called Lake Caldera, and it's a lake made by volcanic eruption. There are many hot springs around the lake and it is a tourist destination rich in nature. It is designated as Shikotsu Toya Quasi-National Park.
Cherry blossoms bloom in spring, green forests in summer and Beautiful autumn leaves in autumn.Many salmon go up the Chitose River. This lake doesn't freeze in winter and creates a mysterious world of silver.
Chitose City, where New Chitose Airport is located, is the gateway to the sky.
3、国際理解教育
国際理解教育(英語:Education for International Understanding)は、「世界の人々が、国を越えて理解しあい、協力し、世界平和を実現すること」を理念とした教育です。ユネスコが1947年に提唱したもので、戦争や貧困問題、急速に進むグローバル化の中で、「相互理解、東西理解、国連理解を進め、平和な世の中を・・」という考えによるものです。1974年のユネスコの教育勧告によって、従来の相互理解、東西理解、国連理解に人権、 環境、開発なども含まれるようになりました。持続可能な開発のための教育(ESD)から近年SDGsの目標をよく見聞きするようにもなりました。
グローバル化の進展に伴って「異文化理解」「異文化コミュニケーション」という言葉をよく耳にし、国際理解の第一歩だと言われます。その国の文化や歴史、それに伴って形成された習慣や考え方・価値感を理解できなければ本当の意味での相互理解は達成されません。環境問題の領域で、 “Think Globally.Act Locally.”(地球規模で考え、行動は足元から)と良く言われます。「国際理解」においても、視点を広く世界に向けることはもちろん、その活動・行動は、足元の環境・生活・文化・考え方等を踏まえた身近なところからのアクションであるべきで、小さな行動・一歩であっても、”Think Globally”であるべきと考えています。
「日本の常識は他国の非常識」等という言葉もあります。しかし、逆も又、真だといえます。大切なのは、「差異が生まれた経緯・歴史、お互いが譲れない点と歩み寄れる点」といった深い相互理解、お互いが自国の文化や考え方を相手に正しく理解してもらえるための「コミュニケーション能力」なのです。お互いの文化や考え方を理解し合い、協働して、新たなもの考えを生み出していく・・グローバル社会、情報化社会にあってとても大切な力です。千歳市、MEARS(ミアーズ)J,H,Sとの交流事業に参加する生徒たちの素晴らしい経験と学びに大いに期待をしています。Have a nice trip.
12.26Mon. 第37回北海道中学校バスケットボール新人大会への参加
2022年度 第37回北海道中学校バスケットボール新人大会(南大会:12月24日~26日苫小牧市にて開催)に男子バスケットボール部が参加しました。24日の予選リーグでは、北斗市立上磯中学校(函館地区)、札幌市立羊ケ丘中学校(札幌地区)に敗れ、決勝トーナメント進出は叶いませんでしたが、堅い守りと速い攻撃の全道トップクラスのチームとの対戦は、素晴らしい経験になったと思います。成果と課題を整理し、2023年、次なるステージでの成長と活躍に期待しています。
12.23Fri. 休み前集会
12月23日(金)冬休み前集会を実施しました。生徒会からは、冬休みの過ごし方や学習に関することなど、冬休みを有意義に過ごすために大切なことを数多く伝えてくれました。期間は短い冬休みですが、心も体も上手くリフレッシュして冬休み明け元気に登校できることを期待しています。
12.23Fri. 生涯にわたって学び続ける人に・・
26日(月)、27日(火)と学級閉鎖措置に伴う時数回復で、数クラスの登校日となっていますが、冬休み前、2022年も残すところ数日。様々なことで「変化が激しく」、今年の漢字「戦」に象徴されるような、プラス面、マイナス面で「戦」にあふれる一年でした。生徒たちにとって、しっかりと一年を振り返り、「新たな挑戦」に思いを馳せる、冬休みにしてほしいと願っています。今朝の、湿った思い雪による様々な障害、インフルエンザとコロナの同時流行の兆し、健康で、安全に、みんなが前向きになれる年末年始となることを願っています。
1、「生涯にわたって学び続ける人に・・」 学校だより 巻頭言より
その年の世相を表す「今年の漢字」は「戦」でした。軍事侵攻により長引く「戦争」は、多くの尊い命を奪い、世界中の社会や経済にも大きなダメージを与えています。新型コロナのパンデミックや円安・物価高騰禍での「生活や安全を守る戦い」、「スポーツの分野での熱戦や感動的な挑戦」・・・子どもたちにとっても、夢や志をもち、未来をたくましく生きる人になるための、コロナ禍での、「学びの挑戦」となった2022年が終わろうとしています。
「主体的に学び 心豊かに行動し 最後までやり切る生徒の育成」を重点に、教職員が一丸となり「チーム千中」で取り組んできた令和4年度も集大成の時期を迎えます。これまで、「あたり前だった日常」が大きく変わり、大人が知っていた知識を子どもたちが理解する(記憶再生型の学習)だけでは通用しない時代がすでにやってきています。先が見えない感染拡大、温暖化や異常気象、Society 5.0に象徴される社会の大きな変革。かつて経験したことのない変化の激しい未来をたくましく生きていくために、大切なことを以下のように考えています。
①好奇心を持ち、主体的に、課題にチャレンジする ・・「自立的学習者として」
➁自ら考え、判断し、思考を深める ・・「協働・対話の中で磨く」
③自分らしく豊かに表現する ・・「表現力等活用する力を身につける」
この過程で、学びや思考が、ひとりよがりなものに陥らないように、「多様な他者と豊かなコミュニケーションで協働・対話しながら・・」が、今一番大切だと感じています。AIが進化し、ICT・IoTの時代が到来しているからこそ、「自他を尊重し、多様な他者と笑顔でつながるコミュニケーション能力(デジタルコミュ力を含む)」の獲得が大切になってきます。「文化や言葉の違いを乗り越え、理解し合い、協働する力」こそ、これからを生きる若者に必要な基礎的な力と考えています。
新しい年を迎えると、いよいよ3年生の自己実現への「挑戦」です。3年生の希望進路が、農業、商業、工業、食について、酪農、語学、スポーツや音楽、職業科の高等支援学校、通信や単位制等々、多様な特色を持った高校であり、自己の強みを活かせる多様な進路先を選択していることを頼もしく感じます。先日、「北海道の高卒・大学卒の就職者の3年以内の離職率」が、「高卒41%、大卒34%」という報道に愕然としました。もしかすると、中・高あたりで抱いた「なりたい自分と目指した進路」と、「就職して始まった社会人生活あるいは仕事」に、何かギャップがあったのでしょうか?「いつまでも日本は終身雇用制」とは言いませんが、義務教育9年間をあずかる学校として、キャリア教育がどうだったのか、残念な気持ちもぬぐえません。
義務教育9年間を終えるまでに、自立・共生できる人を育てるのが目的です。「確かな学力も、豊かな心も、たくましいチャレンジ精神も」自己の強みを活かし、学び続ける人を育てるのがゴールです。生徒の皆さんも2022年を振り返り、自分自身の「良さや可能性」を再確認してください。そして、仲間や家族と対話し、新たな目標、新たなステージに思いをはせる新年としてください。勉強も、音楽もスポーツも、まずは目標設定です。
この一年の保護者・地域の皆様の学校へのご理解・ご協力に対し、心より感謝申し上げますとともに、来たるべき新しい年が、明るく希望に満ちた年となることを願い、師走を迎えての言葉といたします。この一年、ありがとうございました。
2、「学ぶ意欲の向上とわかる楽しい授業」
写真1:2年生社会では、1900年代初頭の不平等条約改正の道のりについて学んでいました。「治外法権」や「関税自主権」についてスライド等でも理解し、関税自主権の回復等にどう取り組んでいったのか、歴史の歩みをたどっていました。
写真2:理科では、乾燥した冬に良く体感する静電気についてストローやティッシュで、起こっている現象を科学していました。「物体は+と-の電気をそれぞれ同じだけ持っていて・・」「物体の電気のバランスが崩れている状態・・もしくは、バランスを崩している電気そのもの・・」「異なる物体同士がこすったりなどして接触したとき・・」目には見えない原子・電子・・起こっている現象を理科・科学の見方・考え方を働かせて科学する・・生徒の皆さんの真剣な表情が印象的です。
写真3~6:1年生英語では、ALTの先生も入って、「英語すごろく」。コミュニケーションツールとして英語ですから、話す・聴く・伝えるといった「コミュニケーション活動」は欠かせません。サイコロで出た目の数に示された質問に英語で答えながらゲームは進んでいました。何より楽しみながら学んでいるのが最高です。
写真7~9:国語では、故事成語をイラストとともに描いていました。なかなか、言葉とその意味、どんな出来事から生まれてきたか等々、暗記というわけにいかないので、こうした五感を働かせた「活動・作業」を通して、理解や活用につなげます。「・・・なの、そうじゃないの???」疑心暗鬼のイラストには、笑ってしまいました・・。