学校のブログ
10月7日 4年生 福祉体験学習「点字学習」
4年生は視覚障がいについて学んでいます。まず、点字の歴史から始まり、点字が母音と子音の組み合わせで成り立っていること、そして一文字一文字の構成について学び、五十音だけでなく半濁音等点字の全てを習いました。また、鉛筆で点字を書き表す活動や、点字用紙に書かれた文字を読み取る活動に取り組みました。普段使っている文字との違いに驚きながら、読むことに苦労する様子も見られましたが、多くの子どもたちが点字への強い興味を持つ、有意義な時間となりました
9月22日、24日 3年生 サケ伝統漁(マレク漁体験)
昔のアイヌ民族の暮らしを学習するための一つとして「サケ漁(マレク漁)」を体験しました。サケのふるさと千歳水族館の方、アイヌ協会の講師にご協力いただきました。水族館横の水路にサケを放流し、マレクと言われるもりを使ってさけをつかます。マレクは、柄の先端の溝に、紐で繋いだ鉄鉤(てつかぎ)を取り付けた銛(もり)です。サケに刺さると鉤は柄から外れますが、紐につながった鉤が回転し、しっかりとサケに食い込む仕組みです。鉤に「返し」がなくても、サケはその重さで鉤から外れません。3名の代表児童が挑戦し、講師の方と一緒にみごと3匹のサケを捕らえました。そのサケたちのいのちを、アイヌ協会の方がイサパキクニと呼ばれる専用の棒でおくりました。その後サケの皮を剥ぐ作業をみんなで、衣服やくつの材料にもなる皮の強さを体感しました。アイヌ民族がサケをいかに大切にしてきたかを強く感じることができました。
9月26日 6年生 地域・福祉体験学習(車椅子体験)
総合学習の一環として、講師の先生と社会福祉協議会の方々にご協力いただき、車椅子の乗車と介助の両方を体験しました。車椅子は、足が不自由な方や怪我をした方が使用する乗り物です。実際に体験してみると、 体育館のような平坦な場所ではさほど感じなかったものの、「日常生活で使い続けるとなると、かなり疲れそうだ」 車椅子に座る低い視点から物を取ろうとすると、「転倒などの危険を感じる」という意見が出ました。また、体育館にマットを敷いて段差に見立て、乗り越える練習も行いました。介助する際の力の入れ方や、スムーズな移動のための声のかけ方など、安全を確保するための具体的な方法を学ぶことができました。この体験学習を通して、車椅子使用者の視点や介助の難しさ、そして日常生活に潜むバリアについて深く理解することができました。ここで学んだ安全な介助方法や心構えを、今後のフィールドワークに活かし、千歳市の「やさしいまちづくり」についてより深く探求していきます。
9月17日 5年生 稲の脱穀
先日、稲刈りでお世話になったJAの方から、機械を使った脱穀と籾すりの方法を教えていただきました。脱穀は、稲が予想以上に強く機械に引っ張られるため、力が必要な作業でした。籾すり機は、一度に多くの籾を処理できる反面、籾殻が混ざったり、籾がうまく取れなかったりすることがあり、追加の作業が必要になるのが大変だという感想が聞かれました。今後、家庭科の授業で、このお米を炊いて食べる予定です。
学校図書館前の掲示
学校図書室前の掲示がかわりました。ポッケの皆さん、PTAボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。現在はアイヌ民族のサケとり「マレク漁」の様子を紹介するものとなっています。アイヌの人々が暮らす豊かな自然が色鮮やかに表現されており、分かりやすい解説文とともに展示されています。個人懇談で来校の際、ぜひ、図書室前の掲示をご覧になって下さい。