生活の様子

学校のブログ

5/7 自分の命を自分で守るには

 本日、臨時避難訓練を実施しました。テーマは、「自分の命を自分で守るためにはどうすべきか?」です。

 

①火災が発生したら・・・「ダックウオーク」~煙の吸い込みを防ぎます。

 

②大きな揺れが起きた場合・・・頭を守ります。ランドセル、本などなんでも使えます。ジャンバーをたたむとクッションになりました。

 

③クマに出くわしたら・・・執着心の強いクマの性格を考え、身に付けている物を地面に置いてクマに話しかけながら、ゆっくり後ずさりします。

また、頚椎や腹部を守るために、首を守り、うつぶせになります。

 

④守られる立場から、守る立場になって考えます。ディズニーランドの避難訓練の映像を見て実践してみました。守られる側は、先生方にやってもらいました。

 

最後に先生から、「これをやれば大丈夫というわけではありません。まわりの様子を見て判断することが大事です。」という話がありました。

 

5/7 訂正

 「野鳥が、ひょっこり②」でシジュウカラと載せていましたが、休みが明けて、詳しい本校の教員に確認すると「ヤマガラ」でした。

 大変、失礼いたしました。また一つ、野鳥のことを勉強させていただきました。

 

【ヤマガラ】

 全長13 - 15センチメートルで、概ねスズメぐらいの大きさである。頭部は黒い羽毛で被われ、額から頬、後頸部にかけて明色斑が入る。下嘴基部(腮)から胸部にかけて黒い帯模様が入る。尾羽の色彩は黒褐色。初列風切や次列風切の色彩は黒褐色で、羽毛の外縁(羽縁)は青みがかった灰色。雨覆や三列風切の色彩は青みがかった灰色。 

エゾサンショウウオについて調べてみました

 卵の写真がわかりにくかったので、アップにしてみました。

【エゾサンショウウオ】 

・平地から山地にかけての沼沢地の周辺に生息する。小さな昆虫類やクモを食べる。

・主に4 - 5月に繁殖するが、高地では7月に繁殖することもある。湖岸や池、水たまり、道路の側

 溝、用水路等に産卵する。卵嚢はコイル状に巻いた長いひも状で透明だが、産卵直後は白濁してい

 る。1か所の繁殖地に1,000匹以上の個体が高密度で産卵することもある。 

・河川改修・牧草地化・土地開発・道路建設による生息地・繁殖地の破壊、アライグマによる捕食に より生息数が減少している。

 

 

 

なぜサンショウウオの卵がそこにあったのか

 5月2日にビジターセンターのスタッフの方がわざわざ学校に電話をしてくれたのです。

話は、こうです。

〇これは、エゾサンショウウオの卵と思われる。

〇何かが卵を運んできたのではなく、自然産卵と思われる。

〇エゾサンショウウオは、体が乾くと死んでしまう。なぜなら体中の皮膚でも呼吸をしているから。ですから、日中は、葉っぱの下などにいて、夜になると行動する。

〇産みの親のエゾサンショウウオは、卵を産む場所をずっと探していたと思われる。そしてある雨の日に支笏湖小前の水たまりをやっとのことで見つけ、産んだと思われる。探し続けた苦労は、筆舌に尽くし難い。

 

 

枝の中央に一塊、そこから左下の水底に一塊。

スタッフさんの話を、その日の給食時間に説明しました。下校時、子どもたちのなかに何か思うところがあったのでしょうか、全員で、卵の様子を見に集まっていました。

「あったー!二つに分かれてる。あ、おたまじゃくしも泳いでいる。あー、ガの幼虫もいるよ!」

「そろそろ、帰るよ!(先生)」

「はーい!」

「ちょっと待ってー置いていかないでー」

 

連休後のこの「小さな池」の中の様子がどうなっているのか、とても楽しみです。