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学校のブログ

声を出して読むことの効果~『音読』

 普段本を読むときは、『黙読』をすると思います。まわりに人がいるのに、声を出して本を読む人なんかいません。ですから、たいていの大人は、『音読』することから遠ざかっているわけです。今回は、【声を出して読むことの効果】を特集してみました。

 

 声を出して読むことには、理解力や記憶力が高まり、学習効果が上がるという利点があります。また、読む力だけでなく、話す力やコミュニケーション力も鍛えられます。​

《学習面のよさ》

・音読は、目だけでなく耳からも情報が入るため、黙読より内容を理解しやすく、読み飛ばしも減ります。​

・声に出すことで記憶に残りやすくなり、語彙力や文章構造の感覚も身につきやすくなります。​

 

《脳への効果》

・音読は、「文字を見る」「声を出す」「自分の声を聞く」という複数の働きを同時に使うため、脳全体の働きを活性化しやすいと言われます。​

・視覚と聴覚の両方を使うことで集中力が必要になり、その結果として集中力そのもののトレーニングにもなります。

《コミュニケーションへの効果》

・繰り返し音読すると、滑舌や発声が鍛えられ、人前で話すことへの苦手意識が減りやすくなります。​

・感情をこめて読む練習をすることで、相手に伝わりやすい話し方や表現力も養われます。​

 

《子どもにとっての利点》

・子どもにとって音読は、漢字の読み方や言葉の意味を身につけ、読解力の土台を作る学習として重視されています。​

・宿題として毎日続けることで、「読むことに慣れる」「本への抵抗感が減る」といった効果も期待できます。​

 

《大人にとっての利点》

大人が音読を習慣にすると、資料の内容理解が早くなったり、プレゼンやスピーチの練習にもなります。​

好きな本や記事を声に出すことで、言い回しや表現が自分のものになり、語彙と文章力のブラッシュアップにもつながります。​

 

12/4 児童会による “全校お楽しみ会”

 今回は、5年生の二人が中心となって進めました。

 

【疲れを知らない子どもたち!! 子どもはどうしていつも走っているのでしょうか? 大人になった私たちも小さかった頃はきっと駆け回っていたんだと思います。忘れているだけですね。】

 

【ゲームの景品がユニークで、『給食おかわり優先券』なんていうのもありました。「献立の隅々まで読み込んで、どの給食の時に使うかをこれから考えます。」と、うれしそうにニンマリ微笑んでいました。】

12/4 『野鳥を深く知る』教員研修

 支笏湖小は、豊かな自然に囲まれていますが、その一つに「野鳥」も含まれています。総合的な学習の時間にも野鳥を調べる学習があります。

 今回の先生方の研修は、研究部長のアイディアで「先生方こそ野鳥を更に知ろう」というテーマで専門家(自然公園財団支笏湖支部BES・スタッフ)を講師としてお招きしました。

 

【もっとも衝撃的だったのが、鳥の足の構造です。人間でいうと、鳥はつま先立ちしている状態だそうです。人間の太ももに当たる部分が、体内に入っていて隠れているのだそうです。】

 

【生たまごの卵黄についている小さな白い部分が、赤ちゃんになる胚だそうです。卵黄は、栄養だそうです。】

  知らなかったことが分かった瞬間は、人生の喜びです。学校とは、その瞬間瞬間の宝庫です。

12/4 札幌大学の学生さんとの交流②

 札幌大学の学生さんとの2回目の交流が、ようやっと実現しました。当初の予定日があまりにも暑くて急遽中止にしたという経緯(いきさつ)があります。

 学生たちは全員3年生で、コミュニケーションに関する研究をしている同じゼミ生です。支笏っ子とのコミュニケーションを決められた時間内で深めるために、細やかな企画を練ってきてくれました。

 

【制限時間以内に、より高いタワーを作ったチームの勝ちです。芸術点も加算されるようです。】

 

【できた後に、高さを測るのですが、直前に崩れそうになっているチームも見られ、ハラハラドキドキものでした。】

 支笏っ子の数あるよいところの一つに、「人なつっこさ」が挙げられます。今回の交流でも、初対面の人にも進んで話しかけに行く場面をたくさん見かけました。

 

 今巷では、「コミュニケーション能力がないので、つけたい。」という話を聞いたり、ハウトゥー本などが出まわっています。コツなどないと思います。「自分はコミュニケーション能力がないから人と話すのが苦手」ではなく、「話すのが苦手だけれど、失敗しながらもしゃべっているうちに慣れてくる」ものだと思うのです。

 お笑いを生業にしている人のように、笑わせる話などしなくてもよいと思うのです。

11/27(木)『緑小学校との合同学習②』中止

 話題として遅くなりましたが、11月27日(木)に予定されていました年2回ある緑小学校との合同学習の2回目が、中止となりました。理由は、インフルエンザ等の猛威です。年に二回しかない貴重な交流でしたが、改めて別日に延期にするには、お互いの学校の予定が過密すぎてこの判断に至りました。

 

【千歳市立緑小学校】

支笏湖小学校をいつまでも残したい。

 支笏湖小学校の児童の減少が止まらないし、新入生も入る見込みもない・・・ということを憂いて、数年前から『支笏湖コミュニティの未来を考える会』を年に二回程度開いています。支笏湖側は、自治振興会会長・副会長、校長、PTA会長・役員等です。千歳市側は、市教委、住宅課、企画課、観光課、支笏湖支所等の職員が参加します。

 課題は、【支笏湖に定住するご家族を招く】ことです。いろいろなハードルがありますが、千歳市の職員の方々が汗をかき、市営住宅の住む条件を緩和する等の対応をしてくれています。効果的なPRのしかたも知恵を出し合ってくれています。前年度踏襲ではなく、新しいかたちに変えるためには、ゼロからの企画作成、上司への説明・説得等々のハードルがいっぱいあること察します。ありがとうございます。

 

【令和7年『広報千歳』7月号P7】

 

 

 現在全校児童が9名いますが、今後新入生が入学する見込みがなかったり、兄弟姉妹の一人が高校に進学したときに支笏湖から高校に通うことが難しく、家族ごと引っ越しせざるを得ないなどの避けて通れない昔からの壁が立ちはだかっているのです・・・ 

  

11/28 避難訓練~『津波を想定』して

 支笏湖小は津波の心配が全くない地域です。ですが、今後どこかで見舞われるかもしれないことを想定して、避難訓練を行いました。多分、ほとんどの学校では実施していないと思いますので参考になれば勿怪の幸いです。

 

【津波が来ると聞きつけたら、『まずは、高い所へ!!』】

 

【いつも真剣。支笏っ子全員9名。】

 

【さあ、津波が来るようです。高い所に逃げてください!!】

【高い所目指して、走れーーー】

 

【支笏湖小学校の校門から学校までの坂はかなりの急斜面なのです・・・子どもたちは、息を切らしていました。】

 

 今後、お出かけなどで海の近くに行ったとき、津波に襲われることもあるのかもしれません。そんなときに今日の訓練を思い出して、実行してください。そして、周りの人にも教えてあげてください。

 

『自分の命は自分で守る』を忘れない。 

千歳中学校校区 『小中交流会』これが連携の原点!!

 11月21日(金)の午後に、小中交流会がありました。今年度は、緑小学校の児童の様子等を千歳中学校の先生方や近隣の小学校の先生方が見に来るかたちでした。

 到着するや否や、千歳中、緑小、支笏湖小の校長が顔を合わせて、談笑しました。これが一番大事なのです。教頭同士が仲良く連携するのももちろん大切ですが、学校長が笑顔で話しているだけで、その様子を見た先生方、児童生徒はほっこりするのです。

 緑小の授業は、しっかりしたものでした。先生方の授業がビリッとしているからです。たとえ6年生が落ち着かなくても、こういう機会に中学校の先生方が見に来てくれているので、4月からは任せればいいのです。それが、千歳市の千歳中学校校区の連携の在り方です。

 この度は、緑小学校の授業等を見せていただきありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

 

【6校の小学校がお世話になる千歳中学校】

次期学習指導要領の枠組みについてまとめた『論点整理(素案)』

    授業時数の運用や科目の設定などで学校裁量を拡大することが柱。各学校にはこれまで以上に計画的な教育課程編成が問われることになる。

   改訂の基本的な考え方として

   ①「主体的・対話的で深い学び」の実装 

   ②多様性の包摂(ほうせつ)インクルージョン 

   ③実現可能性の確保 

     の三つの方向性。学習指導要領読みやすさや使いやすさを高めるため、積極的に表形式を取り入れ、デジタル化にも対応するという。

   

※「実装」とは、理論や計画を具体的な行動や仕組みとして現実の場で実際に行い、機能させることを意味します。主

  体的・対話的で深い学びの「実装」とは、この学びの理念を単なる理想や方針として終わらせずに、具体的な授業

  設計、活動の進め方、評価方法などに具体的に取り入れ、子どもたちが自発的に学び、他者との対話を通じて理解

  を深める状態を日常的に実現することを指します。​

   つまり、「実装」は机上の教育論から、現場の授業や活動に落とし込み、かつ持続可能な形で運用するプロセス

  と言えます。

次期学習指導要領は、文部科学省の計画によると2030年度から小学校で全面実施される予定です。中学校は2031年

 度、高校は2032年度以降に段階的に実施が始まります。このスケジュールは、2024年12月に文部科学大臣が中央教

 育審議会に諮問し、2025年から2026年にかけて議論が進み、2026年度中に答申・公示される見通しのもとで決まっ

 ています.

千歳市内でインフルエンザが流行っています。

  小中学校におけるインフルエンザの出席(欠席)扱いについては、「学校保健安全法」に基づき、以下の基準があります。

·   インフルエンザと診断されると「出席停止」となり、発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで登校できません。

·  この出席停止期間は感染拡大防止のための公的措置であり、自己都合による欠席とは異なり、欠席日数に含まれません。

11/12 『学校教育指導訪問』①

 昨日は、石狩教育局義務教育指導班指導主事と千歳教育委員会学校指導室学校指導主事の2名が来校し、支笏湖小学校がどんな授業をしているのかを見にきてくれました。毎日、同じ職場の同じ顔ぶれで仕事をしてると、マンネリ化というどうしようもない壁に当たってしまいます。

 そうならないためには、外部の方々に客観的な指導・助言をいただくのが何よりの特効薬であり漢方薬であります。

 

【一人欠席でしたので、たった一人の授業であった1年生。緊張しましたね。】

 

【4年生は、『水のあたたかさの伝わりかた』の実験をする授業でした。】

 

【今回、5・6年生の複式授業の算数をメインに見ていただきました。】

 

 来校した二人の先生方からたくさんの貴重なご助言をいただきました。ずいぶん褒めてくださいました。本当に嬉しかったです。いただいたご助言の数々は、支笏っ子の資質・能力の向上に少しでも活きるように、全力で授業改善に当たります。

 最近、学校の先生という職業は「ブラック企業」だと言われていますが、そんなことはありません。これほどやりがいのある職業はありません。子どもたちに毎日指導や支援をしていてもすぐに結果など出やしません。ある日、学校にピンポンがなります。「先生、元気でしたか? ぼくは、25年前6年生だった〇〇です。このせんべいお土産です。食べてください。」と突然、大人になった教え子が訪ねてくるのです。こんなにうれしいことありません!!

 教師冥利に尽きます。 

11/7(金)感動の学習発表会!!

 朝から雪が降っていた支笏湖小学習発表会当日。雨が降って、発表中に「ドバドバドバー」と雨音で台詞や楽器音がかき消されるよりもよっぽどマシというもの。

 毎日の練習の中で本番当日の発表が一番良かったです。やはり、お客様の多様な反応が、意欲と演技力を呼び覚ましたのではないでしょうか。それぞれの子どもの上手くできずに悩んでいた台詞・演技が全て克服されていました。努力の賜物です。

 

【1年生、初めての小学校の学習発表会。一人で鍵盤ハーモニカ演奏、音読発表、歌発表と少人数学校ならではのかたちでしたが、自分だけが注目されるというプレッシャーをはねのけ、100点満点でした。でも、発表直前にそれぞれがこう言っていたそうです。「先生、失敗したらどうしよう。どうしよう。こわい・・・」 よく乗り越えましたね!!】

 

【全校劇は、『2人の赤ずきん』。 テーマソングや挿入歌などは、生成AIを活用しました。先生方でテーマソングなどを作る過程は、とても楽しかったです。】

 

【生成AIで作った、この劇のためだけの世界で一つしかないテーマソング。 子どもたちも先生方もとても気にいっていた曲でしたので、気持ちのこもった歌声が体育館に響き渡っていました。】

 

【先生方もお疲れさまでした!!  意欲的で熱意のある指導・取組、ありがとうございました。】

 

 保護者をはじめ地域のみなさん、ご多用の中時間を作ってご観覧いただき誠にありがとうございました。

 支笏湖小学校は、今年度2人卒業し、令和8年度は2人、令和9年度は3人卒業します。このままいくと令和10年度は、2人だけになります。ですが、支笏湖小が続く限りは、これからもあたたかく見守ってください。

 よろしくお願いいたします。

11/4 かなりのレベルに到達!!更に磨きをかけます。

 4日に『総練習』を行いました。7日(金)まで時間があるので、更に演技に磨きをかけます。

 

【この1枚の写真から劇への子どもと先生方の思い入れが伝わってきます。】

 学校行事は、子どもたちと先生が共に成長を遂げていく最高の教育活動だと思っています。国語や算数などの教科から学ぶこともたくさんありますが、学習発表会・学芸会からは、数値で測れない『非認知能力』を育む絶好の機会であります。今、大多数の企業さんが、「知識も大事ですが、弊社は人間性を重んじる入社試験を実施しています。」という方針のようです。

 学校行事は、人間性を学び伸ばしていく場なのです。

11/4(火)は、学習発表会の総練習!!

 支笏っ子の課題は、数日間の休みを挟むと「どうして???」というくらい、覚えていたことを忘れてしまうということです。ですから、せっかく一定のレベルまで高まった劇のせりふの声の“大きさ”“抑揚”、“目線”といったものが、明日の総練習に再現できるのかが非常に心配なのです・・・

 

 昨年度、一昨年度と連続で劇団四季の「CATS」を演じていました。それは、踊りのみの発表でした。今回の劇『2人の赤ずきん』は、まさに本格派の劇。せりふのかけ合いです。せりふを忘れていたり、声が小さいと話が見えなくなってしまいます。

 

 先週の金曜日は、幕あいの「開始」「終了」のブザーが突然鳴らなくなったり(今現在も故障中・・・)、パソコンの不具合で画像がパッと出てこなかったり・・・こういったことは、全国津々浦々どこの学校でもあるあるなのです。

 

 

10/27 ヒメマス採卵・放流体験

 毎年行っている支笏湖小学校独自の総合的な学習の時間です。

校内の水槽で育てていたヒメマスを支笏湖に放流したりします。

 現代においては、このような「体験学習」をする機会が減っています。特に都会では環境的に「できない」のです。

 地面を触ったことがない子どもや「カブトムシはどこにいるの?」と尋ねられて「自動販売機」と答える声が聞こえるようになってから、「生活科」という科目が新設されたのです。屋外に出て、意図的に自然に触れさせるねらいです。

 人格を形成する際に、小さい頃から自然に触れている子どもたちの方が、やさいい心を持ちやすいといった研究データもあるようです。

10/22 世界の国の首都を覚えています【5年生】

 5・6年生の社会の時間は、校長室で校長が教えています。

 5年生は、4月からコツコツ取り組んでいることがあります。それは、〖世界の主だった国の首都名と場所を覚えよう!!〗です。ねらいは、中学校などに行っても誰にも負けない尖った才能を身に付けさせることです。これさえあれば、自信が備わるので、何も怖いものなどなくなるからです。

 

【ルールは、①世界地図の前に立ちます。②相手がある国の名前を言ったら、その国の首都の名前を言います。③言った直後に地図を見て、棒で首都を指します。これは、頭に世界地図が入っていないと指せません。大人でも多分できないでしょう。】

10/20 全校英語~ハローウイン

 本日、仮の衣装に身を包み、英語の学習を兼ねた楽しいハローウインを行いました。

 

【各教職員からの問題に答えることができれば、シールとお菓子がもらえるというわけです。】

『家庭学習強化週間』の効果

 先週末までの2週間限定で『家庭学習強化週間』を実施したところです。今までの支笏湖小学校で同様な取組があったのかもしれませんが、今回は先生方が心を合わせ、保護者にも丁寧に熱心に協力をお願いしました。

効果は目に見えてあらわれました。

・朝の会の家庭学習の発表の時に自信を持って発表できたり、時にはいろいろな先生に「カタカナうまく書けた。」な

 ど、今までに見られなかった“学習のことを話題にする空気”が生まれた。

・担任との勉強の話が増えた。

・児童の授業への取り掛かりがよくなった。家で毎日机に向かう習慣が教室でも表れてきた。

・漢字が確実に上手になった。週末に返す漢字10問テストでは、初めて100点もとりお友達に勝ったと言ってうれ

 しさのあまり給食後廊下で鼻歌を歌い続けていた。 

・朝の会での家庭学習の発表時「最近、自分の字が雑になってきたので、1年生の漢字から練習し直すことにしまし

 た。」と言って、実際に漢字の練習状況を書画カメラで見せた。

・算数の通分が大の苦手であったので、担任が自作の宿題プリントを出しているうちに腑に落ちたようだ。授業にスム

 ーズに入れるようになった。

 

 支笏っ子のみなさん、学力が身に付いた分、それだけ人生の選択肢が広がります。そして、勉強すればこそ、自分が何がしたいのかがわかります。諸君、「頑張り給え。」

 

10/15 劇のお稽古

 セリフも7割がた覚えた支笏っ子たちは、通し練習へと入りつつあります。

 

 完成が楽しみです。

10/15 室内鉄棒~4年生

 支笏湖小学校には、室内鉄棒があります。気温が低かったり、天候が悪い時に使います。

 本日は、4年生が所謂『だんご虫』に挑戦していました。

 

【これができなければ、『逆上がり』はできません。】

 

【腕のひきつける筋力と、膝をお腹にまで持ってくるための腹筋力が求められます。】

 

【これらの筋力を鍛えるためには、頻繁に遊具の『うんてい』で遊ぶことです。】