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小学生の社会性の概念

《小学校低学年》

 ・物理的に近い席の子供と友達になることが多い。意識できる時間と空間の範囲がそれほど広くないから。

 

《小学校中学年》

 ・「学習」「運動技能」といった能力に関し、他者とくらべ自分はどうであるかに徐々に直面する。

 ・「人前で何かパフォーマンスをする能力」「友達を作る能力」といった種種の能力についても相対的に自分はどうで 

  あるかを、どこかで意識する。これが強くなると優越感や劣等感を体験する。

 ・時間や空間の範囲が広がる。「近くの友達」から「気の合う友達」に自ずと移行する。ほどよく平等で相互性が保

  たれる友達関係に収まらず、支配と服従の関係がこの時点から起こりうる。実態は主従関係なのに「友だち」との

  ワンパターンな単語でしか表現できない。イジメが起きうる局面も芽生え始め、加害者と被害者の関係が「友だ

  ち」と呼ばれうる。

 

《小学校高学年》

 ・行動や役割がより複雑になっていく。

 ・非常に現実的に物事を考えるようになる。自分の知っている範囲での「社会」について、内心、かなり現実的に

  考える。さらに、自分はどんな人かも冷静に見つめる。

 ・子供時代が一度完成する時期

 ・仲間の絆を高めるために、数名の子供だけで「秘密」「隠し事」をつくる。特に女児で「仲良しグループ」が作ら

  れ始まる。しかし安定性に乏しく、ほどよい間合いにも欠き、きわめて流動的である。「仲良しグループ」は崩れ

  やすい。