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2025年12月の記事一覧

『ヤングケアラー』をご存知ですか?

 「ヤングケアラー」とは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートを行っている18歳未満の子どものことです。

 「ヤングケアラー」は、見ようとしないと見えない存在。見ようとしても見えにくい存在と言われています。今現在、大きな社会問題となっています。

『ウェルビーイング』ってな~に?

 教育現場でもこの言葉が最近よく使われていますが、本当にみなさん存じ上げているのでしょうか?

 今回は、『ウェルビーイング』を調べてみます。

 

 ウェルビーイング~よい(well)+状態(being)という言葉からなり、簡単にいうと、個人の心身と社会が共によい状態であることを意味します。

 ウェルビーイングに似た言葉でハピネス(happiness)という言葉もありますが、happinessは一時的な幸福の感情を指します。一方、ウェルビーイングは、よい状態を表すため、持続的という面で異なるでしょう。またウェルネス(wellness)という言葉は、身体が健やかで、元気であることを指します。ウェルビーイングは身体的、精神的、社会的によい状態であることを指し、より広い意味での個人の幸福な状態を指しているといえるでしょう。

12/24,25 『冬休みの学習サポート』

 『学習サポート』とは、冬休みに入ってすぐ二日間、「家では、どうにも勉強をする気になれなくて・・・」と思う子で、希望する子が集まって行う学習会です。授業というスタイルではなく、子どもたちの主体的な学びを教員が支援するかたちの学習会です。

 

 支笏湖小学校では、校長室で校長がお助けします。普段、担任の先生がいつも授業を教えてくれるので、ちょっとした環境の変化のもとで意欲を高めるために校長が積極的に行っています。担任の先生方にゆっくり休んでもらうというねらいもあります。

 12月24日は、2人訪れました。夏休みは0人だっただけに、うれしく思いました。学校で出した冬休み用の課題にバリバリ取り組んでいました。翌日の25日には、4人もの児童が勉強しに来ました。校長室が明るくなりました。一人、学校のタブレット端末を持参して、AIドリルに取り組んでいました。昭和っ子の大人からすれば、隔世の感があります。

 家で勉強すると、自力で解決できない問題があった場合、誰にも聞ける人がいないと急にヤル気を失ってしまうということがよくあります。そんな時、周りに友達がいて、お互い聞き合ったり先生に聞いたりすれば、お互いが高まっていきます。この“協働的な学び”は、いつかのコロナ禍で臨時休業が続いたときに、改めて必要性が注目されました。

 やはり、みんなであーだこーだ言いながら勉強するのは、楽しいものです。リモートでは伝わらない要素がたくさんあります。

 明日からまた家で一人で勉強することが多くなりますが、全くわからない問題があればとばして次の問題にかかってください。わからなかった問題は、冬休み明けにどの先生でもよいので聞いてください。

 

今日から、冬休みです!!

ここ最近の出来事をご紹介します。

 

①【12月18日に高知県奈路小学校とリモートで交流をしました。先だっては、教員間でも交流しお互いに自己紹介等をしました。因みに高知県は、今の気温が16℃あり、タンクトップで過ごしている児童もいるそうです。また、一年間通して、雪が降らないそうです。】

 

②【12月22日に『全校英語でクリスマス会』を行いました。】

 

③【12月23日、冬休みの前日に学校図書館で全校集会を行いました。そののち、遅れ馳せながら、後期児童会の認証式をしました。】

 

 冬休みは、自分の弱点と少しでも向かい合い、少しでも好きになる努力をしてほしいです。

苦手なことを得意にしたら、今見えている世界が違って見えることでしょう。

 

 保護者のみなさん、地域のみなさんのお蔭さまを持ちまして、無事に令和7年が終わりました。心より感謝申し上げます。

 令和8年も変わらぬご支援を賜ることを期待しております。

 

10/16 『薬物乱用防止教室』5・6年生

 千歳警察署の方が2名来校され、『薬物』の怖さを、小学生向きの分かりやすい言葉で話してくれました。ですから、あっという間の45分間でした。そして、先日の青森の地震を受けて、『災害』の話もしてくれました。タイムリーな学びとなりました。

 

【覚醒剤、大麻等の薬物の他にも、風邪薬等の薬を大量に飲み一時の現実逃避を試みる〖オーバードーズ〗の話もしてくれました。消化しきれなかった胃に残った薬を洗浄するのは、地獄さながらのペイン(痛み)という話もありました。】

 

【体の具合が悪いわけではないのに、カゼ薬等を一度でも飲むと、乱用になるそうです。】

 

【支笏っ子が日常的に学んでいる災害についての知識や訓練の効果が、正に今日ここで現れました。警察官が出してくれたあらゆる質問に対して当然のように我こそはと、競って正解を述べていました!! とても褒められました。】

日本の学校教育の魅力

 教育とは何でしょう。その国で生きる国民の幸せを作り出す方法ではないでしょうか。

 

・サッカーの国際大会の後の日本の掃除→修学旅行や遠足等の「来た時よりもきれいにして帰りましょう。」これが日 

 本人の学校の在り方。 

・給食配膳と掃除活動は、日本だけ。

・「教化」→「教育」  はぐくむという文字が日本の教育の魅力を作り出していっているといっても過言ではない。

・諸外国にない物それは「学級」サウジアラビアは、日本の道徳の導入を検討中。この学級単位、班単位の活動には、

 必ず組織作りをします。リーダー育成の場になっている。

・教育の進んでいる北欧のフィンランドやデンマークの学校には、『進路指導』がない。それらは家庭の教育。

・「給食当番」と「掃除当番」などが全人教育として高い効果があると伝えられている。日本の教育は学習内容のみで

 はなく児童・生徒の生活をも含めた「全人教育」を目指してきました

・日本の教育の特徴は、学習指導要領で学校種ごとに教育内容の水準が定められていることです。外国には『ナショナ

 ルカリキュラム』がない国もたくさんある。

・下校後の対応は家庭や地域が行うべきものです。しかし、「全人教育」を目指す学校教育は児童生徒の生活までもそ

 の範囲を広げてしまっていますので、本来は学校教育の範囲内でない所まで関わることになります。 

・明治5年の学制発布以来約150年の歴史を有する我が国の近代教育制度。

・教育内容の水準を担保するのは、学習指導要領、教科書検定制度、義務教育国庫負担制度

知、徳、体を一体的に捉え、人格の完成を目指すという「日本型学校教育」は国際的にも大変注目を集めるようにな

 りました。

 

【根室港から見える太平洋】

子どもたちを本の世界へいざなうために

・近くにいる大好きな大人の声に乗せて読んでもらうと、字を読むという技術に煩わされることなく絵や物語を楽しむことができます。声に出すと、黙読するより十倍も時間がかかるそうです。それだけゆっくりと、大きく深く世界が広がるということです。

 

・読みながら「これは何?」など質問攻めにしたり、説明を加えて自分の解釈を押し付けたりするのはやめましょう。また、読み終わって無理に感想を聞くのも控えたいものです。絵本や物語は教材ではなく、楽しむもの

 

・子どもの文字を読む技術が、耳から聞いて理解できるレベルに追いつくには数年かかります。このギャップを埋めるのが読み聞かせなのです。

 

・子どもの本離れは続いています。2017年度調査では、ひと月に一冊も本を読まなかった高校生の割合が50%を超えています。

 

・本を読むことは、読解力や表現力の向上が目的ではありません。あらゆる芸術同様、新しい知覚を目覚めさせ、魂を揺さぶり、子どもの精神的な経験を豊かにすることです。

子どもの頃の体験は豊かな人生の基盤

・中学生までの「体験(生活の中、自然の中などで体を動かし諸感覚を刺激する直接的な体験)」が豊富な人ほど、高校生になってからの共生感や意欲・関心、人間関係能力、職業意識、規範意識などの現在の資質・能力が高い傾向があるという。ネット上に溢れる実体験が伴わない情報が子どもたちの知識として吸収されている。体験を多くした者は、正義感・思いやりのある行動も多く、また自尊感情が強い傾向が見受けられる。

 

・楽器の音と自然の音を比較した場合、周波数帯の幅には大きな差が見られ、その刺激による音に関わる諸感覚の発達への影響にも差がある。ピアノの音ひとつひとつは弦を叩いて出す音であり周波数としては単純であるのに対し、木の葉が風でさやさやと揺れる音、波の音、雨の音などの自然の音はたくさんの周波数帯成分を含んだ非常に豊かな音であるため、自然の音の方が諸感覚の発達には効果的であると述べています。・・・自然の中の遊びでは、自ずと多様な動作を繰り返すこととなる、優れた遊び場であることがわかる。

12/9 『野鳥観察日』

 本校は、野鳥の楽園の如く、たくさんの鳥さんたちが、遊びに来たり、エサを啄みに来たりします。みなさんの想像以上の数の野鳥が、ずっと飛び交っています。

 

【ヤマガラです。お腹の色が、山のようだと覚えます。】

 

【シジュウカラです。】

 

【コガラです。ベレー帽のような頭部が特徴です。】

 

【ゴジュウカラです。】

 

声を出して読むことの効果~『音読』

 普段本を読むときは、『黙読』をすると思います。まわりに人がいるのに、声を出して本を読む人なんかいません。ですから、たいていの大人は、『音読』することから遠ざかっているわけです。今回は、【声を出して読むことの効果】を特集してみました。

 

 声を出して読むことには、理解力や記憶力が高まり、学習効果が上がるという利点があります。また、読む力だけでなく、話す力やコミュニケーション力も鍛えられます。​

《学習面のよさ》

・音読は、目だけでなく耳からも情報が入るため、黙読より内容を理解しやすく、読み飛ばしも減ります。​

・声に出すことで記憶に残りやすくなり、語彙力や文章構造の感覚も身につきやすくなります。​

 

《脳への効果》

・音読は、「文字を見る」「声を出す」「自分の声を聞く」という複数の働きを同時に使うため、脳全体の働きを活性化しやすいと言われます。​

・視覚と聴覚の両方を使うことで集中力が必要になり、その結果として集中力そのもののトレーニングにもなります。

《コミュニケーションへの効果》

・繰り返し音読すると、滑舌や発声が鍛えられ、人前で話すことへの苦手意識が減りやすくなります。​

・感情をこめて読む練習をすることで、相手に伝わりやすい話し方や表現力も養われます。​

 

《子どもにとっての利点》

・子どもにとって音読は、漢字の読み方や言葉の意味を身につけ、読解力の土台を作る学習として重視されています。​

・宿題として毎日続けることで、「読むことに慣れる」「本への抵抗感が減る」といった効果も期待できます。​

 

《大人にとっての利点》

大人が音読を習慣にすると、資料の内容理解が早くなったり、プレゼンやスピーチの練習にもなります。​

好きな本や記事を声に出すことで、言い回しや表現が自分のものになり、語彙と文章力のブラッシュアップにもつながります。​

 

12/4 児童会による “全校お楽しみ会”

 今回は、5年生の二人が中心となって、“宝探し”の企画・運営を進めました。

 

【疲れを知らない子どもたち!! 子どもはどうしていつも走っているのでしょうか? 大人になった私たちも小さかった頃はきっと駆け回っていたんだと思います。忘れているだけですね。】

 

【ゲームの景品がユニークで、『給食おかわり優先券』なんていうのもありました。「献立の隅々まで読み込んで、どの給食の時に使うかをこれから考えます。」と、うれしそうにニンマリ微笑んでいました。】

12/4 『野鳥を深く知る』教員研修

 支笏湖小は、豊かな自然に囲まれていますが、その一つに「野鳥」も含まれています。総合的な学習の時間にも野鳥を調べる学習があります。

 今回の先生方の研修は、研究部長のアイディアで「先生方こそ野鳥を更に知ろう」というテーマで専門家(自然公園財団支笏湖支部BES・スタッフ)を講師としてお招きしました。

 

【もっとも衝撃的だったのが、鳥の足の構造です。人間でいうと、鳥はつま先立ちしている状態だそうです。人間の太ももに当たる部分が、体内に入っていて隠れているのだそうです。】

 

【生たまごの卵黄についている小さな白い部分が、赤ちゃんになる胚だそうです。卵黄は、栄養だそうです。】

  知らなかったことが分かった瞬間は、人生の喜びです。学校とは、その瞬間瞬間の宝庫です。

12/4 札幌大学の学生さんとの交流②

 札幌大学の学生さんとの2回目の交流が、ようやっと実現しました。当初の予定日があまりにも暑くて急遽中止にしたという経緯(いきさつ)があります。

 学生たちは全員3年生で、コミュニケーションに関する研究をしている同じゼミ生です。支笏っ子とのコミュニケーションを決められた時間内で深めるために、細やかな企画を練ってきてくれました。

 

【制限時間以内に、より高いタワーを作ったチームの勝ちです。芸術点も加算されるようです。】

 

【できた後に、高さを測るのですが、直前に崩れそうになっているチームも見られ、ハラハラドキドキものでした。】

 支笏っ子の数あるよいところの一つに、「人なつっこさ」が挙げられます。今回の交流でも、初対面の人にも進んで話しかけに行く場面をたくさん見かけました。

 

 今巷では、「コミュニケーション能力がないので、つけたい。」という話を聞いたり、ハウトゥー本などが出まわっています。コツなどないと思います。「自分はコミュニケーション能力がないから人と話すのが苦手」ではなく、「話すのが苦手だけれど、失敗しながらもしゃべっているうちに慣れてくる」ものだと思うのです。

 お笑いを生業にしている人のように、笑わせる話などしなくてもよいと思うのです。