学校のブログ
多様性の包摂(ほうせつ)=インクルージョンとは?
次期学習指導要領改訂の基本的な考え方として①「主体的・対話的で深い学び」の実装 ②多様性の包摂(ほうせつ)インクルージョン ③実現可能性の確保 の三つの方向性があります。
②の「多様性の包摂」とは、性別、人種、年齢、価値観、宗教などのさまざまな違い(=多様性)を単に認めて受け入れるだけでなく、その違いを活かし、全員が公平に参加し貢献できる環境(=包摂)をつくることを意味します。
〇用語の詳しい意味
☆多様性(ダイバーシティ)
個人が持つさまざまな属性や背景の違いを尊重し、認めることを指します。これには人種、民族、性別、宗教、年齢、障がいの有無、性的指向なども含まれます。
☆包摂(インクルージョン)
多様な人々が自分らしく能力を発揮でき、全員が平等に組織や社会に参加できる環境を整えることです。一人ひとりの異なる特性を力に変えることを目指し、偏見や排除がない状態を指します。
~社会や組織での役割~
多様性の包摂が実現された状況では、個人の特性や経験が尊重され、全員が安心して意見を述べられ、自分らしさを発揮できる職場や社会が生まれます。教育や企業においても、異なる背景の人々が協力することで、新たな価値やイノベーションが生まれるとされています。
具体例
・障がいや国籍、性別などに関係なくすべてのメンバーが公平に扱われる
・異なる文化や価値観を持つ人同士が、それを活かして協働できる環境作り
このように「多様性の包摂」は、ただ違いを許容するだけでなく、それを社会や組織の力に変える「実践的な環境づくり」という実務的な意味を持っています。
1/1 支笏湖小学校の『ウェルビーイング』TRY
具体的な実践例
・児童の主体性を高める授業の工夫や、自己肯定感をはぐくむフィードバック
・校内に「うれしかったこと・楽しかったこと」を共有する掲示板や、温かい言葉を掲示する活動
・自然体験(外遊びや自然とのふれあいを促す)
・挨拶運動や感謝週間など、児童主体の活動を企画・運営させる
・先生のウェルビーイングにも配慮し、働きやすい職場づくりや教職員の対話・学び合いの機会を設ける
学校現場での工夫・ポイント
・「ウェルビーイング」の考え方や意義を教職員・児童に繰り返し伝え、共通理解を深める
・みんなが毎日「学校へ行きたい」「働きたい」と思える雰囲気づくり
・一人ひとりの違い(多様性)を認め合う協働的な学び、包摂的な環境の整備
・教科を問わず、道徳や総合学習を通じてウェルビーイングに関する概念を共有する
まとめ
ウェルビーイングは、「楽しい・安心できる」といった感情だけでなく、自分らしく肯定され、積極的に参加できる学校・組織環境をつくるための実践的な工夫です。児童・教職員の双方で取り組むことで、全体の雰囲気やコミュニケーションも大きく改善します。
小学生の社会性の概念
《小学校低学年》
・物理的に近い席の子供と友達になることが多い。意識できる時間と空間の範囲がそれほど広くないから。
《小学校中学年》
・「学習」「運動技能」といった能力に関し、他者とくらべ自分はどうであるかに徐々に直面する。
・「人前で何かパフォーマンスをする能力」「友達を作る能力」といった種種の能力についても相対的に自分はどうで
あるかを、どこかで意識する。これが強くなると優越感や劣等感を体験する。
・時間や空間の範囲が広がる。「近くの友達」から「気の合う友達」に自ずと移行する。ほどよく平等で相互性が保
たれる友達関係に収まらず、支配と服従の関係がこの時点から起こりうる。実態は主従関係なのに「友だち」との
ワンパターンな単語でしか表現できない。イジメが起きうる局面も芽生え始め、加害者と被害者の関係が「友だ
ち」と呼ばれうる。
《小学校高学年》
・行動や役割がより複雑になっていく。
・非常に現実的に物事を考えるようになる。自分の知っている範囲での「社会」について、内心、かなり現実的に
考える。さらに、自分はどんな人かも冷静に見つめる。
・子供時代が一度完成する時期
・仲間の絆を高めるために、数名の子供だけで「秘密」「隠し事」をつくる。特に女児で「仲良しグループ」が作ら
れ始まる。しかし安定性に乏しく、ほどよい間合いにも欠き、きわめて流動的である。「仲良しグループ」は崩れ
やすい。
日本語は、豊かで美しい言葉。
巷では「ヤバい」の連発です。この言葉は、江戸時代からありますが、肯定的な時も使っているのが解せません・・・ひとむかしに流行った「チョー〇〇」と同じように自然淘汰されていくのでしょう。
はるか昔、日本人は固有の文字をもちませんでしたが、独自の言葉を創造し、それで会話をしていました。その言葉こそ大和言葉。日本で生まれた純粋な言葉です。
大和言葉の特徴としては、響きが美しいことがあげられます。また、相手に対する思いやりの気持ちが込められている点も、大きな特徴です。
日本語は豊かで美しい言葉です。自然や季節感が感じられる言葉が多いからでしょうか。擬態語の多さも日本語の豊かさの特徴です。
漢語は、同音異義語が多い。「貴社の記者が汽車で帰社した。」ときに正確な意思の伝達の妨げになることもあるのです。その点、大和言葉は、耳で聞いただけで意味をつかみやすいとい中でも電話のやりとりでは顕著でしょう。「措置【取り計らい】をお願いします。」「明日、配布【お配り】します。」
一番大切なことは、すてきな表現にめぐりあったら、いつか使ってやろうと、虎視眈々とねらう心持でいることでしょうか。
それぞれの状況に合った言葉を選んで、うまく使いこなせるように、常々心がけておく。センスを磨く。今日の外出には、何を着てゆこうかという気持ちで。
常に新しい言葉を学ぼうとする人は、積極的な人生を歩むことができる。
言葉とは、それを発する人の人となりである。
私が気に入っている言葉に、「思いを馳せる」があります。たいてい「想像する。」という言葉を使いますが。「体はここにありますが、思いはあなたへ向けて走らせています。」何という繊細で奥深い言葉なのでしょうか。
『ヤングケアラー』をご存知ですか?
「ヤングケアラー」とは、家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートを行っている18歳未満の子どものことです。
「ヤングケアラー」は、見ようとしないと見えない存在。見ようとしても見えにくい存在と言われています。今現在、大きな社会問題となっています。
『ウェルビーイング』ってな~に?
教育現場でもこの言葉が最近よく使われていますが、本当にみなさん存じ上げているのでしょうか?
今回は、『ウェルビーイング』を調べてみます。
ウェルビーイング~よい(well)+状態(being)という言葉からなり、簡単にいうと、個人の心身と社会が共によい状態であることを意味します。
ウェルビーイングに似た言葉でハピネス(happiness)という言葉もありますが、happinessは一時的な幸福の感情を指します。一方、ウェルビーイングは、よい状態を表すため、持続的という面で異なるでしょう。またウェルネス(wellness)という言葉は、身体が健やかで、元気であることを指します。ウェルビーイングは身体的、精神的、社会的によい状態であることを指し、より広い意味での個人の幸福な状態を指しているといえるでしょう。
12/24,25 『冬休みの学習サポート』
『学習サポート』とは、冬休みに入ってすぐ二日間、「家では、どうにも勉強をする気になれなくて・・・」と思う子で、希望する子が集まって行う学習会です。授業というスタイルではなく、子どもたちの主体的な学びを教員が支援するかたちの学習会です。
支笏湖小学校では、校長室で校長がお助けします。普段、担任の先生がいつも授業を教えてくれるので、ちょっとした環境の変化のもとで意欲を高めるために校長が積極的に行っています。担任の先生方にゆっくり休んでもらうというねらいもあります。
12月24日は、2人訪れました。夏休みは0人だっただけに、うれしく思いました。学校で出した冬休み用の課題にバリバリ取り組んでいました。翌日の25日には、4人もの児童が勉強しに来ました。校長室が明るくなりました。一人、学校のタブレット端末を持参して、AIドリルに取り組んでいました。昭和っ子の大人からすれば、隔世の感があります。
家で勉強すると、自力で解決できない問題があった場合、誰にも聞ける人がいないと急にヤル気を失ってしまうということがよくあります。そんな時、周りに友達がいて、お互い聞き合ったり先生に聞いたりすれば、お互いが高まっていきます。この“協働的な学び”は、いつかのコロナ禍で臨時休業が続いたときに、改めて必要性が注目されました。
やはり、みんなであーだこーだ言いながら勉強するのは、楽しいものです。リモートでは伝わらない要素がたくさんあります。
明日からまた家で一人で勉強することが多くなりますが、全くわからない問題があればとばして次の問題にかかってください。わからなかった問題は、冬休み明けにどの先生でもよいので聞いてください。
今日から、冬休みです!!
ここ最近の出来事をご紹介します。
①【12月18日に高知県奈路小学校とリモートで交流をしました。先だっては、教員間でも交流しお互いに自己紹介等をしました。因みに高知県は、今の気温が16℃あり、タンクトップで過ごしている児童もいるそうです。また、一年間通して、雪が降らないそうです。】
②【12月22日に『全校英語でクリスマス会』を行いました。】
③【12月23日、冬休みの前日に学校図書館で全校集会を行いました。そののち、遅れ馳せながら、後期児童会の認証式をしました。】
冬休みは、自分の弱点と少しでも向かい合い、少しでも好きになる努力をしてほしいです。
苦手なことを得意にしたら、今見えている世界が違って見えることでしょう。
保護者のみなさん、地域のみなさんのお蔭さまを持ちまして、無事に令和7年が終わりました。心より感謝申し上げます。
令和8年も変わらぬご支援を賜ることを期待しております。
10/16 『薬物乱用防止教室』5・6年生
千歳警察署の方が2名来校され、『薬物』の怖さを、小学生向きの分かりやすい言葉で話してくれました。ですから、あっという間の45分間でした。そして、先日の青森の地震を受けて、『災害』の話もしてくれました。タイムリーな学びとなりました。
【覚醒剤、大麻等の薬物の他にも、風邪薬等の薬を大量に飲み一時の現実逃避を試みる〖オーバードーズ〗の話もしてくれました。消化しきれなかった胃に残った薬を洗浄するのは、地獄さながらのペイン(痛み)という話もありました。】
【体の具合が悪いわけではないのに、カゼ薬等を一度でも飲むと、乱用になるそうです。】
【支笏っ子が日常的に学んでいる災害についての知識や訓練の効果が、正に今日ここで現れました。警察官が出してくれたあらゆる質問に対して当然のように我こそはと、競って正解を述べていました!! とても褒められました。】
日本の学校教育の魅力
教育とは何でしょう。その国で生きる国民の幸せを作り出す方法ではないでしょうか。
・サッカーの国際大会の後の日本の掃除→修学旅行や遠足等の「来た時よりもきれいにして帰りましょう。」これが日
本人の学校の在り方。
・給食配膳と掃除活動は、日本だけ。
・「教化」→「教育」 はぐくむという文字が日本の教育の魅力を作り出していっているといっても過言ではない。
・諸外国にない物それは「学級」サウジアラビアは、日本の道徳の導入を検討中。この学級単位、班単位の活動には、
必ず組織作りをします。リーダー育成の場になっている。
・教育の進んでいる北欧のフィンランドやデンマークの学校には、『進路指導』がない。それらは家庭の教育。
・「給食当番」と「掃除当番」などが全人教育として高い効果があると伝えられている。日本の教育は学習内容のみで
はなく児童・生徒の生活をも含めた「全人教育」を目指してきました。
・日本の教育の特徴は、学習指導要領で学校種ごとに教育内容の水準が定められていることです。外国には『ナショナ
ルカリキュラム』がない国もたくさんある。
・下校後の対応は家庭や地域が行うべきものです。しかし、「全人教育」を目指す学校教育は児童生徒の生活までもそ
の範囲を広げてしまっていますので、本来は学校教育の範囲内でない所まで関わることになります。
・明治5年の学制発布以来約150年の歴史を有する我が国の近代教育制度。
・教育内容の水準を担保するのは、学習指導要領、教科書検定制度、義務教育国庫負担制度。
・知、徳、体を一体的に捉え、人格の完成を目指すという「日本型学校教育」は国際的にも大変注目を集めるようにな
りました。
【根室港から見える太平洋】