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学校のブログ

6/25 食の教育

  本日4時間目に、食についての学習を教えに他校から栄養教諭の方が来校してくれました。

 

【「みなさん、朝ご飯をしっかり食べていますか? 朝ご飯は3つのスイッチを入れてくれます。何だと思いますか?」】

 

【「勉強がよくできるようになるスイッチです。」 「眠くならないスイッチです。」】

【「①頭のスイッチです。脳みそをシャキッと起こしてくれます。 ②体のスイッチです。起きたばかりだと体温が下がるので、体温を上げてくれます。 ③お腹のスイッチです。便通をよくしてくれます。」】

 

【「早寝・早起き・朝ご飯」という言葉がありますが、もう一つ付け加えてください。「朝うんち」です。これは、とっても大事なことなの。】

 

【「先生、今日は食についてたくさんの知識を得ることができました。ありがとうございました!!」】

6/20 緑小で合同学習①

 支笏湖小は全校児童が毎年10人前後の小規模校ですので、卒業後、千歳中学校に入学したときに大勢の人数に交じってもできるだけギャップを感じさせないようにと取り組んだのがこの『緑小合同学習』です。

 

 支笏っ子が各自緑小の学級に入り、午前中の3コマ一緒に勉強するというかたちです。以前は、給食も食べて午後からも、という時期もあったようですが、実態や時代に合わせて今のようになったそうです。

 

 

【4月に緑小の校長先生が変わりましたが、新しい校長先生もこの合同学習にとても理解を示してくださっているので、支笏っ子も気持ちよく参加することができました。もちろん、緑っ子も教職員のみなさんもあたたかーく接してくれました。ありがとうございます。】

 

【毎年2回お邪魔していますが、支笏っ子はかなりドキドキしています。ですが、毎日続くとしたら直ぐに慣れると思います。そうそう、1年生の二人にとっては初めての経験でしたね。】

 

【昨年の11月の時よりも表情が和らいでいます。 ある子は、目をキラキラ輝かせて「習い事が一緒ではない子とも、いっぱい話すことができました!!」 たくましいなあと感心しました。】

 

【支笏湖小学校に戻ると直ぐ給食でした。やはり精神的に疲れるようで、給食時間は珍しく静かでした。】

 

 小学校と中学校の9年間は、人生の中でそれこそ多様な他者と最もかかわる貴重な時期です。家庭環境や学力、そして考え方などが全く違う人たちが同じ校舎で過ごすのですから、人間関係のもつれや衝突が必ずあります。いずれ社会に出て働くには、この人間関係で悩んで苦労した経験が必ず必要になります。

 筋肉トレーニングをすると筋がたくさん切れたり傷つくそうですが(筋肉痛)、確実に筋力はつきます。人間関係もこれに当てはまるのでないでしょうか。

 子供たちが傷ついて痛がっているときには、大人が傍らで声をかけることも必要です。 

 

6/18 ヒメマス『ヒレ切り』体験

 昨年度も説明しましたが、ヒメマスのヒレに切れ目を入れて、何かのタイミングで釣れたときに「あの時のヒメマスだ。」とわかる体験学習です。毎年切れ目を入れる場所を変えているようで、今回はお腹の下のヒレでした。

 

【面倒見の良い6年生二人にあっぱれです。先生に指示されなくても、1年生の支援をさりげなくしてくれます。】

 

【「私はある形で切れ目を入れました。どこかで出会うことを楽しみにしています。さあ、支笏湖まで泳いでいくんだよ。振りかえってはいけないよ・・・グスッ(別れの涙)」】

 

【みなさんが切れ目を入れたヒメマスに次に出逢えるのは、みなさんがいくつになっている頃でしょうか。もしも出逢ったとしても、ひれ切りをしたことを覚えているのでしょうか。どうかみなさん、少年のような清んだ心を持ち続ける、そんなロマンティックな大人になってください。】

 

【追伸】

 3~4年後くらいに適した大きさになり、食卓等でお目にかかれるという話ですが、実際は、調理する時さばいたりするため、どの箇所のヒレが切れているかは判断できかねるようです。まるごと出てくる料理であれば、わかるかもしれません。いづれにしても、淡い夢のあるストーリーです。

6/17 森林学習①~枝打ちに挑戦

 『枝打ち』とは、幹の部分を育ちやすくするために、そして日光が地面まで行き届くために枝葉を切ることです。この授業はもう何年も前から続いている他校(よそ)では見られない支笏湖小独自の総合的な学習の時間です。学校からジャンボタクシー1台とノーマルタクシー1台で出発しました。

 

【説明も聞いたし、出発進行!!  よろしくお願いしまーす!!】

 

【さあてと、どこから切ろうかのー】

 

 

 

【このスペースだけ木が生えていなかったので、気になりました。そこで自分たちが木になりました。】

文部科学大臣メッセージ

文部科学大臣メッセージ
~給特法等改正法の成立に当たり、国民の皆様へ~


    本日、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる「給特法」等の改正法が成立いたしました。関係する皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。
    これまで、我が国の学校教育が世界的にも高い成果をあげてきたのは、子供たちのために日々尽力されている教師の皆様の献身的な努力と、地域や保護者の皆様をはじめ、子供たちを支えるすべての皆様のご理解とご協力の賜物であり、心から感謝と敬意を表します。
   近年、学校・教師が担う業務が増加し、依然として長時間勤務の課題があります。文部科学省としても、現在の状況を改善しなければ、教師の担い手が失われ、教育の質の低下を招きかねないと強い危機感を抱いています。
「教育は人なり」と言われます。教育の要である教師の皆様が日々活き活きと子供たちに向き合い、その意欲と専門性を最大限に発揮できるよう、改革を加速して進める必要があります。
今回の法改正では、約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します。教師の高度専門職としての職責にふさわしい処遇とすることは、教師の社会的評価を高め、教育という営みそのものに対する敬意のある社会とするために必要なものです。
    また、働き方改革の取組の「見える化」を実現し、様々な主体が協働して働き方改革を推進する仕組みを構築します。文部科学省は今後速やかに、働き方改革の具体的な方策を明らかにした指針を策定し、教育委員会や学校を支援してまいります。
   さらに、学校の人員体制の充実に向けた教職員定数の計画的な改善や、学校や教師を不当な要求などから守り、安心して教育活動に専念のできる環境づくりなども進めます。
    教師の皆様が、「「働きやすさ」と「「働きがい」を感じられる職場環境を実現し、より多くの方々に教職を目指していただけるよう取り組んでまいります。
    文部科学省は皆様と力を合わせて、この改革に取り組んでまいりたいと考えております。
取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません。関係者の皆様におかれましては、今回の法改正も契機として、より一層の改善に向けた取組をお願い申し上げます。
また、教育環境の整備は、地域総がかりで進めていただく必要があります。各地方公共団体の首長の皆様におかれましては、地域の将来を担う人材を育てる学校を支えるため、総合教育会議の場なども通じて、福祉部局等の関係部局や地域の皆様との連携・協働を促進いただくよう、切にお願い申し上げます。
    そして、地域や保護者の皆様におかれましては、これまでもコミュニティ「・スクールなどを通じて、学校の教育活動にご参画いただいていますが、教師が教師でなければできない業務に注力できるようにすることが、子供たちへのより良い教育につながることをぜひご理解いただき、さらなるご協力をお願い申し上げます。
皆様方のより一層のご理解・ご協力を、重ねてよろしくお願い申し上げます。

令和7年(2025年)6月11日
文部科学大臣 あべ 俊子