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2025年9月の記事一覧

9/27(土) 校庭の砂場に、新しいシートのプレゼント!!

 いつも大変お世話になっております『北海ロードメンテナンス』さんが、26日の土曜日にわざわざ支笏湖小まで足を運んでくださり、かねてから探していただいていた「砂場にかけるシート」を被せかえてくれました。

 

【シートを被せる理由は、鹿のフン対策です。せっかくの砂にフンが混じってしまうと、気持ちよく体育科の走り幅跳びができません・・・】

 前回は濃い緑色のシートでしたが、今回の白いシートにより、目に眩しいくらいの清かな色彩が、グラウンドに明るくブリリアントな雰囲気を醸し出してくれています。

 

【支笏湖畔は、葉っぱが黄色や紅になり始めてきています。“山粧ふ”(やまよそおう)景観が、目にしみ入る季節が訪れたのです。】

9/26 ①大地震+火事~複合型避難訓練 ②『噴火したら・・・』

 本日、大地震と火事の複合型避難訓練を行いました。今回は前回の避難訓練の教員の反省を重ねた結果、「ホイッスル」を使った訓練を初めて取り入れることにしました。その理由は、停電で放送が使えないことによる伝達時間の短縮です。

①地震アラート音を放送でかける、「大きな地震が発生しました。避難してください。」②停電の想定(放送が使えない) ③ボイラー室から火が出たことがわかる ④校長は火事を知らせるために、地震で避難している最中の教員と児童に気付かせるため、ホイッスル音「ピー――――ピ・ピ・ピ!!」そして叫ぶ「ボイラー室が火事なので、Uターンして逃げてくださーい!!」

 

 いつもの慣れた訓練のはずが、初めてのホイッスル音で子どもたちの緊張度が高まりました。先生方の緊張感も上がりました。 

【グラウンドから校内に戻って、「振り返り」をしました。】

 

【「振り返り」の後、『噴火したら・・・』の学習を映像を見ながら行いました。】

【「足が動かせなくなるのは、火山灰がどのくらい積もった時だと思いますか?プリントに長さを書いてください。」の質問を緒に、「電気がつかなくなるのは何センチ?」など、普段考えもしないことを話し合うよい機会になりました。子どもたちは高い関心を持って授業に臨んでいました。】

 

【この噴火についてとても興味を持った教諭が、自分の学級のお便りにわかりやすく説明して載せてくれていたので、是非、ご覧ください。】

9/24 福祉体験『ボッチャ』に挑戦!!

 本日、4~6年生対象に、福祉についての学習で、地上のカーリングと呼ばれる『ボッチャ』を教えていただきました。この競技は、パラリンピックの種目になっており、お年寄りの方でもできる身体にやさしいスポーツなんだそうです。ルールはいたってシンプルですが、奥が深く、簡単そうに見えて実際にプレイてみるとなかなか難しいようでした。

 

9/19 秋に開かれる支笏湖の運動会

 支笏湖地域は昔から運動会は9月の中旬頃実施されます。9月上旬の支笏湖神社例大祭の延長線上に運動会を置いたという話を聞きました。ですから、お祭りのように地域ぐるみなのです。

 17日(水)の総練習が雨で流れたり、全員が揃わないことがあった逆境の中で迎えた当日は、最高の運動会日和でした。

【早朝6:00に花火を打ち上げるために、業者さんが毎年わざわざ街場から足を運んでくれます。】

 

【青空に花火が元気よく打ち上げられました。ドンドン、パンパパンドンパン!!】

 

【地域の方々も一緒にラジオ体操第一をします。昨年度よりも参加者が多かったです。うれしいです。】

 

【今回のヨサコイは、大きなアレンジをしました。旗を使うことと、踊りの一部をオリジナル創作したことです。】

 

 

【見てください、この笑顔!! やはり、観客がいるとちがいますなあ~】

 

【全校児童は9人ですが、工夫を凝らしてリレーも行います。大きな学校と違って、リレーには全児童が出場します。】

 

【結果は、白組118点、紅組113点でした。負けた紅組の目からはキラッと光る一筋が・・・真剣だったからこそです。】

 

【驚いたことに、昨年(令和6年)も5点差でした!!】

 

【お昼を食べた後は、地域行事としての第二部です。地域のみなさんが参加したり、道具の出し入れをしたり、放送で説明をしたりします。このような形は、全国で支笏湖小学校だけだと思います。コロナ禍後の日本の運動会は、ほとんど午前中開催(昼食なし)になったからです。】

 

【午後から、JICAさんとのつながりで15人もの外国の方々が来校し、競技に参加しました。全員異なる国の方々です。 綱引きに当たる英語がなかったりとそういう言葉の問題もあたり前にありますが、「このロープをプルしまーす。」「じゃんけんのビクトリーは、アッチーです。」などと言ってボディーランゲージをすれば何とかなるものなのです。流暢な英語が話せないからと「私はちょっと・・・」などと言って遠慮するのが日本人の悪いところです。英語を話している人の90%はブロークンイングリッシュなのです。】

 

【最後の競技は、昨年度以上に盛り上がりました。常に大きな笑いに包まれているのが微笑ましかったです。単純なルールの競技が一番です。玉入れしかり、大玉転がししかり、綱引きしかりです。】

 

 お昼ご飯は、令和6年度に引き続き、旅館組合で「豚汁」を作ってふるまってくれたり、おにぎり(コンビニ)もご馳走になりました。湖畔で飲食店を営んでいる保護者も鶏肉をふるまってくれました。みんな美味しかったーーー

 このかたち(第一部学校行事、第二部地域行事)は、今回で2回目となります。当然、初めての試みなので「ここをこうした方がいいのでは?」という思いもあって当然です。昔から続いているスタイルをどこもさわらずそのまま踏襲するのは「楽ちん」です。でも、人が変わるのにそれぞれの考え方が変わるのに時代が変わるのに、何にも変えないでいるといずれ人は「つまんない」と興味関心を失います。

 支笏湖小学校が続く限り、みなさんのアイディアを出し合い話し合って、より楽しい大運動会を創り続けましょう。

 

 最後に、本校の教職員5人で膨大な量の道具の移動や設置は本当にキッついです(大粒の涙)そんな中、早朝7:30に駆けつけもくもくと手伝ってくれた保護者の皆さん、本当にありがとうございました。そして、後片付けも最後まで丁寧に取り組んでくださったこともあわせて感謝申し上げます。

 

【このような伝統もあります】

 

9/12 学校訪問

 この日、石狩教育局から局長がお一人で支笏湖小学校の様子を見に来てくれました。おもに授業をどのようにしているかの話をしました。局長は、自分自身の目で確かめたいので石狩管内の小中学校を全校まわっているのだそうです。

 普通なら、なかなか100校まわりはできないです。頭が下がります。

 

【局長は、全部の学級をまわり、丹念に授業の様子を見ていました。】

 

 子どもたちの資質・能力を身に付けさせることができる場は【授業】です。子ども一人一人の可能性を広げるのは【授業】次第と言っても過言ではありません。先生方が“子どもたちにわかりやすい授業をする”には、その先生一人で力をつける以外にも、同僚との切磋琢磨、スキルを上げるための研修、学校訪問で指導・助言してくださる石狩管内に携わる教育関係者のみなさん、の助けが必要です。

 同じ教科書を教えるのにも、10人の先生がいたら10種類の教え方があります。全世界の先生方の理想は

「ぼくの担任・教科担は、教え方が上手だから、ぼくはその授業が楽しいんだ。ワクワクするんだ。ぼくは将来、その授業で教えてもらったことに関わる仕事をしたい。」と言われることです。

“地域貢献”、助かります!!

 今年も『北海道ロードメンテナンス』さんより「校長先生、お困りのことありませんか?」と言ってくださり、いくつかお願いをしました。検討していただいた結果、①運動会に向けてのグラウンドの草取り ②グラウンド砂場の立ち入り禁止のバーと柵(ワンちゃんのキャラクター) ③駐車場まわりとリンク小屋横の木の枝払い ④粉々になっていたアスファルトの修繕をしてくれました。

 

【①②~今後、砂の上に被せているシートも代えてくれるそうです。】

 

【③~この写真だけ見てもわからないと思います。枝払いのお陰で視界がかなり広がりました。】

【④~これでパンクの心配が払拭されました。】

 

ロードのみなさんに感謝状を、子どもたちや教職員の感謝の言葉を添えてお渡ししたいと思います。

 これからは、このスッキリしていただいた環境のもとで、さらに気持ちよく勉強や運動に打ち込めることができそうです。子どもたちの成績が上がったら、またよろしくお願いします(笑)

 

【すこし急な坂の上に佇む支笏湖小学校。秋になると紅葉で紅や黄色で覆われます。先日、千歳市内の生活部会の先生方が10数人来校しました。初めてここを訪れたという先生ばかりで、一頭の鹿を生で見ただけで、かなり興奮されていました(笑) 支笏湖に住んでいると鹿には慣れてきますが、これから間違いなくやってくる大量のカメムシには慣れません。 夏の猛暑とカメムシの発する異臭のどちらか選べと言われたならば、筆者は迷わず「猛暑」をとります。】

9/10 支笏湖神社例大祭

 前日は支笏湖神社宵宮祭、10日が支笏湖神社例大祭でした。1時間目だけ勉強し下校。帰宅して法被を着て神社に集合する。という流れになっています。 

【後ろに写っているのがお社です。ここから大人神輿、子ども神輿の順に出発します。】

 

【学校の前来ました。5・6年生がポーズを決めています。そういえば、6年生は、あと半年で中学校へ進学するのですね。小学校生活の思い出たくさんつくってください。】

 

【去年も良い天気でした。支笏湖神社の神様のおはからいでしょう。】

【ミニバレー大会がなぜ例大祭に行われるのかは定かではありませんが、体育館はここにしかないのでみんなで楽しく体を動かそうとなったのかもしれません。 8チーム作ります。 午後7時~午後9時まで行います。ここの仕切りは、小学校となっています。 今年も湖畔クラブ(老人クラブ)の方々の応援もいただきました。ありがとうございました。】

  けがもなく無事に終わりました。心配なのは子どもたちの疲れです。実はこの大会では、小学生チームも作って出場しているのです。

 翌日は二人欠席、翌々日は3人欠席しました。小学生の出場のあり方を考えていく必要があります。

 

9/5 科学技術大学ヨサコイチーム『光一天』

 本日1年ぶりに、科技大のヨサコイチーム『光一天』が支笏っ子の踊りにピリッとスパイスをきかせてくれるためにわざわざ遠方よりバスに乗って来てくれました。

 今回は、いつもの踊りの確認にとどまらず、新しい動きや強弱のつけ方を中心に教えてもらいました。年齢が近いためかわかりませんが、教える言葉が子どもたちにストンと入っていきます。大学生の教え方を見て、教員が学んだところです。

 

【大学生のみなさんはどの子も明るく元気でしたので、子どもたちもすぐにうちとけることができました。】

 

【初めに『光一天』が、いくつかある中の新しいオリジナルの踊りをご披露してくれました。網を引く力強さもあり、空中を舞う蝶のようでもありました。】

【いよいよ、学生さんたちが前もって考えてくれた個人レッスンの時間になりました。】

【今まで何となくあいまいだった体の動きも、全員がそろうように上手に教えてくれました。】

 

【みんなで練習し、腕を磨くことができた達成感のある濃密な時間でした。『光一天』のみなさん、支笏っ子から意欲と技術を引き出してくれて本当にありがとうございました。運動会で踊った動画を送ります。期待していてください!!】

 大学生たちの一連の言動に接した時、清々しい気持ちになりました。たくさんの仲間と共通のことに夢中になっている姿を見たからだと思います。このような体験を日本中の学校に気持ちがなかなかいかない子どもたちに体験させてあげたいと心から思いました。心が動くと思うのです。

 

9/3 二人のお客様!!

 本日、東京から人工知能研究者でラジオ番組「ふんわり」毎週金曜日8:30~のパーソナリティであり「トリセツ」シリーズの作者である黒川 伊保子さんと、某TV番組のチーフ・プロドューサーであり絵本とイラストの画家?の林 幹雄(ミッキ オハヤシ)さんが、支笏湖小を訪れました。目的は、絵本をつくるための現地取材だそうです。

 

【黒川さんは、AIの誕生に立ち会った開発者の一人だそうです。32年前のことです。小学生にもわかるように難解な話を嚙み砕いて説明してくれました。黒川さんの自信に満ち溢れたその姿は、キラッキラ輝いていました。それを聴く支笏っ子の円らな瞳もまるで呼応するかのように輝いていました。】 

 

【林さんは、N〇〇の土曜日の午前10時30分から放映されている番組を作っているそうです。「この番組見てる人いますか?」と尋ねたら、ほとんどの子が手を挙げていました。後で子どもたちに番組の話を聞くと、とても面白くて毎週視ていると口々に言っていました。嫌われ者の動物や虫が「ぼくたちは嫌われたくないのに、なぜ人間は一方的に毛嫌いをするのだろうか?」という言い分を語るという内容のようです。】

 

【学校を後にする前に、みなで記念写真を撮りました。一生の思い出に残る一葉です。ありがとうございました。】

 

【ご自分の著書にサインをしてくださる心やさしい黒川さん。学校に数冊、寄贈してくださいました。】

 

 お二人に刺激をいただきました。感謝申し上げます。これからもご活躍されることを心より願っております。

9/2 どうしたらわかりやすい授業ができるのか。

 先生の仕事の一丁目一番地は、「授業」です。ただ授業をするだけでなく、子どもたちにわかりやすい授業をすることが求められます。

 9月2日に、4年生のわり算の授業を先生方みんなで見て、どうしたら分かる授業になるのかを研究しました。

 

 子どもですから、先生に向かって「先生の授業がさっぱりわかりません。お願いですから、ぼくにもわかるように教えてくれませんか?」なんて言えません。

 ですから我々教師は、子どもの様子から「勉強がわからない・・・」にいち早く気づいてあげなければなりません。そしてどう教えたらその子が分かるのかを分析しなければなりません。

9/1 1年生、立派!!

 本日は、千歳市全小中学校の先生方の研究会がありました。それぞれの先生が専門部会(国語とか算数など)に所属していて、その中の選ばれた(推薦もしくは立候補)一人の先生が授業するのを皆で見に行って、その授業はどうであったのかを話し合う協議会です。

 支笏湖小の1年生の先生が「生活科」で授業をすることになったので、15人くらいの他校の先生方が遥々支笏湖小に足を運んだのです。2名しかいない児童の授業に対して、他の先生方はどのように感じたのでしょうか。

 

【前半は体育館で、釣りゲームや輪投げをした授業でした。後半は、教室に戻って座学です。真剣さと緊張感が入り混じった表情がイイですね~】

 担任の先生、お疲れさまでした!! 授業後にどんな話が他校の先生方から出たのかを教えてくださいね。