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学校のブログ

8/29 昼休みにグラウンド石拾い

 昼休みに児童も教員も全員で、運動会前に石拾いをしました。当然、全体的にというわけにはいきませんので、目立った石を拾いました。

 

 

 支笏湖小のグラウンドには、鹿の足跡や鹿のフ〇など様々なものを目にします。フンを見ても決してキャーキャー大騒ぎなんかしません。冷静に「石だと思ったら、フ〇でした。アハハ」という感じです。たくましいです。

8/29 グラウンドにまつわるエトセトラ

①業務補助員の方が、「グラウンドでの授業中、校舎に付いている時計が葉っぱで見えません・・・」という声に直ぐに対応してくださり、長―いハサミを使って切ってくれました。ありがとうございました!隙間から見えます。

 

②いよいよ遊具の設置工事が本格的に始まりました。これは、ブランコですね。楽しみです!

 

③遊具をこの場所に設置することで、困ったことが起きました。遊具の一部が、運動会の第4コーナーに少し被ってしまうことです。校長、担当教員、業務補助員で知恵を出し合い、“今までのフィールドの設計が、もともと校舎に対して斜めになっていたので(昔からあった遊具をよけて設計していたので)、これを機に真っすぐに設計し直す”ことにしました。つまりゼロからやり直すということです。目の前の小手先の直しではなく、これから先支笏湖小がある限り永遠に使えるフィールドに作り直すことを選びました。

 

④9/20(金)の支笏湖連合大運動会に向けて、練習が始まりました。今日は、ある競技のために一人一人、トラック半周を走ったタイムをとりました。

 

 

8/26 夏休みも終わって、さあ!スタート!!

 久しぶりに学校が始まりました。やはり、学校は子どもがいるから学校なのです。校舎に明るい声が戻ってきました。

 全校集会をオオルリ教室で行いました。

 

【まず、3年生の児童が、夏休みの作文発表をしました。楽しかったこと、痛かったことなどを巧みな表現を使って書き上げました。】

 

【次は、夏休みの作品発表です。筆者が楽しみなのは、「なぜ、この作品だったのか?」という理由です。そこには、その子しかわからない理由があり、興味深いからです。】

 

 久しぶりに会った子どもたちの顔つきは、少し大人になっていました。日焼けしたせいかもしれませんが、それだけではありません。背も明らかに伸びた子供もいました。

 

 「第二節」は、連合大運動会があったり、学習発表会があったりと大きな行事が続きます。小学校のよいところは、子どもたちが行事を通して成長していくことです。楽しさを分かち合い、時にはいさかいで泣き、そんなことをくり返して、人間関係を学んでいくのです。これからも支笏湖小の教職員は、子どもたちが大人になっても一人で生きてゆける力を身に付けられるように、しっかり寄り添っていきます。

 PTCA、地域のみなさん、変わらぬご協力よろしくお願いいたします。

 

追伸:オートロックの取り付け工事が本日終了しました。子機が校長室にもあり、応対と開錠もできるようになりました。

8/24 支笏湖小の校庭に、もうすぐ遊具が!!

 長年の夢であった遊具がこの夏から秋にかけて、支笏湖小の校庭に設置されることになりました。既に、古いブランコは撤去したところです。新しく入る遊具は、三つもあります!!「ジャングルジム」、「ブランコ」、「うんてい」です。設置する場所は、鉄棒に向かって右に三つ横に並びます。

 

★「ジャングルジム」で育つ力は?

 ジャングルジムで伸ばせる運動能力は「身体認識力」、「空間認知能力」、「バランス感覚」です。 のぼる、くぐる、おりる、わたるなど、ジャングルジムで遊ぶと、自然にからだ全体を動かします。 とくに登ったり降りたり高いところにとどまるにはバランス感覚も必要です。

【実はジャングルジムは、何か起きた時の避難場所にもなるそうです。因みに、写真はあくまでイメージです。これと全く同じものが設置されるわけではありませんし、この子たちも転入してくるわけでもございません。】

 

★「ブランコ」で育つ力は?

 ブランコに座ったり、立ったりすることで、体が自然にバランスを取ろうとし、腹筋や背筋、足や腕など全身の筋肉に刺激を与えます。 全身を使ってこぐことで体を支える筋力がつき、平衡感覚が養われるだけでなく、自分の体をコントロールすることを学べます。

【写真はあくまでイメージです。これと全く同じものが設置されるわけではありませんし、後ろの瓦の屋根の家もついでに建てられるわけでもございません。】

 

★「うんてい」で育つ力は?

 「リズム感覚」、「筋力(握力、腕力、背筋、腹筋)」、「空間認識力」です。 うんていはぶら下がったり、渡ったりしながら遊びます。 自分のからだを腕だけで支えるため、握力や腕力、背筋、腹筋が鍛えられます。

 昔、筆者は、二段飛ばしだのでエスカレートしてしまい、つかみ損ねて背中から地面に落下し、息ができない状態でたった一人でしばらく倒れていたことがあります。涙は出さなかったです・・・誰もが通った道でした。

【写真はあくまでイメージです。これと全く同じものが設置されるわけではありませんし、支笏湖ブルーを彷彿させるこのような色かどうかも全く分かりません。】

 

 市役所の建設課、市教委の施設係の方々が何度も校庭に足を運んでくださり、当初予定していた場所から危機管理の観点で急に変更を申し出たのにも関わらず、お骨折りをしてくださりおさまるところにおさめていただけました。ありがとうございました。

 何と言っても実現した一番の理由は、何年も前から続けていた支笏湖小PTCAのあきらめない陳情です。やっと実を結びましたね。おめでとうございます!!

 

8/14 支笏湖小学校の歴史に関わる出来事②

 今回は主に、校内のことを掲載します。

 

〇1980年昭和55年12月 校舎改築

【今現在の、支笏湖小学校校舎】

 

〇1980年昭和55年 5月 支笏湖自然科学館(支笏湖ビジターセンター)開設  

 

〇1989年平成元年  6月 全国森林レクリエ-ション協会より会長賞受賞(環境美化及び愛鳥活動の功績)

           11月 受賞記念碑建立(天然石でシジュウカラをデザイン 原画:加藤理恵教諭) 

 

〇1990年平成2年  8月 自然公園大会において、環境庁長官賞受賞 (自然公園美化清掃活動等の功績)

           10月 ・受賞記念式典、受賞記念:太陽電池時計の設置、

               ・川村涛人(初代校長:川村武夫)の歌碑建立                           

 

〇1992年平成4年 10月 アメダス(札幌管区気象台)をグランドに設置

 

〇1996年平成8年 10月 支笏湖畔信号機設置(渡り初めに児童参加)

 

〇1997年平成9年  8月 南国市奈路小学校から校長・P会長他2名が来校し、交流について話し合う。この日から、奈路交流始まる

〇2000年平成12年11月 映画監督崔洋一氏指導による映画つくりスタ-ト(13年3月完成試写会)

 2001年 13年  4月 市民センタ-で上映会

 

〇2004年平成16年 4月 PTAをPTCAに組織変更

 

〇2004年平成16年 9月 台風18号により支笏湖周辺地区倒木被害

 

〇2008年平成20年 4月 千歳市内小中学校、2学期制移行

 

〇2014年平成26年 9月 大雨により支笏湖湖畔に「避難勧告」発令。国道453大被害

〇2020年令和 2年 2月 新型コロナウィルス感染予防のため休校(2/27~3/27)

〇2020年令和 2年 4月 17日午後より新型コロナウィルス対応による休校(~5/6)

〇2021年令和 3年 5月 新型コロナウィルス感染症 緊急事態宣言 特定措置区域に指定(~5/31)

〇2022年令和 4年 5月 新型コロナウィルス感染拡大防止のため臨時休業(5/11~5/15)

〇2023年令和 5年 5月8日~新型コロナウイルス感染症の位置づけは、これまで、「新型インフルエンザ等感染症(いわゆる2類相当)」としていたが、「5類感染症」になった。

 

〇2024年令和 6年 1月 4年ぶりに対面での奈路交流を再開(奈路訪問団の受け入れ)

 

 

 

【校訓は、75年間ずっと変わらずに引き継いでいます。】

8/14 支笏湖小学校の歴史に関わる出来事①

 学校の沿革だけではなく、学校をとりまく地域の歴史を知ることも大切なことです。

 

〇1857年安政4年 - 松浦武四郎が支笏湖に到達。  

      【武四郎が描いた支笏湖の画】

 

〇1908年明治41年 - 王子軽便鉄道開業。支笏湖周辺の開発が本格化。

 

〇1910年明治43年 - 湖水を利用した水力発電所「烏柵舞発電所」完成。

 

〇1915年大正4年 - 湖畔に丸駒温泉が開業。

 

〇1936年昭和11年 - 千歳鉱山の採掘開始(主に「金」を採掘)。湖を使った鉱石運搬が始まる。

 

〇1948年昭和23年12月31日 ユ-スホステル跡地に支笏湖小学校校舎(51坪)が完成 初代校長発令される。

【下の写真は、当時のユースホステル】

◎1949年昭和24年(2024年から75年前)1月29日 支笏湖小学校として開校式を行う(1学級39名→4月40名)【開校記念日は、この日から1月29日になる。】

 

◎1954年昭和29年7月(2024年から70年前) 現在地に、支笏湖小学校新校舎が完成し移転

 

〇1954年昭和29年 - 北海道道苫小牧支笏湖線が国道276号に昇格

 

〇1963年昭和38年 5月 二宮金次郎像の建立(寄贈 谷本亀氏)

 

〇1964年昭和39年 4月 水明小学校(旧・烏柵舞小学校)を本校に統合

       【現在、水明小学校跡地には体育館だけ残っている。】

【1963年昭和38年当時の水明小学校】

 

〇1975年昭和50年10月 校門設置

 

〇1977年昭和52年 - 支笏湖氷濤まつりが始まる。

※当時閑古鳥の鳴いていた冬の支笏湖観光を盛り上げるため『層雲峡氷瀑まつり』を参考に、地元の観光業者と市の職員 さんたちとが協力してスタートしたそうです。支笏湖の澄んだ水は、凍り付いてもなおその美しさを保ち、日の光を受けてナチュラルブルーに輝くのです。

 

8/14 支笏湖の謎

【支笏湖が透明なのはなぜか?】

 この高い透明度の 1 つの理由は、プランクトン、藻、またはその他の生体を構成する物質の欠如です。 支 笏湖の周辺はまだほとんど開発が進んでいない為、水を濁らせる最大の原因の 1 つである人間による廃棄 物があまりありません。 また、湖でのモーターボートやジェットスキー、その他の電動ボートの操縦も禁止されて います。

 

【支笏湖ができた理由は?】

 現在の支笏湖は、約4万6千年前の支笏火山の大爆発によって出来たカルデラに約2万年をかけて水が溜まったとされています。 そして支笏火山の噴火がおさまり1万年以上経過したころに風不死岳、次に恵庭岳、そして樽前山の誕生により現在の湖が形づくられました。

 

【支笏湖の水はなぜ奇麗なのか?】

 水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高く、環境省の公共用水域水質測定結果において、これまで20回も全国1位に輝いています。 この透明度と水質を誇る支笏湖の澄んだ水は光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われる青色の輝きを放ちます。

8/14 支笏湖の歴史

【水深363m、日本最北の不凍湖】

 アイヌ語の「シ・コッ」(大きな窪地)に語源を持つ支笏湖は、およそ4万年前に起きた激しい火山活動によってできた支笏カルデラに水が溜まり誕生しました。噴出した火砕流は20km以上離れた札幌市の南部にまで到達したと言われ、カルデラ形成後に風不死岳、恵庭岳、樽前山が一直線上に次々と火山活動を開始、成長したため、現在見られるようなひょうたん形の湖になりました。

 湖の水面下には「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれる、切り立った崖のような光景が広がり、爆発の激しさを物語るかのように水深は深く、最大水深363mは秋田県の田沢湖に次ぐ全国2位を誇ります。

 深さゆえに湖面が凍結することは稀で、日本最北の不凍湖と言われています。 これはカルデラ生成時に、火砕流による自種植物が冷え固まる際に、急激に冷やされ収縮した際にできた割れ目で、支笏湖の見どころとして今に至ります。

 

 

【清澄な水と豊かな森が支える命】

 支笏カルデラができた後、風不死岳、恵庭岳、樽前山が誕生したことで、その裾野には火山活動の影響を受けた森林が多く見られる。

 湖畔の丘陵地には広葉樹林、さらに標高が上がると針葉樹が混ざり、さらに標高が上がるとダケカンバが優勢になり、恵庭岳や樽前山の山頂付近には高山植物が生育しています。

 支笏湖が育む豊かな森には多様な生態系が生まれ、命の営みを感じることができます。

8/13 日本の湖の深さ、大きさ、透明度、のベスト10!! 2020年更新

 筆者の夏休みの自由研究です。支笏湖についていろいろと調べてみました。日本の湖の あらゆる部門のベスト10です。

 

☆「面積(平方キロメートル)」

1位 琵琶湖(びわこ) 670.3 

2位 霞ヶ浦(かすみがうら) 167.6 

3位 サロマ湖(さろまこ) 151.8 

4位 猪苗代湖(いなわしろこ) 103.3 

5位 中海(なかうみ) 86.2

6位 屈斜路湖(くっしゃろこ) 79.6 

7位 宍道湖(しんじこ) 79.1 

8位 支笏湖(しこつこ) 78.4 

9位 洞爺湖(とうやこ) 70.7 

10位 浜名湖(はまなこ) 65.0

 

☆「最大水深(m)」

1位 田沢湖(たざわこ) 423.4 

2位 支笏湖(しこつこ) 360.1 

3位 十和田湖(とわだこ) 326.8

4位 池田湖(いけだこ) 233.0

5位 摩周湖(ましゅうこ) 211.4

6位 洞爺湖(とうやこ) 179.7

7位 中禅寺湖(ちゅうぜんじこ) 163.0 

8位 倶多楽湖(くったらこ) 148.0 

9位 本栖湖(もとすこ) 121.6

10位 屈斜路湖(くっしゃろこ) 117.5

 

☆「平均水深(m)」

1位 田沢湖(たざわこ) 280.0 

2位 支笏湖(しこつこ) 265.4 

3位 摩周湖(ましゅうこ) 137.5 

4位 池田湖(いえだこ) 125.5

5位 洞爺湖(とうやこ) 117.0

6位 倶多楽湖(くっしゃろこ) 105.1 

7位 中禅寺湖(ちゅうぜんじこ) 94.6 

8位 十和田湖(とわだこ) 71.0 

9位 本栖湖(もとすこ) 67.9

10位 沼沢湖(ぬまざわこ) 60.4

 

☆「透明度(m)」

1位 摩周湖(ましゅうこ) 28.0 

2位 倶多楽湖くったらこ) 22.0

3位 支笏湖(しこつこ) 17.5 

4位 パンケトー(ぱんけとー) 14.0 

5位 菅沼(すげぬま) 13.2 

6位 ペンケトー(ぺんけとー) 11.3 

7位 本栖湖(もとすこ) 11.2

8位 洞爺湖とうやこ) 10.0

9位 青木湖(あおきこ) 9.8 

10位 サロマ湖(さろまこ) 9.

8/13 北海道のむかし話~支笏湖のアメマス伝説~

 みなさんは、知っていましたか? 支笏湖のアメマス伝説を・・・ 

 

 昔そのむかし、トーカラカムイ(湖造神こぞうしん)は支笏湖を造り魚を放した。

 ある日、湖の出来ぐあいと、魚がどのくらい増えたかを調べるために湖の中に入った。ところが、湖は以外にも深く、海へ入っても濡らしたことのない神様の大事な股間を濡らしてしまった。

 神様はすっかり腹を立ててしまい、湖に放してあった魚を全部つかまえて海へ投げ捨ててしまった。その時、一匹のアメマスだけが岩陰に隠れていて難をのがれ生き残った。

 しかし、一匹だけ生きのびたアメマスは、やがて大ばけものに生長し、湖の主になり悪業の限りとあばれまわった。ある時は、湖に水を飲みにきた鹿や熊を一呑ひとのみにしたり、湖を渡るアイヌの舟を沈めたりした。

 これを知ったオアイヌルシクルの神がばけものの大アメマスを退治するため湖に出かけ、やすで突くことができたが、大アメマスの力が強くて湖の中に引き込まれて死んでしまった。 

 この神には幼い姉弟きょうだいがいた。

 

 何年か過ぎ、姉は弟に父の無念を話した。話を聞いた弟は、家に伝わっていた金のやすを持ち出し、支笏湖へ行き大アメマスを探した。 

 ある日、大アメマスを発見すると一突きに突き刺した。陸に引き上げようとしたが、力が強く逆に、父と同じように湖へ引き込まれそうになった。

 それから六日六晩争いつづけたが勝負がつかなかった。姉も手伝ったがそれでも負けそうになった時、姉が天に昇った父にたすけを求めた。父親も天から駆け降り姉弟を助け、やっとの思いで、大アメマスを引き揚げ退治した。

 

 その大アメマスを細々に切り刻んで湖へ投げ込むと、それが、みんな小さなアメマスとなり、今日までにふえたという。

 

8/12 支笏湖小職員玄関オートロック化工事

 今までオートロックではなかったのが不思議でしたが、今学校に工事が入っており、完成し次第、次のような流れになります。①ピンポーン ②ハイ、どなたですか? ③〇〇です。(来校者) ④ハイ、今、ロックを解除しますので、お入りください。 支笏湖小学校の場合、職員の人数が少なく、たまたま職員室が無人になることもあります。つまり、ピンポーンと押しても応答がないときもありますが、何度か繰り返し押し続けてください。よろしくお願いいたします。

 本体の他に、子機もついていて校長室からも受け答えや開錠ができるようです。

 

8/11 エゾシカについて学習してみる②

 

⑤エゾシカの性格

 エゾシカは、一般的な草食動物と同じく、臆病な性格を持った個体が多い傾向にあります。基本的に人を襲うような事はないため、北海道でエゾシカに遭遇しても、刺激しなければそれほど危険はないでしょう。しかし、繁殖期の雄や子育て中の雌は、時に攻撃的になることがあり、北海道では稀にエゾシカによる人的被害も報告されています。臆病な性格のため、群れで行動する習性がありますが、群れは雌雄別に構成されています。雄の群れ、雌の群れがそれぞれにあり、角の有無などによって見分けることが可能です。繁殖期には縄張りのなかの雌の群れに、雄が合流しハレムを作り、一夫多妻の状態で繁殖を行うと言われています。

 

⑥農作物への被害

 エゾシカの主要な被害として挙げられるのが、農作物や林業への問題です。エゾシカの食害による被害の約半数が牧草被害と報告されており、牛や豚の餌となる牧草がエゾシカによって食べられてしまうと、乳量減少や餌代が余計にかかってしまいます。その他、北海道の特産品でもあるトウモロコシ、テンサイ、コムギ、ジャガイモ(バレイショ)などの農作物も、エゾシカによって食害を受けているのが現状です。エゾシカによる農林業の被害額は年々増え、2011年に64億円を超える大きな被害額が問題になっています。

 

⑦希少植物や自生植物・環境への被害

 北海道は、固有種とされる自生植物が多いことでも知られています。しかし、これらの希少植物もエゾシカによる食害や踏みつけにより、植生破壊の被害を受けています。特に、シレトコスミレやユウバリソウ、ハマナス、エゾカンゾウなど、北海道を代表する希少な高山植物の食害は問題視されており、対策が求められています。放置してしまうと、北海道の固有種が絶滅してしまう危険性もあるでしょう。希少な植物以外にも、エゾシカが幼樹を食べてしまうことで森林が減少し、土砂や落石が置きやすくなっている地域も存在しています。一方で、エゾシカが好まない植物ばかりが数を増やしていくなど、北海道の本来の自然環境のバランスが崩れていることも大きな被害のひとつです。

 

⑧交通事故による被害

 エゾシカによる被害で次に問題とされているのが、交通事故です。エゾシカの交通事故による被害は、何も車だけではありません。列車とエゾシカの接触事故も多く報告されています。エゾシカによる列車事故は、年間2,800件以上も起きています。また、自動車による交通事故は年間2,000件以上起きており、令和2年度では過去最高の3,500件以上に登りました。エゾシカが原因の交通事故のうち、約42%は10月から11月にかけて発生しており、越冬前のエゾシカの移動が原因だと考えられています。時間帯では約70%以上が16時から24時にかけてが一番多く、北海道ではドライバーに以下の予防策を呼びかけている地域もあります。

〇秋〜初冬の運転に注意する

〇早朝・夜間の運転に注意する

〇ライトの反射に注意する

〇一頭だけだと思わない

 長く暮らす北海道民であれば、これらの予防策を知っている人も多いですが、他府県から旅行などで北海道を訪れている人がレンタカーなどで事故を起こすケースも多く報告されています。

 

⑨ 感染症による被害

 エゾシカに限らず野生の動物は、人間に感染する病原菌を持っている可能性があります。そのため、エゾシカに遭遇しても決して近づいたり触ったりしないようにしてください。特に、エゾシカには6種類のマダニが寄生していることが多く、マダニを媒介した感染症への注意が必要です。マダニを媒介する感染症には、ライム病やダニ媒介性脳炎などがあります。ダニ媒介性脳炎においては、世界的に新規感染者数が増加傾向にあるため、特に注意が必要です。

 

⑩人への攻撃による被害

 基本的に臆病で大人しい性格のエゾシカですが、発情期の雄や子育て中の雌は攻撃性を持つことがあります。雄の持つ大きな角による攻撃のほか、巨体による踏みつけで人的な被害が出るケースも報告されています。特に多いのが、人間が小鹿に近付いて母鹿から攻撃を受けるケースです。エゾシカの出産時期である6月から7月にかけては、弱って動けない子ジカを見ることもあります。そのような場合は、必ず親ジカが近くで見守っています。人間がむやみに近づくと攻撃される危険性があるので、注意しましょう。

 

8/11 エゾシカについて学習してみる①

 夏休みに入って子どもたちが学校に来ませんが、支笏湖小はホームページのアップを止めません。なぜなら、毎日平均して300件のアクセス数があるからです。支笏湖地域だけで100人くらいの人口なのに、なぜ一日で300件なのでしょうか? 多いときは、1日で1500アクセスあります。視聴者の皆様、ありがとうございます。

 

 今回のテーマは、エゾシカです。支笏湖小に4月から赴任した筆者としては、一番身近にいる存在と言っても過言ではないからです。早速、説明します。

 

 北海道で山道をドライブしていると、エゾシカに遭遇することも珍しくありません。一般道や高速道路には「鹿とび出し注意」の標識が設置されていることも多いです 

 一時期、絶滅危惧種寸前であったエゾシカですが、近年はエゾシカの繁殖により、個体数は急上昇しています。一方で、エゾジカの急増によって北海道ではさまざまな獣害が問題になっており、対策に追われているのも事実です。

 本州に住んでいる人にとってエゾシカは、馴染みのない動物だそうです。そもそも、エゾシカがどのような動物なのかは、あまり知られていないようです。

①    エゾシカはニホンジカの一種

 かつては、雪の少ない釧路・根室地方や十勝地方などの一部にしか生息していませんでした。しかし、1900年代以降は雪の多い石狩地方や、空知地方にも温暖化のため分布拡大が進んでいきました。現在では北海道全域に分布しており、北海道では馴染みのある動物です。

 

②    エゾシカの歴史

 明治時代の北海道は未開の地であり、原始の森に覆われていました。蝦夷を探索し「北海道」と名付けた松本武四郎は、東蝦夷日誌のなかで一面に広がるエゾシカの大群を見て驚愕したと記しています。北海道開拓以降は、大量のエゾシカの狩猟により、5年間で57万頭以上ものエゾシカが捕獲されました。この大量狩猟の目的は、多くのシカ肉を海外に輸出し、資金を捻出するためでした。その後も開拓に伴う森林伐採が追い討ちをかけ、エゾシカは一時期絶滅寸前の危機に陥りました。種の絶滅を防ぐため、政府や地元猟師達は禁猟政策を取り進め徐々に数を増やし、2000年代には約65万頭まで増加しています。

 

③ エゾシカの生息地

 エゾシカは、草原や牧草地を好み、木の芽やどんぐりなどが主食です。そのため、食料が採取しやすい海抜の低い土地や木々の多い山林に生息しています。また、同じ場所で生活する個体と、夏と冬に規則的に移動しながら生活する個体に分かれることも知られています。100キロ以上移動する個体もおり、冬になると雪の少ない地域で越冬します。

 

④ エゾシカの大きさ

 エゾシカは、体長90㎝から最大で190㎝にまで成長します。本州に生息するニホンジカよりも、ひと回り大きい個体が多いのが特徴です。体重はメスで25kgから100kg、オスが50kgから最大で200kgを超える個体もいます。本州に生息するニホンジカよりも大きい理由は、北海道の厳しい寒さを生き抜くためだと考えられています。エゾシカは越冬に備えて秋に脂肪を蓄える習性があり、1日に2kgから5kgの餌を食べることも珍しくありません。たくさん食べて体を大きくすることで、北海道の厳しい寒さを乗り越えることができています。

 

 

8/9 支笏湖 『納涼盆踊り大会』

 19:00~20:30頃まで、盆踊り大会が開かれました。場所は、商店街湖畔側園地です。支笏湖自治振興会の皆さんの主催です。驚いたのは、ほぼほぼ休みなくずっと踊っていることです!!みなさん、「ちかれたびー」とか弱音を吐かずに踊っていることにも驚かされました。全員に当たる景品があるのですが、2部門あり、一つは「踊り部門」もう一つは「仮装部門」です。

 

【ぞくぞく集まってきます。近くのホテルのお客さんも参加していました。和服姿の女性や女の子が多かったです。既に仮装部門の方々がちらほら見えてきましたね。】

 

 

【セーラームーンかと思われる仮装も見られます。因みに全員に首から番号を下げてもらっています。審査員の審査チェックのためです。筆者は審査委員を任せられましたが、なかなか番号が見えずらく、踊りで体を回転したときの一瞬がチャンスでした。】

 

【中央の、最初から最後まで休むことなく太鼓をたたいていた方は、この地域の太鼓の先生です。元気バリバリです。】

 

 支笏湖納涼盆踊りは、踊って体力をつかいますが、地域の方々に観光客の方々ががとけこみ、とても賑やかで楽しい雰囲気を醸し出していました。支笏湖地域に対するみなさんの愛情が、先日の「提灯行列」と同じくひしひしと伝わってきました。

 コロナが終息しても、人とのつながりがほどけたままでなかなかもとに戻らないと感じている人も多いと聞きます。支笏湖地域は、ほどけたつながりを地域行事を通して、再び結ぼうとしているんだなあとこの盆踊りを実際に見て感じ取ることができました。

 みなさん本当にお疲れさまでした。これで、暑さを乗りきれますね!!

8/9 二階の窓ガラスがきれいになりました!!

 本日、9:00より4名の業者さんが来校し、2階の窓ガラスをきれいにしてくれました。

 

【子どもたちが生活している学校なので、洗剤をなるべく使わない工夫をしてくれているそうです。】

 

【内も外もピカピカです。お一人が、外からはしごをかけて作業をしていました。※下の写真の方は内の担当です。】

【きれいになるコツを聞きました。水に台所洗剤を泡だたない程度に少量入れ、それを布巾に少しだけ染み込ませます。四角くロの字に拭くそうです。そして②必ず乾いた布巾で同じくロの字で拭きとるそうです。5時間近くの 作業、ありがとうございました!!】

8/8 ろうそくが、なぜお菓子?

 多分、ほとんどの人がわからない「ろうそくだーせ」がなぜに、お菓子に?のことを筆者は調べてみました。

  

 北海道の七夕には、子供たちが「ロウソク出ーせ出ーせよ」と歌いながら家を周ってお菓子をもらう「ローソクもらい」という風習があります。今では見かけることが少なくなりましたが、「ロウソクもらい」がどのような風習かご紹介します。

 

 北海道の七夕は旧暦に由来した7月7日に行う地域と、新暦に由来した8月7日に行う地域に分かれますが、道南にある函館の七夕は7月7日。函館の子供たちは、七夕の日になると浴衣に着替え、行灯をもって歌をうたいながら大人たちからお菓子をもらいます。その時に歌うのが「ロウソク出ーせ出ーせよ」という、ちょっと風変わりなもの。ハロウィンの「トリックオアトリート!」と役割が似ています。

 

 かつて北海道全域でも行われていて、風習そのものを「ローソク出せ」と呼ぶこともあります。そして、特徴的な子どもたちの歌は、地域によって違っていたようです

 

道南函館方面は、

「竹に短冊七夕祭り 大いに祝おう ローソク一本頂戴なー」など。

道央・道北・道東方面、支笏湖地域は、

「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー 噛み付いたら放さんぞー」など。

 

 しかしこの「ローソクもらい」、子どもたちはなぜローソクをねだっているのでしょうか?その理由が、函館にありました

 

 子供たちが「ロウソク出せ」と歌う理由、そのルーツは函館にあります。このお祭りが始まったのは、函館に残っている記録によると江戸時代の後期から。当時の函館では、ねぶたのような山車と灯篭が町中を埋め尽くすお祭りがあり、その山車を照らすのにつかっていたのがロウソクだったといわれています。

 子どもたちはその明かりのためのローソクを各家から集めていたので、「ローソク出せ」と歌っていた、という訳です。しかしその後、当時の明治政府の方針などの影響で、徐々に函館でのねぶたのようなお祭りは無くなり、ロウソクを集める必要が無くなってしまいました。函館で続く「ローソクもらい」は、後に子供たちがもらうものがローソクからお菓子へ自然と変わり、今も継承されています。

8/7 支笏湖の地域行事『提灯行列』②

【さあ、商店街などを歩きます。 「お菓子、ありがとうございまーす!!」 ちなみに大量にいただいたお菓子は、小型トラックに載せて並走しています。】

 

 かなりの小雨が降っていましたが、一行は楽しく、七夕の日の提灯行列を楽しんでいました。

 筆者も、初めての体験でした。この催しを記録化して後世に残さなければならいとの一心で、支笏湖小のHPにおさめることにしました。すべてのお店等を、写真写りの関係でご紹介できませんでしたが、気持ちのやさしい方々ばかりで、支笏湖地域の温かさを改めて感じることができました。

 

8/7 支笏湖の地域行事『提灯行列』①

 支笏湖には大昔から伝わっている地域行事の『提灯行列』があります。七夕の日に合わせて短冊に願い事を書き、柳の木に結び飾ります。それから、子どもと大人が「ろうそく、くださいなー。」なぞと歌をうたいながら商店街を練り歩き、お店などからお菓子をありがたくいただくという内容です。また、「火の用心」も兼ねているそうです。

 

【「織姫様、私たちの願い事を、どうか、どうか叶えてくださーい」」】 

※【知っ得コーナー】~七夕のお願い事は、織姫へ向かっておこないます。しかし、あくまで願う先は織姫であり、叶えるのは、自分なのだそうです。願い事というよりは、自信を奮起するきっかけと捉えるのが正しいかもしれません。

 

【提灯の中身はというと、2年生以下はLEDの電池で灯るろうそく。3年生以上は、本物のろうそくに火を点けます。手前の方は、警察の仮装をしている人ではありません。本物のおまわりさんです。地域の行事に参加するとはさすがです。ありがとうございます。】

 

【さあ、出発しますよー ちゃんとろうそくのうたを大きな声でうたわないと、お菓子をもらえませんよ。】

 

♬~ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー おーまーけーにー噛み付くぞー 噛み付いたら放さんぞー~♬

8/7 ワックスがけ

 朝からずっと小雨が降っている支笏湖小ですが、ジトジト湿度が高い中、ワックスがけをしてくれました。体育館を中心に1,2階廊下等です。光ってピッカピカになりました。

 

【体育館の床に天井のLEDライトや色んなものが映っているのが、お分かりでしょうか?】

 

【子どもたちの玄関の床も、かなりの輝きです。】

8/1 梅を食べる!?

 支笏湖小学校の駐車場の辺りに、梅の木があります。梅の実がたくさんなって、今は青から薄橙色に変わり、駐車場にポトリポトリ落ちてきています。

 

 業務技士さん曰く「落ちている梅の実を車が踏まざるを得ないので、アスファルトにはり付いた潰れた梅を掃除しなければならないのですよ。明日にでも、枝から梅を落としてしまいます。」

 

 すると、昼ころ業務技師さんが「見てください。一頭の鹿が落ちている梅の実を食べてくれているので、アスファルトの掃除の手間が省けましたよ。種も全部飲み込んでいるようです。」

 

 そして、夕方。何気なく駐車場を見ると業務技士さんが、アスファルトを掃除しているのです。「見てください。鹿が梅を食べた後、器用にも種だけをペッと唾液と一緒に吐き出していたのです。この汚れたアスファルトを見てください・・・」

 

 業務技士さん曰く「私、もう6年以上支笏湖小に勤めていますが、鹿が梅の実を食べるなんて初めて見ました。もしかして、森の中にエサがないのかもしれませんね。クマといい、エサを求めて危険を省みず人間の暮らしているところに来るのでしょうね・・・」

 

【筆者が、帰ろうとしたら、何と、またあの鹿が梅の実を食べてるではありませんか。下に一つも実が落ちていないので、土手から必死に首を伸ばして食べようとしていたところでした。】

 

 

 

2001年3月に

 筆者が、何気なく支笏湖小の歴史を読んでいると、2001年3月に(故)崔 洋一(さい よういち)監督が、当時の児童14名に映画製作を指導していたことが分かりました。

 体育館に行く渡り廊下に飾られている帽子等とやっと、つながりました。

【「大空の帽子」とは何を意味するのかは、定かではありません。もしかして、監督が児童に指導して作成した自主製作映画のタイトルかもしれません。何せ、23年前の話です。当時の6年生で、今現在35歳くらいでしょうか。】

 

 この勢いで、校長室のアルバムを片っ端から探しました。ありました。かなりほこりを被っている昭和チックなブルーのアルバムです。支笏湖小だけにブルー(支笏湖ブルー)なのかどうかはわかりません。舞い散るほこりで咳をしながら、一枚一枚アルバムをめくっていきます。「ゲホッ、ゴホッ。 あっだ!!」

 

【黒板には、映画作り学習 ・崔監督のお話 ・ビデオを見る ・感想発表】

 

【監督が支笏湖小の、現在30歳代で当時の男子児童に、キャメラ使いを教えてくださっているようです。因みにカメラは静止画をとるマシーンで、キャメラは動画ムービーをとるマシーンのことである。「キミ、センスあるねえ。いいね~ そこでスパンしてみようか。ホラ、今ここ!!」  と聞こえてきそうです。 】

 

【当時の校長室で、サインをしてくださっているのかな? この子たちは、23年後の今も監督のサイン持っているのでしょうか? もしかすると額縁に入れて飾っているかもしれませんね。本人は忘れているけれど(笑)】

 

【この写真は、支笏湖小に関係するみなさんはご存知でしょう。支笏湖のあるポスターに掲載されている1枚です。】

 

 

【当時の校長先生を、後ろからキャメラを回している監督。黒板には、ビデオ映画作り学習と書かれています。】

 

 有名な監督がなぜ支笏湖小に来られたのか?など、疑問は残りますが、はっきり分析するよりも、当時の雰囲気をなつかしみ味わう程度でいいのではないでしょうか。薄れた記憶から、思い出のカケラを一つ一つ拾い集めていくのも歴史を見つめる醍醐味なのかもしれません。

 

「座っても移動できる担架」をいただきました。

 先日、千歳市立北進小中学校から座っても移動できる担架をいただきました。本校は、養護教諭が未配置ですので、何かあった時には、いろいろと道具があった方が助かります。ありがとうございました。

7/25 石碑が・・・②

 ややしばらくして、そのお二人は職員玄関に寄ってくださり、丁寧にお礼を言って帰っていったそうです。

 

 翌々日、筆者は石碑を確かめに行きました。  

 

 そのまま、踵(きびす)を返そうと思ったのですが、「もしや?」と思い、裏にまわってみたのです。

 

支笏湖小の初代校長先生のご人望が察せられます。

 

 翌日、筆者は、全校朝の会で子どもたちにこの石碑について話しました。石碑のことを次世代に引き継ぐためです。

7/25 明日から夏休みです!! 7/26~8/25(31日間)

 本日は、本校の区切り『第一節』が終了する日で、明日から子どもたちは、31日間の夏休みとなります。

 支笏湖タイムの時間帯に「全校集会」を行いました。

 

【言語明瞭に、自信を持って作文を発表することができました。また一つ、自信につながりました。】

 

 

【聴く態度も4月から一貫して立派です!! 第二節もこの調子でお願いしますね!】

 

 子どもたちには、長い夏休みしかできない“新しいチャレンジ”をしてほしいと教職員一同願っております。

 

 因みに筆者が少年時代の夏休み、絶対この本読まないだろうという本を無理に読んでみたことがあります。新しい世界が筆者の中に生まれたことを今でも覚えています。実は、この年齢になっても、たまに挑戦しているのです。

千歳市PTA連合会の新しいポスター

 千歳の市P連で考えてくださった『千歳市家庭生活宣言』ポスターを支笏湖小校内に10枚くらい貼らせていただきました。今回は、時代と実態に合致したルールにいくつか変えたそうです。市P連会長のメッセージも千歳市内小中学校の子どもたちに配ったそうです。

 「千歳市全体で、子どもたちを健全に育てよう!!」というあたたかな気持ちが伝わるポスターだと思いました。

 

7/24 『白馬』

 4年生の毛筆が、貼られていました。『白馬』です。文字から、白馬に乗った王子様が出てくるのではないかと思わせるくらいの力強さが伝わってきます。

 馬という字を改めてみてみますと、馬そのものをイメージさせるのには十分な形・つくりになっているんだなあと、しみじみ感慨にふけってしまいました。

7/24 石碑が・・・①

 先週、道外に住んでいるという若い男性と女性の方々が、支笏湖小を突然訪れたそうです。

 なぜだか肌寒い日でした。一人がこう言ったそうです。「私は、支笏湖小の初代校長のひ孫にあたる者です。学校のどこかにおじいさまの石碑があると聞いたのですが・・・その場所・・・わかりますか?」

  対応した教員が「グラウンドのあちらにある二軒の平屋の・・・見えますか?」

「は、はい・・・」

「その家の間を歩いていくとあります。私も遠くからしか見たことがなくて・・・」 

 二人はペコリとお辞儀をしました。

 その二人は、2軒並んでいる教員住宅の真ん中を通ってまるで吸い込まれるように草むらの中に分け入って行きました。 ・・・つづく・・・

7/24 ICTを活用して都道府県を覚えるぞー

 本日、珍しい顔ぶれで5年生教室でお勉強をしていました。

 

【みなさんに、尋ねまーす。近畿地方は、全部で何府県ですか?  え? 府って何・・・】

 

【あ、そうかー キー くやしいわー】

 

【先生、この勉強おもしろいです!! 次の問題は何ですか?】

 

  映像で視覚にうったえる授業での活動が、子どもの理解力をより高めます。これを使わない手はないです。

7/24 夏休み前にクリーンクリーン

 明日で本校の第一節が終了します。明後日から待ちに待った夏休みです。本日、5時間目は「大掃除」でした。

 

 

【わーい。 ぼくの方がきれいにみがいたよ!! わたしだって、わたしだって!ここ、見て。】

【おーい、ぼくを忘れてはいませんか? このふき方で磨くとピカピカだよ。エー、誰も見てないよ・・・】

 

【ぞうきんが、こんなによごれてしまったよ。さてさて、次はどこをきれいにしようかな?】

 

 みなさん、お疲れさまでした!!

思い出尽きない、3校合同修学旅行!! 7/18~19

 先週、3校合同の修学旅行に行ってまいりました。

 

たくさんの写真を載せたいのですが、他校の子どもも写ってしまいますので、厳選してご紹介したいと思います。

 

【支笏湖小からタクシーに乗って、駒里小で3校が合流して結団式をしました。】

【小樽市のと或るお店で、『ジェル・キャンドル』を作っちゃいました。 大成功!】

 

【ねえ、誰も言わないから私が言うけど、私たちって、もしかして迷ったよね?  いや、そんなことないんじゃないかな・・・ハハハ・・・】

 

【ホテルに着いたけど、歩き疲れて、お腹すいた~ よし、プールなどに備えて、腹ごしらえといきますか。】

 

【どれもこれもおいしそうで、これまた迷うんですよね~】

 

【あっと言う間に二日目です。 火山科学館です。何年か前にリニューアルして更に立派になりました。】

 

【白老のウポポイでは、断続的に激しい雨が降ったようです。そのために写真もなかなか撮れなかったようです。 支笏湖小学校の体育館で、みんなで解団式を行いました。お互いに別れるのが悲しいのか、しんみりとした雰囲気でした・・・  みんなのこと忘れないよー ありがとうー そして、さようならー 】

 

 

 

7/22 支笏湖小学校で外の気温が30℃越え・・・

 熱中症対策で、マシーンを外にセットして注意して温度をチェックしていますが、11時45分で、気温が30.3℃もありました!! きっと市街地は、33℃くらいあるのかもしれません。

 

【暑さをものともせず、マリーゴールドは元気にすっくと花を咲かせていました。】

7/22 学校前のごみステーション

 本日、本校の業務技師さんが、学校を少し降りた所にある地域のごみステーションを使いやすいように、笹をカットしてくれました。

【笹は、中まで入り込んでいたので、ゴミ袋を中に入れづらかったのですが、一気に解決しました!!】

 

 こんなに暑いときに、ありがとうございました!!

7/17 徐々に暑くなってきました・・・

 支笏湖小では、暑さの上昇に合わせて対策のレベルを上げていきます。

 

【全校で給食を食べる教室(オオルリ)にも、スポットクーラーを取り付けました。】

 

【体育館にも取り付けました。火曜日の放課後行っている「開放」の時も、遠慮なくお使いください!!

 

【最近、ミニバレーが流行っています。ボールに触れた数だけうまくなっていっています。今日は、筆者とこの子の二人でパス練習をしたところ、下に落とさずに16回も続きました!! また、記録を伸ばしていこうね!!】

 

【先日の『支笏湖チップ』商標化のお知らせをしましたが、支笏湖小の玄関にこの記事を額縁に入れて飾りました。これは記念すべきことですので、そうすべきだと思ったからです。】

 

7/12 クラブ②『シュノーケル』に挑戦だ!!

 クラブの前半の3・4時間目は、シュノーケル体験に向けて、ピクニック用のお菓子作りをしました。

 

【ピクニックもシュノーケルもするなんて、私たちって幸せ過ぎるかも!!】

 

【あー、晴れてよかったー  手作りのお菓子は最高です!! でも、食べ過ぎ注意予報が出そうです。】

 

【本校の保護者が営んでいる、シュノーケル体験をさせていただけるお店にお願いをしました。このように、他校の子どもたちが体験できないことをさせていただき、ありがとうございます!! それにしても、ウェア―がいかしてますね。】

 

【少し心配だという子供もいましたが、やさしい声をかけてくださったおかげで、子どもたち全員、無事に体験をすることができました!! 一生忘れません。 白い巨大な魚が泳いでいたとか話題になっていました・・・】

 

【ああ・・・ これはよい塩梅(あんばい)だこと。 極楽、極楽。】

 

【では、支笏湖をバックに決めポーズといきますか!! ハイ、チーズ!! パシャリ!】

7/12 支笏湖地域のうれしい話!!~『支笏湖チップ』の商標化

 7/12の北海道の某新聞の朝刊に載っていました。

 支笏湖でとれる特産のヒメマス(チップ)のブランド化を目指して、特許庁に出願していた『支笏湖チップ』の地域団体商標が発表されました。登録日は、令和6年6月28日。

 同商標の取得は道内40番目で、千歳市内では初めてだそうです。

 チップは、国内で1,2番を争う水質を誇る支笏湖で、プランクトンをエサにして育つので、淡水魚特有の臭みがほとんどありません

 チップという名前の由来は、ヒメマスがアイヌ語でカバチェッポ(薄い魚)と呼ばれることから、音が似ているチップの呼び名が広まったそうです。

 

 商標化は、5年越しの実現だったそうです。

 

 

 

7/11 全校給食の風景

 しばらく、給食のトピックを載せていませんでしたが、全員前を向いて座るスタイルから「ロの字」式スタイルに変わりました。

 みんなの顔がよく見えて、話題も広がり、以前にも増して楽しく食事ができる雰囲気になりました。

 

【子どもたちもたくさん話しますが、先生方も授業では聞くことのできない自分の小さい頃の話や、故郷の話(本校の教員で広島県出身と鳥取県出身の方がいます)や、本当に多岐にわたる話が聞けて、楽しいひとときを過ごしています。】


 

【夏休み中の地域行事に向けて、カラフルな短冊を渡しました。支笏湖小の子供たちは、やさしい性格の子ばかりで、「お姉ちゃんの分も持って行っていいですか?」という家族にもあげたいという声が一人や二人ではありませんでした。】

 

【はて? どんな願いごとを書こうかな・・・ 先生! たくさん書いてもいいですか?】

 

 実は、この短冊、ある教員が「忘れては絶対にいけない」と心配して、毎年1年前に相当時間をかけて丁寧に作成しているという実態があります。ですが、作業する時間を別な教育活動に充てたいという考えも一方であることから、来年度からは、短冊作りは教員が作るのではなく、ご家庭で作成していただきたいという方向性で考えております。

 

 

7/10 3年生の作品

 【支笏湖小の子どもたち全員、毛筆が力強いです!! 】

 

【みんなで実際に歩きながら確かめて支笏湖地域のマップを作りました。自分の住んでいる地域を地図に落としてみて、初めて距離感が掴めてくるのが小学生です。】

 

【世界の名言】】歩け、歩け。続けることの大切さ。(伊能忠敬:江戸時代の測量家)

 

7/10 野球っておもしろい!

 涼しい時間帯の1時間目に、全校児童で野球?をしました。ピッチャーを立てずに台の上に柔いボールを固定して、それをバットで打つルールです。

 ファイターズのユニホームをまとった監督が、ノックをしてくれました。

 

【ボールを待っていたら、アウトにできないよー  そうそう!  その調子!! ヤルね~】

 

【はい、ファースト!! あちゃー、ボールがそれちゃった・・・】

 

【大谷選手から寄贈されたグローブをしっかり活用させていただいております。大谷選手、ありがとうございました!】

 

【ねらうは、ホームラン。 あれ? しまったー サードゴロか・・・】

 

【よーしよしよし、諸君、上達したね。 では、休憩をとります。水分補給しましょうか。今週からは、毎日水筒を学校に持ってくることになっていますので、忘れずにね。】

 

 体育指導の教員のユニホーム姿も、子どもたちの学習意欲に結び付いたのは言うまでもありません。

 支笏湖小の子どもたちは、たとえ苦手意識を持っていても、人の話をしっかり聞いて、真面目に取り組む子どもたちです。途中で決して投げ出したりしません。この良さは、いつも教員の間で話題になっていますし、本校を訪れた先生方や教育委員会の方々も同じことを言ってほめてくれています。

 この子供たちの“よさ”が、さらに広がっていけるように、授業に磨きをかけていきます。

 

 

7/10 熱中症対策~暑さ指数

  暑さ指数WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。 暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標です。 なお、当サイトにおいては気温との混同を避けるため、暑さ指数(WBGT)について単位の摂氏度(℃)を省略して記載しています。

 

 昨年度あたりから、特に学校では、この暑さ指数(WBGT)を意識して、教育活動ができるか否かなどを判断しています。

 

【支笏湖小で使用している装置です。上の大きな数字が「暑さ指数」です。左下は、温度で、右下は湿度を表しています。】

 

<運動に関する指針>※数字は、暑さ指数 

31以上

 運動は原則中止 特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。

 

28以上31未満  厳重警戒

(激しい運動は中止) 熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人 ※は運動を軽減または中止。

 

25以上28未満  警戒

(積極的に休憩) 熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。

 

21以上25未満  注意

(積極的に水分補給) 熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。

 

21未満  ほぼ安全

(適宜水分補給) 通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。

 

 屋内においては、エアコンやスポットクーラーを活用しながら教育活動を進める幅を広げることが可能ですが、屋外においては、この装置をしっかり見ながら活動をするのか、しないのかなどを判断していきます。

 

7/9 『3校合同修学旅行 事前学習②最終日』

 本日もタクシーで、駒里小学校にお邪魔しました。グループメンバー同士、慣れてきたのか、話し合いも盛り上がってきました。

 

【小樽でのお昼は、どこで食べますか?  どうしようかな? 私の好きな食べ物は・・・】

 

【思っていること、お互いに出し合いましょうよ。 だって、小学校の修学旅行は一生で一回なのよ。】

 

【そろそろ、まとめようか。 いや、ちょっと待ってくれない? 大事なことを忘れていないかい?  あっ!!】

 

 次に集まるのは、修学旅行当日です。

 楽しいことって、あと何日・・・と、指折り数えているときが一番幸せ。と誰かが言っていました。

 みなさん、思い出たくさんつくってくださいね。楽しくはないことも起こるかもしれませんが、それをも含めてよき思い出にしてください。

【世界の名言】楽しさとは、自然と生まれるものではありません。必ず誰かが楽しくしようと努力をしているから生まれるものなのです。(渥美 清)

7/5 先生、また来てくれたのですね。

 昨年度に引き続き、支笏湖小学校に『新しい学びのかたち』推進教員の一人である緑小学校の先生が年に2回、お勉強の手伝いに来てくれます。もう一人の千歳小学校の先生も2回きてくれます。この事業は、千歳市教育委員会が、千歳っ子の学力が少しでも伸びてくれればという強い願いのもとで生まれたものです。ありがたいです。

 

【ここ。そうそう、その通りですよ。では、次もチャレンジしてみましょうか。 はい!】

 

【推進教員は、ICTの活用についても担任をサポートしてくれます。とても頼もしいです。AIデジタルドリル『ミライシード』の国語での活用を授業で行いましたが、先生同士が連携して、スムーズな活用ができました。子どもたちも意欲をもって臨んでいました。】

 

7/5 奈路小学校児童とのリモート交流

 本日、8:20から5年生教室で、奈路小学校の全校児童とリモート交流①を行いました。

奈路小学校は、四国の高知県にあります。

 

【コロナ禍からいっきに普及したリモートですが、便利な世の中になったものです。映像が加わるのは、一昔前だと夢のまた夢の世界でした。】

 

【お互いに、質問し合ったりしたので、初めて知ることが多くて驚きの連続でした。】

 

【今回は、奈路小の子どもたちが高知県のことをプレゼンしてくれました。高知にちなんだ歴史上の人物クイズなどがあったのですが、支笏湖小学校の子どもたちは、一人も坂本龍馬の名前を知りませんでした。普段、あまり耳にしないですからね。下の写真の方は、坂本龍馬の親戚で、北海道に渡り、某お菓子メーカーの包装紙や入れ物にプリントされている、フキノトウなどの“あのイラスト”を描いた方ということです。先生方も驚いていました!】

7/4 『三校合同社会見学【3・4年生】』

 駒里小、東小の3,4年生が一緒に「水道局蘭越浄水場」と「キッコーマン工場」に社会見

学に行きました。お昼は、「さけの里ふれあい広場」で食べました。

 

【しっかり説明を聞いている顔ですね。】

 

【水を飲めるようにするには、こんなに手間がかかったのですね。 うちに帰ったら、学習したことを思い出しながら、水を味わって飲むとしよう。】

 

【よーしよしよし、たんとおあがり。】

 

【そうなんだ。初めて知ったよ。 忘れないようにメモをとろうっと!】

 

【今日は、楽しく社会見学できました!! お留守番している5年生の二人はどうしているかな?】

7/4 クッキリ

 本日、筆者がずっと気になっていたことを、ようやく実行できたのでとても気分がいいです。一つ目は、校門の「千歳市立支笏湖小学校」の表札の黒い部分が剥がれ落ちていて、何が書かれているのかがわからなかった状態をクッキリさせたことです。二つ目は、二宮金次郎の銅像の下に「二宮金次郎」と書かれているのですが、字が薄くなっていて、何が書かれているのかがわからなかった状態をクッキリさせたことです。三つめは、支笏湖小学校から降りてぶつかる入り口に立っている木の看板が、ふきや草で半分以上覆われていたものを、業務技師さんにお願いして、草やふきを刈ってもら看板の全体像がすべて見えるようにしたことです。

 

【伝統ある千歳市立支笏湖小学校の文字が、3Dのように浮き出て見えます。】 

 

【今は昔、支笏湖に台風が襲ってきました。その影響で、金次郎像が台座から落ちて無残に転がっていたそうです。いったんボイラー室に像を保管したそうです。このいったんが、気が付けば、長い年月に変わってしまったそうです。ある時、丸駒温泉方面から「金次郎像を元に戻そう!」という声が上がりました。そして、その声は日に日に強くなってきました。すぐにボイラー室に像を取りに行ったものの、一番奥に片づけられていて、像を外に出せなかったそうです。あきらめきれずに、ついには専門の業者に頼むことにしたそうです。もとに戻った金次郎像の目をよく見ると、まるで涙を流した後のようにうっすらと濡れていた・・・という伝説があるようです。その伝説の銅像の文字を見やすくくっきりさせていただいたこと、とても光栄に思っています。このことも、金次郎伝説に加筆されるのでしょうか?】

 

【小学校という文字くらいまで隠れていましたが、スッキリしました。】

 

7/4 児童の作品

【4年生の書写です。今回は、難しい平仮名に挑戦しました。「ん」という文字は、外国人泣かせと言われるくらい難しいと聞きました。 でも、この二人はかたちが整っていますね~  おまけに、らんらんと廊下に二つ並んでいるので、気分もランランという感じになりますね。】

 

【5年生の作品です。俳句ですので、どちらも季語がしっかり入っています。 】

 

 日本人は、季節に対する思い入れや感受性が諸外国より豊かと聞きます。理由は、俳句づくりにあるようです。季語を見つけるために、季節ごとの身の回りや風景に五感を鋭く働かせていたからだという話です。

7/3 『3校合同修学旅行 事前学習①』

  3校とは、支笏湖小、駒里小、東小です。

 本日は、7月18日(木)~19日(金)に行く修学旅行の事前学習の一回目でした。駒里小に集まりました。支笏湖小は、5年生二人と担任の計3名が参加しました。こういう場合は、行き帰りにタクシーを利用します。

 

【先日の3校合同芸術鑑賞会・レクでお互いの顔は何となくは知っていますが、改めて自己紹介をし合いました。】

  

 

【修学旅行で楽しみなこと、がんばりたいことなどを話しました。】

 

【グループのメンバーで当日までと当日のするべきことなどを「対話」しました。始めのうちは、慣れなさでぎこちなかったりしていましたが、時が経つにつれてアイスブレイキングし始め、表情もほぐれてきました。】

 

 二回目の事前学習は、7月9日(火)を予定しています。二回目も、お互いにさらに心を開いて交流してほしいものです。

 

【世界の名言】人の心はパラシュートのようなものだ。開かなければ使えない。(ジョン・オズボーン:イギリス劇作家)

 

7/3 『食の教育』

 本日は、千歳市立祝梅小の栄養教諭をお招きし、食べ物について学びました。昨日に引き続き、他校の先生に来てもらい、子どもにとっても先生方にとってもとても刺激的な時間を過ごすことができます。

 でも、「下の世界」から支笏湖小まで最低でも片道30分少しはかかるし、鹿が車に飛び出す緊張ドライブもあり、申し訳ないと思う気持ちもあります。

 

【こんにちは! 今日は45分だけですが、食べ物、特に給食の話をしてみんなと食べ物の大事な役割について勉強していきたいと思います。  はーい!】

 

 

【えっ!? 油揚げって、豆腐から作るんだ。 ちくわは、魚からつくるんだって? 知らなかったーー】

 

【みなさんに、考えてもらいたいことがあります・・・  では、黒板にはってください。】

 

【えええーと・・・ここに貼ろうかな。いや、でも・・・】

 

【さあ、今日のまとめを自分たちの言葉で書いてください。 そんなに悩まなくていいですから。簡単でいいですよ。 みなさん、ありがとう。こんなに真剣に授業を聞いてくれて。】

 

 体をつくるもとは、食べ物なんだということに改めて気づかされた授業でした。

 筆者は自炊しているので、子どもたち以上に真剣に聞いていました。野菜が足りないなあなど(笑)

 

 昨日の中学校の先生が来た時もそうでしたか、支笏湖小の子どもたちはいつも人の話を誠心誠意聴き、真剣に課題に取り組みます。事あるごとに他校の先生方や来校したお医者さん等にほめれます。

 

  

 

 

7/2 千歳中学校『出前授業』~算数

 本日4校時に、千歳中学校の主幹教諭と、数学の教諭が3名授業をしに来てくれました。小学校から中学校へ進学したときに、小学生が大きなギャップを感じないようにということが主なねらいです。「大きなギャップ」というところが、10年以上前くらいから全国で課題になっていることなのです。

 

【さあ、今日の算数は楽しく学習しましょうね。 はーい!お願いします!】 

 

【支笏湖小の子どもたちは、お行儀がよろしいですね。教え甲斐があるなあ。よし、トランプを使って数字の勉強をしてみましょう。 一人4枚持ってくださいよ。】

 

【千歳中の先生方の授業は、小学生のレベルにあわせてくれてとてもわかりやすく、子どもたちは心を奪われたように授業に集中していました。】

 

【フムフム・・・・なあるほど、そういうことなんだ。】

 

【次は、トランプの数字をどのように足したり、引いたりするのかな? ワクワク。】

 

【このように、最初の数字にもマイナスがつくのです。  へエーーーーーー】

 

【今日、習った学習は、中学校1年生で習う「正の数」「負の数」でした。先取りして教えたけど、わかりましたか?  ハーーーーーーイ!!  小学生は、授業の態度がいいですね~】

 

きっと、支笏湖小の7人全員は、中学校に行って早く数学を学んでみたいと感じたと思います。

 なぜなら、中学校の先生方は、わかりやすい授業をしてくれたからです。また、先生方が一方的に説明するばかりではなくて、子どもたち同士で「対話」させたり、作業させたりしてくれたからです。

 

 今日の1時間の算数の授業のために、相当授業の準備に時間を費やしてくれた千歳中学校の4人の先生方、本日は算数の楽しさを教えていただき、ありがとうございました。

 

【世界の名言】天才とは、複雑なものを簡単なものに変化させる能力である。(シーラム)

 

 

6/30(日)『第74回 支笏湖 湖水まつり』

 今まで練習してきた成果を、今日発表しました。天候もよく気温は少々高め。学校で2時間のうち1時間は体育館で総仕上げの練習を行いました。さあ、出発といきますか!!

 

【とことこ、みんなで歩いて会場に向かいました。】

 

【支笏湖小学校の発表5分前。  円陣組んで気合を入れます! オー!!】

 

【お客さんも、こーーんなに!! この緊張を乗り越えて!】

 

【よし! 始まったぞ! ガッツで、力強く踊るぞ。】

【私たちは、海の流れをイメージして優雅に踊るわ。】

 

【ネクスト ソングは、先生の歌とギターに合わせて、『スマイル』を踊ります。今日の先生は、まるでミュージシャン!! いかしてるー】

 

【ピタッと揃う振付が、これまたニクイです。】

 

【いつのまにやら、ギャラリーがこんな数に膨れ上がっていました!】

 

「やっ!!」  決まったーーー パチパチパチ】

 

 支笏湖小学校の子どもたちの元気が、この発表を見た人全員の心を明るくしたのではないでしょうか。みなさん、本当にお疲れさまでした。

 

【世界の名言】天が私を生んでくれたのは、必ず世の中の何らかの役に立つためである。(李白:唐の詩人)