学校長挨拶

 

 子ども一人一人が安心、安全に笑顔で過ごせる

北陽小学校を目指して

 

 本校は、地域のめざましい発展に伴い平成6年度に信濃小学校から分離し、多くの保護者・地域の皆様からご支援をいただき、地域とともに歩む学校として教育活動を進めて参りました。

 この間、児童数の増加により、校舎の増築工事を3回行いました。平成22年度には児童数が1000名を超え、令和3年度は1500名となり、北海道一児童数が多い過大規模の小学校となったところです。令和4年度、みどり台小学校が分離・開校したことで適正規模の学校となり、教室配置等にゆとりのある中で、教育活動を進めることができるようになりました。 また、同年に新たに通級指導教室「北陽小 ことばとまなびの教室」と、特別支援学級あすなろ学級(知的、自閉・情緒学級)が開設されるなど、個に応じた適切な支援・指導を行う教育環境の充実・整備にも力を入れてきました。

 さて、今年度は新1年生114名を迎え、児童数809名、33学級(通常学級26学級、特別支援学級7学級)でスタートしました。本校では、「自己有用感の向上」をここ数年の学校重点目標として位置づけてきました。自分はみんなから必要とされている、自分はみんなから認められていると感じることは、児童自身が自信を持ち、次の学習や活動、友達や集団との関わりへの意欲につながる、生涯にわたって能動的に行動するために大切な要素の1つです。

 

  上記を踏まえつつ、本校では、令和8年度の重点教育目標を次のように設定しました。

 

新しい時代をたくましく生きていくために必要な資質・能力の育成

  ~主体的・対話的で深い学びを実現する授業改善を通して~
 

 子どもたちが大人になる20年後、30年後の社会はAIなどの急速な普及により、もっと変化の激しい時代となることが予想されます。子どもたちには、そのような社会の担い手、創り手となるために必要な資質・能力を身につけてもらいたいと考えています。資質・能力とは基礎学力はもちろん、主体的に考え、判断・行動する力、チャレンジ精神、創造性、他者理解、コミュニケーション力などの総合的な人間力をイメージしています。学校教育の根幹は毎日の授業です。子どもたちが主体的に考える場面や仲間と対話し、自分の考えを振り返り深める場面、ICT機器(タブレット端末)の積極的な活用を意図的に取り入れ、全教職員の共通理解のもと、育成に努めて参ります。

 また、本校の子どもたちは明るく、優しく、前向きに頑張る子がたくさんいます。子どもたちは、学力という物差しだけでは測れない、一人一人違った良さを持っています。その良さを認め、大切にしながら、全職員が一丸となって教育活動を進めて参ります。

 今年度、本校は開校33年にあたる年となります。これまで諸先輩達が築いてきた北陽小学校のよい歴史を引き継ぎつつ、さらに新たな歴史を刻んでゆく、実りの多い1年となるよう、全教職員で取り組みを進めて参ります。

    結びになりますが、保護者や地域の皆様との絆をさらに深め、学校、家庭、地域がそれぞれの教育機能を高めていくことができればと願っております。今年度も、本校の教育活動に対しまして深いご理解と厚いご支援をよろしくお願いいたします。

 

                        千歳市立北陽小学校

校長 若林 公一