本の世界で遊ぶ ~こどもの読書週間~
新型コロナウィルス感染症対策で、子どもたちとお家で過ごす時間が長くなっています。この間、ご家庭でさまざま工夫をされて、子どもたちの生活に適度な変化を持たせつつお過ごしのことと思います。
4月23日から5月12日までの間は、「こどもの読書週間」です。
臨時休校前に、学校司書さんが用意してくださった絵本などを図書室からご家庭に持ち帰っているお子様もいるかと思います。絵本は何度も読み返せますし、朝・昼・晩という時間帯や天候によっても、その味わいが変わってきます。また、読み手が変わると、まるで別な物語になったような感覚にもなります。
何かと心配な日々が続きますが、お子様に読み聞かせなどをして、温かい時間を過ごしていただくのもよいかと思います。そのことが、親御さんの気分転換にもなれば、より素敵だなと思います。
「こどもの読書週間」は、公益社団法人読書推進運動協議会が推進しているもので、1959年(昭和34年)に始まりました。「こどもの読書週間」の「こども」は、「こどもの日」に名称をあわせたものらしいです。
「こどもの読書週間」は、2000年の「子ども読書年」を機に、期間が当初の5月1日~5月14日から現在の4月23日~5月12日の約3週間に延長されました。
また、2001年には4月23日が「子ども読書の日」となり、「こどもの読書週間」はより脚光を浴びるようになりました。