【ブログ】学びを保障するために
学校の教育活動の中では,「予防策を講じてもなおリスクが高い活動」があります。
「近距離で一斉に大きな声で話す活動」や音楽の「室内で近距離で行う合唱やリコーダー」
これらの実施方法については,慎重に検討する必要があります。
本校では,感染防止策を工夫しながら,徐々に学習を再開しています。
「外国語」
コミュニケーションが基本となる学習なので,「会話」が欠かせません。
ですが,児童同士の交流はリスクが高い活動になります。
そのため,やり取りは教師やALTと行います。
発音練習は,自分が聞こえる程度の音量で話します。
また,教科書への書き込みを中心とした学習スタイルで行います。
本日からALTのコーディー先生を迎えての学習が始まりました。
今だからこそ,ネイティブの発音をしっかりと聞いて学んでほしいですね。
「音楽」
美しい合唱が,日の出小の子どもたちの自慢の一つでした。
ですが,今回の「新しい学校の生活様式」で学習内容を見直さなければなりません。
そのため,まずは鑑賞や手や足を使ってのリズム遊びから始めました。
4年生の「エーデルワイス」では,様々な関係する曲を聴いて,想像の世界を膨らませました。
子供らしい観点で,曲のイメージをつかみました。
5年生では,体育館でリコーダーの練習を行いました。
換気の徹底と,児童の間隔をできるだけあけることはもちろんのこと,
演奏する際は,人数を限定して一方向を向いて行います。
また,演奏しない児童は吹かずに指使いを練習します。
もちろん,音楽でも「予習」で取り組んだことを指導します。
あらゆる可能性を考えながら,これからも「学びの保障」を続けていきます。