【ブログ】大切な足跡
先週,6年生が修学旅行に行ってきました。
小樽,洞爺湖,白老を巡る1泊2日の旅です。
「必要な行動」
小樽では,グループごとの自主研修となります。
それぞれが考えた計画に沿って,施設の見学や観光をします。
初めての土地での行動です。
地図を見たり,時間を確かめたりしながら,自分たちの行動を決定していきます。
「え~と,今ここだから…」
「すこし急がなきゃ!」
今,自分たちがすべきことをしっかり考えながら行動できました。
目的地で,望み通りの活動をする子供たち。
一つ一つが,大切な思い出として心に刻まれていきます。
楽しみながら,「校外での必要な行動の仕方」についての知識・技能を身に付けることができました。
「よりよい人間関係」
修学旅行では,学校ではできないことを体験することが,大切です。
特に,日常とは異なる環境,同学年の子供たちだけで宿泊をすることは,なかなかできないことです。
洞爺湖の宿泊先では,一緒に朝夕の食事を共にしたり,
部屋で友達と遊んだり話したり,
打ち上げ花火をともに眺めて歓声を上げたりしました。
部屋での行動は,各部屋長が中心となって進めます。
振り返りの会議を通して,集団生活の在り方について考えを深めることができました。
忘れられない時間を過ごしながら,「よりよい人間関係や公衆道徳」についての思考力・判断力が高まりました。
「文化への関心」
2日目は,白老のウポポイ(民族共生象徴空間)での見学です。
総合的な学習の時間で学んできた「アイヌ民族の文化」について,実物を見たり体験したりして,学びを広げます。
展示物を見ながらの探求的な活動です。
それぞれが気になった内容を,ワークシートに記録していきます。
熱心に学習する子供たち。
その後は,別の施設で伝統的な舞踊も見学しました。
落ち着いた雰囲気の中で,多様な文化への関心を養うことができました。
2日間で,たくさんの思い出を心に刻んだ子供たち。
修学旅行のねらいをしっかりと達成しながら,小学校生活にまた一つ大切な足跡を残しました。
卒業まで,残り4か月です。