生活の様子

4/22 野鳥オリエンテーションでなーるほど。

 支笏湖小の伝統的な学習(総合的な学習の時間)、それは、野鳥とヒメマスの学習です。

 大人よりも子どもたちの方が、特に野鳥の名前や鳴き声は詳しいのです。

 昨日、ビジターセンターに勤めている等の講師の方二名が、野鳥を中心に幅広く自然について教えてくれました。

 前半は体育館で学習、後半は外に出てガイドしてくれました。話題は尽きません。カメムシの発する悪臭とは別の無臭のフェロモンの話、鶯は地面で過ごすことが多いこと、札幌マイマイとエゾマイマイの話、天候の影響による生態系の話等々です。

 子どもたちが一番心に残った話は、フキノトウにはオスとメスがあるという話でした。不思議だったのは、支笏湖小の周りにはオスしか見られなかったことです。理由は聞きそびれました・・・

 

【「見てごらん。あの鳥は“つがい”で行動するんだよ。」「 あー本当だ!」】

 

 今年度もいっぱい教えてください。こういった生きた体験学習は、一生忘れないでしょう。なぜなら人間の五感全てを総動員して感じる学習だからです。特に嗅覚が大事だと聞きました。

 人間の記憶は、嗅覚が占める割合が非常に高いそうです。例えば、「あれ、この臭い。どこかで嗅いだことがある・・・そうだ、思い出した。亡くなったばあちゃんの二階の一番奥の部屋の臭いだ・・・なつかしいなあ。ばあちゃん、いつも飴くれたっけ(涙)」