生活の様子

「百葉箱」

 本校の玄関前に「百葉箱」が設置されました。本校の業務主事さんが手作りで作ってくれました。

 昔は、ほとんどの小学校で設置されていましたが、1992年(平成4年)の省令改正以降、数が減っていきました。そもそも「百葉箱」は1954年に「理科教育振興法」の規定に基づき、小学校の理科教育の設備として全国の小学校に設置され、理科の授業の中で気象観測を行うなど活用されました。

 ちなみに・・・中学校の教科書には「百葉箱」は掲載されており、気象観測用の教材備品として購入するケースもあるようです。ですが、中学校でも、あまり見かけない・・・ものです。

 本校では職員室内の温度計と連動させ、室内からでも気温や湿度を見ることが可能となりました(※「湿度」については氷点下になると湿度が計測されませんので、本日は計測できません)。本校では、小学生が「歩くスキー」を行っていることからも、気温が分かると便利です。また、夏の暑い時期にも、この「百葉箱」が活用されることと思います。今は、ほとんど見かけない「百葉箱」。古い時代のものではありますが、現在にも使い続けていく意味はあると思います。業務主事さんに感謝です。ありがとうございました。