本の紹介(6月)
「夜空にひらく」 いとうみく 著 ポプラ社
まだ少し気が早いかもしれませんが。花火師のお話をご紹介します
ある事件を起こし家庭裁判所の審判を待つ一定期間に、自宅での観察ではなく、自宅外に生活の場所を移して観察期間をおくることになった少年と少年を受け入れることになった一家のお話です。
少年が少しずつ居場所を見つけていく姿を体験してください。
そして約一か月後から始まる花火大会で、少年と花火師一家を思い浮かべてください。
本書最後の少年の決意の一文をぜひかみしめてみてください。
きっと心に染みるものがあると思います。(本校図書室蔵書)