生活の様子

「後期後半」を迎える前に思うこと

【能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ】

 今年1月1日に起きた能登半島地震により被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞いを申し上げます。そして、ご家族や大切な方々を亡くされた皆さまへ、謹んでお悔やみを申し上げます。

 現在も被災地では多くの方々が避難生活を余儀なくされております。その中には学生らも少なくない状況の中、子どもたちが家族とともに避難生活を過ごしていたり、避難所で大人とともに活動する姿が随所に見られます。地震による恐怖体験、危機的な状況からの避難、住み慣れた家や地域から不自由な避難所生活など、多くの困難に直面しています。日常生活が急変し、普段通りに生活できない辛さやもどかしさを感じているでしょう。この苦難を何とか乗り切ってほしいと願うばかりです。

 このような時、私たちは何ができるのでしょうか。何をすべきなのでしょうか。明日の「バク集会」の中で話す予定ですが、現地の子どもたちはもちろんのこと、テレビやニュースで見ている私たちが、目の前にいる子どもたちに何をすべきなのでしょうか。

 「広域財団法人 日本ユニセフ協会」に記載されています『災害時の子どもたちの心のケア 4つのポイント』が掲載されておりました。

 〇「安心感」を与える

 〇「日常」を取り戻すことを助ける

 〇「被災地の映像を繰り返し見せない」

 〇「子どもたち」は自ら回復する力があることを理解し、見守る

 この「心のケア」は被災地の子どもたちにはもちろんでしょうが、被災地以外の子どもたちにも必要と考えました。今後私たちに「何ができるのか」を考えながら、本校では防災教育を今一度確認し、「3つの”あ”」の1つであります「あんぜん」を意識しながら日々過ごしていきたいと思います。

 明日から本校は「後期後半」を迎えます。

上記の写真は、今朝の駒里の朝日を写した写真です。

明日からも引き続き、児童生徒たちがあかるく元気に、笑顔で登校してくることを心から願っています。