学校長挨拶

令和5年度のスタートにあたって

                                                                                                              校長  上田 充士          

 

 240名の新入生を迎え、各学年7学級の計21学級、全校生徒764名と52名の教職員で令和5年度の教育活動がスタートしました。

 4月1日からは、新型コロナウィルス感染症の対応についても、学校の教育活動については、マスクの着用を求めないことを基本とすることと見直されました。一方で、学校の教育活動はコロナ前に戻るのではなく、社会の在り方が劇的に変わる「Society5.0時代」の中で、たくましく未来を創造する生徒の育成が求められています。そのためには、自ら正しい情報を収集し判断する力や、社会の変化に対応し、創造するための資質・能力を生徒自身が学校や家庭、社会生活を通して身につけていくことが重要です。

 そこで、今年度の重点目標を以下のようにしました。

    『未来社会を創造する生徒の育成』

   ~自ら考え・判断し、表現・行動する生徒の育成~

 学校では、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実を図る学習活動の中で、生徒が自らの考えを持ち、仲間と意見交流を通して、価値ある存在としてお互いを尊重し、自己肯定感や自己有用感が高まるよう取り組みます。

 また、『千歳市教育振興基本計画』の理念をふまえた教育実践を通して、千歳のよさを理解し、さまざまな体験を通して自らの視野を広げ、物事を多角的・多面的に考えて解決する力を育みます。一人一人が、ふるさと愛にあふれる生徒となるよう、保護者や地域の皆様、隣接する小学校と力を合わせて取り組みます。

 本校は、開校から12年目に入りました。開校理念である「きらやかに しなやかに」の思いを引き継ぎ、教育目標である『瞳をきらめかせ 希望に満ちた未来を拓く』生徒の育成に取り組みます。

 

令和5年4月