6.5Mon.6月を迎えて・・
1、6.4Sun.は、開校記念日
学校だより6月巻頭言より・・
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開校記念日に思いを馳せて・・
千歳中学校は、昭和22年6月4日、元海軍の「青年学校校舎」を仮校舎として、教室4、職員室1という施設でスタート。同10月22日にさらに別の海軍施設に移転し、職員・生徒によって校舎を改造した歴史を持っています。現在地に新築したのは、昭和26年3月31日。四教室に廊下、トイレ等を新築し、美幌にあった旧海軍兵舎を解体移築して施設 に加えました。現在に至るまでの約76年間で卒業生は二万人を超え、各界で活躍される著名人や生徒の保護者にも千歳中学校同窓の方々も多く、様々なご支援をいただき、地域に支えられた、地域と共にある学校です。
開校以来、受け継がれている『柏葉の精神』
みんな 足もとをごらん 火山灰 そう やせた土地です
みんな あの林をごらん かしわ そう 太くたくましい木です
やせた土地でも かしわはたくましいのです
どんなにつらくても ぐんぐんのびてゆく
千歳中の生徒のように
「やせた火山地にも深く根を下ろし、立派な太い幹へと成長する柏の木。千歳中の生徒たちも柏の木のように強靭でたくましく、たゆまぬ成長を遂げてほしい」そんな願いが76年の歴史とともに、「柏葉の精神」「校章」「校歌」に込められています。開校記念日を機に、そんな千歳中学校の歴史に思いを馳せてみてください。
左から、昭和22年仮校舎「青年学校校舎」・昭和26年 現在地に開校「旧海軍兵舎」・昭和62年現校舎・2023年
2、「努力することの大切さや継続」
変化の激しい時代に、夢や志を持って目標(ゴール)設定し、自律的学習者として学び続ける人材。多様な他者と豊かな心とコミュニケーションで協働しながら、ねばり強くチャレンジする未来の担い手を育成していきたいと考え令和5年度をスタートさせました。ふるさと千歳市は、国産での先端半導体製造を目指すRapidus(ラピダス)の進出、空の玄関口としても、国際化、グローバル化が一層進展します。世界中にある環境問題・差別・貧困・人権問題といった課題を、世界のみんなで2030年までに解決していこうというSDGs等、「広い視野」を持って、簡単には答えの出せない、解決すべき社会問題にも" Think Globally Act Locally"(地球規模で考え、行動は足元から・・)という精神で立ち向かってほしいと思います。
限りない可能性を秘めた個性が芽生え始める義務教育後半の3年間。「可能性という種」を土に植えただけでは、花も実も育ちません。種に水や栄養を与え、光が降り注がれ、種は芽を出し、しっかり根を張り、枝葉を伸ばして花を咲かせます。「努力することの大切さや継続」、その世代に応じた「学び」や「体験」が、水であり、栄養であり、光です。
ポストコロナ時代に、単なる伝統の継承(伝承)ではなく、新たな伝統を創造する『体育大会』での、子どもたちの主体性、躍動、協力、笑顔に、新たな時代を担う若者らしい、大きな可能性を感じます。「しっかりと根を張るたくましさを持った生徒を育てる」、日常生活の学びの充実と創造性あふれる学校行事、生徒会活動、部活動等創造して行きたいと考えています。
(下の写真:左から体育大会放送委員アナウンス・参観日1年生体育・技術プログラミング授業)