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9.2Fri. 前期期末テストとはまなす学級国際理解教育

1、前期期末テスト

 前期の学習の成果と課題を把握し、今後の学習目標や学習計画を練り直す意味でとても大切な前期期末テスト。各学年、はまなす学級も含めてテストに向き合っていました。職業的な自立をめざす高等支援学校でも最近は、生活や社会に密着した教科の試験が採用され、競争率も激しくなっています。高等学校、大学等の入試では、「思考力・判断力・表現力」を図るための、「ちょっと複雑な問題文の問われ方」であったり、「教科特有の見方・考え方を働かせながら、問題を整理し、段階を踏みながら、解答に至る論理的な思考」が問われたり・・昔の「一問一答」や「知識の暗記」で何とかなるような時代ではなくなってきています。様々な文化や考え方の違う多様な人たちと協働し、納得解、最適解や新たな考えを創造していく時代・・。「解答に至る過程やその根拠、自分の思考を的確に表現する力」をつける、アウトプットする学習を意識して行きましょう。

2、「はまなす」国際理解教育

 9月1日(木)はまなす学級は、カメルーンとオンラインでつないだ「カメルーンみっけ!」の授業を行いました。JICA青年海外協力隊としてカメルーンに派遣されている小島さんの現地紹介を通して、大きな驚きや感動があったようです。カメルーンと日本の「同じ」や「違い」に気づくところから、互いの文化や生活ぶり、考え方、等を知ることで、双方の違いを理解し、相手を尊重することで相互理解の態度を養うのが「国際理解教育」です。多様な他者と協働し、より良い未来の創り手となるみなさん、多様性を理解する「広い視野」とSDGsで問われている、Think globally Act locally 地球規模で考え行動は足もとから・・という貴重な学習の成果に期待しています。

  

 (カメルーンの授業では、教室に120人、先生ひとり・・生徒もびっくりしていました)