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【校長室から】1か月が過ぎて

 気がつけば、今年も生徒玄関前の桜が鮮やかに花開き、ほっと一休みできるGWも過ぎてしまいました。学校全体も、多少の緊張感が漂う雰囲気から、少しずつ生活のリズムが軌道に乗り、表情豊かにのびのびと活動する瞬間が増えてきました。

 早いもので、1ヶ月が経過しました。生徒の様子から、気づいたことを2つ紹介します。

〇あいさつの声がとどく

 朝、登校を迎え入れようと玄関先に立って「おはようございます」と声をかけています。生徒数の多さ、あるいはマスク生活によるあいさつの後退からの反動、など要因は様々あれど、千歳中の生徒はあいさつの声がしっかりと届いている、と感じています。残念ながら、「あれ?スルー?」という場面がないわけではありませんが、「おはようございます!」の声がはっきり聞こえています。

 ・生徒の方からの元気なあいさつ

 ・目元口元がにっこりの笑顔でのあいさつ

 ・目と目があうあいさつ

 ・会釈などがはっきりと体現されているあいさつ

など、「いいな」と思われるあいさつがあふれています。この良さが、もっともっと広まり、「千歳中のあいさつはこれだ」と多くの人に認識されるようしていきましょう。

*余談ですが、毎朝結構な回数「おはようございます!」を言っているなと思い、ある朝、その数をカウントしてみました。朝の打合せが始まる前の6~7分間で91回。打合せが終わってからの5分間で32回。数え漏れがあったとしても120回以上「おはようございます!」を言っていました。

 

〇目と目が合う

 朝、玄関先や廊下ですれ違う時、集会で壇上に立った時、など多くの生徒と目が目が合う瞬間が多いな、と感じています。他者とコミュニケーションをとるファーストコンタクトであり、そこから気持ちの良いあいさつがうまれますし、相手の話しや表現を受け止め理解する入り口になるものと思っています。他者と関りを持っていくためには、とても重要な意味を成すものです。この1か月間、これまでの経験と比較しても、千歳中の生徒は、この割合が高いと感じています。授業中も教科担任の先生と、しっかり目と目が合っているんだと信じています。

 

 率直に、この2つのことを感じたところです。