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9.13Tue. 文化、芸術、音楽の秋

 文化、芸術、音楽の秋・・。今日から、文化祭、合唱発表会に向けた学級合唱練習も始まります。「合唱づくり」は、「学級づくり」。それぞれ、音色の違った歌声が、ひとつのパートの音となり、各パートの美しい音色は、調和し合って、その学級らしい個性あふれるハーモニーを奏でます。個々の個性や強みが、班や係といった組織の力を活性化し、調和し合いながら、親和的なひとつの学級を創る・・。合唱づくりは、そんな集団づくりに似ています。もちろん、ガイドラインに従い、感染防止にも十分気を配りながら、生徒自らがリーダーシップを発揮して、「〇組らしい合唱を創り上げる」、その過程には、笑いあり、涙あり・・。義務教育3年ぶりのクラス合唱の楽しさと感動を味わえる文化祭を創っていきましょう。

 美術の教科指導では、4月から、無心に作品制作に取り組む姿が光っています。2年生の美術では、「セロハンテープアート」に取り組み、作品の完成度の高さはもちろん。作った作品について、鑑賞し、相互評価し、良さや特徴、制作上の工夫点等を話し合っていました。制作者は、作品鑑賞者に「自分の作品と工夫点について、プレゼン(アウトプット)」鑑賞者は、制作者に「この筋肉の感じどうやってだしたの?」等、質問も飛び交っていました。一つの美術作品から、それを鑑賞したり、楽しんだり・・それぞれの個々の創作につながる学習。そんな好循環が、生まれることに期待しています。

 3年生数学では、明日の学力テストAに向け、自分の不得意(得意)領域から問題を選んで、チャレンジしていました。2年生も3年生も、関数とグラフの勉強では、「与えられた文章から式を立てられる⇒式をグラフに表現できる」ことで、「わかること」がとても多くなります。この時期の学習を大切にしましょう。

 2年生国語では、読み物教材の「表現の工夫・おもしろさ」について、まず教科書に記述されている、表現の工夫点に線を引き(マーカーを塗り)、それから、「表現の工夫点を簡潔に書く」という授業をしていました。「読み取り⇒みつけ⇒自分なりに整理して書く⇒自分の意見や考えを添える」といった「言語活動が全ての教科の基本になる」ことを感じさせられます。数学も必死に問題を解くのは、やはりノート。計算過程を含め、解答に至る軌跡を「書くことで覚える」のかもしれません。「手を動かして、(頭で考え)、しっかり書くこと」も、本当に欠くことは学習です。ICT機器に頼りすぎないで・・・

 2年生理科では、元素、原子、分子・・・等、目に見えずらい学習のまとめに「化学式」を覚える手立てにと、カードゲーム等活用していました。「五感を働かせて学ぶ」ことが、理解度を上げるコツなのかもしれません。