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2025年9月の記事一覧

9/19 秋に開かれる支笏湖の運動会

 支笏湖地域は昔から運動会は9月の中旬頃実施されます。9月上旬の支笏湖神社例大祭の延長線上に運動会を置いたという話を聞きました。ですから、お祭りのように地域ぐるみなのです。

 17日(水)の総練習が雨で流れたり、全員が揃わないことがあった逆境の中で迎えた当日は、最高の運動会日和でした。

【早朝6:00に花火を打ち上げるために、業者さんが毎年わざわざ街場から足を運んでくれます。】

 

【青空に花火が元気よく打ち上げられました。ドンドン、パンパパンドンパン!!】

 

【地域の方々も一緒にラジオ体操第一をします。昨年度よりも参加者が多かったです。うれしいです。】

 

【今回のヨサコイは、大きなアレンジをしました。旗を使うことと、踊りの一部をオリジナル創作したことです。】

 

 

【見てください、この笑顔!! やはり、観客がいるとちがいますなあ~】

 

【全校児童は9人ですが、工夫を凝らしてリレーも行います。大きな学校と違って、リレーには全児童が出場します。】

 

【結果は、白組118点、紅組113点でした。負けた紅組の目からはキラッと光る一筋が・・・真剣だったからこそです。】

 

【驚いたことに、昨年(令和6年)も5点差でした!!】

 

【お昼を食べた後は、地域行事としての第二部です。地域のみなさんが参加したり、道具の出し入れをしたり、放送で説明をしたりします。このような形は、全国で支笏湖小学校だけだと思います。コロナ禍後の日本の運動会は、ほとんど午前中開催(昼食なし)になったからです。】

 

【午後から、JICAさんとのつながりで15人もの外国の方々が来校し、競技に参加しました。全員異なる国の方々です。 綱引きに当たる英語がなかったりとそういう言葉の問題もあたり前にありますが、「このロープをプルしまーす。」「じゃんけんのビクトリーは、アッチーです。」などと言ってボディーランゲージをすれば何とかなるものなのです。流暢な英語が話せないからと「私はちょっと・・・」などと言って遠慮するのが日本人の悪いところです。英語を話している人の90%はブロークンイングリッシュなのです。】

 

【最後の競技は、昨年度以上に盛り上がりました。常に大きな笑いに包まれているのが微笑ましかったです。単純なルールの競技が一番です。玉入れしかり、大玉転がししかり、綱引きしかりです。】

 

 お昼ご飯は、令和6年度に引き続き、旅館組合で「豚汁」を作ってふるまってくれたり、おにぎり(コンビニ)もご馳走になりました。湖畔で飲食店を営んでいる保護者も鶏肉をふるまってくれました。みんな美味しかったーーー

 このかたち(第一部学校行事、第二部地域行事)は、今回で2回目となります。当然、初めての試みなので「ここをこうした方がいいのでは?」という思いもあって当然です。昔から続いているスタイルをどこもさわらずそのまま踏襲するのは「楽ちん」です。でも、人が変わるのにそれぞれの考え方が変わるのに時代が変わるのに、何にも変えないでいるといずれ人は「つまんない」と興味関心を失います。

 支笏湖小学校が続く限り、みなさんのアイディアを出し合い話し合って、より楽しい大運動会を創り続けましょう。

 

 最後に、本校の教職員5人で膨大な量の道具の移動や設置は本当にキッついです(大粒の涙)そんな中、早朝7:30に駆けつけもくもくと手伝ってくれた保護者の皆さん、本当にありがとうございました。そして、後片付けも最後まで丁寧に取り組んでくださったこともあわせて感謝申し上げます。

 

【このような伝統もあります】