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2025年8月の記事一覧

「複式学級」とは?

 支笏湖小学校は、開校以来「小規模校」として「複式学級」のかたちをとってきた歴史があります。学校関係者ではない方は、この複式の意味をご存知ないのかもしれません。

《複式学級》

 〈複式学級とは、2つ以上の異なる学年の児童や生徒を1つの学級(クラス)に編成した学級を指します。これは、児童や生徒の数が著しく少ない場合など、単一学年だけでは学級を編成できない特別な事情がある場合に設けられるものです。

 日本の公立義務教育では原則として同学年で学級を編成しますが、例えば過疎地や小規模校などで人数が基準以下の場合、2学年以上を1クラスにまとめることができます。
 小学校の場合、複式学級とされるのは「1年生を含む場合8人以下」「その他の学年では16人以下」が目安とされています。

 特徴:少人数で構成されることが多く、異学年・異年齢集団で学び生活するため、学年を越えた協働や交流が生まれやすいという面もあります。一方で、1人の教師が複数の学年を同時に指導しなければならないため、教材や指導の準備負担が大きいなどの課題も指摘されています。〉

 

 今年度の支笏湖小学校は、5・6年生が複式学級となっております。5年生と6年生が同じ教室で一人の先生から授業を受けます。35人の学級を持つのと、4人の複式学級を持つのはどちらが大変かという答えは、両方持ったことのある先生しかわかりません。

 

 因みに、複式学級のある石狩管内の学校は、江別市は北光小学校。石狩市は厚田学園、浜益小学校、浜益中学校。千歳市は支笏湖小学校、東小学校、東千歳中学校、駒里小中学校です。