ブログ

学校のブログ

12/4 『野鳥を深く知る』教員研修

 支笏湖小は、豊かな自然に囲まれていますが、その一つに「野鳥」も含まれています。総合的な学習の時間にも野鳥を調べる学習があります。

 今回の先生方の研修は、研究部長のアイディアで「先生方こそ野鳥を更に知ろう」というテーマで専門家(自然公園財団支笏湖支部BES・スタッフ)を講師としてお招きしました。

 

【もっとも衝撃的だったのが、鳥の足の構造です。人間でいうと、鳥はつま先立ちしている状態だそうです。人間の太ももに当たる部分が、体内に入っていて隠れているのだそうです。】

 

【生たまごの卵黄についている小さな白い部分が、赤ちゃんになる胚だそうです。卵黄は、栄養だそうです。】

  知らなかったことが分かった瞬間は、人生の喜びです。学校とは、その瞬間瞬間の宝庫です。

12/4 札幌大学の学生さんとの交流②

 札幌大学の学生さんとの2回目の交流が、ようやっと実現しました。当初の予定日があまりにも暑くて急遽中止にしたという経緯(いきさつ)があります。

 学生たちは全員3年生で、コミュニケーションに関する研究をしている同じゼミ生です。支笏っ子とのコミュニケーションを決められた時間内で深めるために、細やかな企画を練ってきてくれました。

 

【制限時間以内に、より高いタワーを作ったチームの勝ちです。芸術点も加算されるようです。】

 

【できた後に、高さを測るのですが、直前に崩れそうになっているチームも見られ、ハラハラドキドキものでした。】

 支笏っ子の数あるよいところの一つに、「人なつっこさ」が挙げられます。今回の交流でも、初対面の人にも進んで話しかけに行く場面をたくさん見かけました。

 

 今巷では、「コミュニケーション能力がないので、つけたい。」という話を聞いたり、ハウトゥー本などが出まわっています。コツなどないと思います。「自分はコミュニケーション能力がないから人と話すのが苦手」ではなく、「話すのが苦手だけれど、失敗しながらもしゃべっているうちに慣れてくる」ものだと思うのです。

 お笑いを生業にしている人のように、笑わせる話などしなくてもよいと思うのです。

11/27(木)『緑小学校との合同学習②』中止

 話題として遅くなりましたが、11月27日(木)に予定されていました年2回ある緑小学校との合同学習の2回目が、中止となりました。理由は、インフルエンザ等の猛威です。年に二回しかない貴重な交流でしたが、改めて別日に延期にするには、お互いの学校の予定が過密すぎてこの判断に至りました。

 

【千歳市立緑小学校】

支笏湖小学校をいつまでも残したい。

 支笏湖小学校の児童の減少が止まらないし、新入生も入る見込みもない・・・ということを憂いて、数年前から『支笏湖コミュニティの未来を考える会』を年に二回程度開いています。支笏湖側は、自治振興会会長・副会長、校長、PTA会長・役員等です。千歳市側は、市教委、住宅課、企画課、観光課、支笏湖支所等の職員が参加します。

 課題は、【支笏湖に定住するご家族を招く】ことです。いろいろなハードルがありますが、千歳市の職員の方々が汗をかき、市営住宅の住む条件を緩和する等の対応をしてくれています。効果的なPRのしかたも知恵を出し合ってくれています。前年度踏襲ではなく、新しいかたちに変えるためには、ゼロからの企画作成、上司への説明・説得等々のハードルがいっぱいあること察します。ありがとうございます。

 

【令和7年『広報千歳』7月号P7】

 

 

 現在全校児童が9名いますが、今後新入生が入学する見込みがなかったり、兄弟姉妹の一人が高校に進学したときに支笏湖から高校に通うことが難しく、家族ごと引っ越しせざるを得ないなどの避けて通れない昔からの壁が立ちはだかっているのです・・・ 

  

11/28 避難訓練~『津波を想定』して

 支笏湖小は津波の心配が全くない地域です。ですが、今後どこかで見舞われるかもしれないことを想定して、避難訓練を行いました。多分、ほとんどの学校では実施していないと思いますので参考になれば勿怪の幸いです。

 

【津波が来ると聞きつけたら、『まずは、高い所へ!!』】

 

【いつも真剣。支笏っ子全員9名。】

 

【さあ、津波が来るようです。高い所に逃げてください!!】

【高い所目指して、走れーーー】

 

【支笏湖小学校の校門から学校までの坂はかなりの急斜面なのです・・・子どもたちは、息を切らしていました。】

 

 今後、お出かけなどで海の近くに行ったとき、津波に襲われることもあるのかもしれません。そんなときに今日の訓練を思い出して、実行してください。そして、周りの人にも教えてあげてください。

 

『自分の命は自分で守る』を忘れない。