教育目標

◆考える子(知)

 ◇自ら進んで学習し、基礎・基本を身につける。

 ◇筋道を立てて考え、正しく判断する。

 ◇創意工夫しながら、学習に取り組む。

 児童一人一人が豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となるために、各教科における基礎・基本を確実に習得させ、思考力・判断力・表現力等を高め、自ら学習を調整したり、子供同士あるいはあらゆる他者と協働しながら、粘り強く学びに向かう態度を養わなければならない。多様化・複雑化する未来を見据え、真実を見分ける力を持ち、主体的に学び続ける児童の育成を目指す。

 

◆やさしい子(情)

 ◇礼儀正しく、進んで挨拶する。

 ◇思いやりの心をもって行動する。

 ◇美しいものの価値を認め、感動を素直に表現する。

 ポストコロナの世界は、社会全体の行動・意識・価値観の多様化に加え、豊かな情操、自他の生命の尊重、援助希求的な態度等の育成の面で大きな変革をもたらしている。児童一人一人に寄り添う指導・支援に努め、教育活動の様々な側面から、児童の自己肯定感・自己有用感を育み、人間性豊かであらゆる他者を思いやる学校生活の実現を目指す。

 

◆がんばる子(意)

 きまりや約束を進んで守る。

 ◇学校・学年・学級の活動等、みんなのためになることに進んで取り組む。

 ◇自分の目標を決めて、最後までやり抜く。

 加速度を増す社会の変化により、本来身についているべき児童の規範意識や、勤労の尊さ・意欲等といった課題が浮き彫りとなっている。こうした現状を受け止め、各教科をはじめ、総合的な学習の時間や特別活動、学校行事等のカリキュラム・マネジメントにより、あらゆる他者との対話的関わりの相互作用によるキャリアを創り上げ、実践力にあふれた児童の育成を目指す。

 

◆じょうぶな子(体)

 ◇日頃から進んで体を動かして遊んだり、運動に親しもうとする。

 ◇健康の大切さに気づき、安全に生活する。

 日々の生活を営む基盤は心身の健康である。児童の発達段階に応じた知識・技能を身につけさせるとともに、運動・スポーツの楽しさを実感させ、体力・運動能力の向上や望ましい生活習慣の形成に、自ら進んで取り組む力を伸ばしたい。また、自らの行動や生活を振り返りながら健康・安全への実践力を養い、児童の健やかな身体の育成を目指す。