特色ある取組

 北栄小学校には、昭和48年に新設された情緒障害児学級を始まりとする特別支援学級「たんぽぽ」があります。現在、知的2学級、情緒2学級、肢体不自由1学級、在籍児童17名です。指導教員定数6名の他に千歳市のご尽力もあり、児童生徒ヘルパー3名が配置されています。「たんぽぽ」学級では、普通学級との授業交流、縦割り班活動の他、特別活動や児童会活動に参加するなど、日常的な交流もしています。また、隣接する北進小中学校をはじめ、他校の特別支援学級との交流も行われています。「たんぽぽ」学級では、施設見学や生活実習などの体験学習が教育課程にもしっかり取り入れられ、成果を上げています。

 

 北栄小学校が石狩管内でよく知られているものをあげるなら、やはり「北栄小スクールバンド」ではないかと思われます。「北栄小スクールバンド」は管内唯一の金管バンドとして昭和55年に設立されました。今年度で創立41年を迎えましたが、この間、全道小学校バンドフェスティバル、全日本小学校バンドフェスティバルなどにも出場し、輝かしい成績を残してきました。学校の在籍児童数の減少に伴い、バンド員も少しずつ減少傾向にありますが、子ども達は毎日の放課後練習など、伝統を引き継ぎながら一生懸命に頑張っています。 

⇒スクールバンドの詳細については「スクールバンドのページ」をご覧ください。

 

 北栄小学校では、平成30年度から、いじめ防止の取組の一つとして「全校道徳(道徳集会)」を始めました。これは日常の言葉づかいを見直し、あらためて、いじめにつながるような悪い言葉は使わないようにしようという趣旨で行われたものです。

  令和2年度は、学級ごとの「宣言」をしてみんなでいじめをしないことを誓い合いました。各クラスでは、言葉づかいについて真剣に考え、自分たちのクラスで出来るいじめ防止の取組を話し合って宣言にまとめました。昨年度は、ふれあい広場として縦割り班活動などがコロナウイルスの影響で十分できませんでした。今年度は少しでも縦割り班の活動についても前進したいと考えています。