4/22今日の読み聞かせ
今年度はじめての読み聞かせが行われました。
今回の本は「せかいでさいしょにズボンをはいた女の子」
作 キース・ネグレー 訳 石井睦美
世界で最初にズボンをはいた、メアリーエドワーズウォーカーについて描かれた物語。
最近の高校のパンフレットなどを見ると、女子の制服にズボンも採用している高校が多くなりました。そんなジェンダーフリーが常識となってきている現代ですが、今から約150年前はそうではなかったようです。
そんな時代に初めてズボンをはき、非難を受けようとも屈することなく、生涯着たいものを着続けたメアリーエドワーズウォーカー。
絵本ではわりとソフトに描かれていますが、あとがきを見ていると世間の目は冷たかったのだろうなと思います。
今こうしてズボンを当たり前にはくことが出来ていることを感謝しなければいけないなと感じました。
と同時に未だに女性蔑視を公言してしまう人などがいて、意識や感覚のズレがあるのも事実です。
そんな今の日本を見つめ直すきかっけとなりうる1冊です。