生活の様子

2025年9月の記事一覧

9月26日 6年生 地域・福祉体験学習(車椅子体験)

 

 総合学習の一環として、講師の先生と社会福祉協議会の方々にご協力いただき、車椅子の乗車と介助の両方を体験しました。車椅子は、足が不自由な方や怪我をした方が使用する乗り物です。実際に体験してみると、 体育館のような平坦な場所ではさほど感じなかったものの、「日常生活で使い続けるとなると、かなり疲れそうだ」 車椅子に座る低い視点から物を取ろうとすると、「転倒などの危険を感じる」という意見が出ました。また、体育館にマットを敷いて段差に見立て、乗り越える練習も行いました。介助する際の力の入れ方や、スムーズな移動のための声のかけ方など、安全を確保するための具体的な方法を学ぶことができました。この体験学習を通して、車椅子使用者の視点や介助の難しさ、そして日常生活に潜むバリアについて深く理解することができました。ここで学んだ安全な介助方法や心構えを、今後のフィールドワークに活かし、千歳市の「やさしいまちづくり」についてより深く探求していきます。

9月17日 5年生 稲の脱穀

 先日、稲刈りでお世話になったJAの方から、機械を使った脱穀と籾すりの方法を教えていただきました。脱穀は、稲が予想以上に強く機械に引っ張られるため、力が必要な作業でした。籾すり機は、一度に多くの籾を処理できる反面、籾殻が混ざったり、籾がうまく取れなかったりすることがあり、追加の作業が必要になるのが大変だという感想が聞かれました。今後、家庭科の授業で、このお米を炊いて食べる予定です。

学校図書館前の掲示

学校図書室前の掲示がかわりました。ポッケの皆さん、PTAボランティアの皆さん、いつもありがとうございます。現在はアイヌ民族のサケとり「マレク漁」の様子を紹介するものとなっています。アイヌの人々が暮らす豊かな自然が色鮮やかに表現されており、分かりやすい解説文とともに展示されています。個人懇談で来校の際、ぜひ、図書室前の掲示をご覧になって下さい。


9月16日 4年生 カーボンニュートラル出前授業

今日は、チトセコのみなさんをお招きし、カーボンニュートラルをテーマにした授業を行っていただきました。ここ数年、毎年のように夏の気温が上がっているのを実感します。地球温暖化の原因の一つであるCO2を減らし、カーボンニュートラルを実現するためには、誰かに任せるのではなく、一人ひとりが自分事として取り組むことが大切だと教えていただきました。授業では、動画やクイズも交えながら、子どもたちが「自分たちにできること」を考える場面がたくさんありました。例えば、移動手段を自家用車だけでなく、一度に多くの人を運べるバスを利用してみること。近場は徒歩や自転車にするとCO2を減らせること。また、照明をこまめに消したりするなど無駄使いをなくしたり、食べ残しを減らしたりといった、学校や家庭でできることも、とても大きな力になることを学びました。ぜひ、お子さんと今日の授業内容について話しながら、一緒にできることから実践してみてください!

9月12日 アイヌ文化学習5年 「シナノキ内皮干し」

前日の不安定な天気から一転、快晴の心地よい気候のもと、5年生全員が玄関前に集まり、作業を行いました。6月に樽に漬け込んでおいたシナノキの樹皮から、美しい白い繊維「ニペシ」を取り出す作業です。根気が必要な作業でしたが、みんな熱心に、丁寧に繊維を剥がしていました。このニペシは、12月に行われる学習で糸になり、ペンダントの紐として生まれ変わる予定です。