学校のブログ
9月22日、24日 3年生 サケ伝統漁(マレク漁体験)
昔のアイヌ民族の暮らしを学習するための一つとして「サケ漁(マレク漁)」を体験しました。サケのふるさと千歳水族館の方、アイヌ協会の講師にご協力いただきました。水族館横の水路にサケを放流し、マレクと言われるもりを使ってさけをつかます。マレクは、柄の先端の溝に、紐で繋いだ鉄鉤(てつかぎ)を取り付けた銛(もり)です。サケに刺さると鉤は柄から外れますが、紐につながった鉤が回転し、しっかりとサケに食い込む仕組みです。鉤に「返し」がなくても、サケはその重さで鉤から外れません。3名の代表児童が挑戦し、講師の方と一緒にみごと3匹のサケを捕らえました。そのサケたちのいのちを、アイヌ協会の方がイサパキクニと呼ばれる専用の棒でおくりました。その後サケの皮を剥ぐ作業をみんなで、衣服やくつの材料にもなる皮の強さを体感しました。アイヌ民族がサケをいかに大切にしてきたかを強く感じることができました。