2025年10月の記事一覧
10/27 ヒメマス採卵・放流体験
毎年行っている支笏湖小学校独自の総合的な学習の時間です。
校内の水槽で育てていたヒメマスを支笏湖に放流したりします。
現代においては、このような「体験学習」をする機会が減っています。特に都会では環境的に「できない」のです。
地面を触ったことがない子どもや「カブトムシはどこにいるの?」と尋ねられて「自動販売機」と答える声が聞こえるようになってから、「生活科」という科目が新設されたのです。屋外に出て、意図的に自然に触れさせるねらいです。
人格を形成する際に、小さい頃から自然に触れている子どもたちの方が、やさいい心を持ちやすいといった研究データもあるようです。
10/22 世界の国の首都を覚えています【5年生】
5・6年生の社会の時間は、校長室で校長が教えています。
5年生は、4月からコツコツ取り組んでいることがあります。それは、〖世界の主だった国の首都名と場所を覚えよう!!〗です。ねらいは、中学校などに行っても誰にも負けない尖った才能を身に付けさせることです。これさえあれば、自信が備わるので、何も怖いものなどなくなるからです。
【ルールは、①世界地図の前に立ちます。②相手がある国の名前を言ったら、その国の首都の名前を言います。③言った直後に地図を見て、棒で首都を指します。これは、頭に世界地図が入っていないと指せません。大人でも多分できないでしょう。】
10/20 全校英語~ハローウイン
本日、仮の衣装に身を包み、英語の学習を兼ねた楽しいハローウインを行いました。
【各教職員からの問題に答えることができれば、シールとお菓子がもらえるというわけです。】
『家庭学習強化週間』の効果
先週末までの2週間限定で『家庭学習強化週間』を実施したところです。今までの支笏湖小学校で同様な取組があったのかもしれませんが、今回は先生方が心を合わせ、保護者にも丁寧に熱心に協力をお願いしました。
効果は目に見えてあらわれました。
・朝の会の家庭学習の発表の時に自信を持って発表できたり、時にはいろいろな先生に「カタカナうまく書けた。」な
ど、今までに見られなかった“学習のことを話題にする空気”が生まれた。
・担任との勉強の話が増えた。
・児童の授業への取り掛かりがよくなった。家で毎日机に向かう習慣が教室でも表れてきた。
・漢字が確実に上手になった。週末に返す漢字10問テストでは、初めて100点もとりお友達に勝ったと言ってうれ
しさのあまり給食後廊下で鼻歌を歌い続けていた。
・朝の会での家庭学習の発表時「最近、自分の字が雑になってきたので、1年生の漢字から練習し直すことにしまし
た。」と言って、実際に漢字の練習状況を書画カメラで見せた。
・算数の通分が大の苦手であったので、担任が自作の宿題プリントを出しているうちに腑に落ちたようだ。授業にスム
ーズに入れるようになった。
支笏っ子のみなさん、学力が身に付いた分、それだけ人生の選択肢が広がります。そして、勉強すればこそ、自分が何がしたいのかがわかります。諸君、「頑張り給え。」
10/15 劇のお稽古
セリフも7割がた覚えた支笏っ子たちは、通し練習へと入りつつあります。
完成が楽しみです。
10/15 室内鉄棒~4年生
支笏湖小学校には、室内鉄棒があります。気温が低かったり、天候が悪い時に使います。
本日は、4年生が所謂『だんご虫』に挑戦していました。
【これができなければ、『逆上がり』はできません。】
【腕のひきつける筋力と、膝をお腹にまで持ってくるための腹筋力が求められます。】
【これらの筋力を鍛えるためには、頻繁に遊具の『うんてい』で遊ぶことです。】
10/14 学習発表会会場づくり・・・
本校の学習発表会の会場設営は、校長1人教員3人業務技師1人の計5人でするしかないのです・・・
あと数人児童が増えれば、教頭・養護教諭・教員・事務職員の少なくても4人の常勤の方が配置されます。因みに支笏湖小学校は2年前からこのような体制となっております。因みに、児童数が少なくても校長が兼務している教頭の業務量は他校とほとんど変わりません。
10/14 後期が始まりました!
今日から後半に当たる後期の始まりです。子どもたち9人は全員登校し、よいスタートを切りました。
【後期始業式の作文発表は、4年生女子児童です。練習をしてきたんだなあとわかるくらい滑らかに話していました。内容面では、<社会で出てくる人たちの勉強をしたい。>と書いていました。「着眼点がいいね」と校長先生に褒められていました。】
10/10 『支笏湖小学校 前期 終業式』
光陰矢の如しです。※「光」は日、「陰」は月を表します。
支笏っ子9名が、恙なく前期を終えることができました。特に、4月に入学した1年生の二人の成長は著しく、今では学習発表会の劇のセリフを暗記して話せるようになりました。(抑揚をつけながら)
6年生の二人は、あと半年で中学校に進学します。好奇心をいつも持ちながら、トライ&エラーの精神でたくさんの経験を積んでください。
【校内の廊下に、時系列で教育活動の写真を並べて貼っていますが、4月と比べてみますと、体も心も成長していることに驚きを隠せません! また、今回の校歌斉唱は、最高に声が出ていました。これも、劇練習の効果(こうか)ですね(笑)】
【後期児童会会長の6年生児童です。内容、話し方ともに磨きがかかっています。一週間の疲れ等をどのように土日で和らげてきたのかという改善方法の試行錯誤が綴られていました。<ペース配分>という言葉を取り入れたのが、なかなかのものでした。】
保護者並びに地域のみなさん、お陰様を持ちまして支笏湖小学校は、無事に半年間を終えることができました。皆様方の温かい眼差しが、いつも私たちの背中を押してくださっていたからです。感謝申し上げます。
引き続き、後期も見守っていてくださるととてもありがたいです。どうか、よろしくお願いいたします。
10/10 ようやく走り幅跳び
支笏湖小は今朝から急に寒くなってきました。
さて、天候が悪くずっとできなかった走り幅跳びを4~6年生合同で行いました。
【半袖で寒くはないのですか??】
10/7 この頃、雨がよく降ります。
午後から雨が降ってくる中、二階の窓から不図外を見ると、紅葉が進んでいません。先に紅葉した葉がどんどん散っていき、残された葉の殆どが緑色、まばらに薄い紅という状況です。
【雨が多い日は、校内が暗くなり心も沈みがちになりますが、筆者は少しでも子どもたちや教職員の心を青空にしたい一心でこのような工夫をしたのです。どうでしょう。校内が青空になったようです。】
【4年生の書写(毛筆)です。これはうまいですねえ!!】
10/7 『森林学習②』~バードコールを作ったよ!!
本日、2回目の森林学習。
【札幌市からわざわざ来てくださってありがとうございます。】
【まず巣箱の中がどうなっているのかをみんなで確かめました。つい最近まで、卵から育ててきたんだなとわかる緩やかな凹型をしていました。】
【次は、『バードコール』作りです。】
【枝を選んで、自分で鋸で切ります。みんな楽しそうでした。】
【仕上げにドリルで穴をあけて、下記のような器具(アイボルト)をねじ込みます。これを左右に緩急をつけたりしてまわすと、本物の野鳥の鳴き声にしか聞こえない音が出るのです!! 森の中で実際に音を出すと仲間だと思って鳥たちが寄ってくることもあるそうです。】
10/6 劇の練習が本格化!!
11月7日(金)に『学習発表会』が開催されます。昨年度一昨年度と二年連続、劇団四季の『CATS』を発表しました。今年度は、セリフや歌が満載の劇に挑戦します。
【劇で演技する際の基本中の基本の話を聞きました。】
【今日は、台本を読みながらの通し練習です。】
【劇のポイントは『大げさに話す・動く』ことです。】
10/3 授業を見ていただきました。指導監訪問
本日、北海道教育庁石狩教育局 義務教育指導監が支笏湖小学校を訪れました。校長の学校経営や教員の授業を見ていただき、あらゆる角度から助言をいただくためです。
【1年生は、算数の授業です。どうしてそのように考えたのかを一人一が説明している様子です。】
【5・6年生は、複式授業で算数です。ICTを利活用して理解力を高めます。】
【4年生は、理科の実験です。空気と水への圧力の伝わり方を実際に実験をして検証しました。ワクワクする授業でした。】
指導監の先生、本日は遠方より見に来ていただき誠にありがとうございました。本日、助言をいただいたこと、教員全員で話し合いながら、迅速に改善していきます。
10/1 突然の停電・・・
昨夜からずっと大雨と雷が続いていました。風速が3m/s程度だったことが幸いでした。雷がゴロゴロ鳴るたびに窓ガラスがけたたましくビビビビとなります。午後も雷が弱くなる気配がいっこうに感じられないので、「〇時〇分に一斉に保護者に迎えに来てもらいましょう。」と決断しメールを送信しました。すると直後にまさかの停電・・・本校で停電があると、水も飲めず、トイレの水も流れずでつまりライフラインが絶たれてしまう状態になります。保護者に「今すぐ迎えに来てください。」とメールを再配信しました。
子どもの目線にたって考えると、水も飲めない、トイレも使えない、電気がつかなく暗い状態、でいる時間を1分1秒でも短くしてあげなければなりません。それが教職員のつとめです。
「できるだけ早く行かなければ」と迎えにかけつけてくださった支笏湖小の保護者のみなさん、本当にありがとうございました。みなさんの姿を玄関で見つけた瞬間の子どもたちの表情が、みるみる安心フェイスに変わりゆく様(さま)を筆者は見逃すわけがなかったことは言うまでもありません。