学校のブログ
11/12 『学校教育指導訪問』①
昨日は、石狩教育局義務教育指導班指導主事と千歳教育委員会学校指導室学校指導主事の2名が来校し、支笏湖小学校がどんな授業をしているのかを見にきてくれました。毎日、同じ職場の同じ顔ぶれで仕事をしてると、マンネリ化というどうしようもない壁に当たってしまいます。
そうならないためには、外部の方々に客観的な指導・助言をいただくのが何よりの特効薬であり漢方薬であります。
【一人欠席でしたので、たった一人の授業であった1年生。緊張しましたね。】
【4年生は、『水のあたたかさの伝わりかた』の実験をする授業でした。】
【今回、5・6年生の複式授業の算数をメインに見ていただきました。】
来校した二人の先生方からたくさんの貴重なご助言をいただきました。ずいぶん褒めてくださいました。本当に嬉しかったです。いただいたご助言の数々は、支笏っ子の資質・能力の向上に少しでも活きるように、全力で授業改善に当たります。
最近、学校の先生という職業は「ブラック企業」だと言われていますが、そんなことはありません。これほどやりがいのある職業はありません。子どもたちに毎日指導や支援をしていてもすぐに結果など出やしません。ある日、学校にピンポンがなります。「先生、元気でしたか? ぼくは、25年前6年生だった〇〇です。このせんべいお土産です。食べてください。」と突然、大人になった教え子が訪ねてくるのです。こんなにうれしいことありません!!
教師冥利に尽きます。
11/7(金)感動の学習発表会!!
朝から雪が降っていた支笏湖小学習発表会当日。雨が降って、発表中に「ドバドバドバー」と雨音で台詞や楽器音がかき消されるよりもよっぽどマシというもの。
毎日の練習の中で本番当日の発表が一番良かったです。やはり、お客様の多様な反応が、意欲と演技力を呼び覚ましたのではないでしょうか。それぞれの子どもの上手くできずに悩んでいた台詞・演技が全て克服されていました。努力の賜物です。
【1年生、初めての小学校の学習発表会。一人で鍵盤ハーモニカ演奏、音読発表、歌発表と少人数学校ならではのかたちでしたが、自分だけが注目されるというプレッシャーをはねのけ、100点満点でした。でも、発表直前にそれぞれがこう言っていたそうです。「先生、失敗したらどうしよう。どうしよう。こわい・・・」 よく乗り越えましたね!!】
【全校劇は、『2人の赤ずきん』。 テーマソングや挿入歌などは、生成AIを活用しました。先生方でテーマソングなどを作る過程は、とても楽しかったです。】
【生成AIで作った、この劇のためだけの世界で一つしかないテーマソング。 子どもたちも先生方もとても気にいっていた曲でしたので、気持ちのこもった歌声が体育館に響き渡っていました。】
【先生方もお疲れさまでした!! 意欲的で熱意のある指導・取組、ありがとうございました。】
保護者をはじめ地域のみなさん、ご多用の中時間を作ってご観覧いただき誠にありがとうございました。
支笏湖小学校は、今年度2人卒業し、令和8年度は2人、令和9年度は3人卒業します。このままいくと令和10年度は、2人だけになります。ですが、支笏湖小が続く限りは、これからもあたたかく見守ってください。
よろしくお願いいたします。
11/4 かなりのレベルに到達!!更に磨きをかけます。
4日に『総練習』を行いました。7日(金)まで時間があるので、更に演技に磨きをかけます。
【この1枚の写真から劇への子どもと先生方の思い入れが伝わってきます。】
学校行事は、子どもたちと先生が共に成長を遂げていく最高の教育活動だと思っています。国語や算数などの教科から学ぶこともたくさんありますが、学習発表会・学芸会からは、数値で測れない『非認知能力』を育む絶好の機会であります。今、大多数の企業さんが、「知識も大事ですが、弊社は人間性を重んじる入社試験を実施しています。」という方針のようです。
学校行事は、人間性を学び伸ばしていく場なのです。
11/4(火)は、学習発表会の総練習!!
支笏っ子の課題は、数日間の休みを挟むと「どうして???」というくらい、覚えていたことを忘れてしまうということです。ですから、せっかく一定のレベルまで高まった劇のせりふの声の“大きさ”“抑揚”、“目線”といったものが、明日の総練習に再現できるのかが非常に心配なのです・・・
昨年度、一昨年度と連続で劇団四季の「CATS」を演じていました。それは、踊りのみの発表でした。今回の劇『2人の赤ずきん』は、まさに本格派の劇。せりふのかけ合いです。せりふを忘れていたり、声が小さいと話が見えなくなってしまいます。
先週の金曜日は、幕あいの「開始」「終了」のブザーが突然鳴らなくなったり(今現在も故障中・・・)、パソコンの不具合で画像がパッと出てこなかったり・・・こういったことは、全国津々浦々どこの学校でもあるあるなのです。
10/27 ヒメマス採卵・放流体験
毎年行っている支笏湖小学校独自の総合的な学習の時間です。
校内の水槽で育てていたヒメマスを支笏湖に放流したりします。
現代においては、このような「体験学習」をする機会が減っています。特に都会では環境的に「できない」のです。
地面を触ったことがない子どもや「カブトムシはどこにいるの?」と尋ねられて「自動販売機」と答える声が聞こえるようになってから、「生活科」という科目が新設されたのです。屋外に出て、意図的に自然に触れさせるねらいです。
人格を形成する際に、小さい頃から自然に触れている子どもたちの方が、やさいい心を持ちやすいといった研究データもあるようです。