生活の様子

学校のブログ

現行の「学習指導要領」が育てたいと考えている“子ども像”とは?

「生きる力」を持った子ども
 これは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」という三つの柱をバランスよく備え、社会や人生で主体的に学び、課題を解決したり自己実現できる力を指します。
 

〇自立し、他者と協働できる人間
 「自立する人間」「他者とかかわる人間」「自己を成長させる人間」といったキーワードで、主体的に考え、対話や協働を重視し、変化や未知の状況にも柔軟に対応できる子どもが目指されています。

 

〇変化の激しい社会を生き抜き、価値を創造する人材
 決まった正解を出すだけでなく、問いを立て、他者と考え、自分なりの答えを見いだせる力や、多様性を尊重し互いを認め合う姿勢が重要視されています。
 

 まとめると、現行指導要領は「自ら課題を見つけ、学び続け、他者と協働しながら、たくましく未来社会を切り拓く子ども」を育てることをめざしています。

 

⇒知識の暗記を重視してきた時代とは、隔世の感があります。「昔は云々だった・・・」のではなく、その時代時代に求められていた“子ども像”が異なっていたのです。

 

「学習指導要領」って何ですか?

 学習指導要領とは、文部科学省が定める、小・中・高校で教える内容や教科の目標となる教育課程(カリキュラム)の基準のこと。

 全国どこでも一定の教育水準が保てるように設けられており、およそ10年ごとに時代の変化や子どもたちの状況に合わせて改訂されています。

 各学校はこの基準に沿って自分たちの教育課程を作ります。ただし、学習指導要領は最低限の基準であって、各学校や先生は子どもたちの興味や実態に合わせて工夫しながら教育活動を行うことが期待されています。

 教科書もこの学習指導要領を基に作られています。

 

【10年ごとの学習指導要領を振り返ってみましょう】

〇昭和43年~「調和と統一のある教育課程」

〇昭和52年~「ゆとりのあるしかも充実した学校生活、個性や能力に応じた学校生活、個性や能力に応じた教育、個性を生かす教育」

〇平成元年~「自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成、個性を生かす教育、国際理解・文化と伝統の尊重」

〇平成10年~「生きる力の育成」「自ら学び、自ら考える力の育成、ゆとりのある教育活動、個性を生かす教育、特色ある教育・特色ある学校づくり」

〇平成20年~「生きる力の育成、知識技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランス」

〇平成29年~「社会に開かれた教育課程、育成を目指す資質・能力の明確化、『主体的・対話的で深い学び』の実現、カリキュラム・マネジメントの推進」

 

 特徴的なのは、昭和52年から「個性」という言葉がずっと使われ始めたこと。また、平成10年から現在に至るまでずっと「生きる力」が使われています。裏を返せば「個性」を重んじられてこなかった時代背景の反省から必要視されたということであり、グローバル社会になった今、まだまだ「生きる力」は定着していないということが見えてきます。

 因みに、いまだに言われているいわゆる「ゆとり世代」とは、平成10年から約10年間の間に義務教育を受けていた世代を言います。

「複式学級」とは?

 支笏湖小学校は、開校以来「小規模校」として「複式学級」のかたちをとってきた歴史があります。学校関係者ではない方は、この複式の意味をご存知ないのかもしれません。

《複式学級》

 〈複式学級とは、2つ以上の異なる学年の児童や生徒を1つの学級(クラス)に編成した学級を指します。これは、児童や生徒の数が著しく少ない場合など、単一学年だけでは学級を編成できない特別な事情がある場合に設けられるものです。

 日本の公立義務教育では原則として同学年で学級を編成しますが、例えば過疎地や小規模校などで人数が基準以下の場合、2学年以上を1クラスにまとめることができます。
 小学校の場合、複式学級とされるのは「1年生を含む場合8人以下」「その他の学年では16人以下」が目安とされています。

 特徴:少人数で構成されることが多く、異学年・異年齢集団で学び生活するため、学年を越えた協働や交流が生まれやすいという面もあります。一方で、1人の教師が複数の学年を同時に指導しなければならないため、教材や指導の準備負担が大きいなどの課題も指摘されています。〉

 

 今年度の支笏湖小学校は、5・6年生が複式学級となっております。5年生と6年生が同じ教室で一人の先生から授業を受けます。35人の学級を持つのと、4人の複式学級を持つのはどちらが大変かという答えは、両方持ったことのある先生しかわかりません。

 

 因みに、複式学級のある石狩管内の学校は、江別市は北光小学校。石狩市は厚田学園、浜益小学校、浜益中学校。千歳市は支笏湖小学校、東小学校、東千歳中学校、駒里小中学校です。

 

 

8/7~8/8にかけての大雨

  8月7日の夜の大雨と雷、翌日8日の断続的な大粒の豪雨・・・

 調べてみますと、支笏湖周辺では観測史上1位となる1時間最大70mmの記録的な降雨や、総降水量が約380mmに達するなど極めて異例の豪雨だったそうです。加えて、この地域特有の地形や周辺の山岳(たとえばオロフレ山)から発生した積乱雲が南風によって流入し、「線状降水帯」に近い形で雨雲が長時間同一地域にとどまったことも主因とされているとのことです。

 

8/7 支笏湖地域伝統行事の「提灯行列」に参加して。

 いわゆる『ろうそく出~せ』です。それはどういう謂れなのでしょう。  

 子どもたちが「ロウソク出せ」と歌う理由、そのルーツは函館にあります。このお祭りが始まったのは、函館に残っている記録によると江戸時代の後期から。当時の函館では、ねぶたのような山車と灯篭が町中を埋め尽くすお祭りがあり、その山車を照らすのにつかっていたのがロウソクだったといわれています。

 子どもたちはその明かりのためのローソクを各家から集めていたので、「ローソク出せ」と歌っていた、という訳です。しかしその後、当時の明治政府の方針などの影響で、徐々に函館でのねぶたのようなお祭りは無くなり、ロウソクを集める必要が無くなってしまいました。函館で続く「ローソクもらい」は、後に子供たちがもらうものがローソクからお菓子へ自然と変わり、今も継承されています

 

【「雨が降るらしいので、少し速足で歩きます。あと、歌を大きな声でうたってください。でないと、当たるものもあたらないかもしれませんよ。」  「はああい!!」】 

 

【提灯の中に灯をともすのですが、4年生以上は本物のろうそく。それより下の子は、LEDライトを使います。これらグッズの保管場所は支笏湖小学校です。校長などが持ち運び及びメンテナンスをしています。他校にはないおしごとです。】

【早速練り歩きます。歌の声の大きさ大丈夫ですか? 寄らさせていただいているお店からお菓子を頂だいします。お心遣いに感謝します。】

 

 一緒に歩いていた若者と何とはなしに話をしました。彼は東京から出てきて、支笏湖湖畔のアクティビティー関係のお店に勤めているとのこと。そのお店で働くことが憧れだったそうです。その若者がこんなことを言っていました。「ぼくは、東京の国分寺というところから来ました。東京では、こんな風にみんなで集まって催しものをするということがないので実に興味深いです。夜は、虫の鳴き声が耳に心地よいし、ぼくは、ここに来て本当に良かったです。」

 明日は、恒例の『支笏湖畔 納涼盆踊り大会』があります。奮ってご参加ください。お待ちしておりまーす。

  

8/6 断捨離日記④

 昨日は満足していたのに、本日改めて「階段下の物品庫」や「オオルリ教室」に入ってみると、まだできるかもということに気が付いてしまい、ついつい作業を始めてしまいます・・・

 

①【階段下の物品庫ですが、空間を広げるために更に物を精選しました。】

【使いやすいようにと、場所の移動をちょこちょこしました。】

 

【段ボールに入れていると何が入っているかがわからないので、黒マジックで表示しました。すると業務技師さんがテプラーで作ってくれると言ってくれました!!】

 

【業務技師さんがポツリと言いました。「あそこの天井が支えきれなくて、しなっています。危険ですね。私、強化します。」下の写真を見てください。一番上がかなりしなっています・・・】

  

【何時間も手間暇かけてくださって、結局は補強しての強化ではなく、板ごと取り換えプラス補強を施してくれたのです。これで、矢鱈と重たいB4用紙がおけるようになりましたが、少ししなり気味でしたので、半分は移動することにしました。】

 

 

【他所の学校の部屋に入ったかと錯覚するくらいの変わり様です。】

 

②【気がついたら筆者は、次の取組を始めていました。オオルリ教室の後ろのロッカーに入っていたマジックを一本づつ紙に書けるかどうかを試して断捨離し、色ごとに分けて輪ゴムで巻いてカゴに収納しました。】

 

③【そして疲れを知らない子どものように次に取り掛かりました。テプラーです。本校のテプラーが故障したためもう一台購入しました。すると修理に出していたテプラーが直って戻ってきたので2台になってしまいました。使用するテープを2台どちらも使えるものと1台しか使えないテプラーがあったがために、一つの箱に全部入れていたようです。その時、引き出しを二段使うという発想が生まれたのです。頭の中の電球がピカンと光った瞬間でした。】

 

 

8/6 断捨離日記③

 断捨離シリーズは続くのです。

 本日は、放送室を更に深掘りしてみました。拭き掃除もしてみました。

 

【放送室窓側の部屋の職員室側の面です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くの職員室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くのオオルリ教室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の床です。】

 

【放送室廊下側の部屋です。】

断捨離日記②

 本日は、業務技師さんのご協力をいただいて「階段下の物品庫」に挑戦しました。

【業務技師さん、ごめんなさい! 断捨離が止まりません! 廊下にボンボコ置いていきます。】 

 

【さあて、階段下の物品庫はどのようになったのでしょうか? すみません。ビフォーが分からない人にアフターをいきなり見せても珍紛漢紛ですね。】

【でも、支笏湖小のこの部屋のことを存じ上げている方は、このきれいさに驚いていることだと思います。】

【特にここ!! この写真は入って左側の突き当りです。配置を180度変えました。】

 

【正面の壁の前にはいろいろな横断幕の筒等で通路が塞がれていましたが、一枚一枚広げて確認して断捨離しました。模造紙で手も切りました。】

 

 教職員の方々は良かれと思って、「これ捨てていいものなのかな?後から『えーなんで捨てたの!!』とか言われたらマズイのでこの隅にでも置いておこう。スミマセン・・・」「これきっとまだまだ使えるぞ。後の先生方のために残しておいてあげよう。喜ぶぞー」と捨てられないでいると、あっという間に30年経ってしまったということがアルアルなのです。

 

 今日も一ついいことしたと思いました。明日も続きをします。体中筋肉痛です。ですが、やりきった感の伴ったさわやかな痛みです。

7/31 体育館がまるで鏡

 本日、本校の業務技師さんが体育館にワックスをかけてくれました。三日前から、“へら”などを使って床の汚れを除去してくれていました。本当にありがたいことです。

 過日の全国版ニュースで、子どもが体育館でスライディングをした時、木っ端が皮膚に刺さって大けがしたとの事故がありました。本校も細心の注意を払っているところです。

 

【まるで鏡のように天井の電灯を映し輝いています。夏休み明け、体育館に入った瞬間の子どもたちの驚く顔が目に浮かびます。】

断捨離日記①

 本校は、教頭・養護教諭が未配置ですので、休み中の多種多様な業者さんの点検に立ち会うのが必然とすべて校長になります。当然、毎日出勤しております(涙)

 ですが、四六時中パソコンとにらめっこしているのはあまりにも悲しすぎるので、昨年度の二階教材室、二階学校図書室等に引き続き、校内の気になっているところを再び断捨離することを決意しました!!

 

①1階 放送室

 本校は、児童数が10人に満たない少人数学校ですので、「放送委員会」が成り立ちません。また、他校とは異なり、教材室にあたる収納部屋がありませんので、放送室が物を置く部屋となってしまったのは自然な流れだったと思います。断捨離した物品のものすごい量を見ると、入れるばかりで捨てなかったのかな?という思いはあります。

 

【廊下にずらっと並べました。今後は先生方に見てもらって取捨選択していきます。昔の電話機!?などもありました。】

 

【カーテンが開けられる状態になりました。】

 

②1階 オオルリ教室(全員で給食を食べる教室)

 後ろの棚や窓の下の棚などにいつから入っているのかがわからない物がいっぱいありました。それらを全ていったん外に出しました。

 

【この新しく生まれた棚のスペースに、廊下に並んでいる物品の残すべきものを整理して収納していきます。楽しみです!】

 

 学校は、児童生徒教職員は入れ替わり立ち代わり変わっていきますが、校舎はずっと変わらず残り続けます。校舎内外をきれいな状態に保つということは、すなわち学習環境を整えるということです。汚れた雑然とした学校や教室では健全な心身が育成されるはずがありません。

 筆者自身、放送室の状態のことは赴任した時から気が付いていました。「他の教室等を断捨離してきたのだから放送室はいいかな」という気持ちもありました。つまり「次の誰かがやってくれるだろう。」と。

 

 ですが、誰もやってこなかったから今の状態にあるのです。「次の誰かなんかいない。誰かは自分なのだ。」と考えることにしました。

 

※今まで誰も何もしていないと言っているのではありません。車で例えるとマイナーチェンジはしてきたのだと思いますが、フルモデルチェンジを今回行ったという話です。

ペーパーレス

 ホームページのカテゴリの中に、「おたより」があります。その中の「その他」を見ますと“長期休業中の生活”(春・夏・冬休み)があります。

 時代の流れに準じペーパーレスを少しづつ取り入れることを考えました。今後は上記の“長期休業中の生活”のペーパー(紙)は配付しませんのでご了承ください。

7/26~ 小まめな水分補給を!!

 夏休み中も暑い日が続くことが予想されます。熱中症が心配です

 昔は、「日射病」と呼ばれ、直接日光に当たらないとする注意喚起でしたが、昨今では、日光が当たっていない屋内でも注意をしてくださいということで範囲を広げ「熱中症」としたのです。

 〇着帽 〇小まめな水分補給 のお声がけをお願いいたします。

7/25 明日から夏休み!!

 千歳市は、3学期制ではないので今日は通知表はもらえません。

 【児童会長の6年生男子児童から、4月からの全学年の成長ぶりを発表しました。今日は彼の誕生日です。12歳になりました。誕生日おめでとうございます!!】

 

 

【どうでしょう。この支笏っ子の面構え! 真剣な気持ちが表情に表れています。】

 

【児童代表として4年生の男子が作文発表しました。勉強の反省を中心に具体的なことを書いていたので、彼の後悔と今後の意気込みが聞いているみんなの心にひしひしと伝わってきました。】

 

 次に登校するのは、8月26日(火)です。暑さを理由に怠惰な毎日を送らず、何かに打ち込んだ充実した毎日を送ることを期待しています。

 

 特に熱中症には気をつけてください!!保護者のみなさんにおいては、着帽や小まめな水分補給のお声がけをお願いします。

7/24 支笏湖畔最高気温 史上最高値の32℃!!

 新聞に掲載されていました。高地の支笏湖で気温32℃ということは・・・とにかく心配される天候であります・・・

 支笏湖小学校は、「暑さ指数(WBGT)」の機械とにらめっこして外での運動ができるできない、若しくはどの程度の運動ならできるのかを判断しています。

 

【正確な数値を把握するためには、測る場所が重要です。何かの上に置いておくとその触れている物の温度もキャッチするのでダメだそうです。地上から110㎝くらいの高さで、障害物がなく、アスファルトの照り返しがない地面の上などがのぞましいそうです。支笏湖小では、マイクスタンドの上にひもでつるしました。且つ、何℃では何を注意するべきかと詳しく書かれている「環境省」のデータをラミネートして貼り付けました。】

 教職員と特にしっかり確認したことは、暑さ指数が31以上は運動中止!!ということです。

7/16 3校合同『遠隔授業』(5,6年生複式学級同士で)

 小規模校は、クラスメイトが2~3人くらいしかいませんので、教育活動の範囲が限定されがちです。つまり、「いつも同じ人と」なのです。そういう状態を打開するために、リモートを使って三校で国語科のインタビューの学習(6年生は)を試行してみました。初めての本格的な教科授業での体験です。

 同じ顔ぶれではない新鮮で緊張感もちょっぴりある刺激的な授業となりました。先生方の今日までの下準備のお蔭です。

 

【未知なる遠隔合同授業を目の前にリハーサルをしています。】

 

 

【画面に三校の三者が映し出され会話します。】

 

 全道には小規模校が、500校以上あります。“同じ顔触れによるマンネリ化”が永遠の課題です。そこで考えたのが、リモートによる〖遠隔合同学習〗です。教科等の関係で、いつでもどんな授業でもこれでできるとは限りません。稀にするから新鮮さを感じ期待感も膨らみ意欲化につながるのだと思っています。

 将来予想される少子社会(少子社会ではなく)。このような授業が当たり前になる日が来るのかもしれません。

7/11 クラブ活動①~釣り

 4~6年生対象のクラブ活動①は、ポロピナイ園(支笏湖)で釣りをしました。何て優雅なクラブなんでしょう!

 

【今日は、何十匹釣れるかな? 期待してます!!】

【「あ、きたっ!! なあんだ、ちがった・・・」】

【結局釣れたのは、4人だけでした・・・  ヌマチチブという魚だそうです。釣った魚は、再び湖に戻してあげました。】

 

【さあ気を取り直して、5・6年生がこしらえてくれた『ミルクもち』を食べましょう。 オー、デリシャス!!】

 

7/3 三校合同社会見学(中学年)

 三校とは、東小・駒里小・支笏湖小です。支笏湖小は、4年生3名が参加しました。学校前からタクシーで千歳駅まで行きます。(校長が予め市教委にお願いし、その都度受け取りに行く)タクシーチケットを使っています。千歳駅から3校が1台のバスに乗り移ります。写真の時系列の順番は自信がないので、間違えていたらごめんなさい・・・

 

【千歳市消防総合庁舎に行きました。】

 

【新千歳空港です。2026年10月26日で100周年を迎えます。】

 

【お昼ご飯を班ごとに食べました。普段顔を合わせていない人とお昼を食べるのは、緊張しますね。】

 

【『環境センター』でごみ処理などの学習をしました。ゴミの問題は、未来に大きくかかわる大切な話です。】

7/1~2 生涯忘れません。仲間と過ごした二日間。~宿泊学習(5・6年生)

 支笏湖小の宿泊学習は、例年自校の体育館で宿泊してきたようです。今年度は『日高青少年自然の家』に行くことにしました。修学旅行や宿泊学習の宿泊場所を変えるということは、立ち寄る場所やルートを全部を変えるということを意味します。本校の5・6年生担任の教諭はゼロから新しく考えました。例年通りに宿泊学習を進めることはきっと楽でしょうが、「子どもたちの新しい体験のために」との熱意から、困難な道を選んだのです。

 

【1年生と4年生のお見送りです。因みに移動のバスは千歳市教育委員会のご温情で手配していただけました。感謝申し上げます。4年生はこの後、3校合同社会見学に行きます。】

 

【苫小牧の下ルートを通り、日高町の『おひさま牧場』に到着しました。かわいいポニーが23頭もいました。ニンジンをあげたり、なぜたりしました。前日が雨降りだったこともあり、無数の蛙がピョンピョン跳ね回っていました。】

 

【途中、昼食を振内(ふれない)コンビニエンスストアのSで買いました。青少年自然の家の二階研修室で食べました。そして、“沢登り”の準備にとりかかり、外部指導員のSさんと合流し、レッツらゴー!!】

【「なーんだ、楽勝。浅くてたいしたことないよね!!」と思ったのも束の間、段々深く流れも速くなっていきます。キャーキャーという声も徐々に聞かれるようになってきました。】

【ゴールの『涙の滝』に到着して、決めのポーズ!(両手でポーズをしてしまうと、なんちゃっておじさんや、おサルのウッキーみたくなるので要注意だそうです笑) 】

 

【自分たちで選んだ夕食の具材を焼いて食べました。広大なスペースですが、貸し切り状態です。ホットプレートのコードの関係もあり、端っこの方で食べました笑。トマトやネギやナスビを豚肉で巻いて焼いた料理が特においしかったです。他にも大葉、しいたけ、アスパラ等もありました。】

 

【部屋に戻って、シーツ・枕カバーを厳しいルールに則ってベッドメイクしました。これが結構、難しいのです。】

 

【就寝後は、体調不良を訴える子もいませんでしたし、翌朝の食堂での朝食は、ずいぶんとおかわりをしていました(ごはん、野菜、みそしる)!! 占冠ICから高速道路を通って、恵庭市戸磯にある『むらかみ牧場』に到着。牛や馬に触ったり、牛のえさやりや乳しぼりを体験しました。びっくりするぐらい大きなホルスタインでした。】

 

【新鮮な搾りたての牛乳は、かつて味わったことのない美味しい牛乳の味がしました。また、自分たちの手作りバターをお菓子につけて食べたりもしました。】

 

【最後のポイントは、なんだかなつかしい千歳市の大型店です。ここであらかじめ予約しておいたドーナツ的なものを昼食として食べました。そんな時、誰かがポツリと言いました。「もう、宿泊学習が終わってしまう・・・」】

 

 支笏っ子の5・6年生にとっては、一生忘れられないそして二度と体験できないかけがいのない宿泊学習になったことでしょう。

 なぜ自分は楽しかったのかを考え、次のこのような機会で活かしてほしいと思います。

 

【世界の名言】楽しさは誰かがつくってくれるのではない。あなたがつくるのです。

 

6/27 『三校合同芸術鑑賞会・昼食・レク』

 毎年恒例の催しが、本日東小学校で行われました。「支笏湖小」「駒里小」「東小」の子供たちが再びつどいました。今回は、函館より“ひのき屋”さんをお招きし、『わいわい音楽会』を披露していただきました。

 

【70分間、児童の心を掴んではなさなかったトーク、歌(早口言葉などの)、演奏の数々!】

 

【キャンプファイヤーでお馴染みのナンバー『ジェンカ』です。どうしてこの曲はこんなに盛り上がるのでしょうか(笑)】

【じゃんけん対決です。 久しぶりに会ってみんな照れているのか、身内同士でのじゃんけん。 でも、打ち解けるにはそんなに時間がかかりませんでした。】

 

【最後の曲では、みんなで肩くんだり手をつないで歌いましたね。 楽しいことはあっという間に終わってしまうのですね・・・】

 

 さあて、お昼を外で食べようかと思いきや、まさかの雨と雷ゴロゴロ・・・ 予定を急遽変えて、校内で学年ごとに食べることにしました。

6/25 食の教育

  本日4時間目に、食についての学習を教えに他校から栄養教諭の方が来校してくれました。

 

【「みなさん、朝ご飯をしっかり食べていますか? 朝ご飯は3つのスイッチを入れてくれます。何だと思いますか?」】

 

【「勉強がよくできるようになるスイッチです。」 「眠くならないスイッチです。」】

【「①頭のスイッチです。脳みそをシャキッと起こしてくれます。 ②体のスイッチです。起きたばかりだと体温が下がるので、体温を上げてくれます。 ③お腹のスイッチです。便通をよくしてくれます。」】

 

【「早寝・早起き・朝ご飯」という言葉がありますが、もう一つ付け加えてください。「朝うんち」です。これは、とっても大事なことなの。】

 

【「先生、今日は食についてたくさんの知識を得ることができました。ありがとうございました!!」】

6/20 緑小で合同学習①

 支笏湖小は全校児童が毎年10人前後の小規模校ですので、卒業後、千歳中学校に入学したときに大勢の人数に交じってもできるだけギャップを感じさせないようにと取り組んだのがこの『緑小合同学習』です。

 

 支笏っ子が各自緑小の学級に入り、午前中の3コマ一緒に勉強するというかたちです。以前は、給食も食べて午後からも、という時期もあったようですが、実態や時代に合わせて今のようになったそうです。

 

 

【4月に緑小の校長先生が変わりましたが、新しい校長先生もこの合同学習にとても理解を示してくださっているので、支笏っ子も気持ちよく参加することができました。もちろん、緑っ子も教職員のみなさんもあたたかーく接してくれました。ありがとうございます。】

 

【毎年2回お邪魔していますが、支笏っ子はかなりドキドキしています。ですが、毎日続くとしたら直ぐに慣れると思います。そうそう、1年生の二人にとっては初めての経験でしたね。】

 

【昨年の11月の時よりも表情が和らいでいます。 ある子は、目をキラキラ輝かせて「習い事が一緒ではない子とも、いっぱい話すことができました!!」 たくましいなあと感心しました。】

 

【支笏湖小学校に戻ると直ぐ給食でした。やはり精神的に疲れるようで、給食時間は珍しく静かでした。】

 

 小学校と中学校の9年間は、人生の中でそれこそ多様な他者と最もかかわる貴重な時期です。家庭環境や学力、そして考え方などが全く違う人たちが同じ校舎で過ごすのですから、人間関係のもつれや衝突が必ずあります。いずれ社会に出て働くには、この人間関係で悩んで苦労した経験が必ず必要になります。

 筋肉トレーニングをすると筋がたくさん切れたり傷つくそうですが(筋肉痛)、確実に筋力はつきます。人間関係もこれに当てはまるのでないでしょうか。

 子供たちが傷ついて痛がっているときには、大人が傍らで声をかけることも必要です。 

 

6/18 ヒメマス『ヒレ切り』体験

 昨年度も説明しましたが、ヒメマスのヒレに切れ目を入れて、何かのタイミングで釣れたときに「あの時のヒメマスだ。」とわかる体験学習です。毎年切れ目を入れる場所を変えているようで、今回はお腹の下のヒレでした。

 

【面倒見の良い6年生二人にあっぱれです。先生に指示されなくても、1年生の支援をさりげなくしてくれます。】

 

【「私はある形で切れ目を入れました。どこかで出会うことを楽しみにしています。さあ、支笏湖まで泳いでいくんだよ。振りかえってはいけないよ・・・グスッ(別れの涙)」】

 

【みなさんが切れ目を入れたヒメマスに次に出逢えるのは、みなさんがいくつになっている頃でしょうか。もしも出逢ったとしても、ひれ切りをしたことを覚えているのでしょうか。どうかみなさん、少年のような清んだ心を持ち続ける、そんなロマンティックな大人になってください。】

 

【追伸】

 3~4年後くらいに適した大きさになり、食卓等でお目にかかれるという話ですが、実際は、調理する時さばいたりするため、どの箇所のヒレが切れているかは判断できかねるようです。まるごと出てくる料理であれば、わかるかもしれません。いづれにしても、淡い夢のあるストーリーです。

6/17 森林学習①~枝打ちに挑戦

 『枝打ち』とは、幹の部分を育ちやすくするために、そして日光が地面まで行き届くために枝葉を切ることです。この授業はもう何年も前から続いている他校(よそ)では見られない支笏湖小独自の総合的な学習の時間です。学校からジャンボタクシー1台とノーマルタクシー1台で出発しました。

 

【説明も聞いたし、出発進行!!  よろしくお願いしまーす!!】

 

【さあてと、どこから切ろうかのー】

 

 

 

【このスペースだけ木が生えていなかったので、気になりました。そこで自分たちが木になりました。】

文部科学大臣メッセージ

文部科学大臣メッセージ
~給特法等改正法の成立に当たり、国民の皆様へ~


    本日、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる「給特法」等の改正法が成立いたしました。関係する皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。
    これまで、我が国の学校教育が世界的にも高い成果をあげてきたのは、子供たちのために日々尽力されている教師の皆様の献身的な努力と、地域や保護者の皆様をはじめ、子供たちを支えるすべての皆様のご理解とご協力の賜物であり、心から感謝と敬意を表します。
   近年、学校・教師が担う業務が増加し、依然として長時間勤務の課題があります。文部科学省としても、現在の状況を改善しなければ、教師の担い手が失われ、教育の質の低下を招きかねないと強い危機感を抱いています。
「教育は人なり」と言われます。教育の要である教師の皆様が日々活き活きと子供たちに向き合い、その意欲と専門性を最大限に発揮できるよう、改革を加速して進める必要があります。
今回の法改正では、約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します。教師の高度専門職としての職責にふさわしい処遇とすることは、教師の社会的評価を高め、教育という営みそのものに対する敬意のある社会とするために必要なものです。
    また、働き方改革の取組の「見える化」を実現し、様々な主体が協働して働き方改革を推進する仕組みを構築します。文部科学省は今後速やかに、働き方改革の具体的な方策を明らかにした指針を策定し、教育委員会や学校を支援してまいります。
   さらに、学校の人員体制の充実に向けた教職員定数の計画的な改善や、学校や教師を不当な要求などから守り、安心して教育活動に専念のできる環境づくりなども進めます。
    教師の皆様が、「「働きやすさ」と「「働きがい」を感じられる職場環境を実現し、より多くの方々に教職を目指していただけるよう取り組んでまいります。
    文部科学省は皆様と力を合わせて、この改革に取り組んでまいりたいと考えております。
取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません。関係者の皆様におかれましては、今回の法改正も契機として、より一層の改善に向けた取組をお願い申し上げます。
また、教育環境の整備は、地域総がかりで進めていただく必要があります。各地方公共団体の首長の皆様におかれましては、地域の将来を担う人材を育てる学校を支えるため、総合教育会議の場なども通じて、福祉部局等の関係部局や地域の皆様との連携・協働を促進いただくよう、切にお願い申し上げます。
    そして、地域や保護者の皆様におかれましては、これまでもコミュニティ「・スクールなどを通じて、学校の教育活動にご参画いただいていますが、教師が教師でなければできない業務に注力できるようにすることが、子供たちへのより良い教育につながることをぜひご理解いただき、さらなるご協力をお願い申し上げます。
皆様方のより一層のご理解・ご協力を、重ねてよろしくお願い申し上げます。

令和7年(2025年)6月11日
文部科学大臣 あべ 俊子

6/9 「う~み」さんの来校

 6月9日に「う~み」さんという歌手の来校がありました。

 明るい笑顔とは対照的に、かなりの苦労をされた方で、その話は心に響きました。

〖う~みさんの生い立ち〗

 幼少の頃歌手を夢見ていたが、自身の持つ“絶対音感”と“どんな曲でも一度聞けばその場で演奏ができてしまう”という非凡な能力があるために周囲に溶け込めず、音楽から離れてしまいました。

 その後、バスケットボールの世界に没頭するも練習中の事故で頚椎損傷、全身に障がいを持つ身となりました。

 生きる希望を失いかけたとき、友人の一声で再び音楽の世界に戻り、寝る間も惜しんで音楽漬けの生活を送ります。

 そんなある日、自分が心身ともに回復していることに気づきました。「音楽の魔法だ!生き返った!」

 「今度は私が恩返しをしたい・・・」

 「う~み」さんが、力を込めて言っていた言葉は、

 【いいことも悪いことも、全て意味がある】でした。

 

周りの人に、力を元気を与えられる人。  それが「う~み」さんなのです。

 

 

6/12 湖畔クラブと保育所とで花壇に花を植えました!

 今回は支笏湖小始まって以来の歴史的な花植えでした。

 

 今までの支笏湖小では、鹿対策から、香りのきついマリーゴールドしか植えることができなかったのです。しかし昨年度、北海ロードメンテナンスさんに立派な花壇の囲いを作っていただいたことで、どんな花でも植えることができるようになったのです。

 

【「背の高い花を後ろから植えてくださいねー この黒いビニールがポットと言います。ポーットしていたら花を落としてしまうので、気をつけてください。」】

 

【やはり、色とりどりの花があった方が、華やかです。】

 

【湖畔クラブのみなさんと保育所の先生方がやさしく手伝ってくれました。ありがとうございました。保育所の小さなお友だちもありがとう!!】

 

【花を後ろに記念写真のつもりでしたが、花が全く見えません(ヒロシ風に)】

 

みなさん、いつでも花を見に来てくださいね!!

6/6 スイーツをつくりました!!~クラブ①

 時系列で前後しますが、4~6年生が、家庭科室兼理科室で、クラブ活動①を行いました。スイーツづくりです。そう言えば、スイーツという言葉は、いつごろから使われ始めたのでしょうか? 洋菓子のことを指すのでしょうか・・・

【材料がズラリと揃っています。あとは腕次第です!献立は、クレープとピザ(皮は春巻きを使う)です。】

 

【できました。オー、デリシャスっという感じですね。】

校長室で社会科の授業

 支笏湖小学校は、5・6年生が複式の関係で、校長が5年生の社会科と6年生の社会科を別々に授業をしています。

1週間で計4コマ以上あります。教諭を離れてから結構な月日が経っているので、教材研究も時間を割いてしており、指導案の略案もノートブックに手書きで書いています。

 

【明日のテストに向けて、事前プリントに一心不乱に取り組む意欲的な5年生。】

 

 

【校長のしつこい質問攻撃にもくじけることなく授業に食らいつき、前回のテストはかなりの点数をとった6年生男子児童。】

 

6/5 交通安全教室

  先週の6月5日(木)に交通安全について学ぶためにバスに乗って交通安全公園に行ってきました。

 

【よろしくおねがいしまーす。】

 

【自転車の運転で気をつけることが、こんなにあったんですね。】

 

【千歳市は、聞くところによりますと交通事故が多いようです。特に、自転車の飛び出しが。横断歩道は面倒がらずに自転車からおりて、押しましょう。】

 

 

6/4 支笏っ子美術館にようこそ!!

【5年生です。並べ方が考えられていると思います。空間を埋める芸術が欧米流で、空間を活かそうとするのが和の芸術だそうです。】

【6年生です。筆舌に尽くしがたい作品とでも言いましょうか・・・】

【4年生です。一番左の絵や色を塗っていない白い箱が、担任作です。小学校教師は難しい部分だけを指導します。教師が黒板などに例文や手本の絵をかいてしまいますと、小学生はすぐ真似してしまうのです。つまり小学生の創造力を摘んでしまうことになりかねないのです。そこまでこの学年の担任は考えているのです。】

【1年生です。力ありますなー。どれも上手です。どちらの野鳥も圧巻です。】

6/4 児童会活動(4~6年生)

 6時間目に、児童会活動を行いました。話し合いをしたのです。

 

 

 50歳代以下のたいていの方々は、小さい頃から「3間」のない環境で育ってきているために、大勢で遊んだり、話し合ったりすることに苦手意識を持っているようです。「3間」とは、「時間」「空間」「仲間」を指します。

 一昔前は、公園に行けばいろんな学年の子どもがいろんなことをして遊んでいて「かでて(まぜて)!!」と言って、一方的に一緒に遊んだものですが、いつごろからなのか、大勢での遊び方がわからず、「みんなで遊ぶときって、誰が、どのように声をかければいいのでしょうか? 鬼ごっこをしているとき途中でやめたくなったらどうすればいいのですか? 自分勝手にやめたら後でLINEで陰口をたたかれるのでしょうか・・・」と真剣な顔して聞いてくる人がいるようです。いい悪いの問題ではなく、今はこういう時代なのでしょう。

 ですから、大人もそうですが、人と人とのトラブルの調整などが当人同士でうまくできないために、「コーディネーター」「ファシリテイタ―」なぞという役割がつくられていったのだと思うのです。

 面と向かって話をする楽しさを知ればいいのになあと思います。学校の役割です。

 

5/27 避難訓練【火災】

 話は前後しますが、5月27日(火)に避難訓練を実施しました。今回は、【火災】想定です。今回もストーリー通りにはいきませんでした。結果的には、実際に起こり得ることで、それはそれでリアルな訓練になったのですが、計画していた通りに進むはずが、教職員の思い違いで課題の残る避難訓練となったのでした。

 最近に始まったことではありませんが、日本は自然による災害が多いので、あらゆる可能性を想定した訓練をする必要があります。

 

【今回は、実際に消防署の職員に見ていただきました。】 

 

【消火器体験を全児童、全教員ですることができました。やったことがあると、やったことがないとの間には、0と100違うわけですから、貴重な体験ができたことに感謝です。】

5/30 支笏湖『530運動』~ゴミゼロ

 本日、快晴の中、140名もの方々が集って(つどって)、支笏湖周りをきれいにしました。

 支笏湖小学校も朝7:00にビジターセンター前に集合しましたが、まだ夢うつつという感じでしょうか。

 

【さあ、目をさましてゴミ拾いスタート!! 支笏湖湖畔には普段からほとんどゴミが落ちていないためか、子どもたちは鵜の目鷹の目で探さなければ見つかりません。 「あったー!! 輪ゴムが一本。」  「ありましたー、つまようじが一つ。」という感じです。】

 

【自治振興会会長のお話では、今回はいつもよりもエリアを広げてゴミ拾いをしたそうです。それゆえ、写真のように例年以上の量が出たということです。テレビも捨てられていたことが話題になりました。とんだ輩です。】

 

【支笏っ子6年生の前期児童会会長が、みなさんに感謝の意を申し上げました。貴重な経験をまた一つ積みました。】

 

5/22 全員、目標タイム達成!!~マラソン記録会

 延期していたマラソン記録会を本日行いました。丁度良い天気でした。

 

【そんなにとばして、大丈夫なのですか?】

【軽やかなフットワークの5年生、4年生。】

 

【そんなにとばしてゴールまでもちますか?4年生、1年生、お父さん!?】

 

【トイレの前に並ばされてお説教!? いえいえ ちがいます。閉会式をしていたら雨が降ってきたのでトイレの軒下で雨宿りです。】

 

【何と!! 全員開会式で宣言していた目標タイムを切ることができました!! ハイ、みんなで一斉にジャンプするよ。パチリ!  ※実は、何度も撮り直しました・・・記録会より疲れたのかもしれません(笑)】

 

 次の新たな目標は、8種目ある【新体力テスト】ですね。全国平均値を越えられるよう、がんばってください!!

5/20 本日の『マラソン記録会』雨で延期・・・

 本日5月20日(水)支笏湖湖畔で予定していました『マラソン記録会』が延期になりました。午前中ずっと雨だからです。この日のために支笏っ子が練習を重ねてきたのにという内心忸怩たる思いはありますが、気持ちを切り替えて、5月22日(木)にがんばります。

【開始予定であった10:00過ぎが降水量のピークで、3ミリメートルになるそうです。】

5/19 5.6年生(複式)のミシン学習

 学校ミシンで、全員生地がお揃いの「ペットボトル入れ」を縫っていました。真剣そのもの!!

 

【「指まで縫ったらダメですよ。」 「そんなミスはしませんよ先生。ぼくを甘く見てませんか? イテッ!!】

【「これ完成したら、5000円で売れますか先生?」  「・・・・」】

 

【愛鳥週間の絵を描いています。重ね塗りの色遣いが上手でした。】

             

5/16 メダカの卵が産まれたよー

 5・6年生で飼っているメダカが卵を産みました。産んだメダカは、保護者からいただいたメダカの卵からかえったメダカです。ずいぶんと子どもたちは喜んでいました。

 

5/15 教育委員会からの学校訪問(体育編)

 本日、支笏湖小学校で取り組んでいる体力向上を見たいということで、千歳市教育委員会からお一人、視察に見えました。本時は、『マラソン記録会』に向けての走り方を考える等の授業内容です。

 ①体育館で体ほぐし運動「ラジオ体操第一」をします。本校は、第二はしません。第二は筋肉を鍛える運動だからです。

 

 

②全員、自分が走る時に意識していることを発表しました。それを参考にしてそれぞれが取り入れて走りを変えていきます。まさに、「いいとこ取り」です。呼吸を二度ずつ吐く吸う、違うことを考えているとわりかし疲れない、足をドタバタさせないで走るなどなどたくさん出ました!

 

③新しい走りをイメージした後、5分間だけ試行錯誤で体育館を軽く走りました。

 

④それでは、グラウンドで本格的に走ってみます 1年生が二人加わったことで、昨年度の7人よりもかなりの大人数に感じます(笑)。

⑤1年生二人が、大活躍しています。

 

⑥教育委員会の方にたくさん褒めていただきました。ア、走る前に走り方をみんなで交流して、新たな自分の走りをつくっている。 イ、自分が走り終わっても、まだ走っている人を励ます声をかけている。 ウ、疲れているはずなのに、誰も途中でやめたり、泣き言を言っていない。  ありがとうございました。

  

 

 マラソン記録会はもう少し先です。走り方に更にみがきをかけて臨んでください。学校前の二宮金次郎さんが、本を読みながら支笏っ子を応援していました。それにしても背景のツツジがみごとです。綺麗です。

 

 

 

 

 

5/10 土曜授業に〈そなえーる〉へ見学

 本日、朝から大雨が降りしきる中、小型バスをチャーターして千歳市内の防災センター〈そなえーる〉に勉強をしに行きました。1年生にとっては、みんなで校外学習に行くのは初めてですので、出発前からワクワク張り切っていました。

 

【「1年ぶりに来ました。よろしくお願いします。」 そうです。見学は隔年で来ているのです。】

 

【特に地震の多い日本では、小学生からの防災教育は欠かせません。】

 

【最後は思い出に残す記念撮影です。 支笏湖小学校では、行事や主だった教育活動の写真を時系列に並べて掲示しています。カメラ目線のお決まりのポーズだけでは面白みがないので、最近はカメラを意識していない ふとした瞬間を撮って飾っています。因みに「ふと」は不図と書きます。意図しないのにというニュアンスでしょうか。】

 

学校に着いてからも、ずっと雨が降っていました。

桜の花びらがかなり散っていました・・・

5/8 お花見っていいなあ

 本日、お花見をしました。

 4・5・6年生は、給食を外で食べました。これは、他校ではできないイベントです。はい。

 

記念写真は、1年生も加わり9人全員で撮りました。

それにしても、美しく幸せあふれる本当にいい写真です。

5/8 1年生の湖畔散策授業

 今日は、幸い天気がよかったのです。

 かわいい二人のために、お天道様が晴れにしてくれたのです。

 ポーズも決まっていますね!!

5/7 桜が

 支笏湖小学校に桜が咲いていました。

 桜は瞬く間に散ってしまいますが、その瞬時に見せる美しさがいとおかしなのでしょう。

 

5/2 『若葉集会』大成功ー

 素敵なネーミングです。いわゆる『1年生を迎える会』です。1年生をこれから伸びる若葉に例えているのです。

目標はただ一つ。1年生をリラックスさせることです。

 

【数年前に生まれた「若葉マン」とのことです(汗)】

 

【二人の1年生は、しっかりした態度で聞いています!】

 

【子どもたちが主体で進めていきます。こういう時こそが、リーダーシップを育てる絶好の機会です。】

【「だれか~ たすけてー」】

 

【みんなで記念撮影しますよ。 あらら、ちゃんとこっち見てくださーい。】

 

【最後に、1年生から感想をいただきました。二人ともとても楽しかったと言っていました。目標は達成されましたね!!】

5/1 総合的な学習の時間で「チャリティー活動」

  複式学級である5・6年生が、何やら動き出しました。

  

①担任から、募金活動に取り組むこと。そのためのお金を自分たちで集める。この二つを伝えました。

②募金先を探す。③活動の名前を決める。~「つなぐプロジェクト」に決定しました。④お金を集める方法を考える。~支笏湖に係ることで集めたいという考えが多かったです。⑤どんな許可をとらなければならないのか。~ビジターセンターと環境省の職員に直接相談しました。【どんな目的で、どんなものを、どこから、どれくらいとってきて使いたいのかを企画案にして提出する必要があることを助言してくれました。】

 

 今後は、企画案を考えていくことが中心の学習になります。

 環境省の職員の方が「企画の実現のために、企画案を練る段階から関わらせてください。」と力強く言ってくれました。ありがとうございます。とても頼もしいです。

 

 一つの目的を達成するために、みんなの知恵を集めて解決に向かう。これが学校で学ぶ醍醐味でしょう。

 人類が太古から今に至るまで生き延びてきたのには理由があるそうです。森で猛獣がうようよする中で人類はいったい何をしたのか?

 話し合いをしたのです。対策をたて、みんなで協力していくつもの課題をくぐりぬけ生き抜いてきたのです。

 5・6年生の諸君、がんばりたまえです。

 

4/22 野鳥オリエンテーションでなーるほど。

 支笏湖小の伝統的な学習(総合的な学習の時間)、それは、野鳥とヒメマスの学習です。

 大人よりも子どもたちの方が、特に野鳥の名前や鳴き声は詳しいのです。

 昨日、ビジターセンターに勤めている等の講師の方二名が、野鳥を中心に幅広く自然について教えてくれました。

 前半は体育館で学習、後半は外に出てガイドしてくれました。話題は尽きません。カメムシの発する悪臭とは別の無臭のフェロモンの話、鶯は地面で過ごすことが多いこと、札幌マイマイとエゾマイマイの話、天候の影響による生態系の話等々です。

 子どもたちが一番心に残った話は、フキノトウにはオスとメスがあるという話でした。不思議だったのは、支笏湖小の周りにはオスしか見られなかったことです。理由は聞きそびれました・・・

 

【「見てごらん。あの鳥は“つがい”で行動するんだよ。」「 あー本当だ!」】

 

 今年度もいっぱい教えてください。こういった生きた体験学習は、一生忘れないでしょう。なぜなら人間の五感全てを総動員して感じる学習だからです。特に嗅覚が大事だと聞きました。

 人間の記憶は、嗅覚が占める割合が非常に高いそうです。例えば、「あれ、この臭い。どこかで嗅いだことがある・・・そうだ、思い出した。亡くなったばあちゃんの二階の一番奥の部屋の臭いだ・・・なつかしいなあ。ばあちゃん、いつも飴くれたっけ(涙)」

 

4/21 教室にレースのカーテンが!!

 過日、校舎周りの木々を10本近く伐採したトピックを載せました。その影響で、太陽のひかりが教室に注ぎこみ過ぎて、眩しいという現象が生じたのです・・・

 薄いグリーンの遮光カーテンを閉めたら真っ暗になるので、電気をつけなければなりません。

 「レースのカーテンだ!」

 ですが、いろいろな声が耳に入ってきました。「相当広い面積で、しかも職員室、図書室も入れて6教室。しかも、カーテンレールがついていないところもあります。無理なんじゃないですか? 第一お金が・・・」 

 新しいことをする時にはこういう声がつきものです。

 

  筆者はいつも「トライ・アンド・エラー」と言っているので、やるだけやってみることにしました。①見積もりをとる②どんなに高金額でも、PTAの総会でPTA会費から出してもらいたい事をお願いする。この二つ!

 結果は、「買っていいですか?必要なんです。 金額は〇〇万円です!」

「いいでーす!!」 なんて心ある保護者たちなんだと改めて感じました。

 

【今のレースのカーテンは、紫外線カット・熱中症対策・日差しを薄めつつ部屋を明るくするの三拍子が揃っているようです。そして何といってもよかったことは、豊かな大自然の風景もしっかり目に入ってくることです!!】

 

 支笏っ子のみなさん、快適に学習できるおぜん立ては整えました。あとは、きみたちがしっかり勉強に集中することだけです(笑)

4/17 『令和7年度 全国学力・学習状況調査』

 対象は、全国の小6と中3です。本校では、昨年度は6年生が欠学年でしたので2年ぶりの調査となります。教科は、いつもの国語・算数、そして3年周期で行う理科の三教科でした。

 本校の6年生は、「空欄をなくす」「分かる問題は確実に解く」を目標に取り組みました。結果は今後、送られてきますが、空欄は全くと言っていいほど見られませんでした。

 

 教科の他に「質問紙」というのがあります。今年度から全国でオンラインで回答することになりました。ですが、回線の具合が不調の時が多い中、この時もそうでした。担任の的確なアドバイスで無事に回答することができました。

 お疲れさまでした!!

 

【質問紙にクロームブックで答えている6年生。書写で毛筆に取組んでいる5年生の図。】

4/16 歯科検診

 1年ぶりに支笏湖小専属の歯科医に来ていただきました。1年前は、「全員、きれいでしっかりしている歯だねえ。おどろいた。」とほめられましたが、今回はそうはいきませんでした・・・

 歯は大事ですので、日頃の歯磨きの磨き方等に気をつけてください。