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学校のブログ

声を出して読むことの効果~『音読』

 普段本を読むときは、『黙読』をすると思います。まわりに人がいるのに、声を出して本を読む人なんかいません。ですから、たいていの大人は、『音読』することから遠ざかっているわけです。今回は、【声を出して読むことの効果】を特集してみました。

 

 声を出して読むことには、理解力や記憶力が高まり、学習効果が上がるという利点があります。また、読む力だけでなく、話す力やコミュニケーション力も鍛えられます。​

《学習面のよさ》

・音読は、目だけでなく耳からも情報が入るため、黙読より内容を理解しやすく、読み飛ばしも減ります。​

・声に出すことで記憶に残りやすくなり、語彙力や文章構造の感覚も身につきやすくなります。​

 

《脳への効果》

・音読は、「文字を見る」「声を出す」「自分の声を聞く」という複数の働きを同時に使うため、脳全体の働きを活性化しやすいと言われます。​

・視覚と聴覚の両方を使うことで集中力が必要になり、その結果として集中力そのもののトレーニングにもなります。

《コミュニケーションへの効果》

・繰り返し音読すると、滑舌や発声が鍛えられ、人前で話すことへの苦手意識が減りやすくなります。​

・感情をこめて読む練習をすることで、相手に伝わりやすい話し方や表現力も養われます。​

 

《子どもにとっての利点》

・子どもにとって音読は、漢字の読み方や言葉の意味を身につけ、読解力の土台を作る学習として重視されています。​

・宿題として毎日続けることで、「読むことに慣れる」「本への抵抗感が減る」といった効果も期待できます。​

 

《大人にとっての利点》

大人が音読を習慣にすると、資料の内容理解が早くなったり、プレゼンやスピーチの練習にもなります。​

好きな本や記事を声に出すことで、言い回しや表現が自分のものになり、語彙と文章力のブラッシュアップにもつながります。​

 

12/4 児童会による “全校お楽しみ会”

 今回は、5年生の二人が中心となって進めました。

 

【疲れを知らない子どもたち!! 子どもはどうしていつも走っているのでしょうか? 大人になった私たちも小さかった頃はきっと駆け回っていたんだと思います。忘れているだけですね。】

 

【ゲームの景品がユニークで、『給食おかわり優先券』なんていうのもありました。「献立の隅々まで読み込んで、どの給食の時に使うかをこれから考えます。」と、うれしそうにニンマリ微笑んでいました。】

12/4 『野鳥を深く知る』教員研修

 支笏湖小は、豊かな自然に囲まれていますが、その一つに「野鳥」も含まれています。総合的な学習の時間にも野鳥を調べる学習があります。

 今回の先生方の研修は、研究部長のアイディアで「先生方こそ野鳥を更に知ろう」というテーマで専門家(自然公園財団支笏湖支部BES・スタッフ)を講師としてお招きしました。

 

【もっとも衝撃的だったのが、鳥の足の構造です。人間でいうと、鳥はつま先立ちしている状態だそうです。人間の太ももに当たる部分が、体内に入っていて隠れているのだそうです。】

 

【生たまごの卵黄についている小さな白い部分が、赤ちゃんになる胚だそうです。卵黄は、栄養だそうです。】

  知らなかったことが分かった瞬間は、人生の喜びです。学校とは、その瞬間瞬間の宝庫です。

12/4 札幌大学の学生さんとの交流②

 札幌大学の学生さんとの2回目の交流が、ようやっと実現しました。当初の予定日があまりにも暑くて急遽中止にしたという経緯(いきさつ)があります。

 学生たちは全員3年生で、コミュニケーションに関する研究をしている同じゼミ生です。支笏っ子とのコミュニケーションを決められた時間内で深めるために、細やかな企画を練ってきてくれました。

 

【制限時間以内に、より高いタワーを作ったチームの勝ちです。芸術点も加算されるようです。】

 

【できた後に、高さを測るのですが、直前に崩れそうになっているチームも見られ、ハラハラドキドキものでした。】

 支笏っ子の数あるよいところの一つに、「人なつっこさ」が挙げられます。今回の交流でも、初対面の人にも進んで話しかけに行く場面をたくさん見かけました。

 

 今巷では、「コミュニケーション能力がないので、つけたい。」という話を聞いたり、ハウトゥー本などが出まわっています。コツなどないと思います。「自分はコミュニケーション能力がないから人と話すのが苦手」ではなく、「話すのが苦手だけれど、失敗しながらもしゃべっているうちに慣れてくる」ものだと思うのです。

 お笑いを生業にしている人のように、笑わせる話などしなくてもよいと思うのです。

11/27(木)『緑小学校との合同学習②』中止

 話題として遅くなりましたが、11月27日(木)に予定されていました年2回ある緑小学校との合同学習の2回目が、中止となりました。理由は、インフルエンザ等の猛威です。年に二回しかない貴重な交流でしたが、改めて別日に延期にするには、お互いの学校の予定が過密すぎてこの判断に至りました。

 

【千歳市立緑小学校】

支笏湖小学校をいつまでも残したい。

 支笏湖小学校の児童の減少が止まらないし、新入生も入る見込みもない・・・ということを憂いて、数年前から『支笏湖コミュニティの未来を考える会』を年に二回程度開いています。支笏湖側は、自治振興会会長・副会長、校長、PTA会長・役員等です。千歳市側は、市教委、住宅課、企画課、観光課、支笏湖支所等の職員が参加します。

 課題は、【支笏湖に定住するご家族を招く】ことです。いろいろなハードルがありますが、千歳市の職員の方々が汗をかき、市営住宅の住む条件を緩和する等の対応をしてくれています。効果的なPRのしかたも知恵を出し合ってくれています。前年度踏襲ではなく、新しいかたちに変えるためには、ゼロからの企画作成、上司への説明・説得等々のハードルがいっぱいあること察します。ありがとうございます。

 

【令和7年『広報千歳』7月号P7】

 

 

 現在全校児童が9名いますが、今後新入生が入学する見込みがなかったり、兄弟姉妹の一人が高校に進学したときに支笏湖から高校に通うことが難しく、家族ごと引っ越しせざるを得ないなどの避けて通れない昔からの壁が立ちはだかっているのです・・・ 

  

11/28 避難訓練~『津波を想定』して

 支笏湖小は津波の心配が全くない地域です。ですが、今後どこかで見舞われるかもしれないことを想定して、避難訓練を行いました。多分、ほとんどの学校では実施していないと思いますので参考になれば勿怪の幸いです。

 

【津波が来ると聞きつけたら、『まずは、高い所へ!!』】

 

【いつも真剣。支笏っ子全員9名。】

 

【さあ、津波が来るようです。高い所に逃げてください!!】

【高い所目指して、走れーーー】

 

【支笏湖小学校の校門から学校までの坂はかなりの急斜面なのです・・・子どもたちは、息を切らしていました。】

 

 今後、お出かけなどで海の近くに行ったとき、津波に襲われることもあるのかもしれません。そんなときに今日の訓練を思い出して、実行してください。そして、周りの人にも教えてあげてください。

 

『自分の命は自分で守る』を忘れない。 

千歳中学校校区 『小中交流会』これが連携の原点!!

 11月21日(金)の午後に、小中交流会がありました。今年度は、緑小学校の児童の様子等を千歳中学校の先生方や近隣の小学校の先生方が見に来るかたちでした。

 到着するや否や、千歳中、緑小、支笏湖小の校長が顔を合わせて、談笑しました。これが一番大事なのです。教頭同士が仲良く連携するのももちろん大切ですが、学校長が笑顔で話しているだけで、その様子を見た先生方、児童生徒はほっこりするのです。

 緑小の授業は、しっかりしたものでした。先生方の授業がビリッとしているからです。たとえ6年生が落ち着かなくても、こういう機会に中学校の先生方が見に来てくれているので、4月からは任せればいいのです。それが、千歳市の千歳中学校校区の連携の在り方です。

 この度は、緑小学校の授業等を見せていただきありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

 

【6校の小学校がお世話になる千歳中学校】

次期学習指導要領の枠組みについてまとめた『論点整理(素案)』

    授業時数の運用や科目の設定などで学校裁量を拡大することが柱。各学校にはこれまで以上に計画的な教育課程編成が問われることになる。

   改訂の基本的な考え方として

   ①「主体的・対話的で深い学び」の実装 

   ②多様性の包摂(ほうせつ)インクルージョン 

   ③実現可能性の確保 

     の三つの方向性。学習指導要領読みやすさや使いやすさを高めるため、積極的に表形式を取り入れ、デジタル化にも対応するという。

   

※「実装」とは、理論や計画を具体的な行動や仕組みとして現実の場で実際に行い、機能させることを意味します。主

  体的・対話的で深い学びの「実装」とは、この学びの理念を単なる理想や方針として終わらせずに、具体的な授業

  設計、活動の進め方、評価方法などに具体的に取り入れ、子どもたちが自発的に学び、他者との対話を通じて理解

  を深める状態を日常的に実現することを指します。​

   つまり、「実装」は机上の教育論から、現場の授業や活動に落とし込み、かつ持続可能な形で運用するプロセス

  と言えます。

次期学習指導要領は、文部科学省の計画によると2030年度から小学校で全面実施される予定です。中学校は2031年

 度、高校は2032年度以降に段階的に実施が始まります。このスケジュールは、2024年12月に文部科学大臣が中央教

 育審議会に諮問し、2025年から2026年にかけて議論が進み、2026年度中に答申・公示される見通しのもとで決まっ

 ています.

千歳市内でインフルエンザが流行っています。

  小中学校におけるインフルエンザの出席(欠席)扱いについては、「学校保健安全法」に基づき、以下の基準があります。

·   インフルエンザと診断されると「出席停止」となり、発症した後(発熱の翌日を1日目として)5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまで登校できません。

·  この出席停止期間は感染拡大防止のための公的措置であり、自己都合による欠席とは異なり、欠席日数に含まれません。

11/12 『学校教育指導訪問』①

 昨日は、石狩教育局義務教育指導班指導主事と千歳教育委員会学校指導室学校指導主事の2名が来校し、支笏湖小学校がどんな授業をしているのかを見にきてくれました。毎日、同じ職場の同じ顔ぶれで仕事をしてると、マンネリ化というどうしようもない壁に当たってしまいます。

 そうならないためには、外部の方々に客観的な指導・助言をいただくのが何よりの特効薬であり漢方薬であります。

 

【一人欠席でしたので、たった一人の授業であった1年生。緊張しましたね。】

 

【4年生は、『水のあたたかさの伝わりかた』の実験をする授業でした。】

 

【今回、5・6年生の複式授業の算数をメインに見ていただきました。】

 

 来校した二人の先生方からたくさんの貴重なご助言をいただきました。ずいぶん褒めてくださいました。本当に嬉しかったです。いただいたご助言の数々は、支笏っ子の資質・能力の向上に少しでも活きるように、全力で授業改善に当たります。

 最近、学校の先生という職業は「ブラック企業」だと言われていますが、そんなことはありません。これほどやりがいのある職業はありません。子どもたちに毎日指導や支援をしていてもすぐに結果など出やしません。ある日、学校にピンポンがなります。「先生、元気でしたか? ぼくは、25年前6年生だった〇〇です。このせんべいお土産です。食べてください。」と突然、大人になった教え子が訪ねてくるのです。こんなにうれしいことありません!!

 教師冥利に尽きます。 

11/7(金)感動の学習発表会!!

 朝から雪が降っていた支笏湖小学習発表会当日。雨が降って、発表中に「ドバドバドバー」と雨音で台詞や楽器音がかき消されるよりもよっぽどマシというもの。

 毎日の練習の中で本番当日の発表が一番良かったです。やはり、お客様の多様な反応が、意欲と演技力を呼び覚ましたのではないでしょうか。それぞれの子どもの上手くできずに悩んでいた台詞・演技が全て克服されていました。努力の賜物です。

 

【1年生、初めての小学校の学習発表会。一人で鍵盤ハーモニカ演奏、音読発表、歌発表と少人数学校ならではのかたちでしたが、自分だけが注目されるというプレッシャーをはねのけ、100点満点でした。でも、発表直前にそれぞれがこう言っていたそうです。「先生、失敗したらどうしよう。どうしよう。こわい・・・」 よく乗り越えましたね!!】

 

【全校劇は、『2人の赤ずきん』。 テーマソングや挿入歌などは、生成AIを活用しました。先生方でテーマソングなどを作る過程は、とても楽しかったです。】

 

【生成AIで作った、この劇のためだけの世界で一つしかないテーマソング。 子どもたちも先生方もとても気にいっていた曲でしたので、気持ちのこもった歌声が体育館に響き渡っていました。】

 

【先生方もお疲れさまでした!!  意欲的で熱意のある指導・取組、ありがとうございました。】

 

 保護者をはじめ地域のみなさん、ご多用の中時間を作ってご観覧いただき誠にありがとうございました。

 支笏湖小学校は、今年度2人卒業し、令和8年度は2人、令和9年度は3人卒業します。このままいくと令和10年度は、2人だけになります。ですが、支笏湖小が続く限りは、これからもあたたかく見守ってください。

 よろしくお願いいたします。

11/4 かなりのレベルに到達!!更に磨きをかけます。

 4日に『総練習』を行いました。7日(金)まで時間があるので、更に演技に磨きをかけます。

 

【この1枚の写真から劇への子どもと先生方の思い入れが伝わってきます。】

 学校行事は、子どもたちと先生が共に成長を遂げていく最高の教育活動だと思っています。国語や算数などの教科から学ぶこともたくさんありますが、学習発表会・学芸会からは、数値で測れない『非認知能力』を育む絶好の機会であります。今、大多数の企業さんが、「知識も大事ですが、弊社は人間性を重んじる入社試験を実施しています。」という方針のようです。

 学校行事は、人間性を学び伸ばしていく場なのです。

11/4(火)は、学習発表会の総練習!!

 支笏っ子の課題は、数日間の休みを挟むと「どうして???」というくらい、覚えていたことを忘れてしまうということです。ですから、せっかく一定のレベルまで高まった劇のせりふの声の“大きさ”“抑揚”、“目線”といったものが、明日の総練習に再現できるのかが非常に心配なのです・・・

 

 昨年度、一昨年度と連続で劇団四季の「CATS」を演じていました。それは、踊りのみの発表でした。今回の劇『2人の赤ずきん』は、まさに本格派の劇。せりふのかけ合いです。せりふを忘れていたり、声が小さいと話が見えなくなってしまいます。

 

 先週の金曜日は、幕あいの「開始」「終了」のブザーが突然鳴らなくなったり(今現在も故障中・・・)、パソコンの不具合で画像がパッと出てこなかったり・・・こういったことは、全国津々浦々どこの学校でもあるあるなのです。

 

 

10/27 ヒメマス採卵・放流体験

 毎年行っている支笏湖小学校独自の総合的な学習の時間です。

校内の水槽で育てていたヒメマスを支笏湖に放流したりします。

 現代においては、このような「体験学習」をする機会が減っています。特に都会では環境的に「できない」のです。

 地面を触ったことがない子どもや「カブトムシはどこにいるの?」と尋ねられて「自動販売機」と答える声が聞こえるようになってから、「生活科」という科目が新設されたのです。屋外に出て、意図的に自然に触れさせるねらいです。

 人格を形成する際に、小さい頃から自然に触れている子どもたちの方が、やさいい心を持ちやすいといった研究データもあるようです。

10/22 世界の国の首都を覚えています【5年生】

 5・6年生の社会の時間は、校長室で校長が教えています。

 5年生は、4月からコツコツ取り組んでいることがあります。それは、〖世界の主だった国の首都名と場所を覚えよう!!〗です。ねらいは、中学校などに行っても誰にも負けない尖った才能を身に付けさせることです。これさえあれば、自信が備わるので、何も怖いものなどなくなるからです。

 

【ルールは、①世界地図の前に立ちます。②相手がある国の名前を言ったら、その国の首都の名前を言います。③言った直後に地図を見て、棒で首都を指します。これは、頭に世界地図が入っていないと指せません。大人でも多分できないでしょう。】

10/20 全校英語~ハローウイン

 本日、仮の衣装に身を包み、英語の学習を兼ねた楽しいハローウインを行いました。

 

【各教職員からの問題に答えることができれば、シールとお菓子がもらえるというわけです。】

『家庭学習強化週間』の効果

 先週末までの2週間限定で『家庭学習強化週間』を実施したところです。今までの支笏湖小学校で同様な取組があったのかもしれませんが、今回は先生方が心を合わせ、保護者にも丁寧に熱心に協力をお願いしました。

効果は目に見えてあらわれました。

・朝の会の家庭学習の発表の時に自信を持って発表できたり、時にはいろいろな先生に「カタカナうまく書けた。」な

 ど、今までに見られなかった“学習のことを話題にする空気”が生まれた。

・担任との勉強の話が増えた。

・児童の授業への取り掛かりがよくなった。家で毎日机に向かう習慣が教室でも表れてきた。

・漢字が確実に上手になった。週末に返す漢字10問テストでは、初めて100点もとりお友達に勝ったと言ってうれ

 しさのあまり給食後廊下で鼻歌を歌い続けていた。 

・朝の会での家庭学習の発表時「最近、自分の字が雑になってきたので、1年生の漢字から練習し直すことにしまし

 た。」と言って、実際に漢字の練習状況を書画カメラで見せた。

・算数の通分が大の苦手であったので、担任が自作の宿題プリントを出しているうちに腑に落ちたようだ。授業にスム

 ーズに入れるようになった。

 

 支笏っ子のみなさん、学力が身に付いた分、それだけ人生の選択肢が広がります。そして、勉強すればこそ、自分が何がしたいのかがわかります。諸君、「頑張り給え。」

 

10/15 劇のお稽古

 セリフも7割がた覚えた支笏っ子たちは、通し練習へと入りつつあります。

 

 完成が楽しみです。

10/15 室内鉄棒~4年生

 支笏湖小学校には、室内鉄棒があります。気温が低かったり、天候が悪い時に使います。

 本日は、4年生が所謂『だんご虫』に挑戦していました。

 

【これができなければ、『逆上がり』はできません。】

 

【腕のひきつける筋力と、膝をお腹にまで持ってくるための腹筋力が求められます。】

 

【これらの筋力を鍛えるためには、頻繁に遊具の『うんてい』で遊ぶことです。】

10/14 学習発表会会場づくり・・・

  本校の学習発表会の会場設営は、校長1人教員3人業務技師1人の計5人でするしかないのです・・・

 

 あと数人児童が増えれば、教頭・養護教諭・教員・事務職員の少なくても4人の常勤の方が配置されます。因みに支笏湖小学校は2年前からこのような体制となっております。因みに、児童数が少なくても校長が兼務している教頭の業務量は他校とほとんど変わりません。

 

10/14 後期が始まりました!

 今日から後半に当たる後期の始まりです。子どもたち9人は全員登校し、よいスタートを切りました。

 

【後期始業式の作文発表は、4年生女子児童です。練習をしてきたんだなあとわかるくらい滑らかに話していました。内容面では、<社会で出てくる人たちの勉強をしたい。>と書いていました。「着眼点がいいね」と校長先生に褒められていました。】

10/10 『支笏湖小学校 前期 終業式』

 光陰矢の如しです。※「光」は日、「陰」は月を表します。

 支笏っ子9名が、恙なく前期を終えることができました。特に、4月に入学した1年生の二人の成長は著しく、今では学習発表会の劇のセリフを暗記して話せるようになりました。(抑揚をつけながら)

 6年生の二人は、あと半年で中学校に進学します。好奇心をいつも持ちながら、トライ&エラーの精神でたくさんの経験を積んでください。

 

【校内の廊下に、時系列で教育活動の写真を並べて貼っていますが、4月と比べてみますと、体も心も成長していることに驚きを隠せません!  また、今回の校歌斉唱は、最高に声が出ていました。これも、劇練習の効果(こうか)ですね(笑)】

 

【後期児童会会長の6年生児童です。内容、話し方ともに磨きがかかっています。一週間の疲れ等をどのように土日で和らげてきたのかという改善方法の試行錯誤が綴られていました。<ペース配分>という言葉を取り入れたのが、なかなかのものでした。】

 

 保護者並びに地域のみなさん、お陰様を持ちまして支笏湖小学校は、無事に半年間を終えることができました。皆様方の温かい眼差しが、いつも私たちの背中を押してくださっていたからです。感謝申し上げます。

 引き続き、後期も見守っていてくださるととてもありがたいです。どうか、よろしくお願いいたします。

 

10/10 ようやく走り幅跳び

 支笏湖小は今朝から急に寒くなってきました。

 さて、天候が悪くずっとできなかった走り幅跳びを4~6年生合同で行いました。

 

【半袖で寒くはないのですか??】

10/7 この頃、雨がよく降ります。

 午後から雨が降ってくる中、二階の窓から不図外を見ると、紅葉が進んでいません。先に紅葉した葉がどんどん散っていき、残された葉の殆どが緑色、まばらに薄い紅という状況です。

 

【雨が多い日は、校内が暗くなり心も沈みがちになりますが、筆者は少しでも子どもたちや教職員の心を青空にしたい一心でこのような工夫をしたのです。どうでしょう。校内が青空になったようです。】

 

【4年生の書写(毛筆)です。これはうまいですねえ!!】

 

10/7 『森林学習②』~バードコールを作ったよ!!

 本日、2回目の森林学習。

【札幌市からわざわざ来てくださってありがとうございます。】

 【まず巣箱の中がどうなっているのかをみんなで確かめました。つい最近まで、卵から育ててきたんだなとわかる緩やかな凹型をしていました。】

 

【次は、『バードコール』作りです。】

【枝を選んで、自分で鋸で切ります。みんな楽しそうでした。】

 

 

【仕上げにドリルで穴をあけて、下記のような器具(アイボルト)をねじ込みます。これを左右に緩急をつけたりしてまわすと、本物の野鳥の鳴き声にしか聞こえない音が出るのです!! 森の中で実際に音を出すと仲間だと思って鳥たちが寄ってくることもあるそうです。】

10/6 劇の練習が本格化!!

 11月7日(金)に『学習発表会』が開催されます。昨年度一昨年度と二年連続、劇団四季の『CATS』を発表しました。今年度は、セリフや歌が満載の劇に挑戦します。

 

【劇で演技する際の基本中の基本の話を聞きました。】

 

【今日は、台本を読みながらの通し練習です。】

 

【劇のポイントは『大げさに話す・動く』ことです。】

10/3 授業を見ていただきました。指導監訪問

 本日、北海道教育庁石狩教育局 義務教育指導監が支笏湖小学校を訪れました。校長の学校経営や教員の授業を見ていただき、あらゆる角度から助言をいただくためです。

 

【1年生は、算数の授業です。どうしてそのように考えたのかを一人一が説明している様子です。】

 

【5・6年生は、複式授業で算数です。ICTを利活用して理解力を高めます。】

 

【4年生は、理科の実験です。空気と水への圧力の伝わり方を実際に実験をして検証しました。ワクワクする授業でした。】

 指導監の先生、本日は遠方より見に来ていただき誠にありがとうございました。本日、助言をいただいたこと、教員全員で話し合いながら、迅速に改善していきます。

10/1 突然の停電・・・

 昨夜からずっと大雨と雷が続いていました。風速が3m/s程度だったことが幸いでした。雷がゴロゴロ鳴るたびに窓ガラスがけたたましくビビビビとなります。午後も雷が弱くなる気配がいっこうに感じられないので、「〇時〇分に一斉に保護者に迎えに来てもらいましょう。」と決断しメールを送信しました。すると直後にまさかの停電・・・本校で停電があると、水も飲めず、トイレの水も流れずでつまりライフラインが絶たれてしまう状態になります。保護者に「今すぐ迎えに来てください。」とメールを再配信しました。

 子どもの目線にたって考えると、水も飲めない、トイレも使えない、電気がつかなく暗い状態、でいる時間を1分1秒でも短くしてあげなければなりません。それが教職員のつとめです。

 「できるだけ早く行かなければ」と迎えにかけつけてくださった支笏湖小の保護者のみなさん、本当にありがとうございました。みなさんの姿を玄関で見つけた瞬間の子どもたちの表情が、みるみる安心フェイスに変わりゆく様(さま)を筆者は見逃すわけがなかったことは言うまでもありません。

 

 

9/30 『人権教室』5・6年生

   道徳教育と人権教育は両輪です。本日は、「札幌人権擁護委員協議会」からお二人が来校され、映像を使いながら人権について詳しく教えていただきました。

 

【難しい言葉を簡単な言葉に置き換えてくれたりと、小学生にあわせた目線で話をしてくれました。】

 

【明日から暦は10月です。4月からスタートする「年度」で言えば、半分を過ぎました。】

 

【5・6年生教室前にいつも飾ってある手作りシマエナガ】

9/30 今日は、『453運動』の日。

 よごさん(よごさない)運動の日でしたので、小学生、教員は現地に7:00集合です。

 

【「なんか、パっと見、小さなゴミが多いなあ~」 確かにいつもよりも多いです・・・】

 

【それにしても風情のある通りです。】

 

【支笏っ子はみんな真面目で、ただひたすらにゴミを探し拾い続けます。】

 

【各方面から続々と戻ってきました。児童会長が自分の思いを上手に述べることができました。担任も彼女の出来にとても満足していました。あと半年後に中学校に進学します。】

 

【前回の5月30日(『530運動』)には、山にテレビ等の家電が捨てられていましたが、今回は大型ゴミがなかったようなので安心しました。】

 今回、筆者は色々な方と話をして感じたことがあります。それは、「うーむ。今年はいつもと違うぞ。」という話が多かったことです。①紅葉がいつもよりも遅い。(温暖化?)②山に、キノコや山ブドウなどの山菜が少ない。(くまが腹をへらせて人間の住むエリアまで探しに来るのでは?)③北海道で見られないカマキリが多く見られた(観光客が連れてきてしまったのか、あたたかくなったから自然に発生したのか)④カメムシが来るのが遅い。(温暖化?)④紅葉がまばらになっているので、部分部分で時間差で散ってしまう結果、紅葉の景観が“まだら”になってしまうのでは・・・ 

9/27(土) 校庭の砂場に、新しいシートのプレゼント!!

 いつも大変お世話になっております『北海ロードメンテナンス』さんが、26日の土曜日にわざわざ支笏湖小まで足を運んでくださり、かねてから探していただいていた「砂場にかけるシート」を被せかえてくれました。

 

【シートを被せる理由は、鹿のフン対策です。せっかくの砂にフンが混じってしまうと、気持ちよく体育科の走り幅跳びができません・・・】

 前回は濃い緑色のシートでしたが、今回の白いシートにより、目に眩しいくらいの清かな色彩が、グラウンドに明るくブリリアントな雰囲気を醸し出してくれています。

 

【支笏湖畔は、葉っぱが黄色や紅になり始めてきています。“山粧ふ”(やまよそおう)景観が、目にしみ入る季節が訪れたのです。】

9/26 ①大地震+火事~複合型避難訓練 ②『噴火したら・・・』

 本日、大地震と火事の複合型避難訓練を行いました。今回は前回の避難訓練の教員の反省を重ねた結果、「ホイッスル」を使った訓練を初めて取り入れることにしました。その理由は、停電で放送が使えないことによる伝達時間の短縮です。

①地震アラート音を放送でかける、「大きな地震が発生しました。避難してください。」②停電の想定(放送が使えない) ③ボイラー室から火が出たことがわかる ④校長は火事を知らせるために、地震で避難している最中の教員と児童に気付かせるため、ホイッスル音「ピー――――ピ・ピ・ピ!!」そして叫ぶ「ボイラー室が火事なので、Uターンして逃げてくださーい!!」

 

 いつもの慣れた訓練のはずが、初めてのホイッスル音で子どもたちの緊張度が高まりました。先生方の緊張感も上がりました。 

【グラウンドから校内に戻って、「振り返り」をしました。】

 

【「振り返り」の後、『噴火したら・・・』の学習を映像を見ながら行いました。】

【「足が動かせなくなるのは、火山灰がどのくらい積もった時だと思いますか?プリントに長さを書いてください。」の質問を緒に、「電気がつかなくなるのは何センチ?」など、普段考えもしないことを話し合うよい機会になりました。子どもたちは高い関心を持って授業に臨んでいました。】

 

【この噴火についてとても興味を持った教諭が、自分の学級のお便りにわかりやすく説明して載せてくれていたので、是非、ご覧ください。】

9/24 福祉体験『ボッチャ』に挑戦!!

 本日、4~6年生対象に、福祉についての学習で、地上のカーリングと呼ばれる『ボッチャ』を教えていただきました。この競技は、パラリンピックの種目になっており、お年寄りの方でもできる身体にやさしいスポーツなんだそうです。ルールはいたってシンプルですが、奥が深く、簡単そうに見えて実際にプレイてみるとなかなか難しいようでした。

 

9/19 秋に開かれる支笏湖の運動会

 支笏湖地域は昔から運動会は9月の中旬頃実施されます。9月上旬の支笏湖神社例大祭の延長線上に運動会を置いたという話を聞きました。ですから、お祭りのように地域ぐるみなのです。

 17日(水)の総練習が雨で流れたり、全員が揃わないことがあった逆境の中で迎えた当日は、最高の運動会日和でした。

【早朝6:00に花火を打ち上げるために、業者さんが毎年わざわざ街場から足を運んでくれます。】

 

【青空に花火が元気よく打ち上げられました。ドンドン、パンパパンドンパン!!】

 

【地域の方々も一緒にラジオ体操第一をします。昨年度よりも参加者が多かったです。うれしいです。】

 

【今回のヨサコイは、大きなアレンジをしました。旗を使うことと、踊りの一部をオリジナル創作したことです。】

 

 

【見てください、この笑顔!! やはり、観客がいるとちがいますなあ~】

 

【全校児童は9人ですが、工夫を凝らしてリレーも行います。大きな学校と違って、リレーには全児童が出場します。】

 

【結果は、白組118点、紅組113点でした。負けた紅組の目からはキラッと光る一筋が・・・真剣だったからこそです。】

 

【驚いたことに、昨年(令和6年)も5点差でした!!】

 

【お昼を食べた後は、地域行事としての第二部です。地域のみなさんが参加したり、道具の出し入れをしたり、放送で説明をしたりします。このような形は、全国で支笏湖小学校だけだと思います。コロナ禍後の日本の運動会は、ほとんど午前中開催(昼食なし)になったからです。】

 

【午後から、JICAさんとのつながりで15人もの外国の方々が来校し、競技に参加しました。全員異なる国の方々です。 綱引きに当たる英語がなかったりとそういう言葉の問題もあたり前にありますが、「このロープをプルしまーす。」「じゃんけんのビクトリーは、アッチーです。」などと言ってボディーランゲージをすれば何とかなるものなのです。流暢な英語が話せないからと「私はちょっと・・・」などと言って遠慮するのが日本人の悪いところです。英語を話している人の90%はブロークンイングリッシュなのです。】

 

【最後の競技は、昨年度以上に盛り上がりました。常に大きな笑いに包まれているのが微笑ましかったです。単純なルールの競技が一番です。玉入れしかり、大玉転がししかり、綱引きしかりです。】

 

 お昼ご飯は、令和6年度に引き続き、旅館組合で「豚汁」を作ってふるまってくれたり、おにぎり(コンビニ)もご馳走になりました。湖畔で飲食店を営んでいる保護者も鶏肉をふるまってくれました。みんな美味しかったーーー

 このかたち(第一部学校行事、第二部地域行事)は、今回で2回目となります。当然、初めての試みなので「ここをこうした方がいいのでは?」という思いもあって当然です。昔から続いているスタイルをどこもさわらずそのまま踏襲するのは「楽ちん」です。でも、人が変わるのにそれぞれの考え方が変わるのに時代が変わるのに、何にも変えないでいるといずれ人は「つまんない」と興味関心を失います。

 支笏湖小学校が続く限り、みなさんのアイディアを出し合い話し合って、より楽しい大運動会を創り続けましょう。

 

 最後に、本校の教職員5人で膨大な量の道具の移動や設置は本当にキッついです(大粒の涙)そんな中、早朝7:30に駆けつけもくもくと手伝ってくれた保護者の皆さん、本当にありがとうございました。そして、後片付けも最後まで丁寧に取り組んでくださったこともあわせて感謝申し上げます。

 

【このような伝統もあります】

 

9/12 学校訪問

 この日、石狩教育局から局長がお一人で支笏湖小学校の様子を見に来てくれました。おもに授業をどのようにしているかの話をしました。局長は、自分自身の目で確かめたいので石狩管内の小中学校を全校まわっているのだそうです。

 普通なら、なかなか100校まわりはできないです。頭が下がります。

 

【局長は、全部の学級をまわり、丹念に授業の様子を見ていました。】

 

 子どもたちの資質・能力を身に付けさせることができる場は【授業】です。子ども一人一人の可能性を広げるのは【授業】次第と言っても過言ではありません。先生方が“子どもたちにわかりやすい授業をする”には、その先生一人で力をつける以外にも、同僚との切磋琢磨、スキルを上げるための研修、学校訪問で指導・助言してくださる石狩管内に携わる教育関係者のみなさん、の助けが必要です。

 同じ教科書を教えるのにも、10人の先生がいたら10種類の教え方があります。全世界の先生方の理想は

「ぼくの担任・教科担は、教え方が上手だから、ぼくはその授業が楽しいんだ。ワクワクするんだ。ぼくは将来、その授業で教えてもらったことに関わる仕事をしたい。」と言われることです。

“地域貢献”、助かります!!

 今年も『北海道ロードメンテナンス』さんより「校長先生、お困りのことありませんか?」と言ってくださり、いくつかお願いをしました。検討していただいた結果、①運動会に向けてのグラウンドの草取り ②グラウンド砂場の立ち入り禁止のバーと柵(ワンちゃんのキャラクター) ③駐車場まわりとリンク小屋横の木の枝払い ④粉々になっていたアスファルトの修繕をしてくれました。

 

【①②~今後、砂の上に被せているシートも代えてくれるそうです。】

 

【③~この写真だけ見てもわからないと思います。枝払いのお陰で視界がかなり広がりました。】

【④~これでパンクの心配が払拭されました。】

 

ロードのみなさんに感謝状を、子どもたちや教職員の感謝の言葉を添えてお渡ししたいと思います。

 これからは、このスッキリしていただいた環境のもとで、さらに気持ちよく勉強や運動に打ち込めることができそうです。子どもたちの成績が上がったら、またよろしくお願いします(笑)

 

【すこし急な坂の上に佇む支笏湖小学校。秋になると紅葉で紅や黄色で覆われます。先日、千歳市内の生活部会の先生方が10数人来校しました。初めてここを訪れたという先生ばかりで、一頭の鹿を生で見ただけで、かなり興奮されていました(笑) 支笏湖に住んでいると鹿には慣れてきますが、これから間違いなくやってくる大量のカメムシには慣れません。 夏の猛暑とカメムシの発する異臭のどちらか選べと言われたならば、筆者は迷わず「猛暑」をとります。】

9/10 支笏湖神社例大祭

 前日は支笏湖神社宵宮祭、10日が支笏湖神社例大祭でした。1時間目だけ勉強し下校。帰宅して法被を着て神社に集合する。という流れになっています。 

【後ろに写っているのがお社です。ここから大人神輿、子ども神輿の順に出発します。】

 

【学校の前来ました。5・6年生がポーズを決めています。そういえば、6年生は、あと半年で中学校へ進学するのですね。小学校生活の思い出たくさんつくってください。】

 

【去年も良い天気でした。支笏湖神社の神様のおはからいでしょう。】

【ミニバレー大会がなぜ例大祭に行われるのかは定かではありませんが、体育館はここにしかないのでみんなで楽しく体を動かそうとなったのかもしれません。 8チーム作ります。 午後7時~午後9時まで行います。ここの仕切りは、小学校となっています。 今年も湖畔クラブ(老人クラブ)の方々の応援もいただきました。ありがとうございました。】

  けがもなく無事に終わりました。心配なのは子どもたちの疲れです。実はこの大会では、小学生チームも作って出場しているのです。

 翌日は二人欠席、翌々日は3人欠席しました。小学生の出場のあり方を考えていく必要があります。

 

9/5 科学技術大学ヨサコイチーム『光一天』

 本日1年ぶりに、科技大のヨサコイチーム『光一天』が支笏っ子の踊りにピリッとスパイスをきかせてくれるためにわざわざ遠方よりバスに乗って来てくれました。

 今回は、いつもの踊りの確認にとどまらず、新しい動きや強弱のつけ方を中心に教えてもらいました。年齢が近いためかわかりませんが、教える言葉が子どもたちにストンと入っていきます。大学生の教え方を見て、教員が学んだところです。

 

【大学生のみなさんはどの子も明るく元気でしたので、子どもたちもすぐにうちとけることができました。】

 

【初めに『光一天』が、いくつかある中の新しいオリジナルの踊りをご披露してくれました。網を引く力強さもあり、空中を舞う蝶のようでもありました。】

【いよいよ、学生さんたちが前もって考えてくれた個人レッスンの時間になりました。】

【今まで何となくあいまいだった体の動きも、全員がそろうように上手に教えてくれました。】

 

【みんなで練習し、腕を磨くことができた達成感のある濃密な時間でした。『光一天』のみなさん、支笏っ子から意欲と技術を引き出してくれて本当にありがとうございました。運動会で踊った動画を送ります。期待していてください!!】

 大学生たちの一連の言動に接した時、清々しい気持ちになりました。たくさんの仲間と共通のことに夢中になっている姿を見たからだと思います。このような体験を日本中の学校に気持ちがなかなかいかない子どもたちに体験させてあげたいと心から思いました。心が動くと思うのです。

 

9/3 二人のお客様!!

 本日、東京から人工知能研究者でラジオ番組「ふんわり」毎週金曜日8:30~のパーソナリティであり「トリセツ」シリーズの作者である黒川 伊保子さんと、某TV番組のチーフ・プロドューサーであり絵本とイラストの画家?の林 幹雄(ミッキ オハヤシ)さんが、支笏湖小を訪れました。目的は、絵本をつくるための現地取材だそうです。

 

【黒川さんは、AIの誕生に立ち会った開発者の一人だそうです。32年前のことです。小学生にもわかるように難解な話を嚙み砕いて説明してくれました。黒川さんの自信に満ち溢れたその姿は、キラッキラ輝いていました。それを聴く支笏っ子の円らな瞳もまるで呼応するかのように輝いていました。】 

 

【林さんは、N〇〇の土曜日の午前10時30分から放映されている番組を作っているそうです。「この番組見てる人いますか?」と尋ねたら、ほとんどの子が手を挙げていました。後で子どもたちに番組の話を聞くと、とても面白くて毎週視ていると口々に言っていました。嫌われ者の動物や虫が「ぼくたちは嫌われたくないのに、なぜ人間は一方的に毛嫌いをするのだろうか?」という言い分を語るという内容のようです。】

 

【学校を後にする前に、みなで記念写真を撮りました。一生の思い出に残る一葉です。ありがとうございました。】

 

【ご自分の著書にサインをしてくださる心やさしい黒川さん。学校に数冊、寄贈してくださいました。】

 

 お二人に刺激をいただきました。感謝申し上げます。これからもご活躍されることを心より願っております。

9/2 どうしたらわかりやすい授業ができるのか。

 先生の仕事の一丁目一番地は、「授業」です。ただ授業をするだけでなく、子どもたちにわかりやすい授業をすることが求められます。

 9月2日に、4年生のわり算の授業を先生方みんなで見て、どうしたら分かる授業になるのかを研究しました。

 

 子どもですから、先生に向かって「先生の授業がさっぱりわかりません。お願いですから、ぼくにもわかるように教えてくれませんか?」なんて言えません。

 ですから我々教師は、子どもの様子から「勉強がわからない・・・」にいち早く気づいてあげなければなりません。そしてどう教えたらその子が分かるのかを分析しなければなりません。

9/1 1年生、立派!!

 本日は、千歳市全小中学校の先生方の研究会がありました。それぞれの先生が専門部会(国語とか算数など)に所属していて、その中の選ばれた(推薦もしくは立候補)一人の先生が授業するのを皆で見に行って、その授業はどうであったのかを話し合う協議会です。

 支笏湖小の1年生の先生が「生活科」で授業をすることになったので、15人くらいの他校の先生方が遥々支笏湖小に足を運んだのです。2名しかいない児童の授業に対して、他の先生方はどのように感じたのでしょうか。

 

【前半は体育館で、釣りゲームや輪投げをした授業でした。後半は、教室に戻って座学です。真剣さと緊張感が入り混じった表情がイイですね~】

 担任の先生、お疲れさまでした!! 授業後にどんな話が他校の先生方から出たのかを教えてくださいね。

8/28 花壇の草とり(5・6年生)

 夏休み中にぼうぼうに伸びていた草をとりました。昨年度は、業務技師さんにお任せだったのですが、今年度は反省し、子どもたちが作業しました。

 

【つい最近までのあの暑さは、何処に行ったのでしょうか。 支笏湖小は涼しい1日でした。】

8/26 今日から「第二節」はじまり!!

 初日から支笏湖小は大雨に見舞われましたが、逞しい支笏っ子は、どこ吹く風。元気な挨拶の声や笑い声が、また学校に戻ってきました。全校集会の様子をお伝えします。

 【野鳥の絵画コンクールで6年生1名と、1年生の二人が、〖優秀賞〗をいただきました。おめでとうございますパチパチ】

 

【今回の作文発表は、4年生です。小樽のドリームビーチに行ったことが、生き生きと表現されていました。真夏の暑さが伝わってきました。聞いている子どもたちも心から拍手をしていました。】

 

【本校は昨年度の冬から、自由研究や作品への取組は自由になりました。それでも三人の子どもたちが取り組んできたので、発表してもらいました。 あれ?しばらく会わないうちに、話し方が上手になっているのはなぜ?】

  今日は、全員はそろいませんでしたが、日焼けしてちょっぴり背が高くなっていた子どもたちに会うことができてうれしくなりました。

 明日からまた、仲間と先生方と一緒に思いっきり勉強していきましょう。わからなかったことがわかるようになる。こんな楽しいことが学校で毎日体験できるのです。

8/25 断捨離終了!!

 本日、夏休みの最後の日。午前9時から3種類の会議が終わった午後14:00から、廊下に並べてあった捨てるものものを先生方みんなで別の建物へ移動しました。リヤカーや車を使って和気あいあいと楽しく作業しました。

「昔の先生方の引っ越しを思い出すね。」と盛り上がっていました。

 

【明日久しぶりに子どもたちが登校するので、メイン廊下をきれいにしました。】 

 

【オオルリ教室の教材見本等も先生方の知恵と工夫で、活用しやすくなりました。テプラーも新たに作ってくれました。】

 

【廊下から見た例の放送室です。素敵です!!】

8/22 先生方全員で断捨離しました!!

 先生方が全員揃ったので、断捨離の大詰めをしました。廊下に並んでいる数々の物品等を先生方で「使う」「もう使わない」という判断を話し合いました。

 みんなの職場をみんな全員で整理整頓、断捨離するということはなかなか実現しないものです。支笏湖小学校ではこの日実現できました。

 職員室の棚に入っていた数々の学習問題集なども「自分は、たまに使っているよ。」「私一度も使ったことありません。」「ハイ、捨てられません。アハハ」など盛り上がっていました。

 

 やはり、自分の家もそうですが、職場もきれいにすると心も体もスッキリします。「自分の家のように学校もきれいにしよう。」する意識が大切です。そのような先生の意識が児童生徒に影響を与え「え? このゴミ拾えって? このごみは私が出したものじゃないから嫌です。」という子どもたちが少しづつ減っていくことでしょう。

 

 来週の火曜日から子どもたちが31日間ぶりに登校します。子どもたちは、学校がよりきれいになったことに気が付くでしょうか?そんなワクワクを抱きながら、支笏っ子を全職員で笑顔で迎えようと思います。

 

 夏休みの断捨離、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

 

次の学習指導要領に向けた議論が本格化

 学習指導要領は10年ごとに作られている。次期学習指導要領をどんな内容にするべきかという今後のスケジュールが既に決まっている。

 ①令和7年~8年~文科省からの諮問を審議、中間まとめ

 ②令和8年~中教審から文科省への答申

 ③令和9年~11年~移行措置の実施

 ④令和12年~小学校から順次全面実施

 

現在、新学習指導要領に向けての審議内容のポイントは、

①4つのポイントの継続強化

 「社会に開かれた教育課程の実現」「三つの柱等の資質・能力の育成」「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改革」「カリキュラム・マネジメントの推進」

 

②教科の再編、内容の精選、重点化

 ・・・しかし、学校現場の実感はいわゆるカリキュラム・オーバーロードであり、子供たちは余裕のない学校生活を送り、学校に魅力を感じなくなっている。いじめや不登校は増加の一方であり、教員の病気休暇等も増加し教職希望も減少の一方である。その一因に現在までの学習指導要領の在り方がある。

 

③探求的な学習・体験的な学習の重視

 実社会・実生活の諸課題から問題を見出し、各教科で身に付けた知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体的に学習に取り組む態度、見方・考え方などを活用したり発揮したりして、探求的な学習を子供自ら推進する学びはこれからの子ども達に身に付けさせたい資質・能力の育成に欠かせない。

 

④「特別活動」の重視

 話し合いによって問題解決する力の育成が今こそ重要である。

 

⑤生き方、哲学の教育の重視

 翻って我が国の子どもを見ていると知識は持っているもののその子なりの生き方や哲学を感じることが薄い。

 

⑥教師の研修環境の向上

 望ましい学習指導要領が改訂されても、これを実現する教師に力量が伴わなければ元も子もない。

 

 中教審の答申を待って、「そうなんだ」と他人事にするのではなく、各校で自分事に「文科省からこういう諮問が出たが、本校の実践を鑑みたとき、どんな答えを出したらよいだろうか。」と、教員みんなで考える必要があります。

 

ひと学級の人数

 ひと学級の児童の上限を35人とする「35人学級」が、令和7年4月、全国の小学校の全学年にようやく行き渡りました。

 平成23年に小学校1年生のみが35人となりますが、他の学年はそのままでした。小人数学級の導入は教育界の長年の悲願でした。コロナ禍の「3密」回避が大きな要因でした。

 中学校では40数年前の基準「上限40人」のままの状態が続いています。

『生きる力』とは?

 「生きる力」とは、現行の学習指導要領で重視されている中心的な考え方で、以下の3つの資質・能力から成り立っています。

(知識・技能)
 社会の変化に応じて必要となる基礎的な知識や技能を身につけ、自分で課題を見つけ、自ら学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決できる力。

(豊かな人間性)
 他人を思いやる心や感動する心、自律性、協調性、他者とのコミュニケーション能力など、豊かな人間性と社会性。

(健康・体力)
健康でたくましく生きるための体力や生活習慣、心の健康。

   

  また、「生きる力」は次のような能力も含みます。

☆論理的に考えたり自分の意見を表現する力
☆対話的・協働的に学ぶ力
☆自己理解や自己管理、目標設定、問題解決、意思決定、計画実行などのライフスキル
☆他者の立場や多様な価値観を理解し、共生する姿勢
☆困難に対してしなやかに立ち向かうレジリエンスや、社会とよりよく関わろうとする意欲
 

 要するに、「生きる力」とは知・徳・体のバランスの取れた全人的な力であり、変化の激しい現代社会をたくましく生き抜くための総合的な資質・能力です。

 ただ、☆の2番目の対話的・協働的に学ぶ力ですが、支笏湖小学校のように各学級2人~3人という小規模校では、【いつも同じ人との対話・・・】ということになってしまいます。これが、小規模校の悩みの種なのです。

 

現行の「学習指導要領」が育てたいと考えている“子ども像”とは?

「生きる力」を持った子ども
 これは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」という三つの柱をバランスよく備え、社会や人生で主体的に学び、課題を解決したり自己実現できる力を指します。
 

〇自立し、他者と協働できる人間
 「自立する人間」「他者とかかわる人間」「自己を成長させる人間」といったキーワードで、主体的に考え、対話や協働を重視し、変化や未知の状況にも柔軟に対応できる子どもが目指されています。

 

〇変化の激しい社会を生き抜き、価値を創造する人材
 決まった正解を出すだけでなく、問いを立て、他者と考え、自分なりの答えを見いだせる力や、多様性を尊重し互いを認め合う姿勢が重要視されています。
 

 まとめると、現行指導要領は「自ら課題を見つけ、学び続け、他者と協働しながら、たくましく未来社会を切り拓く子ども」を育てることをめざしています。

 

⇒知識の暗記を重視してきた時代とは、隔世の感があります。「昔は云々だった・・・」のではなく、その時代時代に求められていた“子ども像”が異なっていたのです。

 

「学習指導要領」って何ですか?

 学習指導要領とは、文部科学省が定める、小・中・高校で教える内容や教科の目標となる教育課程(カリキュラム)の基準のこと。

 全国どこでも一定の教育水準が保てるように設けられており、およそ10年ごとに時代の変化や子どもたちの状況に合わせて改訂されています。

 各学校はこの基準に沿って自分たちの教育課程を作ります。ただし、学習指導要領は最低限の基準であって、各学校や先生は子どもたちの興味や実態に合わせて工夫しながら教育活動を行うことが期待されています。

 教科書もこの学習指導要領を基に作られています。

 

【10年ごとの学習指導要領を振り返ってみましょう】

〇昭和43年~「調和と統一のある教育課程」

〇昭和52年~「ゆとりのあるしかも充実した学校生活、個性や能力に応じた学校生活、個性や能力に応じた教育、個性を生かす教育」

〇平成元年~「自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力の育成、個性を生かす教育、国際理解・文化と伝統の尊重」

〇平成10年~「生きる力の育成」「自ら学び、自ら考える力の育成、ゆとりのある教育活動、個性を生かす教育、特色ある教育・特色ある学校づくり」

〇平成20年~「生きる力の育成、知識技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランス」

〇平成29年~「社会に開かれた教育課程、育成を目指す資質・能力の明確化、『主体的・対話的で深い学び』の実現、カリキュラム・マネジメントの推進」

 

 特徴的なのは、昭和52年から「個性」という言葉がずっと使われ始めたこと。また、平成10年から現在に至るまでずっと「生きる力」が使われています。裏を返せば「個性」を重んじられてこなかった時代背景の反省から必要視されたということであり、グローバル社会になった今、まだまだ「生きる力」は定着していないということが見えてきます。

 因みに、いまだに言われているいわゆる「ゆとり世代」とは、平成10年から約10年間の間に義務教育を受けていた世代を言います。

「複式学級」とは?

 支笏湖小学校は、開校以来「小規模校」として「複式学級」のかたちをとってきた歴史があります。学校関係者ではない方は、この複式の意味をご存知ないのかもしれません。

《複式学級》

 〈複式学級とは、2つ以上の異なる学年の児童や生徒を1つの学級(クラス)に編成した学級を指します。これは、児童や生徒の数が著しく少ない場合など、単一学年だけでは学級を編成できない特別な事情がある場合に設けられるものです。

 日本の公立義務教育では原則として同学年で学級を編成しますが、例えば過疎地や小規模校などで人数が基準以下の場合、2学年以上を1クラスにまとめることができます。
 小学校の場合、複式学級とされるのは「1年生を含む場合8人以下」「その他の学年では16人以下」が目安とされています。

 特徴:少人数で構成されることが多く、異学年・異年齢集団で学び生活するため、学年を越えた協働や交流が生まれやすいという面もあります。一方で、1人の教師が複数の学年を同時に指導しなければならないため、教材や指導の準備負担が大きいなどの課題も指摘されています。〉

 

 今年度の支笏湖小学校は、5・6年生が複式学級となっております。5年生と6年生が同じ教室で一人の先生から授業を受けます。35人の学級を持つのと、4人の複式学級を持つのはどちらが大変かという答えは、両方持ったことのある先生しかわかりません。

 

 因みに、複式学級のある石狩管内の学校は、江別市は北光小学校。石狩市は厚田学園、浜益小学校、浜益中学校。千歳市は支笏湖小学校、東小学校、東千歳中学校、駒里小中学校です。

 

 

8/7~8/8にかけての大雨

  8月7日の夜の大雨と雷、翌日8日の断続的な大粒の豪雨・・・

 調べてみますと、支笏湖周辺では観測史上1位となる1時間最大70mmの記録的な降雨や、総降水量が約380mmに達するなど極めて異例の豪雨だったそうです。加えて、この地域特有の地形や周辺の山岳(たとえばオロフレ山)から発生した積乱雲が南風によって流入し、「線状降水帯」に近い形で雨雲が長時間同一地域にとどまったことも主因とされているとのことです。

 

8/7 支笏湖地域伝統行事の「提灯行列」に参加して。

 いわゆる『ろうそく出~せ』です。それはどういう謂れなのでしょう。  

 子どもたちが「ロウソク出せ」と歌う理由、そのルーツは函館にあります。このお祭りが始まったのは、函館に残っている記録によると江戸時代の後期から。当時の函館では、ねぶたのような山車と灯篭が町中を埋め尽くすお祭りがあり、その山車を照らすのにつかっていたのがロウソクだったといわれています。

 子どもたちはその明かりのためのローソクを各家から集めていたので、「ローソク出せ」と歌っていた、という訳です。しかしその後、当時の明治政府の方針などの影響で、徐々に函館でのねぶたのようなお祭りは無くなり、ロウソクを集める必要が無くなってしまいました。函館で続く「ローソクもらい」は、後に子供たちがもらうものがローソクからお菓子へ自然と変わり、今も継承されています

 

【「雨が降るらしいので、少し速足で歩きます。あと、歌を大きな声でうたってください。でないと、当たるものもあたらないかもしれませんよ。」  「はああい!!」】 

 

【提灯の中に灯をともすのですが、4年生以上は本物のろうそく。それより下の子は、LEDライトを使います。これらグッズの保管場所は支笏湖小学校です。校長などが持ち運び及びメンテナンスをしています。他校にはないおしごとです。】

【早速練り歩きます。歌の声の大きさ大丈夫ですか? 寄らさせていただいているお店からお菓子を頂だいします。お心遣いに感謝します。】

 

 一緒に歩いていた若者と何とはなしに話をしました。彼は東京から出てきて、支笏湖湖畔のアクティビティー関係のお店に勤めているとのこと。そのお店で働くことが憧れだったそうです。その若者がこんなことを言っていました。「ぼくは、東京の国分寺というところから来ました。東京では、こんな風にみんなで集まって催しものをするということがないので実に興味深いです。夜は、虫の鳴き声が耳に心地よいし、ぼくは、ここに来て本当に良かったです。」

 明日は、恒例の『支笏湖畔 納涼盆踊り大会』があります。奮ってご参加ください。お待ちしておりまーす。

  

8/6 断捨離日記④

 昨日は満足していたのに、本日改めて「階段下の物品庫」や「オオルリ教室」に入ってみると、まだできるかもということに気が付いてしまい、ついつい作業を始めてしまいます・・・

 

①【階段下の物品庫ですが、空間を広げるために更に物を精選しました。】

【使いやすいようにと、場所の移動をちょこちょこしました。】

 

【段ボールに入れていると何が入っているかがわからないので、黒マジックで表示しました。すると業務技師さんがテプラーで作ってくれると言ってくれました!!】

 

【業務技師さんがポツリと言いました。「あそこの天井が支えきれなくて、しなっています。危険ですね。私、強化します。」下の写真を見てください。一番上がかなりしなっています・・・】

  

【何時間も手間暇かけてくださって、結局は補強しての強化ではなく、板ごと取り換えプラス補強を施してくれたのです。これで、矢鱈と重たいB4用紙がおけるようになりましたが、少ししなり気味でしたので、半分は移動することにしました。】

 

 

【他所の学校の部屋に入ったかと錯覚するくらいの変わり様です。】

 

②【気がついたら筆者は、次の取組を始めていました。オオルリ教室の後ろのロッカーに入っていたマジックを一本づつ紙に書けるかどうかを試して断捨離し、色ごとに分けて輪ゴムで巻いてカゴに収納しました。】

 

③【そして疲れを知らない子どものように次に取り掛かりました。テプラーです。本校のテプラーが故障したためもう一台購入しました。すると修理に出していたテプラーが直って戻ってきたので2台になってしまいました。使用するテープを2台どちらも使えるものと1台しか使えないテプラーがあったがために、一つの箱に全部入れていたようです。その時、引き出しを二段使うという発想が生まれたのです。頭の中の電球がピカンと光った瞬間でした。】

 

 

8/6 断捨離日記③

 断捨離シリーズは続くのです。

 本日は、放送室を更に深掘りしてみました。拭き掃除もしてみました。

 

【放送室窓側の部屋の職員室側の面です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くの職員室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の窓近くのオオルリ教室側です。】

 

【放送室窓側の部屋の床です。】

 

【放送室廊下側の部屋です。】

断捨離日記②

 本日は、業務技師さんのご協力をいただいて「階段下の物品庫」に挑戦しました。

【業務技師さん、ごめんなさい! 断捨離が止まりません! 廊下にボンボコ置いていきます。】 

 

【さあて、階段下の物品庫はどのようになったのでしょうか? すみません。ビフォーが分からない人にアフターをいきなり見せても珍紛漢紛ですね。】

【でも、支笏湖小のこの部屋のことを存じ上げている方は、このきれいさに驚いていることだと思います。】

【特にここ!! この写真は入って左側の突き当りです。配置を180度変えました。】

 

【正面の壁の前にはいろいろな横断幕の筒等で通路が塞がれていましたが、一枚一枚広げて確認して断捨離しました。模造紙で手も切りました。】

 

 教職員の方々は良かれと思って、「これ捨てていいものなのかな?後から『えーなんで捨てたの!!』とか言われたらマズイのでこの隅にでも置いておこう。スミマセン・・・」「これきっとまだまだ使えるぞ。後の先生方のために残しておいてあげよう。喜ぶぞー」と捨てられないでいると、あっという間に30年経ってしまったということがアルアルなのです。

 

 今日も一ついいことしたと思いました。明日も続きをします。体中筋肉痛です。ですが、やりきった感の伴ったさわやかな痛みです。

7/31 体育館がまるで鏡

 本日、本校の業務技師さんが体育館にワックスをかけてくれました。三日前から、“へら”などを使って床の汚れを除去してくれていました。本当にありがたいことです。

 過日の全国版ニュースで、子どもが体育館でスライディングをした時、木っ端が皮膚に刺さって大けがしたとの事故がありました。本校も細心の注意を払っているところです。

 

【まるで鏡のように天井の電灯を映し輝いています。夏休み明け、体育館に入った瞬間の子どもたちの驚く顔が目に浮かびます。】

断捨離日記①

 本校は、教頭・養護教諭が未配置ですので、休み中の多種多様な業者さんの点検に立ち会うのが必然とすべて校長になります。当然、毎日出勤しております(涙)

 ですが、四六時中パソコンとにらめっこしているのはあまりにも悲しすぎるので、昨年度の二階教材室、二階学校図書室等に引き続き、校内の気になっているところを再び断捨離することを決意しました!!

 

①1階 放送室

 本校は、児童数が10人に満たない少人数学校ですので、「放送委員会」が成り立ちません。また、他校とは異なり、教材室にあたる収納部屋がありませんので、放送室が物を置く部屋となってしまったのは自然な流れだったと思います。断捨離した物品のものすごい量を見ると、入れるばかりで捨てなかったのかな?という思いはあります。

 

【廊下にずらっと並べました。今後は先生方に見てもらって取捨選択していきます。昔の電話機!?などもありました。】

 

【カーテンが開けられる状態になりました。】

 

②1階 オオルリ教室(全員で給食を食べる教室)

 後ろの棚や窓の下の棚などにいつから入っているのかがわからない物がいっぱいありました。それらを全ていったん外に出しました。

 

【この新しく生まれた棚のスペースに、廊下に並んでいる物品の残すべきものを整理して収納していきます。楽しみです!】

 

 学校は、児童生徒教職員は入れ替わり立ち代わり変わっていきますが、校舎はずっと変わらず残り続けます。校舎内外をきれいな状態に保つということは、すなわち学習環境を整えるということです。汚れた雑然とした学校や教室では健全な心身が育成されるはずがありません。

 筆者自身、放送室の状態のことは赴任した時から気が付いていました。「他の教室等を断捨離してきたのだから放送室はいいかな」という気持ちもありました。つまり「次の誰かがやってくれるだろう。」と。

 

 ですが、誰もやってこなかったから今の状態にあるのです。「次の誰かなんかいない。誰かは自分なのだ。」と考えることにしました。

 

※今まで誰も何もしていないと言っているのではありません。車で例えるとマイナーチェンジはしてきたのだと思いますが、フルモデルチェンジを今回行ったという話です。

ペーパーレス

 ホームページのカテゴリの中に、「おたより」があります。その中の「その他」を見ますと“長期休業中の生活”(春・夏・冬休み)があります。

 時代の流れに準じペーパーレスを少しづつ取り入れることを考えました。今後は上記の“長期休業中の生活”のペーパー(紙)は配付しませんのでご了承ください。

7/26~ 小まめな水分補給を!!

 夏休み中も暑い日が続くことが予想されます。熱中症が心配です

 昔は、「日射病」と呼ばれ、直接日光に当たらないとする注意喚起でしたが、昨今では、日光が当たっていない屋内でも注意をしてくださいということで範囲を広げ「熱中症」としたのです。

 〇着帽 〇小まめな水分補給 のお声がけをお願いいたします。

7/25 明日から夏休み!!

 千歳市は、3学期制ではないので今日は通知表はもらえません。

 【児童会長の6年生男子児童から、4月からの全学年の成長ぶりを発表しました。今日は彼の誕生日です。12歳になりました。誕生日おめでとうございます!!】

 

 

【どうでしょう。この支笏っ子の面構え! 真剣な気持ちが表情に表れています。】

 

【児童代表として4年生の男子が作文発表しました。勉強の反省を中心に具体的なことを書いていたので、彼の後悔と今後の意気込みが聞いているみんなの心にひしひしと伝わってきました。】

 

 次に登校するのは、8月26日(火)です。暑さを理由に怠惰な毎日を送らず、何かに打ち込んだ充実した毎日を送ることを期待しています。

 

 特に熱中症には気をつけてください!!保護者のみなさんにおいては、着帽や小まめな水分補給のお声がけをお願いします。

7/24 支笏湖畔最高気温 史上最高値の32℃!!

 新聞に掲載されていました。高地の支笏湖で気温32℃ということは・・・とにかく心配される天候であります・・・

 支笏湖小学校は、「暑さ指数(WBGT)」の機械とにらめっこして外での運動ができるできない、若しくはどの程度の運動ならできるのかを判断しています。

 

【正確な数値を把握するためには、測る場所が重要です。何かの上に置いておくとその触れている物の温度もキャッチするのでダメだそうです。地上から110㎝くらいの高さで、障害物がなく、アスファルトの照り返しがない地面の上などがのぞましいそうです。支笏湖小では、マイクスタンドの上にひもでつるしました。且つ、何℃では何を注意するべきかと詳しく書かれている「環境省」のデータをラミネートして貼り付けました。】

 教職員と特にしっかり確認したことは、暑さ指数が31以上は運動中止!!ということです。

7/16 3校合同『遠隔授業』(5,6年生複式学級同士で)

 小規模校は、クラスメイトが2~3人くらいしかいませんので、教育活動の範囲が限定されがちです。つまり、「いつも同じ人と」なのです。そういう状態を打開するために、リモートを使って三校で国語科のインタビューの学習(6年生は)を試行してみました。初めての本格的な教科授業での体験です。

 同じ顔ぶれではない新鮮で緊張感もちょっぴりある刺激的な授業となりました。先生方の今日までの下準備のお蔭です。

 

【未知なる遠隔合同授業を目の前にリハーサルをしています。】

 

 

【画面に三校の三者が映し出され会話します。】

 

 全道には小規模校が、500校以上あります。“同じ顔触れによるマンネリ化”が永遠の課題です。そこで考えたのが、リモートによる〖遠隔合同学習〗です。教科等の関係で、いつでもどんな授業でもこれでできるとは限りません。稀にするから新鮮さを感じ期待感も膨らみ意欲化につながるのだと思っています。

 将来予想される少子社会(少子社会ではなく)。このような授業が当たり前になる日が来るのかもしれません。

7/11 クラブ活動①~釣り

 4~6年生対象のクラブ活動①は、ポロピナイ園(支笏湖)で釣りをしました。何て優雅なクラブなんでしょう!

 

【今日は、何十匹釣れるかな? 期待してます!!】

【「あ、きたっ!! なあんだ、ちがった・・・」】

【結局釣れたのは、4人だけでした・・・  ヌマチチブという魚だそうです。釣った魚は、再び湖に戻してあげました。】

 

【さあ気を取り直して、5・6年生がこしらえてくれた『ミルクもち』を食べましょう。 オー、デリシャス!!】

 

7/3 三校合同社会見学(中学年)

 三校とは、東小・駒里小・支笏湖小です。支笏湖小は、4年生3名が参加しました。学校前からタクシーで千歳駅まで行きます。(校長が予め市教委にお願いし、その都度受け取りに行く)タクシーチケットを使っています。千歳駅から3校が1台のバスに乗り移ります。写真の時系列の順番は自信がないので、間違えていたらごめんなさい・・・

 

【千歳市消防総合庁舎に行きました。】

 

【新千歳空港です。2026年10月26日で100周年を迎えます。】

 

【お昼ご飯を班ごとに食べました。普段顔を合わせていない人とお昼を食べるのは、緊張しますね。】

 

【『環境センター』でごみ処理などの学習をしました。ゴミの問題は、未来に大きくかかわる大切な話です。】

7/1~2 生涯忘れません。仲間と過ごした二日間。~宿泊学習(5・6年生)

 支笏湖小の宿泊学習は、例年自校の体育館で宿泊してきたようです。今年度は『日高青少年自然の家』に行くことにしました。修学旅行や宿泊学習の宿泊場所を変えるということは、立ち寄る場所やルートを全部を変えるということを意味します。本校の5・6年生担任の教諭はゼロから新しく考えました。例年通りに宿泊学習を進めることはきっと楽でしょうが、「子どもたちの新しい体験のために」との熱意から、困難な道を選んだのです。

 

【1年生と4年生のお見送りです。因みに移動のバスは千歳市教育委員会のご温情で手配していただけました。感謝申し上げます。4年生はこの後、3校合同社会見学に行きます。】

 

【苫小牧の下ルートを通り、日高町の『おひさま牧場』に到着しました。かわいいポニーが23頭もいました。ニンジンをあげたり、なぜたりしました。前日が雨降りだったこともあり、無数の蛙がピョンピョン跳ね回っていました。】

 

【途中、昼食を振内(ふれない)コンビニエンスストアのSで買いました。青少年自然の家の二階研修室で食べました。そして、“沢登り”の準備にとりかかり、外部指導員のSさんと合流し、レッツらゴー!!】

【「なーんだ、楽勝。浅くてたいしたことないよね!!」と思ったのも束の間、段々深く流れも速くなっていきます。キャーキャーという声も徐々に聞かれるようになってきました。】

【ゴールの『涙の滝』に到着して、決めのポーズ!(両手でポーズをしてしまうと、なんちゃっておじさんや、おサルのウッキーみたくなるので要注意だそうです笑) 】

 

【自分たちで選んだ夕食の具材を焼いて食べました。広大なスペースですが、貸し切り状態です。ホットプレートのコードの関係もあり、端っこの方で食べました笑。トマトやネギやナスビを豚肉で巻いて焼いた料理が特においしかったです。他にも大葉、しいたけ、アスパラ等もありました。】

 

【部屋に戻って、シーツ・枕カバーを厳しいルールに則ってベッドメイクしました。これが結構、難しいのです。】

 

【就寝後は、体調不良を訴える子もいませんでしたし、翌朝の食堂での朝食は、ずいぶんとおかわりをしていました(ごはん、野菜、みそしる)!! 占冠ICから高速道路を通って、恵庭市戸磯にある『むらかみ牧場』に到着。牛や馬に触ったり、牛のえさやりや乳しぼりを体験しました。びっくりするぐらい大きなホルスタインでした。】

 

【新鮮な搾りたての牛乳は、かつて味わったことのない美味しい牛乳の味がしました。また、自分たちの手作りバターをお菓子につけて食べたりもしました。】

 

【最後のポイントは、なんだかなつかしい千歳市の大型店です。ここであらかじめ予約しておいたドーナツ的なものを昼食として食べました。そんな時、誰かがポツリと言いました。「もう、宿泊学習が終わってしまう・・・」】

 

 支笏っ子の5・6年生にとっては、一生忘れられないそして二度と体験できないかけがいのない宿泊学習になったことでしょう。

 なぜ自分は楽しかったのかを考え、次のこのような機会で活かしてほしいと思います。

 

【世界の名言】楽しさは誰かがつくってくれるのではない。あなたがつくるのです。

 

6/27 『三校合同芸術鑑賞会・昼食・レク』

 毎年恒例の催しが、本日東小学校で行われました。「支笏湖小」「駒里小」「東小」の子供たちが再びつどいました。今回は、函館より“ひのき屋”さんをお招きし、『わいわい音楽会』を披露していただきました。

 

【70分間、児童の心を掴んではなさなかったトーク、歌(早口言葉などの)、演奏の数々!】

 

【キャンプファイヤーでお馴染みのナンバー『ジェンカ』です。どうしてこの曲はこんなに盛り上がるのでしょうか(笑)】

【じゃんけん対決です。 久しぶりに会ってみんな照れているのか、身内同士でのじゃんけん。 でも、打ち解けるにはそんなに時間がかかりませんでした。】

 

【最後の曲では、みんなで肩くんだり手をつないで歌いましたね。 楽しいことはあっという間に終わってしまうのですね・・・】

 

 さあて、お昼を外で食べようかと思いきや、まさかの雨と雷ゴロゴロ・・・ 予定を急遽変えて、校内で学年ごとに食べることにしました。

6/25 食の教育

  本日4時間目に、食についての学習を教えに他校から栄養教諭の方が来校してくれました。

 

【「みなさん、朝ご飯をしっかり食べていますか? 朝ご飯は3つのスイッチを入れてくれます。何だと思いますか?」】

 

【「勉強がよくできるようになるスイッチです。」 「眠くならないスイッチです。」】

【「①頭のスイッチです。脳みそをシャキッと起こしてくれます。 ②体のスイッチです。起きたばかりだと体温が下がるので、体温を上げてくれます。 ③お腹のスイッチです。便通をよくしてくれます。」】

 

【「早寝・早起き・朝ご飯」という言葉がありますが、もう一つ付け加えてください。「朝うんち」です。これは、とっても大事なことなの。】

 

【「先生、今日は食についてたくさんの知識を得ることができました。ありがとうございました!!」】

6/20 緑小で合同学習①

 支笏湖小は全校児童が毎年10人前後の小規模校ですので、卒業後、千歳中学校に入学したときに大勢の人数に交じってもできるだけギャップを感じさせないようにと取り組んだのがこの『緑小合同学習』です。

 

 支笏っ子が各自緑小の学級に入り、午前中の3コマ一緒に勉強するというかたちです。以前は、給食も食べて午後からも、という時期もあったようですが、実態や時代に合わせて今のようになったそうです。

 

 

【4月に緑小の校長先生が変わりましたが、新しい校長先生もこの合同学習にとても理解を示してくださっているので、支笏っ子も気持ちよく参加することができました。もちろん、緑っ子も教職員のみなさんもあたたかーく接してくれました。ありがとうございます。】

 

【毎年2回お邪魔していますが、支笏っ子はかなりドキドキしています。ですが、毎日続くとしたら直ぐに慣れると思います。そうそう、1年生の二人にとっては初めての経験でしたね。】

 

【昨年の11月の時よりも表情が和らいでいます。 ある子は、目をキラキラ輝かせて「習い事が一緒ではない子とも、いっぱい話すことができました!!」 たくましいなあと感心しました。】

 

【支笏湖小学校に戻ると直ぐ給食でした。やはり精神的に疲れるようで、給食時間は珍しく静かでした。】

 

 小学校と中学校の9年間は、人生の中でそれこそ多様な他者と最もかかわる貴重な時期です。家庭環境や学力、そして考え方などが全く違う人たちが同じ校舎で過ごすのですから、人間関係のもつれや衝突が必ずあります。いずれ社会に出て働くには、この人間関係で悩んで苦労した経験が必ず必要になります。

 筋肉トレーニングをすると筋がたくさん切れたり傷つくそうですが(筋肉痛)、確実に筋力はつきます。人間関係もこれに当てはまるのでないでしょうか。

 子供たちが傷ついて痛がっているときには、大人が傍らで声をかけることも必要です。 

 

6/18 ヒメマス『ヒレ切り』体験

 昨年度も説明しましたが、ヒメマスのヒレに切れ目を入れて、何かのタイミングで釣れたときに「あの時のヒメマスだ。」とわかる体験学習です。毎年切れ目を入れる場所を変えているようで、今回はお腹の下のヒレでした。

 

【面倒見の良い6年生二人にあっぱれです。先生に指示されなくても、1年生の支援をさりげなくしてくれます。】

 

【「私はある形で切れ目を入れました。どこかで出会うことを楽しみにしています。さあ、支笏湖まで泳いでいくんだよ。振りかえってはいけないよ・・・グスッ(別れの涙)」】

 

【みなさんが切れ目を入れたヒメマスに次に出逢えるのは、みなさんがいくつになっている頃でしょうか。もしも出逢ったとしても、ひれ切りをしたことを覚えているのでしょうか。どうかみなさん、少年のような清んだ心を持ち続ける、そんなロマンティックな大人になってください。】

 

【追伸】

 3~4年後くらいに適した大きさになり、食卓等でお目にかかれるという話ですが、実際は、調理する時さばいたりするため、どの箇所のヒレが切れているかは判断できかねるようです。まるごと出てくる料理であれば、わかるかもしれません。いづれにしても、淡い夢のあるストーリーです。

6/17 森林学習①~枝打ちに挑戦

 『枝打ち』とは、幹の部分を育ちやすくするために、そして日光が地面まで行き届くために枝葉を切ることです。この授業はもう何年も前から続いている他校(よそ)では見られない支笏湖小独自の総合的な学習の時間です。学校からジャンボタクシー1台とノーマルタクシー1台で出発しました。

 

【説明も聞いたし、出発進行!!  よろしくお願いしまーす!!】

 

【さあてと、どこから切ろうかのー】

 

 

 

【このスペースだけ木が生えていなかったので、気になりました。そこで自分たちが木になりました。】

文部科学大臣メッセージ

文部科学大臣メッセージ
~給特法等改正法の成立に当たり、国民の皆様へ~


    本日、公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法等の一部を改正する法律、いわゆる「給特法」等の改正法が成立いたしました。関係する皆様のこれまでのご支援に感謝申し上げます。
    これまで、我が国の学校教育が世界的にも高い成果をあげてきたのは、子供たちのために日々尽力されている教師の皆様の献身的な努力と、地域や保護者の皆様をはじめ、子供たちを支えるすべての皆様のご理解とご協力の賜物であり、心から感謝と敬意を表します。
   近年、学校・教師が担う業務が増加し、依然として長時間勤務の課題があります。文部科学省としても、現在の状況を改善しなければ、教師の担い手が失われ、教育の質の低下を招きかねないと強い危機感を抱いています。
「教育は人なり」と言われます。教育の要である教師の皆様が日々活き活きと子供たちに向き合い、その意欲と専門性を最大限に発揮できるよう、改革を加速して進める必要があります。
今回の法改正では、約50年ぶりとなる教員給与の引き上げを実現します。教師の高度専門職としての職責にふさわしい処遇とすることは、教師の社会的評価を高め、教育という営みそのものに対する敬意のある社会とするために必要なものです。
    また、働き方改革の取組の「見える化」を実現し、様々な主体が協働して働き方改革を推進する仕組みを構築します。文部科学省は今後速やかに、働き方改革の具体的な方策を明らかにした指針を策定し、教育委員会や学校を支援してまいります。
   さらに、学校の人員体制の充実に向けた教職員定数の計画的な改善や、学校や教師を不当な要求などから守り、安心して教育活動に専念のできる環境づくりなども進めます。
    教師の皆様が、「「働きやすさ」と「「働きがい」を感じられる職場環境を実現し、より多くの方々に教職を目指していただけるよう取り組んでまいります。
    文部科学省は皆様と力を合わせて、この改革に取り組んでまいりたいと考えております。
取組を進めるにあたり、各教育委員会や学校が、最も重要な主体であることは言うまでもありません。関係者の皆様におかれましては、今回の法改正も契機として、より一層の改善に向けた取組をお願い申し上げます。
また、教育環境の整備は、地域総がかりで進めていただく必要があります。各地方公共団体の首長の皆様におかれましては、地域の将来を担う人材を育てる学校を支えるため、総合教育会議の場なども通じて、福祉部局等の関係部局や地域の皆様との連携・協働を促進いただくよう、切にお願い申し上げます。
    そして、地域や保護者の皆様におかれましては、これまでもコミュニティ「・スクールなどを通じて、学校の教育活動にご参画いただいていますが、教師が教師でなければできない業務に注力できるようにすることが、子供たちへのより良い教育につながることをぜひご理解いただき、さらなるご協力をお願い申し上げます。
皆様方のより一層のご理解・ご協力を、重ねてよろしくお願い申し上げます。

令和7年(2025年)6月11日
文部科学大臣 あべ 俊子

6/9 「う~み」さんの来校

 6月9日に「う~み」さんという歌手の来校がありました。

 明るい笑顔とは対照的に、かなりの苦労をされた方で、その話は心に響きました。

〖う~みさんの生い立ち〗

 幼少の頃歌手を夢見ていたが、自身の持つ“絶対音感”と“どんな曲でも一度聞けばその場で演奏ができてしまう”という非凡な能力があるために周囲に溶け込めず、音楽から離れてしまいました。

 その後、バスケットボールの世界に没頭するも練習中の事故で頚椎損傷、全身に障がいを持つ身となりました。

 生きる希望を失いかけたとき、友人の一声で再び音楽の世界に戻り、寝る間も惜しんで音楽漬けの生活を送ります。

 そんなある日、自分が心身ともに回復していることに気づきました。「音楽の魔法だ!生き返った!」

 「今度は私が恩返しをしたい・・・」

 「う~み」さんが、力を込めて言っていた言葉は、

 【いいことも悪いことも、全て意味がある】でした。

 

周りの人に、力を元気を与えられる人。  それが「う~み」さんなのです。

 

 

6/12 湖畔クラブと保育所とで花壇に花を植えました!

 今回は支笏湖小始まって以来の歴史的な花植えでした。

 

 今までの支笏湖小では、鹿対策から、香りのきついマリーゴールドしか植えることができなかったのです。しかし昨年度、北海ロードメンテナンスさんに立派な花壇の囲いを作っていただいたことで、どんな花でも植えることができるようになったのです。

 

【「背の高い花を後ろから植えてくださいねー この黒いビニールがポットと言います。ポーットしていたら花を落としてしまうので、気をつけてください。」】

 

【やはり、色とりどりの花があった方が、華やかです。】

 

【湖畔クラブのみなさんと保育所の先生方がやさしく手伝ってくれました。ありがとうございました。保育所の小さなお友だちもありがとう!!】

 

【花を後ろに記念写真のつもりでしたが、花が全く見えません(ヒロシ風に)】

 

みなさん、いつでも花を見に来てくださいね!!

6/6 スイーツをつくりました!!~クラブ①

 時系列で前後しますが、4~6年生が、家庭科室兼理科室で、クラブ活動①を行いました。スイーツづくりです。そう言えば、スイーツという言葉は、いつごろから使われ始めたのでしょうか? 洋菓子のことを指すのでしょうか・・・

【材料がズラリと揃っています。あとは腕次第です!献立は、クレープとピザ(皮は春巻きを使う)です。】

 

【できました。オー、デリシャスっという感じですね。】

校長室で社会科の授業

 支笏湖小学校は、5・6年生が複式の関係で、校長が5年生の社会科と6年生の社会科を別々に授業をしています。

1週間で計4コマ以上あります。教諭を離れてから結構な月日が経っているので、教材研究も時間を割いてしており、指導案の略案もノートブックに手書きで書いています。

 

【明日のテストに向けて、事前プリントに一心不乱に取り組む意欲的な5年生。】

 

 

【校長のしつこい質問攻撃にもくじけることなく授業に食らいつき、前回のテストはかなりの点数をとった6年生男子児童。】

 

6/5 交通安全教室

  先週の6月5日(木)に交通安全について学ぶためにバスに乗って交通安全公園に行ってきました。

 

【よろしくおねがいしまーす。】

 

【自転車の運転で気をつけることが、こんなにあったんですね。】

 

【千歳市は、聞くところによりますと交通事故が多いようです。特に、自転車の飛び出しが。横断歩道は面倒がらずに自転車からおりて、押しましょう。】

 

 

6/4 支笏っ子美術館にようこそ!!

【5年生です。並べ方が考えられていると思います。空間を埋める芸術が欧米流で、空間を活かそうとするのが和の芸術だそうです。】

【6年生です。筆舌に尽くしがたい作品とでも言いましょうか・・・】

【4年生です。一番左の絵や色を塗っていない白い箱が、担任作です。小学校教師は難しい部分だけを指導します。教師が黒板などに例文や手本の絵をかいてしまいますと、小学生はすぐ真似してしまうのです。つまり小学生の創造力を摘んでしまうことになりかねないのです。そこまでこの学年の担任は考えているのです。】

【1年生です。力ありますなー。どれも上手です。どちらの野鳥も圧巻です。】

6/4 児童会活動(4~6年生)

 6時間目に、児童会活動を行いました。話し合いをしたのです。

 

 

 50歳代以下のたいていの方々は、小さい頃から「3間」のない環境で育ってきているために、大勢で遊んだり、話し合ったりすることに苦手意識を持っているようです。「3間」とは、「時間」「空間」「仲間」を指します。

 一昔前は、公園に行けばいろんな学年の子どもがいろんなことをして遊んでいて「かでて(まぜて)!!」と言って、一方的に一緒に遊んだものですが、いつごろからなのか、大勢での遊び方がわからず、「みんなで遊ぶときって、誰が、どのように声をかければいいのでしょうか? 鬼ごっこをしているとき途中でやめたくなったらどうすればいいのですか? 自分勝手にやめたら後でLINEで陰口をたたかれるのでしょうか・・・」と真剣な顔して聞いてくる人がいるようです。いい悪いの問題ではなく、今はこういう時代なのでしょう。

 ですから、大人もそうですが、人と人とのトラブルの調整などが当人同士でうまくできないために、「コーディネーター」「ファシリテイタ―」なぞという役割がつくられていったのだと思うのです。

 面と向かって話をする楽しさを知ればいいのになあと思います。学校の役割です。

 

5/27 避難訓練【火災】

 話は前後しますが、5月27日(火)に避難訓練を実施しました。今回は、【火災】想定です。今回もストーリー通りにはいきませんでした。結果的には、実際に起こり得ることで、それはそれでリアルな訓練になったのですが、計画していた通りに進むはずが、教職員の思い違いで課題の残る避難訓練となったのでした。

 最近に始まったことではありませんが、日本は自然による災害が多いので、あらゆる可能性を想定した訓練をする必要があります。

 

【今回は、実際に消防署の職員に見ていただきました。】 

 

【消火器体験を全児童、全教員ですることができました。やったことがあると、やったことがないとの間には、0と100違うわけですから、貴重な体験ができたことに感謝です。】

5/30 支笏湖『530運動』~ゴミゼロ

 本日、快晴の中、140名もの方々が集って(つどって)、支笏湖周りをきれいにしました。

 支笏湖小学校も朝7:00にビジターセンター前に集合しましたが、まだ夢うつつという感じでしょうか。

 

【さあ、目をさましてゴミ拾いスタート!! 支笏湖湖畔には普段からほとんどゴミが落ちていないためか、子どもたちは鵜の目鷹の目で探さなければ見つかりません。 「あったー!! 輪ゴムが一本。」  「ありましたー、つまようじが一つ。」という感じです。】

 

【自治振興会会長のお話では、今回はいつもよりもエリアを広げてゴミ拾いをしたそうです。それゆえ、写真のように例年以上の量が出たということです。テレビも捨てられていたことが話題になりました。とんだ輩です。】

 

【支笏っ子6年生の前期児童会会長が、みなさんに感謝の意を申し上げました。貴重な経験をまた一つ積みました。】

 

5/22 全員、目標タイム達成!!~マラソン記録会

 延期していたマラソン記録会を本日行いました。丁度良い天気でした。

 

【そんなにとばして、大丈夫なのですか?】

【軽やかなフットワークの5年生、4年生。】

 

【そんなにとばしてゴールまでもちますか?4年生、1年生、お父さん!?】

 

【トイレの前に並ばされてお説教!? いえいえ ちがいます。閉会式をしていたら雨が降ってきたのでトイレの軒下で雨宿りです。】

 

【何と!! 全員開会式で宣言していた目標タイムを切ることができました!! ハイ、みんなで一斉にジャンプするよ。パチリ!  ※実は、何度も撮り直しました・・・記録会より疲れたのかもしれません(笑)】

 

 次の新たな目標は、8種目ある【新体力テスト】ですね。全国平均値を越えられるよう、がんばってください!!

5/20 本日の『マラソン記録会』雨で延期・・・

 本日5月20日(水)支笏湖湖畔で予定していました『マラソン記録会』が延期になりました。午前中ずっと雨だからです。この日のために支笏っ子が練習を重ねてきたのにという内心忸怩たる思いはありますが、気持ちを切り替えて、5月22日(木)にがんばります。

【開始予定であった10:00過ぎが降水量のピークで、3ミリメートルになるそうです。】

5/19 5.6年生(複式)のミシン学習

 学校ミシンで、全員生地がお揃いの「ペットボトル入れ」を縫っていました。真剣そのもの!!

 

【「指まで縫ったらダメですよ。」 「そんなミスはしませんよ先生。ぼくを甘く見てませんか? イテッ!!】

【「これ完成したら、5000円で売れますか先生?」  「・・・・」】

 

【愛鳥週間の絵を描いています。重ね塗りの色遣いが上手でした。】

             

5/16 メダカの卵が産まれたよー

 5・6年生で飼っているメダカが卵を産みました。産んだメダカは、保護者からいただいたメダカの卵からかえったメダカです。ずいぶんと子どもたちは喜んでいました。

 

5/15 教育委員会からの学校訪問(体育編)

 本日、支笏湖小学校で取り組んでいる体力向上を見たいということで、千歳市教育委員会からお一人、視察に見えました。本時は、『マラソン記録会』に向けての走り方を考える等の授業内容です。

 ①体育館で体ほぐし運動「ラジオ体操第一」をします。本校は、第二はしません。第二は筋肉を鍛える運動だからです。

 

 

②全員、自分が走る時に意識していることを発表しました。それを参考にしてそれぞれが取り入れて走りを変えていきます。まさに、「いいとこ取り」です。呼吸を二度ずつ吐く吸う、違うことを考えているとわりかし疲れない、足をドタバタさせないで走るなどなどたくさん出ました!

 

③新しい走りをイメージした後、5分間だけ試行錯誤で体育館を軽く走りました。

 

④それでは、グラウンドで本格的に走ってみます 1年生が二人加わったことで、昨年度の7人よりもかなりの大人数に感じます(笑)。

⑤1年生二人が、大活躍しています。

 

⑥教育委員会の方にたくさん褒めていただきました。ア、走る前に走り方をみんなで交流して、新たな自分の走りをつくっている。 イ、自分が走り終わっても、まだ走っている人を励ます声をかけている。 ウ、疲れているはずなのに、誰も途中でやめたり、泣き言を言っていない。  ありがとうございました。

  

 

 マラソン記録会はもう少し先です。走り方に更にみがきをかけて臨んでください。学校前の二宮金次郎さんが、本を読みながら支笏っ子を応援していました。それにしても背景のツツジがみごとです。綺麗です。

 

 

 

 

 

5/10 土曜授業に〈そなえーる〉へ見学

 本日、朝から大雨が降りしきる中、小型バスをチャーターして千歳市内の防災センター〈そなえーる〉に勉強をしに行きました。1年生にとっては、みんなで校外学習に行くのは初めてですので、出発前からワクワク張り切っていました。

 

【「1年ぶりに来ました。よろしくお願いします。」 そうです。見学は隔年で来ているのです。】

 

【特に地震の多い日本では、小学生からの防災教育は欠かせません。】

 

【最後は思い出に残す記念撮影です。 支笏湖小学校では、行事や主だった教育活動の写真を時系列に並べて掲示しています。カメラ目線のお決まりのポーズだけでは面白みがないので、最近はカメラを意識していない ふとした瞬間を撮って飾っています。因みに「ふと」は不図と書きます。意図しないのにというニュアンスでしょうか。】

 

学校に着いてからも、ずっと雨が降っていました。

桜の花びらがかなり散っていました・・・

5/8 お花見っていいなあ

 本日、お花見をしました。

 4・5・6年生は、給食を外で食べました。これは、他校ではできないイベントです。はい。

 

記念写真は、1年生も加わり9人全員で撮りました。

それにしても、美しく幸せあふれる本当にいい写真です。

5/8 1年生の湖畔散策授業

 今日は、幸い天気がよかったのです。

 かわいい二人のために、お天道様が晴れにしてくれたのです。

 ポーズも決まっていますね!!

5/7 桜が

 支笏湖小学校に桜が咲いていました。

 桜は瞬く間に散ってしまいますが、その瞬時に見せる美しさがいとおかしなのでしょう。

 

5/2 『若葉集会』大成功ー

 素敵なネーミングです。いわゆる『1年生を迎える会』です。1年生をこれから伸びる若葉に例えているのです。

目標はただ一つ。1年生をリラックスさせることです。

 

【数年前に生まれた「若葉マン」とのことです(汗)】

 

【二人の1年生は、しっかりした態度で聞いています!】

 

【子どもたちが主体で進めていきます。こういう時こそが、リーダーシップを育てる絶好の機会です。】

【「だれか~ たすけてー」】

 

【みんなで記念撮影しますよ。 あらら、ちゃんとこっち見てくださーい。】

 

【最後に、1年生から感想をいただきました。二人ともとても楽しかったと言っていました。目標は達成されましたね!!】

5/1 総合的な学習の時間で「チャリティー活動」

  複式学級である5・6年生が、何やら動き出しました。

  

①担任から、募金活動に取り組むこと。そのためのお金を自分たちで集める。この二つを伝えました。

②募金先を探す。③活動の名前を決める。~「つなぐプロジェクト」に決定しました。④お金を集める方法を考える。~支笏湖に係ることで集めたいという考えが多かったです。⑤どんな許可をとらなければならないのか。~ビジターセンターと環境省の職員に直接相談しました。【どんな目的で、どんなものを、どこから、どれくらいとってきて使いたいのかを企画案にして提出する必要があることを助言してくれました。】

 

 今後は、企画案を考えていくことが中心の学習になります。

 環境省の職員の方が「企画の実現のために、企画案を練る段階から関わらせてください。」と力強く言ってくれました。ありがとうございます。とても頼もしいです。

 

 一つの目的を達成するために、みんなの知恵を集めて解決に向かう。これが学校で学ぶ醍醐味でしょう。

 人類が太古から今に至るまで生き延びてきたのには理由があるそうです。森で猛獣がうようよする中で人類はいったい何をしたのか?

 話し合いをしたのです。対策をたて、みんなで協力していくつもの課題をくぐりぬけ生き抜いてきたのです。

 5・6年生の諸君、がんばりたまえです。

 

4/22 野鳥オリエンテーションでなーるほど。

 支笏湖小の伝統的な学習(総合的な学習の時間)、それは、野鳥とヒメマスの学習です。

 大人よりも子どもたちの方が、特に野鳥の名前や鳴き声は詳しいのです。

 昨日、ビジターセンターに勤めている等の講師の方二名が、野鳥を中心に幅広く自然について教えてくれました。

 前半は体育館で学習、後半は外に出てガイドしてくれました。話題は尽きません。カメムシの発する悪臭とは別の無臭のフェロモンの話、鶯は地面で過ごすことが多いこと、札幌マイマイとエゾマイマイの話、天候の影響による生態系の話等々です。

 子どもたちが一番心に残った話は、フキノトウにはオスとメスがあるという話でした。不思議だったのは、支笏湖小の周りにはオスしか見られなかったことです。理由は聞きそびれました・・・

 

【「見てごらん。あの鳥は“つがい”で行動するんだよ。」「 あー本当だ!」】

 

 今年度もいっぱい教えてください。こういった生きた体験学習は、一生忘れないでしょう。なぜなら人間の五感全てを総動員して感じる学習だからです。特に嗅覚が大事だと聞きました。

 人間の記憶は、嗅覚が占める割合が非常に高いそうです。例えば、「あれ、この臭い。どこかで嗅いだことがある・・・そうだ、思い出した。亡くなったばあちゃんの二階の一番奥の部屋の臭いだ・・・なつかしいなあ。ばあちゃん、いつも飴くれたっけ(涙)」

 

4/21 教室にレースのカーテンが!!

 過日、校舎周りの木々を10本近く伐採したトピックを載せました。その影響で、太陽のひかりが教室に注ぎこみ過ぎて、眩しいという現象が生じたのです・・・

 薄いグリーンの遮光カーテンを閉めたら真っ暗になるので、電気をつけなければなりません。

 「レースのカーテンだ!」

 ですが、いろいろな声が耳に入ってきました。「相当広い面積で、しかも職員室、図書室も入れて6教室。しかも、カーテンレールがついていないところもあります。無理なんじゃないですか? 第一お金が・・・」 

 新しいことをする時にはこういう声がつきものです。

 

  筆者はいつも「トライ・アンド・エラー」と言っているので、やるだけやってみることにしました。①見積もりをとる②どんなに高金額でも、PTAの総会でPTA会費から出してもらいたい事をお願いする。この二つ!

 結果は、「買っていいですか?必要なんです。 金額は〇〇万円です!」

「いいでーす!!」 なんて心ある保護者たちなんだと改めて感じました。

 

【今のレースのカーテンは、紫外線カット・熱中症対策・日差しを薄めつつ部屋を明るくするの三拍子が揃っているようです。そして何といってもよかったことは、豊かな大自然の風景もしっかり目に入ってくることです!!】

 

 支笏っ子のみなさん、快適に学習できるおぜん立ては整えました。あとは、きみたちがしっかり勉強に集中することだけです(笑)

4/17 『令和7年度 全国学力・学習状況調査』

 対象は、全国の小6と中3です。本校では、昨年度は6年生が欠学年でしたので2年ぶりの調査となります。教科は、いつもの国語・算数、そして3年周期で行う理科の三教科でした。

 本校の6年生は、「空欄をなくす」「分かる問題は確実に解く」を目標に取り組みました。結果は今後、送られてきますが、空欄は全くと言っていいほど見られませんでした。

 

 教科の他に「質問紙」というのがあります。今年度から全国でオンラインで回答することになりました。ですが、回線の具合が不調の時が多い中、この時もそうでした。担任の的確なアドバイスで無事に回答することができました。

 お疲れさまでした!!

 

【質問紙にクロームブックで答えている6年生。書写で毛筆に取組んでいる5年生の図。】

4/16 歯科検診

 1年ぶりに支笏湖小専属の歯科医に来ていただきました。1年前は、「全員、きれいでしっかりしている歯だねえ。おどろいた。」とほめられましたが、今回はそうはいきませんでした・・・

 歯は大事ですので、日頃の歯磨きの磨き方等に気をつけてください。