2025年9月の記事一覧
9月19日(金)
今日は、3年生が2~4時間目の総合的な学習の時間にアイヌ文化学習をしました。
2名の講師の先生に来校いただき、アイヌ語の挨拶や身近なアイヌ語を紹介していただきました。アイヌ語の「こんにちは」を意味する「イランカラプテ」は、最近ではJRの電車の車内放送で耳にすることもありますね。
身近なアイヌ語としては、「イヨマイ」(勇舞川)、「オサツトー」(長都沼)などを紹介していただきました。昔からアイヌの人々の生活に大きく関わり、現在も千歳川にたくさん遡上する鮭は、アイヌ語で「カムイチェプ」と言い、訳すると「神の魚」となり、アイヌの人々が大切にしていた魚だと分かりますね。
子どもたちは、鮭の皮で靴や服を作ることができ、鮭の皮で作った服は、丈夫で水をはじき、レインコートのような役目もしていたと説明があった時には驚きの声を上がっていました。
子どもたちは、説明を聞きながら、大事だなと思ったところはしっかりメモをしたり、あらかじめ疑問に思っていたことを休み時間にも質問に行ったりと意欲的に学習していました。
また、全員が刺しゅう入りの鉢巻きを着用できた他、代表の子はアイヌ模様の伝統衣装を着用できた子もいました。