学校のブログ
【お知らせ】令和3年度「日の出スポーツフェスティバル」の御案内について
保護者各位
千日小第52号 令和3年6月25日
千歳市立日の出小学校 校長 加 藤 敏 幸
向暑の候,保護者の皆様にはますます御健勝のことと拝察いたします。また,日頃より本校の教育活動推進に特段の御理解と御協力を賜り,心から感謝を申し上げます。
さて,下記の添付文書のとおり令和3年度スポーツフェスティバルを開催いたします。現在,子供たちは,テーマ「力を合わせ 全力出しきれ 日の出っ子」の達成に向け,練習に取り組んでいます。
今年度もコロナ対策のため,例年の運動会とは異なる内容での実施となります。子供たちの「安心・安全」の確保のため,御理解と御協力いただきますよう,お願いいたします。
不明な点がありましたら,学校まで御連絡ください。
→R03 スポーツフェスティバル保護者向け案内状.pdf(473KB)
【ブログ】変容を促す
千歳市学校教育基本計画には「学びを支え,つなぐ教育環境の充実」が基本目標として記載されています。
その中の一つとして,「教員の研修の推進」が求められています。
「互いに」
第3学年で,担任団が互いの指導を参観する研修を行いました。
今回は3年1組の担任が算数の指導を行います。
教科書の問題場面の提示の工夫や,
本校での統一指導事項である「課題」の記載,
子どもたちの考えを深める,自力解決の学習活動の場面の設定など,
より良い学びにつながる手立てについて,参観を通して担任同士で学び合います。
放課後は,その指導方法について意見交換をしながら,授業改善の方策を明らかにしていきます。
教員同士での学び合いは,経験年数にかかわらず「授業改善」の大切な手立てです。
「学校指導室」
先日,千歳市教育委員会による「学校指導室訪問」を受けました。
これは,学校教育主事が市内の小中学校を訪問し,学校教育の充実を図る目的で行われています。
今回は,初任段階教員の授業参観と,管理職及び関係職員との協議を行いました。
第2学年
第3学年
第4学年
第5学年
事後の協議では,
「すべての学級で,落ち着いた学習活動が展開されていました。」
「学力向上や生徒指導,若手研修など,組織的な取り組みが素晴らしい。」
との評価の言葉をいただきました。
今後も様々な研修活動・機会を通して,子どもの変容を促す授業改善を推進してまいります。
【ブログ】他学年との協力
スポーツフェスティバルまで2週間を切りました。
日常の学習成果の発表の場として,子どもたちは目標に向かって準備を進めています。
1年生と6年生が,体育で「日の出YOSAKOIソーラン」の学習に取り組みました。
今回は,これまで練習してきた踊りを互いに披露し合います。
6年生,並び方・座り方からお手本を意識します。
1年生の視線を感じながら,これまでの成果を発表します。
真剣なまなざしで見つめる1年生。
発表後は,1年生が感想を伝えます。
「おどりが そろっていました」「ジャンプするところが かっこよかったです」
1年生の言葉に,嬉しそうに拍手で答える6年生。
次は1年生の番です。
6年生の温かいまなざしの中で,精一杯自分のできることを発揮します。
いつも以上に動きも掛け声も大きく,しっかりとできていました。
6年生の反応です。
「初めてなのに,みんなしっかり踊ることができていて,素晴らしかったです。」
「掛け声が大きく,そろっていて,とてもよかったです。」
6年生に褒めてもらって,嬉しそうな表情を見せる1年生。
本番に向けて,さらに意欲を高めることができました。
スポーツフェスティバルでは,競技や実行委員会で異学年と一緒に活動します。
競技や準備を通して,仲間や他学年と協力する態度を育ててまいります。
今日は水曜日。朝読書に取り組みました。
読書の日以外にも,学校図書館司書が読み聞かせを行っています。
4年1組の児童に紹介した絵本は,運動会に関すること。
楽しいお話に,子供たちは大盛り上がり。
「今度は自分も!」と,読書を通して気持ちを高めていました。
ぜひ本番のお子さんの活躍を楽しみに御覧いただければと思います。
【ブログ】科学的な解決
小学校の理科では,問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を育成することが求められています。
「観察・実験」
6年生が「植物の体」の学習を行いました。
植物の体内における水の行方や養分のつくり方などを理解することがねらいです。
今回は,日光を当てたものと当てないものの比較実験を通して,葉のでんぷんのつくりに関する予想を確かめました。
まずは,事前に準備した実験用の葉を採取します。
次に、教室に戻ってでんぷんが作られている様子を確かめます。
お湯につけて葉を柔らかくしてから,エタノールで色素を抜きます。
「きれいな色!」「お茶みたいだ!」
普段は目にすることができない変化に,子供たちは興味津々で取り組みます。
色素をある程度落とすと,最後はヨウ素液に浸して,でんぷんの有無を確かめます。
今回はここ数日の天候のせいか,十分な反応が見られませんでした。
ただし,そのことも含め,予想を確かめるために必要な学習活動となりました。
「理解」
5年生が「植物の発芽や成長」の学習を行いました。
これまでに様々な観察・実験を通して,問題解決の力を養ってきました。
今回は,その力を生かしてまとめの問題に取り組みました。
一つ一つの問題に,真剣に向き合う子供たち。
その後,青葉中学校の理科専科の教員が,子どもたちの解答を確かめていきます。
「この問題の答えはウです。なぜアやイはだめですか?」
「日光が当たっていないからです」
成長に必要なものをしっかりと理解して,発問に答えます。
観察,実験などの結果から導きだした結論を,より妥当性の高いものに更新できたからこそ深い理解となります。
理科の見方・考え方を働かせながら,科学的に解決するために必要な資質・能力をこれからも育んでまいります。
【ブログ】活動と習得
小学校の算数科では,「数学的活動通して」資質・能力を育成することが求められています。
「ブロック」
1年生が「のこりは いくつ ちがいは いくつ」の学習を行いました。
引かれる数が10以内の減法計算の仕方を身に付けます。
まずは引かれる数を見て,その分のブロックを用意します。
「使わないブロックは白にしておくんだよ」担任が操作を指示します。
その後,引く数を担任が示して,子供たちがブロックを操作します。
「答えがわかった人は?」
周りの友達のことを考えて,指で示します。
最後に全員で答えを確かめます。
「2です!」自信をもって答えます。
ブロックを操作して問題を解決する「数学的活動」で,数学的に考える資質・能力が育まれています。
「見当と実際」
3年生が「長い長さをはかって表そう」の学習を行いました。
「およその見当をつける」「長さを実際に測定する」活動を行いました。
まずは,担任から3か所の長さを測ることを聞いて,およその長さの見当をつけます。
子どもたちは,これまで身に付けた「数量感覚」で,長さを予想します。
「1mの長さを思い出しながら,考えてね」
担任からは,既習を生かした見当をつけるように伝えます。
全員で検討を交流した後,実際に長さを測って,数値を読み取ります。
「大体同じだった!」「思ったより短かった…」
あちこちから子供たちの楽しそうな声が上がります。
これらの数学的な見方・考え方を働かせた「数学的活動」も,資質・能力の育成には重要です。
今後も様々な場面で取り組んでまいります。
その後の学習では,1年生では,カードを使って問題を解いたり,
3年生では,プリントを使って知識の確かめをしたりしました。
知識や技能の習得も,重要な学習活動です。
時間を確実に保障して,指導してまいります。